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    <title>涼宮ハルヒの百合@まとめwiki</title>
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    <description>涼宮ハルヒの百合@まとめwiki</description>

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    <dc:date>2017-09-10T15:39:34+09:00</dc:date>
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    <title>みくる×ハルヒ　朝比奈みくるの誘惑</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/111.html</link>
    <description>
      
&lt;div style=&quot;line-height:1.2em;font-family:monospace;&quot;&gt;
&lt;p&gt;「みくるちゃぁ～ん！　今日はこんな服着てみない？」&lt;br /&gt;
　そう言いながら、涼宮さんが際どい衣装をわたしに着せようとした。&lt;br /&gt;
「ひ～ん、やめてください～」&lt;br /&gt;
　その余りの際どさに、わたしは抵抗した。&lt;br /&gt;
「あら、そう。じゃ、いいわ」&lt;br /&gt;
　……へ？&lt;br /&gt;
　あれ、おかしいな。いつもなら、&lt;br /&gt;
「四の五の言わずに、さっさと着る！」&lt;br /&gt;
　とか何とか言われて、強制的に服を脱がされ着替えさせられるのに。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「みくるちゃ～ん！　今日はこんな服着てみない？」&lt;br /&gt;
　そう言いながら、翌日、涼宮さんがまた際どい衣装をわたしに着せようとした。&lt;br /&gt;
「え、遠慮します～」&lt;br /&gt;
　その余りの際どさに、やっぱりわたしは抵抗した。&lt;br /&gt;
「そう……じゃ、いいわ」&lt;br /&gt;
　……あれ？&lt;br /&gt;
　その日もやっぱり涼宮さんは、あっさり引き下がった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　そんなやり取りが一週間繰り返された。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「みくるちゃん……　今日は、こんな服……　着てみない……？」&lt;br /&gt;
　そう言いながら、涼宮さんが恐る恐る、際どい衣装をわたしに着せようとした。&lt;br /&gt;
「お断りします」&lt;br /&gt;
　わたしはきっぱりはっきり拒否した。&lt;br /&gt;
「そ、そう……　じゃあ……　いいわ……」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは、未練たらたら、といった風情で引き下がった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　…………&lt;br /&gt;
　おかしい。この一週間ずっと繰り広げられた光景だけど、何かがおかしい。&lt;br /&gt;
　初日は、いつもの軽い感じだった。わたしはいつもどおり断った。涼宮さんはあっさり引き下がった。&lt;br /&gt;
　翌日は、少し真面目な感じがした。わたしは少し真面目に断った。涼宮さんは少し残念そうに引き下がった。&lt;br /&gt;
　今日は、恐る恐るという感じだった。わたしはきっぱりと断った。涼宮さんは名残惜しそうに引き下がった。&lt;br /&gt;
　何というか、彼女の様子がいつもの調子じゃない。団員をグイグイ引っ張っていく、リーダーシップ溢れる団長じゃない。しかも今日は、縋るような目付きというおまけ付きだった。&lt;br /&gt;
　……そんな目で見られたら、何だか断ってるわたしが悪いみたいじゃないですか。&lt;br /&gt;
「あの……着てみましょうか？」&lt;br /&gt;
　ああ、言っちゃった。折角引き下がってくれてるのに。&lt;br /&gt;
「え……ほんと？　ほんとに着てくれるの!?」&lt;br /&gt;
『ぱあっ』という擬態語がぴったりな明るい表情で問い直された。笑顔が眩しい……&lt;br /&gt;
「この部室内だけでなら……」&lt;br /&gt;
　これがギリギリの妥協点。他人の視線がないのなら、こんな格好してみるのも良いかな、なんて、最近は思っているから。何だか、すっかり涼宮さんに染められちゃったな。&lt;br /&gt;
　喜色満面の涼宮さんから着方の指示を受けて、わたしは着替えることにした。&lt;br /&gt;
「あの、涼宮さん？」&lt;br /&gt;
「何？」&lt;br /&gt;
　物凄く視線を感じる。&lt;br /&gt;
「何でそんなに、じっと見詰めてるんですか？」&lt;br /&gt;
「え……あたし、そんなにじっと見てた？」&lt;br /&gt;
　穴が明くほどじっと見てました。&lt;br /&gt;
「あー、あはは……　いや、ほら、みくるちゃん、スタイル良いからさ」&lt;br /&gt;
　そんなものなんだろうか。&lt;br /&gt;
　何となく釈然としない思いで、取りあえず着替え終わった。姿見がないので分からないけれど、相当すごい格好なんだろうな。&lt;br /&gt;
「やっぱり思ったとおり、みくるちゃんにはよく似合うわね！　ん？」&lt;br /&gt;
　わたしの周りを一周してチェックしていた涼宮さんは、背中側に廻った時に、何かに気付いたようだった。&lt;br /&gt;
「あら、ジッパーが上がりきってないわよ」&lt;br /&gt;
「そこは、手が届かないんです」&lt;br /&gt;
「ならあたしが上げてあげるわよ。……あれ？　結構硬いわね……」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは、わたしの背中の辺りで何やらカチャカチャやっている。引っ掛かっているのか、ジッパーが上がらないらしい。&lt;br /&gt;
「おかしいわね……よっ、ほっ、はっ」&lt;br /&gt;
「あの、涼宮さん」&lt;br /&gt;
「よっ……ん？　何？」&lt;br /&gt;
「あの、手が……ずっと、その……お尻に当たってるんですけど……」&lt;br /&gt;
　当たっている、というよりは、掴んでいる、と言ったほうが正確かもしれない。&lt;br /&gt;
「ちょうど手を置くのに良い場所だからよ。んん、ジッパーが上がらない……こら、みくるちゃん、暴れるんじゃないの！　っとっと……」&lt;br /&gt;
　お尻のくすぐったさに思わず身をよじったら、はずみで涼宮さんの手が滑って服が脱がされ、わたしの胸が露になってしまった。&lt;br /&gt;
「きゃぁー」&lt;br /&gt;
　わたしは思わず声を上げて、胸を抱えてへたり込んだ。&lt;br /&gt;
「何よ、女同士なんだし、そんなに恥ずかしがることないじゃない」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは、口をアヒルのように尖らせて言った。&lt;br /&gt;
「それは……」&lt;br /&gt;
　この際、言ってみるか？　わたしは、何故かこの時、強気にそんなことを考えていた。&lt;br /&gt;
「涼宮さんの、視線が、いやらしいからですっ！」&lt;br /&gt;
　わたしの、かつてないほどの明確な指摘に、涼宮さんは目を丸くした後、一転、不敵な笑みを浮かべた。&lt;br /&gt;
「へえ……それは面白い意見ね。あたしの視線の、どこが、いつから、いやらしいって言うの？」&lt;br /&gt;
　何故か強気のわたしは、ここぞとばかりに指摘した。&lt;br /&gt;
「全部、最初から、です！」&lt;br /&gt;
　初めて出会った時。涼宮さんの目はわたしの胸に釘付けだった。無理やり着替えさせられたのはしょっちゅうだった。胸を揉まれた事もあった。その時の彼女の目は……好奇とそれ以外の何かが入り混じっていた。&lt;br /&gt;
「なるほど。それで？　みくるちゃんは、どうしたいわけ？」&lt;br /&gt;
「どう、って言われても……」&lt;br /&gt;
　いやらしい目で見るのをやめてください。&lt;br /&gt;
　この一言が、どうしても言えなかった。&lt;br /&gt;
「みくるちゃんが言うように、あたしの視線がいやらしいとして。みくるちゃんはそれをどうしたいの？　言ってみなさいよ」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは不敵な笑顔で、わたしを試すように言ってきた。わたしは、どうしたいのだろう？&lt;br /&gt;
「さあ、どうしたいのかな～？　んん？　どうしたいの？」&lt;br /&gt;
　わたしは……わたしは……&lt;br /&gt;
「……でください」&lt;br /&gt;
「え？　何？　聞こえない」&lt;br /&gt;
　わたしは意を決して言った。&lt;br /&gt;
「意地悪しないでください！」&lt;br /&gt;
　わたしは声を張り上げていた。いけない。これはわたしのキャラクターではない。だけど……取り繕うことができなかった。&lt;br /&gt;
「いつもいつもいつも！　わたしに恥ずかしい格好させて！　どうせわたしのことは、便利な着せ替え人形としか思ってないんでしょう!?　涼宮さんなんか……」&lt;br /&gt;
　だめ。これ以上言ったら、関係が壊れてしまう。なのに、わたしの口は止まらない。このままじゃ禁則事項に……&lt;br /&gt;
「大っ嫌い!!」&lt;br /&gt;
　発言できてしまった!?　そんなばかな！　これが『禁則事項』じゃないなんて!!&lt;br /&gt;
　動揺したせいなのか、言えた事に気を良くしたのか。わたしはこれまで蓄積した思いをぶちまけていた。&lt;br /&gt;
「ビラ配りの時も、野球の時も！　わたしはあんな格好で表に出たくなかった！　それなのに無理やり着替えさせて！　あんな格好……」&lt;br /&gt;
「…………」&lt;br /&gt;
「涼宮さんだけにしか見せたくなかったのに!!」&lt;br /&gt;
「!?」&lt;br /&gt;
　……あれ？　ちょっと待って。わたしは何を口走っているんだろう!?　わたしはとんでもないことを発言してしまったことに気付き、慌てて口を押さえた。でも、もう遅い。涼宮さんも固まってしまっている。&lt;br /&gt;
「あ、あの、えと、これは、その……あうあうあう！」&lt;br /&gt;
　早く発言を取り消さないと！&lt;br /&gt;
（今のは寝言というか、血迷ったというか……とにかくその！　忘れてください!!）&lt;br /&gt;
　ぱくぱくぱく。&lt;br /&gt;
　わたしは発言できなかった。……これが、『禁則事項』だというの!?　ありえない！&lt;br /&gt;
