サ -サイーコっすね シ -塩田彰満 -詩人 -ジャン窪 -終戦記念日 ターザンにとっての終戦記念日(というか敗戦日)。 以下、その日の過去日記。 ●2004年8月14日 今日は今から7年前、カミさんと娘が家出した日。8月14日になるとそれを思い出してしまう。 ちょうど8月15日が日本人にとって太平洋戦争の“終戦記念”にあたるとしたら、ボクにとってもある部分“終戦記念日”である。 何が終戦したかというと、それでバツ2になったからだ。このバツ2はその後、ボクにとって大きなトラウマになった。 潜在意識の中で深い傷跡を残したことは間違いない。以後、ここまでボクの人生は、ハンドルさばきがおかしくなった。 狂いっぱなしである。それは今でも目に見えない形で後遺症になっていることは、もう否定しがたいものがある。このボクにしてそうなのだ。 人生は楽天的に生きるべし。オプティミズムこそ、人生における最大の知恵だと言ってきたボクが思わぬところで落とし穴にはまってしまったというわけである。 それで逆にボクはあらたな自由を得たことも言っておきたい。それについては彼女(元のカミさん)には感謝している。 ●2005年8月14日は記述無し ●2006年8月14日 今日、8月14日は今から9年前の1997年、カミさんと娘とネコ11匹が突然、家を出て行った日なのだ。あれ以来、ボクの人生は激変した。 その前年の1996年、50歳の時、ベースボール・マガジン社を退社したことに続くボクにとっては大きな事件だった。 まあ、今となってはすべてをギャグにするしかない。それしかボク自身の自己回復作用はなかったからだ。 ●2007年8月14日 今日は実をいうとカミさんと娘が家出してからちょうど10年目なのだ。その記念すべき1日というわけである。あれからもう10年が経ってしまったのだ。 私は乾杯がわりに「あしたはさあ、カミさんと娘が逃げた日なんだよね」と言ったら、みんな大笑いした。おじいさんは私にこう言った。 「あんたの奥さんはねえ、ウチは旦那が帰ってこないので、母子家庭みたいなもんなんですと…」 ●2008年8月14日 8月14日といえば今から11年前、別れた前のカミさんと娘が、黙って家を出て行き、そのままいなくなってしまった日。 もう、あれから11年も経ったのだ。何もこんなくそ暑い日を選んで逃げなくてもいいのに・・・。完全にあれは“負の記憶”として私のトラウマになった。 よく、あんなことをしてくれたよな。ホント、地獄に落ちろである。まあ、それは冗談だが・・・。さよならだけが人生さ。 -狩猟民族 -シンジロー ス -鈴木健 -スーパーカップ セ -セレブ文章講座 ソ -