「……みくるちゃんのこと、好きだから。　……って答えじゃ、だめかな？」&lt;br /&gt;
　……はい？&lt;br /&gt;
　涼宮さんが、何かとんでもないことを言い出した。口元を手で押さえながら、わたしからは視線を逸らして。&lt;br /&gt;
「みくるちゃんが凄いことぶっちゃけたから、あたしもぶっちゃけるわ。だから、その前に……」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは、少し頬を赤らめて、&lt;br /&gt;
「その胸、仕舞ってくれるかしら。目のやり場に困るから……さ」&lt;br /&gt;
　言われて気が付く。わたしは胸を隠すことも忘れて、とんでもないことを口走っていた！&lt;br /&gt;
「あわわわわわわ……」&lt;br /&gt;
　わたしは慌てて服を着直す。……背中のジッパーは上がってないけど。&lt;br /&gt;
「……恥ずかしいから一回しか言わないわよ。だからよく聞いてね」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは、わたしが服を着直したことを確認すると、わたしの目を見つめて言った。&lt;br /&gt;
「あたしは、好きな人には可愛い格好をして欲しいと思ってる。それで、周囲に見せびらかして自慢したいと思ってる」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは真剣だった。&lt;br /&gt;
「でも、みくるちゃんはそういうのが嫌なんだったら、もうやめる」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは目を伏せた。&lt;br /&gt;
「あたしの好きな娘はこんなに可愛い娘なんだって、自慢したかった。好きだから、ついつい視線も向いてしまった。でも、それももう終わり。みくるちゃんに嫌われるくらいなら、我慢する。残念だけど……」&lt;br /&gt;
　やっぱりおかしい。涼宮さんがしおらしい。こんなの、わたしの涼宮さんじゃない……&lt;br /&gt;
「今まで悪かったわね、嫌な思いさせて。でも、決して意地悪してたわけじゃないわ。そこだけは分かって欲しいかな」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは力なく笑った。&lt;br /&gt;
　……だめだ。わたしは、こんな涼宮さんの顔は見たくない。&lt;br /&gt;
「……だけなら」&lt;br /&gt;
　こんなことを言ってしまうわたしは、どうかしているのかもしれない。&lt;br /&gt;
「涼宮さんにだけなら、どんな格好させられても、いいです」&lt;br /&gt;
　涼宮さんの目が光った、ように見えた。&lt;br /&gt;
「涼宮さんの前でだけなら、どんな格好でも、わたし、恥ずかしくありません！」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは、わなわなと全身を震わせて、&lt;br /&gt;
「……よく言ったわ、みくるちゃん！　その言葉に二言はないわね!?」&lt;br /&gt;
　今までの神妙な面持ちから一転して、太陽のように眩しい笑顔になった。&lt;br /&gt;
「やっぱりみくるちゃんなら、そう言ってくれると思ってたわ！　好きよ、みくるちゃん、大好き！　愛してる!!」&lt;br /&gt;
　そう言うと涼宮さんはわたしに抱き付いてきた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　はめられた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　これまでの一週間も、今日の神妙な面持ちも、全部、涼宮さんの演技。わたしに『どんな格好でもする』と言わせるための演技。&lt;br /&gt;
「これからは、もっと過激な衣装にも挑戦するわよ～！　ああ、どんなのを着せてあげようかしら！」&lt;br /&gt;
　でも、わたしは、そんなことはもうどうでも良かった。自分の気持ちに気付いてしまったから。わたしは、抱き付いている涼宮さんの頭を抱き締めた。&lt;br /&gt;
「うわあ、みくるちゃんの胸、柔らかい……っぷ！　ちょ、ちょっと、みくるちゃん！　苦しい……！」&lt;br /&gt;
　しっかりと抱き締めたものの、涼宮さんに凄い力で引き剥がされた。さすがに腕力では敵わないな。&lt;br /&gt;
「はあ、はあ……どうしちゃったのよ、一体……」&lt;br /&gt;
「わたし、言いましたよね？　涼宮さんの前でだけなら、どんな格好でも、恥ずかしくない、って」&lt;br /&gt;
「？　みくるちゃん？」&lt;br /&gt;
　わたしは黙って服を脱いだ。涼宮さんの大きな目が、更に大きく見開かれる。&lt;br /&gt;
「どんな格好でも、というのは、つまり、そういうことなんです」&lt;br /&gt;
　わたしは下着を一気に引き下ろした。涼宮さんの顔が、見る間に真っ赤に染まった。&lt;br /&gt;
「ちょ、ちょちょちょちょ、ちょぉっと、みくるちゃん！　ままま、まずはおちけつ！」&lt;br /&gt;
　落ち着くのはあなたの方です、涼宮さん。&lt;br /&gt;
　さすがにこんな事態は想定していなかったのか、思いっきり焦る涼宮さん。うふ、可愛いな。&lt;br /&gt;
「……わたし、自分の気持ちに気付いちゃいました」&lt;br /&gt;
　ずいっ、とわたし（全裸）が一歩前に出るたびに、じりっ、と涼宮さんが一歩下がる。&lt;br /&gt;
「わたし、涼宮さんのこと……」&lt;br /&gt;
　わたしが更に一歩踏み出すと、涼宮さんは後ずさって壁にぶつかり、そのままへたり込んだ。&lt;br /&gt;
「好きです。大好きです」&lt;br /&gt;
　わたしは涼宮さんの前に跪くと、最後の言葉を言った。&lt;br /&gt;
「……愛してます」&lt;br /&gt;
　そう言うと、わたしはへたり込んだ涼宮さんを抱き締めた。もう離さない。&lt;br /&gt;
「あああ、あの、あの、みくるちゃん！　その、好きになってくれるのは嬉しいけど！」&lt;br /&gt;
　涼宮さんは、わたしを引き剥がすことも忘れて、上ずった声を上げた。&lt;br /&gt;
「ととと、取りあえず、服を着てくれないかな？　かな？」&lt;br /&gt;
　動転して、呂律が怪しくなってる。ああ、本当に可愛いな。&lt;br /&gt;
「こういうのは、その、やっぱり良くないと、そう、思うわけなのであってね？」&lt;br /&gt;
「……それは、わたしも涼宮さんも女の子だから、ですか？」&lt;br /&gt;
　余りに根本的な質問に、再び涼宮さんは固まった。&lt;br /&gt;
「『愛してる』って言ってくれたのに。あの言葉は、嘘、だったんですか？」&lt;br /&gt;
「あああ、あれは、その、何ていうか、言葉の綾？」&lt;br /&gt;
「……やっぱり、嘘だったんだ……」&lt;br /&gt;
「ち、違う！　そうじゃなくて！」&lt;br /&gt;
「…………」&lt;br /&gt;
　涙目になっている涼宮さんをたっぷり見つめた後、わたしは、&lt;br /&gt;
「な～んちゃって☆」&lt;br /&gt;
　と、満面の笑顔を涼宮さんに向けた。&lt;br /&gt;
「……はへっ!?」&lt;br /&gt;
　案の定、呆気にとられた顔をしている。&lt;br /&gt;
「うふふ、どうでした？　わたしの演技。かなり迫真の演技だったと思うんですけど」&lt;br /&gt;
「!?　!?　!?」&lt;br /&gt;
「でも、涼宮さんも、いきなり全裸で迫られると、やっぱり驚くんですね」&lt;br /&gt;
「あ、あー、あ？　ああ。つまり、これは、ええと？　あたしは、みくるちゃんの演技にすっかり騙されたってこと??」&lt;br /&gt;
　わたしはウィンクを一つ。&lt;br /&gt;
「さっきの涼宮さん、とっても可愛かったですよ。うふふ」&lt;br /&gt;
　涼宮さんはまだ混乱しているようだったけど、何とか自分を納得させようとしていた。&lt;br /&gt;
「そ、そうよね。みくるちゃんが、いきなりそんな、ありえないわよね。うんうん、違いない……」&lt;br /&gt;
　あのまま迫ると涼宮さんが壊れてしまいかねなかったので、わたしは助け舟を出したのだ。憔悴しきった涼宮さんは、ヨロヨロと机にしがみつきながら、やっとの思いで立ち上がった。&lt;br /&gt;
　わたしはメイド服に着替えながら、&lt;br /&gt;
「今度はどんな格好させてくれるんですか？　楽しみにしてますね☆」&lt;br /&gt;
「え、あ、ああ、任せなさい！　みくるちゃんに似合うような、飛びっきり可愛いの着せてあげるから！」&lt;br /&gt;
　わたしは笑顔を湛えたまま、すっと低い声で、&lt;br /&gt;
「……涼宮さんの前でだけなら、どんな格好でもしますから」&lt;br /&gt;
　と、涼宮さんの耳元で囁いた。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　焦る必要はないんだ。これからいくらでも、二人きりになる機会が訪れる。そうやって少しずつ距離を近付けていけばいいんだ。そう考えると、今後どんな衣装が用意されるのだろうかと、少し楽しみになってきた。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　彼女に捧げるための、ファッションショー。&lt;/p&gt;
&lt;p&gt;　それはそのまま、わたしが涼宮さんを誘惑する、目くるめく舞台となるんだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
「ほんとうに、楽しみですね」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;
　再び床にへたり込んだ涼宮さんを後目に、わたしは水を汲みに出掛けた。&lt;/p&gt;
&lt;/div&gt;
    </description>
    <dc:date>2017-09-10T15:39:34+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/79.html">
    <title>みくる×ハルヒ　朝比奈みくるの卒業</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/79.html</link>
    <description>
      　この国において、春は別れと出会いの季節であることは、現在ではあくまで年度区分の都合上のことであって、取り立てて浪漫的又は叙情的な特別の理由があるわけではない。 
　それでもこの季節になると、各地で別れと出会いが生まれ、その数だけ涙と笑顔が生まれることは事実である。 
　そんな数多くの涙の一つが、このごくありふれた地方都市に所在する県立高等学校でも生まれようとしていた。麗らかな春の日差しに照らされて、制服に身を包んだ若者達が集まっている。 
　県立北高等学校卒業式。
　若者達を新天地へ送り出す儀式が始まろうとしていた。もっとも、中には新天地ではない場所へ向かう者も含まれていたが。 

「なんか信じられないわね。みくるちゃんがいなくなっちゃうなんて」 
　今やこの北高で、知らなければモグリとまで言われるほど有名な存在となった、ＳＯＳ団団長・涼宮ハルヒ。彼女は「これも団長の務め」と、団員・朝比奈みくるを卒業式後、部室に呼び出していた。 
「そうですね……涼宮さんに出会ってからの日々は、あっという間に過ぎてしまいました。何だか、涼宮さんに連れられてこの部室に初めて来た日のことが、ついこの間のことみたいに感じます」 
　みくるは、窓に向かって遠い目をしているハルヒに、肩越しに答えた。 
「あれから、もう２年近く経ったんですねえ……」 
　みくるはここに来るまでに、友人との語らいに笑い、男子在校生一同の男泣き混じりのエールに苦笑し、ハルヒ以外のＳＯＳ団員から送られた祝福の言葉に涙していた。 
　ハルヒを除くＳＯＳ団員は、皆みくるの正体を知っている。そして、この後帰る場所も。 
　朝比奈みくる――未来から来た観測員。その行く先は、元居た未来。彼女を送り出した彼らとは、ここで最後の別れとなる。 
　この時間平面の光景も、これで見納め――同じく窓の外を遠い目で見ながら感慨にふけるみくるに、振り返ったハルヒが近付く。 
「このでっかい胸も、もう揉み納めかぁ」 
　つんつん 
「あひぃん、やめてください～」 
　ハルヒの指は、的確にみくるの乳首をつついていた。みくるは一気に現実の世界に引き戻された。 
「この胸を独り占めできなくなるのかと思うと、寂しいわ」 
「そんなぁ、あたしは胸だけの女なんですか？」 
　身をよじってハルヒの攻撃から胸を隠すみくるを、ハルヒは微妙な視線で見つめた。 
「…………」 
「そ、その沈黙は何ですか……？　ひ、ひどい！　あたしのこと、そんな風に見てたんですね!?」 
　みくるの抗議にハルヒは答えず、無言でみくるに抱き付いた。その肩は震えている。 
「え、あの、涼宮さん？」 
「……やっぱり、無理」 
「へ？」 
「みくるちゃんを笑顔で見送るなんてできない」 
　ハルヒは涙声になって言った。 
「……もう二度と、みくるちゃんには会えないんでしょ？」 
　みくるは驚愕した。 
「な、何でそんなことを!?」 
「卒業後の進路は外国の大学ってなってるじゃない」 
「そ、そりゃ、確かにそうですけど、だからって二度と会えないってわけじゃ……」 
「行き先はカナダってことになってるけど、ほんとはもっとずっと遠いとこ行くんでしょ」 
「え、う、あう……」 
　みくるは、表向きはカナダの大学に進学することになっているが、それは偽装であって、フェードアウトするように消息を絶ち、未来へ帰る算段になっていた。 
「…………」 
　ハルヒは無言でみくるの瞳を見つめていた。 
「や、でも、ほら、ちゃんと手紙とか送りますし、その、たまには帰国したりとか……」 
「『この』みくるちゃんには、もう会えないんでしょ？　会えるのは、『もっと未来の』みくるちゃんじゃないの？」 
「!?」 
　みくるは硬直した。 
「え、あの……それってどういう……？」 
「…………」 
　激しく狼狽するみくるをじっと見つめるハルヒ。その表情が悲しげなものに変わった。 
「……だめねえ、みくるちゃん。やっぱり否定しなかった」 
「……え!?」 
「たまに帰国した時って言ったら、つまりは、今より未来でしょ？　ということは、その時に会えるのは、今より未来のみくるちゃんになるのは当たり前じゃない」 
「……あ。」 
「そんな当たり前の問いなのに、そのうろたえよう。つまり、二度と会えないことは本当で、しかも、どうやらそれは『未来』に関係することらしいってことが、今の態度で明らかになったということよ」 
「あ、あ、あ……」 
　みくるは後ずさりした。 
「す、す、涼宮さん……あなた、一体どこまで知って……？」 
　ハルヒは真っ直ぐにみくるの瞳を見据えて言った。 
「『禁則事項』よ」 
「!?」 
　みくるは腰を抜かしてその場にへたり込んだ。驚愕のあまり、声を出すことさえままならない。ハルヒは、そんなみくるを悲しげな表情で見下ろした。 
「……その反応を見る限り、どうやら当たらずとも遠からず、って域を超えてるようね」 
　ハルヒは、声も出せずに目を白黒させてただ口をぱくぱくさせているみくるに歩み寄ると、跪いて抱きついた。 
「あたし、待ってるから」 
　静かに、しかしはっきりと言った。 
「みくるちゃんがこの部室を出た後も、ここでずっと待ってるから」 
　みくるを抱くハルヒの力が強くなった。 
「いつか必ず会いに来て」 
　みくるはどう答えて良いか分からなかった。ハルヒの真意を量りかねる。 
　ハルヒは一度みくるを離すと、みくるの瞳を見つめて言った。 
「『また、部室で』。いつか必ず。また会いましょう」 
　そこまで言うと、ハルヒは立ち上がり、みくるに背を向けて団長席近くの窓辺に向かった。 
「さよなら、みくるちゃん」 
　その背中に何も言えなくて、みくるは、ただ「お元気で」と言い残し、部室を後にするしかなかった。 
　念のため未来に問い合わせてみたものの、やはり指示は変わっていなかった。当初の予定通り、朝比奈みくるはこの時間平面を辞し、本来の時間平面に帰還することが決まっていた。 
「さよなら、涼宮さん……」 
　ハルヒをずっと待たせることになる事実に罪悪感を感じながらも、みくるは帰途につくしかなかった。自分の『本当の』居場所に帰るために。 
「皆さん、お元気で……」 
　いつの時代も、別れは寂しい。ましてそれが、二度と会えない別れなら尚更。 

----

　人気のない廊下は、自分の足音がよく聞こえる。歩調が乱れれば、すぐに分かる。今の自分は、一定の速度で歩いていると思う。早過ぎず、遅過ぎず。強過ぎず、弱過ぎず。足音からは、何の意図も個性も感じられないと思う。そのように訓練してきた。 
　ドアの上を見上げる。元から付いている表示板の下に、手書きの紙が貼り付けてある。 
『文芸部』『ＳＯＳ団』 
　ノックはしなかった。室内には一人だけ。 
　その人は、机の上に胡坐をかいて窓の外を見ていた。 
「……余り待たせてはいないつもりだけど、待たせちゃったかな？」 
　待ち合わせの第一声としては、及第点であれば良いと思う。 
「……そんなには待たされてないわ」 
　その人は窓の外を見たまま答えた。わたしはその人に近付く。 
「振り返らないわよ」 
　足が止まる。 
「……泣き顔を見られたくないんだったら、窓に映ってよく見えるけど？」 
　その人は涙を指で拭った。 
「……あたしに見られたら、色々とまずいんじゃないの？　『朝比奈さん』」 
　思わず額に手を当てる。 
「参ったなぁ……どこまで知ってるのかしら、あなたは」 
「『禁則事項です』」 
　苦笑するしかなかった。 
「よく考えたら、その台詞、あなたに言ったことない気がするのよね。どこで知ったのかしら」 
　その人に近付く。 
「想像に任せるわ」 
　後ろから抱きしめた。 
「あなたにはどんな隠し事も無駄なことかな、やっぱり」 
　その人は、前に回したわたしの手に、自分の手を重ねてきた。 
「だから、素直に言います。涼宮さん。ずっと会いたかった」 
　あの時は、彼女に触れられることは幾度もあったが、わたしから彼女に触れることはどれだけあっただろう。 
「今のみくるちゃん、いや、『朝比奈さん』は、さぞ立派になったんでしょうね」 
　『朝比奈さん』。あの時は、彼女からそう呼ばれたことは一度もなかった。 
「どうぞ、『みくるちゃん』と呼んでください。あなたが遥か上の先輩であることに、変わりはないんですから」 
「……良いの？　そこまで言って」 
「隠しても無駄なことを敢えて隠し通そうとは思いません」 
「あんたがそう言うんなら、別に気にしないことにするわ」 
　さして気にした風ではない声で、彼女はそう言った。 
「『わたし』にとっては、随分懐かしい人ですけど、涼宮さんにとっては、『わたし』は……」 
「あたしのことは、名前で呼んで」 
「え？　でも……」 
「あたしも名前で呼ぶからさ」 
　名前で、か。もしそれが本当に叶うならば、とてもうれしい。 
「……分かりました」 
「あ、でも待って」 
「？」 
「よく考えたら、あたしは知らないじゃない、名前」 
「え、だから『みくるちゃん』と……」 
「違う、そっちじゃなくて。『本当の名前』よ」 
「あ……！」 
　彼女は勝ち誇った声で言った。 
「はっはーん。その反応を見ると、やっぱり偽名だったみたいね」 
「！　……あ、えと……」 
「まあ、ほぼ確信してたけど、やっぱり本人から証言を引き出さないとね」 
「やっぱり敵わないなあ……」 
　頬を掻くしかない。 
「というわけで、白状しちゃいなさい！　本名！」 
　溜め息を一つ吐く。 
「……隠し通すのは無理みたいですね。分かりました。わたしの本当の名前は――」 
　この時間平面の人間に、初めて正しい名前を名乗った。ついでに本当の年齢も。 
「ふーん。そういう名前なんだ。あと、年齢はノーコメントよ」 
　『名前なんか記号に過ぎない』という人もいるけれど、それは違うのだと思う。 
　頬と頬が密着するくらいすぐそばにいるのに、お互いに直接顔は見ないで、窓に映る表情を見ている。片や初対面。片や久しぶりの再会。触れる肌と肌の間に、文字通り時空を隔てる壁がある。そんなぎこちない二人の関係。 
　それが本当の名前を名乗っただけで、こんなにも距離が近く感じられる。ましてや本当の名前で呼ばれたら。 
「じゃあ、まずはあんたから名前で呼んでよね」 
「はい」 
　太古から、人は『名前』に特別な意味を見出してきた。それは呪術がまかり通っていた、無知と迷信の時代の風習、と切り捨てることはできない。なぜなら、その当時も、わたしが暮らす本来の時間平面でも、人間の構造そのものは変わっていないから。太古の人も、わたしも、同じように、喜びに沸き、怒りに震え、哀しみに涙し、楽しさに笑う。人間は何も変わっていない。 
　わたしは万感の思いを込めてこう呼ぶ。『涼宮さん』ではない、この名前を。 
「ハルヒ……」 
　言った。ついに言えた。わたしが彼女と過ごしていた時には、決して口にすることができなかった名前を言えた。 
　そして、次はわたし。彼女と過ごしていた時には、決して呼ばれることがなかった、呼ばれるはずがなかった名前で、呼ばれる。 
「じゃあ――」 
　落ち着け、わたし。『心臓が口から飛び出そうな』という形容詞がぴったりなくらい、わたしの鼓動が高鳴っている。 
「行くわよ――」 
　落ち着け。次に彼女の口から出る言葉を聞き逃すな。彼女の口が開く。 
「――みくるちゃん！」 

「って、あら？　そこまでオーバーリアクションしなくても……」 
　わたしはずりずりと彼女の体をガイドに滑り、床に突っ伏していた。 
　ひどい。ひどすぎる。あんまりだ。わたしの、この極限まで高まった期待をどうしてくれるの。 
「ごっめーん。まさかそこまで全力で落胆するほど重大なことだとは思わなかったわ」 
　彼女はかんらかんらと、実に良い顔で笑っている。 
「大人になってもやっぱりかわいいから、ちょっとからかってみたくなってさ」 
　本当に彼女は昔と変わっていない、と思って、わたしは今、その『昔』に来ていることを思い出した。今目の前にいる彼女は、その当時の彼女なのだ。変わっていようはずがない。変わっているとすれば、むしろわたしの方。 
「よっ、と」 
　わたしは彼女に少々乱暴に引き起こされた。 
　拗ねて顔を伏せていると、顎に手を添えられ、ぐいっと正面を向かされる。ほぼ同じ高さにある、彼女の顔が間近にあった。 
「そんなに拗ねないでよ、――」 
　わたしは不意に真顔になった彼女に本当の名前で呼ばれ、同時に強く抱き締められた。 
「ん……」 
　急展開に次ぐ急展開に付いていけず、わたしの意識は朦朧とし始めている。そこに止めが刺された。 
「あなたに『も』、会いたかった。すべてを知っている『あなた』に」 
　彼女に真顔で囁かれた。彼女は知っていた。わたしのことを、ずっと前から。 
「ずっと、会いたかった……」 

　彼女の言葉に、わたしの腰は砕け散った。     </description>
    <dc:date>2009-08-19T11:00:11+09:00</dc:date>
    <utime>1250647211</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/117.html">
    <title>長門×みくる 朝比奈ミクルの百合</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/117.html</link>
    <description>
      [[ハルヒ＋みくる＋長門　ハルヒの猛進]]の続きです。
(長いので[[小ネタ]]でなくエロなしSSに収録)

&amp;bold(){「涼宮ハルヒの溜息」のネタバレが含まれます。未読未見の方はご注意ください}










みっみっみらくる～♪ 

女性出演者全員の合唱による、「恋のミクル伝説ver2.0」が、試写室(つまり、文芸部室だ)に 
響き渡った。 
わたしは去年の文化祭以来、音楽がそれなりにできることになっていたので、即興でアルトのパートを
歌わされたものだ。 
わたしは、暗幕の作る闇に紛れてしっかりとわたしの手を握っている、朝比奈みくるの手を握りかえしながら、この映画第二弾撮影のことを思い出していた。 

わたしはユキ・ナガト。 
この全寮制の女子校に来るまでの記憶はない。気が付いたら、わたしはその寮の個室と学園を往復する日々を送っていた… 

「うん、そのモノローグ、なかなかいいわよ」 
涼宮ハルヒが、借り物のPCMレコーダを振り回しながら言った。放送室から強奪同然にかり出してきたものであることは言うまでもない。 
「じゃあ、そのまま、ユキとミクルの出会いのシーン撮影するわよ」 
涼宮ハルヒは、わたしと朝比奈みくるに、一つずつ紙袋を配る。持った感じから、おそらく服だろう。 
「ひゃぁ」 
朝比奈みくるが、嫌そうな声を、それでも涼宮ハルヒに気を遣ってかちいさく上げた。 
なにせ、朝比奈みくるは去年、バニーガール、露出ウエイトレス、と衣装でさんざんな目に遭っているのだ。 
それはトラウマにもなるだろう。 
「今回の衣装よ、さあ、二人が着替えるから古泉君とキョンは出て行きなさい」 
涼宮ハルヒは、男性陣を部室から追い出す。 
朝比奈みくるは、紙袋からその中身を取り出した。 
「…普通ですね」 
「なに？みくるちゃん、ひょっとしてバニーのほうがよかった？着たいものがあれば今のうちに言いなさい」 
「そんなことないです、これが着たいですぅ」 
白のブラウス、黒のタイトスカート、ブラウンのパンティーストッキング、ハイヒール。 
偶然とはいえ、見事なまでに、彼女の異時間同位体の服装だった。 
「今回朝比奈ミクルは、前回ミクルビームで次元の断層に吹き飛ばされて行方不明になった悪い魔法使いが、ある全寮制の女子校の生徒になっていることを知り、教師としてその学園に潜入するのよ」 
「ということはまさか…」 
本にあるような凝った表現をすれば、自分の死刑が執行されることを確認する死刑囚のように、朝比奈みくるは上目遣いに涼宮ハルヒを見た。 
「みくるちゃん、察しがいいわね。もちろん、女教師朝比奈ミクルの正体は未来からやってきた戦うウエイトレスさんよ」 
その時の朝比奈みくるの顔を見て、わたしは、「かわいそう」という感情を理解できたような気がした。 

一方のわたしの衣装は、 
「白のセーラー服、赤いスカーフ、崑のプリーツスカート、白のニーソックス」 
確認する。オーソドックスな衣裳だが、スカート丈は短い。 
「どう？最初は光陽台の制服を調達するつもりだったけど、本屋で見たアニメ雑誌の表紙にこんなのがあって、有希に似合いそうだからこれにしてみたの」 
紙袋には、まだ何かが入っていた。 
「逆ナイロールの眼鏡」 
「そう。有希が前にかけていたのとは違う感じにしてみたわ。悪い魔法使いだった記憶を失ったユキ・ナガトは内気な文学少女になっていて、それ故に、新任の女教師朝比奈ミクルを敵とも思わず、恋してしまうのよ」 
それを聞いていた朝比奈みくるの顔がどんどんと赤くなる。何故わたしを見ているのだろうか。 
「どうしてそうなるんですか～」 
めずらしく、わたしは朝比奈みくると同じ意見を持った。

「シーン3、スタート」 
超監督兼超カメラマン兼超助監督が、撮影開始を告げた。 
場所は涼宮ハルヒのクラスの教室。撮影許可は取っていないとのことだ、 
わたしは涼宮ハルヒの席で、カバーを掛けた四六判の本に目を落としていた。 
ふと本から目を上げ、窓の外の遠くに目をやる。遠くを見ながら、台本にある台詞を口にする。 
「朝比奈…先生、きれいな人だった…」 
そこに、朝比奈ミクルが入ってくる。 
「もう下校時間ですよ、早く寮に帰りなさ」 
「有希、振り返って」 
涼宮ハルヒの指示で、振り返る。朝比奈みくると目が合った。 
「あなたは…ユキ…ユキ…さん？」 
「先生は、わたしをご存じなんですか？」 
朝比奈ミクルが、一歩前に出る。 
「だって、あのとき、私はあなたを倒したはぁ、ぁ、ぁ、きゃあ」 
不意に、朝比奈みくるが転んだ。慣れないハイヒールでバランスを崩したのだろう。 
倒れてくる朝比奈みくるを、わたしは椅子に座ったままとっさに受け止めた。 
「…ありがとうございます、長門さん」 
「怪我がなければ、いい」 
朝比奈みくるに腕をまわし、抱きしめるように抱き留めていた。 
「うん、これはこれでいいからそのまま続けて」 
NGになるかと思いきや、涼宮ハルヒはそのままカメラを廻し続けていた。 
わたしは、なぜかこのまま朝比奈みくるを抱いていたいと思った。 

教室での出会いをきっかけにして、朝比奈ミクルと、ユキ・ナガトは手探りするように、すこしづつお互いの距離を近づけていく。 
教師と生徒、そして、同性という二重の背徳を背負いながら、二人は互いを思う気持ちを､少しずつ確かめて いくのであった。 
それが壊れたきっかけは、悪い魔法使いユキのパートナーであった三毛猫、シャミセンが現れたことだった。 
シャミセンが無理矢理ユキの手に押し込んだ魔法の杖、スターリングインフェルノ。 
ユキ自ら､全てを忘れるためにスターリングインフェルノに封じていた戦いの日々の記憶。 
その記憶が、再びユキの中に流れ込む。 
朝比奈ミクルとは戦わなければならないという哀しい現実をもたらす。 
そして二人は、一緒にお弁当を食べた学校の屋上で、今度は睦み合うためでなく、戦うために向かい合う。

ここまでのあらすじはこんなところだ。内容の是非は別として、これだけの長さの話を30分にまとめてしまうところは驚愕に値するが、今はそれをおいておこう。 
悪い魔法使いとしての記憶を取り戻したわたしは、黒いマントと三角棒をまとった姿で、 露出ウエイトレス姿の朝比奈みくる、いや、朝比奈ミクルと向かい合っていた。 
「シーン55、スタート」 
超監督の声を合図に、演技をはじめる。 
「ながと…じゃなくてユキさんっ、もうあなたに勝ち目はないですっ、おとなしく宇宙にかえってください」 
「それはできない。あなたを排除するのはわたし」 
私は、スターリングインフェルノをまっすぐ朝比奈ミクルに向ける。 
「ここで決着を付ければいいではないか、朝比奈ミクル、君も構えたまえ」 
私の肩の上で、シャミセンが何か言ったが、誰も気にしていない。これは腹話術。 
「もうやめましょう～」 
朝比奈ミクルは、ミクルビーム発射のポーズをしながら、それでも半泣きの表情だった。 
もし、朝比奈みくるの陣営とと我々情報統合思念体が決定的な敵対関係となったら、彼女はこんな顔をしてくれるだろうか。ふと、そんなことを考えた。 
「撃たないなら、こちらから撃つ」 
「ミクルビーム！」 
朝比奈ミクルの絶叫。去年の処置が聞いているので、実際にビームは出ない。 
それでも、わたしは膝から崩れ落ちる演技をする。 手からスターリングインフェルノが落ちる。
三角帽も同じくすべり落ちた。
ユキは愛するミクルを撃てなかった、そういう筋書きなのだ。 
「有希、次のカットまでそのままでいなさい、さあみくるちゃん、次のカットは泣き顔から入るから、目薬をたくさん差すのよ」 
嫌がる朝比奈みくると、それを追いかけまわす涼宮ハルヒを、指示通り、膝が崩れた状態で微動もせずに、見つめる。目薬を差すついでに朝比奈みくるの胸を揉んでいる涼宮ハルヒを見ていると、面白くない、という感情がどんなときに沸き上がるのか、理解できた。 

次のカットで目薬を流す朝比奈ミクルの顔のアップを撮影、その次がようやくわたしの出番だった。 
朝比奈ミクルが駆け寄り、私を抱きかかえる。そして、泣き顔で言う。 
「どうして撃たなかったんですか」 
「あなたを殺したくなかった。わたしが死ねば、あなたは死なない」 
「そんなのだめですっ…今日の晩ご飯はユキさんの好きなカレーにしますから、ね、今日も一緒にたべましょう」 
涼宮ハルヒから、「今よ死になさい」と、合図が入った。 
私は、最低限の周囲の状況の把握と、後で生き返るのに必要な分の処理系を残して、体の機能を全て止めた。 
早く言えば、自分で生き返る前提で死んだのだ。 
筋肉が脱力して、全ての体重が朝比奈ミクルの腕にかかる。 
「ユキ…さん」 
目はあけたままにしておいたので、視覚情報は確保できていた。呼吸も心臓の鼓動も止まっているわたしを見て、 朝比奈みくるの目が大きく見開かれる。 
「長門さんっ、長門さん長門さん長門さんっ」 
わたしをがくがくとゆさぶる。後ろから「そこは長門さんじゃなくてユキでしょう」と言っている涼宮ハルヒの声がしていたが、朝比奈ミクル、いや、朝比奈みくるの耳には届いていないようだった。 
「死んじゃいやですっ、ね、今日本当に長門さんの家でカレー作りますから、お風呂だって一緒に入っちゃいますから、だから、だから」 
…もしかしたら、本当にわたしが死んだと思っているのではないだろうか。 
涙がわたしの口に流れ込んだ。味覚を戻す。目薬でなく人間の涙だった。 
つまり、今泣いているのは朝比奈ミクルではなく朝比奈みくるだということなのか。 
そして、今わたしはユキ・ナガトではなく、長門有希として朝比奈みくるの腕の中にいるということなのか。 
わたしに何かあったら、朝比奈みくるはこんなに泣くのか… 
わたしは、体の機能を生き返らせた。心臓を再起動し、呼吸をはじめる。腕の血流が戻るのを待って、だらりとたれていた腕を上げ、ツーテイルに結んだ朝比奈みくるの頭にそっと手を置いた。 
「大丈夫。今のは迫真の演技」 
朝比奈みくると目があった。彼女の顔が呆然としたものから、怒りとも喜びともつかないものにかわる。 
「長門さんのばかぁぁ、本当に死んだかと思っちゃいましたぁ」 
わたしに抱きついて、大泣きする。 
「すまない。あなたがそう感じると推測できなかった。あなたが生きている限り、もう死なないようにする」 
朝比奈みくるにしか聞こえないように言う。 
「これもこれでいいわね、じゃあ、ラストシーンは変更で、古泉君ごめんなさい、やっぱりあなたの出番なしだわ」 
カメラを回す超監督の言葉も気にせず、わたしたちは強く抱き合っていた。     </description>
    <dc:date>2009-08-12T00:50:57+09:00</dc:date>
    <utime>1250005857</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/13.html">
    <title>エロ無しSS</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/13.html</link>
    <description>
      ここは長編をタイトル別に並べるところです。
…本当ならキャラ別かCP別にするべきなんだろうけどね、めんどk（ry
こっちがいいってのがあったらどんどん変えちゃってください。

見やすいように適当なサブタイトルをつけてます。
----

&amp;bold(){ハルヒ受け}
[[ハルヒハーレム　その1]]
[[ハルヒハーレム　その2]]
[[長門×ハルヒ　いっしょにお昼]]
[[長門×ハルヒ　ほめる]]
[[長門×ハルヒ　誕生日]]
[[長門×ハルヒ　恋愛小説]]
[[長門×ハルヒ　貴方と思って]]
[[長門×ハルヒ　カレー]]
[[長門×ハルヒ　白昼夢]]
[[長門×ハルヒ　みかん]]
[[長門×ハルヒ　風邪]]
[[長門×ハルヒ　初詣]]
[[長門×ハルヒ　着付け]]
[[長門×ハルヒ　部員勧誘]]
[[長門×ハルヒ　お買い物]]
[[長門×ハルヒ　お泊りの朝]]
[[長門×ハルヒ　エンドレスエイトネタ]]
[[長門×ハルヒ　初めて（前編）]]
[[長門×ハルヒ　初めて（後編）]]
[[長門×ハルヒ　甘える]]
[[長門×ハルヒ　涼宮ハルヒの願望]]
[[長門×ハルヒ　嫉妬]]
[[長門×ハルヒ　出会い篇]]
[[長門×ハルヒ　「消失」出会い篇]]
[[(長門＋みくる)×ハルヒ　取り合い]]
[[(長門＋みくる)×ハルヒ　涼宮ハルヒの晦日]]
[[みくる×ハルヒ　欲しい]]
[[みくる×ハルヒ　友達より仲良くなる＝恋人になる]]
[[みくる×ハルヒ　Valentine so sweet]]
[[みくる×ハルヒ　朝比奈みくるの卒業]]
[[みくる×ハルヒ　幸せな時間]]
[[みくる×ハルヒ　graduation-君はもう、ここにはいない。-]]
[[みくる×ハルヒ　はじめてのお泊り]]
[[みくる×ハルヒ　卒業の日]]
[[みくる×ハルヒ　ハルヒ卒業の日]]
[[みくる×ハルヒ　朝比奈みくるの誘惑&gt;http://www15.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/111.html]]
[[朝倉×ハルヒ　ヤンデレ]]
[[朝倉×ハルヒ　ヤンデレ　の続き]]
[[阪中×ハルヒ　いたずら]]
[[ハルヒと！　〜阪中の場合〜]]

&amp;bold(){その他}
[[みくる×鶴屋さん　お泊り]]
[[鶴屋さん×みくる　陰謀ネタ]]
[[鶴屋さん×みくる　あじさい]]
[[鶴屋さん×長門　二人乗り]]
[[朝倉×長門]]
[[朝倉×長門　心のかたち、人のかたち]]
[[長門×朝倉　消失ネタ]]
[[長門×朝倉　再構築]]　
[[長門×朝倉　再構築　の続き]]
[[長門×朝倉　冬の残響する思い]]
[[長門×みくる 朝比奈ミクルの百合]]
[[ハルヒ＋みくる×長門　女の子の]]    </description>
    <dc:date>2009-08-12T00:28:44+09:00</dc:date>
    <utime>1250004524</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/39.html">
    <title>エロ有りSS</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/39.html</link>
    <description>
      ここは微エロ・エロ長編を並べるところです。
認識としては・・・キス以上？

--------------------------------------------------------------------------------

[[長門×ハルヒ　プリン]]　
[[長門×ハルヒ　プリン　の続き]]
[[長門×ハルヒ　バニー]]
[[長門×ハルヒ　涼宮ハルヒの願望]]
[[長門×ハルヒ　何度目かの月明かりの夜]]
[[キョン妹×ハルヒ]]
[[キョン妹×ハルヒ　の続き]]
[[ハルヒ×長門　部室で]]
[[長門×みくる　サイエンスフィクション]]
[[長門×みくる小、大　タイムシフト]]    </description>
    <dc:date>2009-08-08T15:37:15+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/116.html">
    <title>長門×みくる小、大　タイムシフト</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/116.html</link>
    <description>
      翌日などにSOS団活動がある日以外、みくるは長門の部屋で過ごすことが多くなった。
長門のベッドの上に腰掛け、ブラウスのボタンに手を掛けると上から順に外す。背中にある下着のホックを外すのに目を後ろにやると、背を向けてに座っている長門の白い素肌が見えた。長門には後ろを向いてもらっている。何をいまさら…な気もするが、一枚一枚脱いでいく姿を長門にじっと見られるのはなんだか落ち着かない。
みくるは脱ぎ終えるベッドにもぐり込み、それに反応するように隣からシーツの擦れる音がした。
長門は同じキルトに包まると、みくるの上に覆いかぶさる。みくるを見つめる姿は相変わらず無表情だ。
「な、長門さんっ」唇が触れ合う寸前のところで、みくるが呼び止めた。
「その…あたし達なんとなくこういう流れになることが多いですよね」
二人で会うのは大抵平日の夜。そのため外に出る機会は滅多にない。そしてこの部屋で過ごすことになるのだが…、会話が難しい長門のために社交的コミュニケーションから、いつしか最後には身体を重ねることがパターン化していた。
「人類は本来、繁殖活動であったはずの性行為をコミュニケーションの一つとして行うようになった。
あなたは私とのコミュニケーションのためにそれを実行している」
「そ、それはそうかもしれませんけど…、なんていうか」
長門はみくるの胸の谷間を指の腹でなぞり、目線もその手の動きに合わせて動いた。
「私はあなたと性的関係だけを望んではいない。不満ならば、別の方法であなたと意思疎通を図るように考える」
「あっ、ふ、不満ではないです。ごめんなさい…気を使わせて」
「………それならいい」
その時ふと目を逸らしたみくるを長門は見つめる。
「……」
みくるの膝に手を置くとそっと足を外側へやった。
長門は広げた足の内に割り込み、彼女の両足の間に顔を近づける。閉ざされた敏感な部分に長門の息がかかったかと思うと、みくるは自分の中に温かくヌルリとしたものが入ってくるのを感じた。
「あっ…」押し入れられた舌の感触。
膣の中をなぞるように動かされた舌は、しばらくするとスルリと引き抜かれる。長門は身体を起こした。
「今あなたの中に精神的作用、性的興奮を高める処置を施した。効果はすぐに表れる」
「え、処置って。な…なにをしたんですか？」
長門の言うように変化はすぐ起きた。内側から押し寄せる痒みに似たようなうずく感覚。
「ひっ…！あ」みくるは身をよじらせた。耐え切られず、手を下にやろうとしたとき、長門に腕をつかまれる。
「自分でしては駄目…私がする」
みくるの脚の間に長門の指が触れた。貫くような心地よい刺激に襲われる。
…私の肩に顔を埋めた長門さんにしがみついた。
「あっ…長門さん、長門さんっ！」
長門の指で身体が震えた。ビクリと身体が跳ね上がる。しかし身体のうずきは収まってはくれない。じわりじわりと再びあの痒みに襲われる。ならば治まるまで彼女に懇願するしかない…もっとして欲しいと。中から溢れでてくる液体がシーツを濡らした。


その時の記憶は暗転し、いつの間にか自分は眠っていたようだ。真っ暗に近かった部屋は薄明るくなっていた。窓に目をやれば空は白んでいる。みくるは身体を起こし、隣の長門を見ると彼女はまだ眠っていた。そんな姿を見ていると昨夜のことが蘇る。あのあと何回達したか覚えていない…。長門有希のアンドロイド思考はときに容赦を知らないところがある。
思い出したように時計を見た。今から自宅に戻り、学校へ行かなければならない。寝台のわきに置かれた服を拾うと、シャワーを浴びるために腰を上げた。

六時前。みくるは「では、また放課後に」と言うと玄関を出て行った。
そんなみくるが階下に下りるエレベータに乗り込んだところ、長門の部屋では玄関ドアを外側からコンコンコンと叩く音がする。今出て行ったみくるが戻ってきたのではない。
「朝比奈みくる…」
長門にはドアの向こうの人物が誰であるか覘き穴を使わずとも分かってる。
玄関に歩み寄り静かにドアを開けると、そこに立つのは朝比奈みくるの異時間同位体、成長した姿の朝比奈みくるだった。
「おひさしぶりです、長門さん」
何度か会ったときと同じように朝比奈はビジネス時の装いではあるが、全体的にタイトな服のために彼女のグラマラスな体形が強調されていた。朝比奈は「上がらせてもらっても構いませんか？」と微笑を崩さず控えめなトーンで言った。
「長門さんは変わりませんね」朝比奈は部屋を見渡す。
ハルヒの持ってきたツイスターゲームを発見すると「あのゲーム懐かしい。涼宮さんがすごく強くて私はあっけなく転んでしまいました」と笑った。
「………あなたが現在この時間に存在するのは朝比奈みくるの監視をするためと推測する」
朝比奈は話題をかえた長門に悪びれる様子もなく受け応える。
「そうですね、そんなところです」
「……」
「あの子がお世話になっているようで…。まあ、それは過去の私のことでもあるのですけれど」
「何故あなたが私のところへ来たのか問いたい。朝比奈みくるの行動に問題があるのならば、私ではなく彼女に伝えるべき。私は朝比奈みくるの意志に逆うことはない」
朝比奈は無表情な長門を見つめ返す。
「いいえ、その必要はありません。これによって未来へ迫害を受けることは今のところないのですから。
シナリオ通りに進んでいると言っておきましょうか」
「………」
「この時間の私の存在こそ未来に影響するのかもしれません」朝比奈は苦笑した。
「…私が長門さんと過ごした過去の話でもしましょう。参考にしてもらっても聞き流してもらっても構いません」
朝比奈は話を続ける。
「かつての私はあなたに遠慮がちであったので言えませんでしたが…、できれば長門さんと普通に出歩いてデートとかしたかった。今の関係に退屈していたわけでありませんが、長門さんはいつも涼宮さんを優先していましたから。私にとっては仕事熱心な夫を持った妻のような気持ち…みたいたものですかね。我ながら恥ずかしいですが」
「……そう」
長門のしごく簡潔な返事に朝比奈は微笑むと、長門に歩み寄った。
「そろそろ戻らなければなりません。実は任務外のことをしているのは私のほうなんです、ここまで来たら長門さんに会いたくなって。さて帰ったらどう始末書を書きましょうか」
「私がマンションの廊下であなたを見つけたことにしておく」
「そう上手くいけばいいですが。私は今でも不器用なんですよ？」
腕につけた時計らしきものをチラリと見た。朝比奈は少しかがみ込むと長門の耳元でつぶやく。
「…それより、長門さんは未来が気になりませんか？私の世界に長門さんは存在するのか？長門さんと私の関係がどうなるのか…」
「……必要ない。知らなくてもいい」
「そう…ですね、この先なんて知らないほうがいいです」安心したような言い方だった。
朝比奈は長門から離れる。長門をしばし見つめると朝比奈は口を開いた。
「それでも、私は今も長門さんを愛しています」
…その台詞はかつての恋人をいとおしんで言ったのか、状況は未来においても変わらないと告げているのか。朝比奈は長門が未来に存在しているともいないとも言っていない。長門は再び玄関から出てゆく彼女の姿を見ながら、最後まで問うことはなかった。


その日の放課後、SOS団部室。バーン！ととてつもない勢いでドアを開けたのはハルヒ団長。もうそろそろドアの建て付けが悪くなっているかもしれない。
「今日はすごいのを入手したわよ！謎の飛行生物が映っているビデオテープッ」
生き生きとした顔のハルヒはさっそく検証するのよっ！と張り切っている。善は急げとばかりにビデオデッキとモニターを部室へ持ち込むため、男性陣を率いて職員室へ向かっていった。静まり返った部室には、ティーポットを持ったまま呆然としているみくると、何も動じずに黙々とSF小説を読みふける長門だけが残された。
みくるはハッと金縛りが解けたように、紅茶の葉をポットに入れるため戸棚を開ける作業にもどった。
紅茶はあと一回分ぐらいの分量しか残っていない。そういえば買出しに行くのを忘れている。
「…私も行く」
真後ろから長門の声。みくるは振り向いた。本から顔を上げていた長門と目が合う。
「え、お茶を買いに行くのですか？」
「涼宮ハルヒが持ってきた記憶媒体を解析し、明日はおそらく現場検証。そのあとならば構わない」
「そうなんですか。あ、でも、一度長門さんとお買い物に行きたいなって思ってました」
みくるは「嬉しいです」と顔をほころばせた。
廊下からゴロゴロとキャスターが転がる音がする。「おまたせしました」と古泉に続いて、部室には分厚い旧式テレビとビデオデッキが運び込まれた。気だるそうながらも配線の準備をしているキョンを満足そうにハルヒが後ろから見ている。ビデオテープに手を伸ばすと、口元が笑んでいるみくるに気が付いた。
「ん、どうしたの？みくるちゃん。何かいい事でもあった？」
「ええっ？あたし、いえ、別にっ。そ、そのテープ面白そうですね」
「うん…まあいいわ。当然よ、これはこの近辺で撮影されたものなの。明日は現場へ行って何か証拠を探すわ」
なるほど長門の言う通りの流れになってきている。ハルヒは「じゃお弁当期待してるわね、みくるちゃん～」とみくるに抱きつきスリスリとすり寄せる。「は、はいー」みくるは気の抜けた返事をした。ビデオが再生されると、ハルヒは真剣に映像を見ていた。両脇には怪訝そうにしているキョンと真面目に検証に参加する古泉がいる。長門とみくるはそんな三人の後ろに立つ。
「…明日楽しみにしてますね」
モニターを見つめる長門にみくるが呟いた。
今回のことは朝比奈の言葉があったからだ。なぜ彼女に従ったのか？私を今も愛しているといった朝比奈は自分の望む未来となるように助言したのだと思いたい。ここではない遠い未来に私が存在するならば、私の隣で「あの時は楽しかったですね、長門さん」と大人びた声の朝比奈みくるの声を聞くことができるような気がした。


end    </description>
    <dc:date>2009-08-08T15:34:48+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/115.html">
    <title>長門×ハルヒ　何度目かの月明かりの夜</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/115.html</link>
    <description>
      &amp;bold(){エンドレスエイトの微妙なネタバレを含みます。
未読・未見の方はご注意ください。}









夏休みの残りも一週間を切った日、ようやく肝試しをすることができた。 
流石の古泉君も、「幽霊は出ても関係のない人間は出ない」墓地を見つけて、 なんと使用許可まで取ってくるのに一週間以上かかったからだ。 
二人一組で廻らないと危険ですよ、という古泉君の意見も入れて、鶴屋さんも 呼んでいた。そして､三組に分かれて、昼間のうちに置いておいたぬいぐるみを 持って帰る、という肝試しがはじまったわけだ。 

厳正にして公正なくじ引きの結果、鶴屋さんとみくるちゃん、古泉君とキョン、 そして、私と有希という組み合わせに分かれ、時間をずらして墓地の奥を 目指しているわけだ。 

夜の墓地で明かりとなるのは、有希の手の燭台、そして、空の月と星だけだった。 
周囲の、ロウソクの光の届かない範囲は、全て暗く黒い物陰になっている。 
企画しておいて言うのも何だが、思ったよりも気味が悪い。 
「有希、怖かったらしがみついていいわよ」 
「大丈夫」 
私は、有希の腕にしっかりとしがみついて言った。 
有希も､少しは怖がってしがみついてくれるかなと思ったら、全然そんなことがなかった。 
仕方ないから、私は自分から有希にくっついていた。 
その状態で、墓石の間を歩く。 
「有希」 
名前をよびながら、少し胸を押しつけてみる。今日は､ミニのサロペットスカートで、カジュアルだけど 胸を強調するようにしてみた。足元は新しいサンダルで、足を出している。 
もちろん、有希に見せるためだ…けど、こうやっておしつけているのに、淡々と返されることすらないと、 あまり面白くない。 
気分を出すために、明かりは懐中電灯でなく燭台にしたのだけど、こうやってくっついても、 その状態で有希の耳元で、「あのへんから何か出てきそうね」と言ってみても、ロウソクの炎がゆらぐ ことすらなかった。
 
&amp;bold(){
彼女の歩くリズムが、すこしずつ崩れてきていた。 
最初はわたしの腕に胸を押しつけたりして､それなりに余裕があった様子が、今では歩いているのがやっとのようだ。 
今日はいているサンダルははじめて見るものなので、おそらく「靴擦れ」だろう。 
これまで1万5千回以上、朝比奈みくるばかりかまってきたからだ、わたしは、因果関係もなにもないのに、そんなこじつけをしていた。 
慣用句で、罰が当たった、というものだろう。 
「……っ」 
彼女が､おそらく痛みからの声を押し殺した。それで、わたしは気が付いたふりをする。 
歩くリズムを計って知っていた、と言うわけにはいかないからだ。 
「靴擦れ？」 
「大丈夫よ、早く行かないと」 
言葉と裏腹に、彼女の眉間に皺がよっていた。 
「あまり大丈夫そうでない。見せて」 
立ち止まって、彼女の足の具合を確認しようとした。 
「有希、大丈夫よ」 
左足を引きずるようにして、それでもわたしを引っ張っていこうとする。 
「大丈夫ではない」 
わたしは、邪魔になるロウソクの炎を吹き消すと、燭台を､墓地の区画を仕切るブロック塀の上に置いた(墓石の上の方が手頃だったが、さすがにそれは憚られた） 
わたしは完全な暗闇でも問題ないし、この程度月明かりがあれば、彼女の目でも周囲は見えるはずだ。 
そして、乱暴にならないように気をつけて彼女の腕をほどくと、誰何の時間を与えないうちに、 片手は彼女の脇に差し入れ、もう片手は膝の裏に入れる。 
そのまま一気に持ち上げた。「お姫様だっこ」と俗に言われる持ち上げ方だ。 
体重は彼女の方がすこし重い。抱き上げた状態で安定するように、わたしは体の密度を少し上げて、自分の体重を彼女よりわずかに重くした。 
「足がどうなっているか見せないと、このまま出発点まで連れて行く」 
彼女の体温が少し上がった。 
「ちょっと、有希、それは恥ずかしいからすぐに下ろしなさい」 
彼女は手足をばたばた動かす。でも、それぐらいではわたしは動じない。}

有希の言うとおり、左足の親指の外あたりに、熱いような痛いような感じがある。 
歩くごとに、その部分がすれて痛い。 
でも、有希を心配させたくなかったので、黙っていたのに。 
有希はちゃんと気が付いていた。気が付いてくれたのは嬉しいけど、心配をかけてしまった。 
それよりも先に、まずこのお姫様だっこ状態から解放してもらわないと、あとでみんなに何を言われるかわかったものではない。 
「有希、見せるからおろしなさい」 
「まだだめ」 
有希は、月明かりだけをたよりに、何かを探すように私を抱き上げたまま歩く。そして、 
「ここ」 
ようやく、有希は私をおろした。 
そこは、まだ墓石が立っていない墓地の分譲区画だった。有希は制服のスカートの 隠しポケットからハンカチを出すと、一段高くなったところに敷く。 
「座って」 
私は、素直にそれに従った。
「見せて」 
有希が､座った私の前に跪く。 
「暗いけど見えるの？そういえばロウソク置いてきちゃったわね」 
「見える」 
有希はそれだけ言うと、私の左足を持ち上げ、サンダルをぬがした。 
その時、痛い部分にすれて、 
「……っ」 
また声を出しそうになった。 
「ここがすれて、血がにじんでいる」 
そういうと、 
「きゃ」 
痛い部分を､少し冷たくて湿ったものが這った。 
有希が、私の足の傷になったところを嘗めていた。 
「ちょっと有希、なにしてるの」 
「消毒」 
また有希の舌が､私の足の、靴擦れになったところを這った。 
「有希、そこ、汚れてるからやめて」 
「あなたの体に、汚れているところはない」 
有希に嘗められているうちに、だんだん痛くなくなってきた。それどころか、 有希の舌の感触を感じようとしていた。 
「ね、有希、そこ、へんな味したりしない？」 
変なことがしんぱいになってしまう。 
「大丈夫、あなたの味がする」 

&amp;bold(){
彼女の左足の親指の付け根あたりに、靴連れができていた。 
わたしはそれにくちづける。消毒薬がないので、せめて、嘗めてきれいにしておこう。 
舌を這わせる。最初は、本当に「消毒」のつもりだったのだが、途中から、彼女を味わうために、舌を這わせていた。 
靴擦れの上をきれいにしてから、こんどは、左足の親指と人差し指の付け根に舌を差し入れる。 
「ちょっと、有希、だめよ」 
拒否された。わたしは素直に彼女を味わうことをあきらめる。 
顔を上げると、月明かりの下で、彼女と目が合った。 
彼女は、目に涙を溜めていた。 
「ごめんなさい」 
その涙を見て、謝罪の言葉が自然に口から出る。 
必要以上に彼女を求めたのはわたしだ。こうやって彼女を独り占めできる時間、 
わたしは毎回、彼女に対して、観測とは言えない求め方をした。 
ポケットにある絆創膏を貼って、戻ろう。 
そう考えたとき、彼女は不意にこういった。 
「有希、だめ、にはやめて、と、もっとやさしくして、と両方の意味があるのよ」 
「あなたは泣いている」 
彼女は、しばらく黙ってから、 
「有希が、嘗めて直そうとしてるって思ったら、嫌じゃないのに涙が出たのよ」 
改めて、彼女は自分のつま先をわたしに差し出した。 
「だから、最後まで、有希がしたいだけしなさい」 
わたしは、彼女の左足の親指を、そっと口にふくんだ。 
彼女が痛みを感じないように、歯をたてないようにしながらゆっくりなめまわす。 
靴擦れの傷に触れないように気をつけて、ゆっくり、吸い上げる。 
彼女は、小さく、何度も何度もわたしの名前をつぶやくようにしていた。 
しばらくそうしていてから、わたしは口をはなす。 
まだ彼女は気が付いてないようだが、足音と、私たちを呼ぶ声が近づいてきていた。 
「あ…有希、もういいの？もっと、してもいいわよ…」 
いつもと全く違う口調だった。 
「おそらく、わたしたちが戻らないから、探しに来ている」 
すずみやさ～ん、という朝比奈みくるの声が聞こえてくる。別の方からは、有希んこ～とわたしを呼ぶ声もしていた。 
彼女の足の靴擦れに、絆創膏を貼る。そして、彼女をまた「お姫様だっこ」すると、 
「続きは、始業式の日までしない」 
何故そう言ったのだろう。「好きな子に意地悪をしたい」本の言葉を借りれば、そんなことになるのだろうか。 
彼女が、ものすごく不満げにわたしをにらんだが､気にしないことにした。 
これからもっと意地悪をするのだから。 
「有希、私なら歩けるからおろしなさい」 
「まだだめ」 
わたしは、このお姫様だっこを、朝比奈みくるに見せつけることに決めていた。 
もう一度本の言葉を借りよう。「恋敵には、意地悪をしてもかまわない}」     </description>
    <dc:date>2009-08-06T00:55:33+09:00</dc:date>
    <utime>1249487733</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/27.html">
    <title>小ネタ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/27.html</link>
    <description>
      ここは1レス程度の小ネタ、興味深かったスレ住人の会話を並べるところです。

--------------------------------------------------------------------------------

[[長門×ハルヒ　無言で抱きついてくる有希にうろたえるハルヒ]]
[[長門×ハルヒ　涼宮ハルヒの看病]]
[[長門×ハルヒ　キス]]
[[長門×ハルヒ　パーティーの後]]
[[長門×ハルヒ　おでこ]]
[[長門×ハルヒ　おもち]]
[[佐々木×ハルヒ]]
[[みくる×ハルヒ　黒みくる]]
[[みくる×長門　朝比奈みくるの困難]]
[[ハルヒ＋みくる＋長門　ハルヒの猛進]]

[[百合的ハルヒ相関図]]
[[ENOZメンバーに可愛がられるハルヒ]]
[[朝比奈ミクルの冒険　まさかの結末]]
[[長門×ハルヒ　通じ合う二人]]
[[長門×ハルヒ　省略されました]]
[[長門×ハルヒ]]
[[長門×ハルヒ　逆転？]]
[[↑の派生ＳＳ]]
　[[選択肢①]]
　[[選択肢②]]
　[[選択肢③]]
[[佐々木×ハルヒの可能性]]    </description>
    <dc:date>2009-08-02T14:42:16+09:00</dc:date>
    <utime>1249191736</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/114.html">
    <title>ハルヒ＋みくる＋長門　ハルヒの猛進</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/114.html</link>
    <description>
      涼宮ハルヒSOS団、兼文芸部部室。会社の社長席のように配置された団長席であぐらを掻いていたハルヒはうなっていた。右手にはシャーペン、その下には紙が敷かれている。紙に書くのは今後の活動予定表みたいなもの。何を書くべきか思考をめぐらせ、トントントンとペン先でしきりに紙をつついていた。
「団長は活動内容とか資金繰りとか具体的な方針とか、考えることが多いのよ！」
一体、誰に話しかけているのか…おそらくは自分自身。それに対して返事をする者はいない。部屋の隅にはいつものように本の活字を目で追う長門。それと、今からメイド服に着替えようとハンガーラックに手を掛けるみくるがいた。
「こういう時は近くの問題から片付けましょ。今週の土日の活動について」
ハルヒはシャーペンを叩くようにパチンと置いた。
「ねぇ二人とも何したい？！」
さっきまでのはハルヒの壮大な独り言。で、今度は意見を求めている。
「え？…え、えーと」
「有希は？」
「…ない」
それを聞いてジトッとした目つきになるハルヒ。腕組みをして背もたれにもたれかかった。
「す、涼宮さん、そう焦っても出てきませんよ。とりあえずお茶でも淹れますね」
みくるはメイド衣装を引き出すと、着替えを急ぐためにセーラー服を脱いだ。
「あー、それ！」と、突然ハルヒはみくるを指差す。
「へ？」
「それそれ、その下着！新しいの買ったの？」
両方合わせてVの字にフリルの付いたブラジャー。確かに最近買ったもので、学校にしてくるのは始めてかもしれない…。と、いうか何故ハルヒがそんなことまでチェックしているのか。
「可愛い、可愛いわ！よく見せてっ」
いかにも良いもの見つけた！というように、笑顔を浮かべてみくるに歩み寄るハルヒ。一方みくるはおずおずと後退しながら嫌な予感を感じていた。
「うんうん、よく似合ってる。バストラインが綺麗だから下着も映えるわね」
しばらく鑑賞するように眺めると、ハルヒは両手で双の胸をすっぽり手のひらに収めた。
「ひゃぁあ！涼宮さんっ」
「だって、近くで見ると触りたくなるのよ。それより、この重量感とやわらかい感触！素晴らしいわ」
揉むように胸をフニフニと上下させるハルヒ。実に楽しそうにしている。
「有希ー！今日は特別サービス！有希にも触らせてあげるっ」
ハルヒはするりと背後に回り、みくるの腰に腕をまわして後ろからガッシリと抱き締める。
もはや逃げられない。長門は本から顔を上げてこちらを見ている。
「ひっ、やっ、長門さんまでっ！なんでですかぁー」
「暴れても無駄よ、みくるちゃん観念しなさい。ほらほら有希！早く！」
長門は机に本を置き、静かに歩み寄った。押さえつけられた涙目のみくるを見てから、笑顔のハルヒの顔を見る。「はい、いいわよっ」とハルヒの声。長門は片手を出すとゆっくり指でみくるの胸を撫でてゆく。その動きは胸の頂のところで止まった。「…ひっ」と短い悲鳴をあげるみくる。
「…なんか、あたしより有希のほうがエロティックね。意外な才能というか」
ハルヒは満足したのか、みくるをパッと離した。みくるはへなへなと座り込む。
颯爽と団長席に戻ったハルヒはシャーペンを握り、再び予定事項を書く紙に向かった。カリカリとペンを走らせる音が響く。
「喜びなさい！次のみくるちゃん主演の新作映画の趣向が決まったわ」
長門とみくるは同時にハルヒのほうへ顔を向けた。
「百合よ、百合！ガールズラブ。普通の恋愛モノじゃつまらないわ。みくるちゃんと有希でなら大丈夫よねっ。早速あたしは脚本に取り掛かるわ！」
一度走り出したら止まらないハルヒ団長は、どこまでも突き進む。パソコンからワープロソフトを起動させると、忙しくキーをたたき始めた。    </description>
    <dc:date>2009-08-02T14:40:30+09:00</dc:date>
    <utime>1249191630</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/113.html">
    <title>長門×みくる　サイエンスフィクション</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yuriharuhi/pages/113.html</link>
    <description>
      &amp;bold(){※エンドレスエイトのネタバレ注意}




八月の二週間を延々と繰り返し無限ループの次元に放り込まれたという衝撃の事実を知ってから後も、すぐ打開策が出るわけもなく、ハルヒの意志を尊重して今夜も天体観測という活動に参加するしかなかった。もっとも、長門だけはハルヒの監視役という任務を組織に忠義をつくす軍人のごとく遂行していた。

みくるは「望遠鏡」という古典的な言葉に魅了されつつ、しばしその鏡筒から月を眺める。
「個人が趣味で使うシンプルな構造の天体望遠鏡ですよ。現代の観測技術では、遠くの物体の電磁波を捕らえる方法が使われています」
アマチュア望遠鏡に興味津々であったみくるに古泉が付け加えた。
…私の時代ではどんなだったろう？昨夜、未来との交信を何度も試みたが無駄に終わったことが思い出され、また少し沈んだ気持ちになった。その表情を読んだ古泉が「すみません」と苦笑する。
「UFOと交信できる人っていたじゃない？手をつないで念じるの、あれってマネ出来ないかしら」
「やめろ、頼むから」
そんなハルヒとキョンのやり取りを聞きつつ、みくるは少し距離の置いたところで腰を下ろした。視線をどこか遠くに向けていた長門が、座り込んだ自分に目を向けたが気疲れを起こしている今はあまり気にならないことだった。

「朝比奈さん、起きてください」というキョンの声で目が覚める。
そこにあった望遠鏡は片付けられ変わりに重そうなケースと三脚をもった古泉がいた。少し眠ったおかげで頭はすっきりしていた。
「今夜はお開きにしましょう」
「じゃ明日は…。そうねぇ、信憑性の高い心霊スポットをネットで検索して夕方から探索に行くわ！」
明日の志向を高らかに宣言するハルヒを囲み、ぞろぞろと一階に降りるエレベータに乗り込んだ。そのあいだハルヒの会話が途切れることはない。玄関に出ようとするところ、一番後ろを歩いていた長門は不意にみくるを呼び止めるように右腕を静かにつかんだ。
「これ…」
小さく折りたたまれた紙だった。
「あとで読んで」
そろそろと手を出すとその上に紙が置かれた。
明るいランプ色の玄関から長門が無言でメンバーを見送る中で解散となった。しばらく四人で帰路に着き、みくるは他のメンバーと別れるとさっき長門から手渡された紙を広げる。
____今夜、自室にて待つ。
みくるは他の三人に見つからないように長門のマンションへ引き返す道をたどった。正直一人で長門に会うのは心もとないことだったが、メモでこっそり渡すぐらいであるから内密にして欲しいのだろう。

玄関に備え付けられた共同のインターホンの前に立つ。部屋番号、そして呼出を押す。オートロックが解除される。エレベータで昇ると、目的の部屋へ足を進めた。長門と書かれた表札に目をやり、ドアをノックする。その場で待っていたかのようにすんなりドアが開かれた。
「あ、あの」
「入って」
長門はドアを閉めるとリビングへ進む。みくるは靴を脱ぐのに手間取り、長門の背中を見ながらおずおずと後に続いた。
「長門さん、私に何か…」
「涼宮ハルヒが作り出した長い時間のこと」
長門は相変わらず直立で、みくるに背を向けていたが構わず話を続けた。
「時間の流れは定日時から再び戻され、類似した別の時を刻む。ゆえに以降の未来が来ない状態に陥っている」
「あ、はい。そうです」
「私はあなたと接触する機会を涼宮ハルヒに関連した事項でなければ持つことができない」
「それは、……私もそうだと思います」
「でも今のあなたには元の未来が存在しない。私は朝比奈みくるという一個人に関心を持っている。未来を失った朝比奈みくるはこの世界で孤立している。あなたの元の時代の何者とも接点を持たないのならば、現在所持している目的から反れた行動を起こしても誰からも咎められることはない。私は今のこの状況下であなたと接触をすることが可能と考えている」
長門はそこまで言うと振り向いた。黒い瞳をみくるへと向ける。
「…わ、私の世界の情報が欲しいのですか？」
「違う、あなたは勘違いしている。前もこの部屋で私はあなたに同じ事を言った。しかし、あなたは私を拒絶した」
「前回もですか…？だって、今の話はそのように聞こえます」
「交渉を要請しているが情報が目的ではない……私の伝え方が悪い…」
みくるは長門の言葉を待った。前の世界で長門さんは私への説得が失敗している…ならば今回はどうすればいいか悩んでいるように思えた。長く重い沈黙のあと、長門が口を開いた。
「私はあなたに関心をもっている………それは、私はあなたが好きだということ」
「……」
好きというのは好意？長門の思わぬ告白。みくるは「信じられない」という顔をした。
「そ、そんな…、私は」
戸惑うみくるの手に触れ、軽く握る。アンドロイドとは思えない人肌の感触と温もりが伝わった。
「あなたを愛している。……これら以外に該当する言葉がない」
長門の目が伏せられた。手は握られたままだ。みくるはそんな長門の仕草に、情報統合思念体というものではなく自分の発言した言葉に恥じらいを感じ、次にどうしたらいいか分からないという一人の少女のように感じた。

清楚な顔をした小柄な少女。今このときはタイムトラベラー、ヒューマノイドというSF的な肩書きは他所へ追いやり、自分はこの時代の女子生徒、長門さんは真面目で読書好きな下級生…、そんな設定でもいいと思う。
「これは私の一方的な願い。私はあなたに強要しない…あなたの意思に委ねるものである」
握られた手から、長門の指がわずかにピクリと動いたことが分かった。
（緊張しているのかな？）と考えたみくるは、ふふふっと笑い出す。長門はその声に顔を上げた。
「ごめんなさい。でも『何々である』…とか、ロボットみたいです」
みくるは握られた手を握り返した。
「では、あなた次第、好きにしていい…」
「好きにしていい、なんて言ったら私は長門さんに何をしてもいいことになりますよ？」
「……」
「あの、抱きしめてもいいですか？」
「…いい」
みくるは長門の肩口へ腕を伸ばすと、両手で自分の身体に引き寄せる。長門は顔にみくるの胸の感触と背中に回された両腕を感じた。長門はそろそろと両腕をみくるの背中に腕を回す。しばらくすると、どちらかともなく床に座り込み、お互いの身体が離れた。
みくるは長門に唇を塞がれる。みくるは少し乾いた唇の感触を感じつつ、彼女に押し倒されるようにして背中が床に付いた。互いの吐息が感じられるほどの近い距離。
「たぶん数日後にはまた二週間前に戻り、このことは私の記憶から無かったことになります」
「…」
「長門さんの中に私の記憶を残して」
「そう」
「それってズルイ気がします」
「あなたにとっては、その方がいい」
長門さんが私の鎖骨に口付けた。スカートのホックが手際よく外される。
（それじゃ、長門さんの告白は無駄に終わってしまう…）
衣擦れの音が響く部屋の中で、みくるは思う。それなら、長門さんの脳裏から私を忘れることができないように今この時を二人で過ごす。それがこのような行為であっても。それに…あと数日残っている。もしかしたら私の記憶にも残るかもしれない、長門有希という少女らしい一面を見せたヒューマノイドを。何より今回でこのループが終わるならば、私は彼女を忘れることはない。
その時、私の未来はどう変えられるだろう。
長門さんは私の首筋へ舌を這わせる。私は短い吐息とともに彼女の頭部を掻き抱いた。

end    </description>
    <dc:date>2009-07-16T14:14:23+09:00</dc:date>
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