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    <title>メニュー</title>
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      【MainLink】
[[戦闘破壊学園ダンゲロスwiki&gt;http://www34.atwiki.jp/hellowd/]]
-[[総合掲示板&gt;http://jbbs.shitaraba.net/game/39801/]]
-[[基本ルール2.1&gt;http://www46.atwiki.jp/dhrule21/]]
-[[特殊能力ガイドラインwiki&gt;http://www45.atwiki.jp/skillguide2]]
-[[参加される方へ（重要）&gt;http://www34.atwiki.jp/hellowd/pages/131.html]]
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【システム】
-[[レギュレーション]]
-[[特殊ルール]]
-[[スタンス]]
-[[キャラクタ投稿について]]
-[[転校生]]
-[[MAP]]
-[[Q&amp;A]]
-[[進捗状況]]
#hr(height=0)
【キャラ作成】
-[[概要&gt;http://www46.atwiki.jp/dhrule21/pages/21.html]]
-[[ステータス&gt;http://www46.atwiki.jp/dhrule21/pages/22.html]]
-[[特殊能力とは&gt;http://www45.atwiki.jp/skillguide2/pages/13.html]]
-[[発動率計算式&gt;http://www45.atwiki.jp/skillguide2/pages/17.html]]/[[EXCEL&gt;http://www45.atwiki.jp/skillguide2/pub/dskill20.xls]]
-[[キャラ投稿メールフォーム&gt;&gt;http://ws.formzu.net/fgen/S80016327/]]
一人二回まで！
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【応援】
-ＳＳ
--生徒会SS[[1&gt;生徒会SS]]/[[2&gt;生徒会SS2]]/[[3&gt;生徒会SS3]]
--番長ＧSS[[1&gt;番長ＧSS]]/[[2&gt;番長SS2]]/[[3&gt;番長SS3]]
--[[GKSS]]
-イラスト
--[[生徒会イラスト]]
--[[番長Ｇイラスト]]

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【データ】
-[[キャラクターリスト]]
-[[生徒会]]
-[[番長グループ]]
-[[スタメン＆初期配置]]
-[[戦況]]

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【陣営掲示板】
-[[生徒会掲示板&gt;http://jbbs.shitaraba.net/game/53909/]]
-[[番長Ｇ掲示板&gt;http://jbbs.shitaraba.net/internet/14366/]]
-[[ＧＫ掲示板&gt;http://jbbs.shitaraba.net/game/53829/]]

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**更新履歴
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/89.html">
    <title>番長SS3</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/89.html</link>
    <description>
      [[番長グループ]]SS3
----
#contents
----

*無題

鴿子「鳩いくつだせる？私、１４羽もだせるんだ～ｗｗｗｗｗｗ」
アンディ「１５羽です」
鴿子「･･･え･･･！？」
アンディ「鳩、１５羽だせます。」
鴿子「･･･う、うわあ･･･ああ・・・ああああああああああ(イスから転げ落ちる)」
アンディ「どうかしましたか？１羽、２羽……」
鴿子「ああ、あふゥッ・・・ひいいい・・ガクガク(足が震える)」
アンディ「１１羽、１２羽、１３羽……あれ、出ないな……頼む。出てきてくれ」
鴿子「ああ・・あ・うんっ・ああ・・・ｸﾙｯﾎﾟｰｸﾙｯﾎﾟｰ(鳩が飛び出る)」
アンディ「なんてね冗談さ＾ ＾。１４羽。そして、……１５羽。」
鴿子「あんっ！ああん・・らめ・・・もうらめえ！ｸﾙｯﾎﾟｰ（１４羽目の鳩が飛び出る）」 

&gt;・うん……アンディ知らない人にはサッパリだよねｗ
&gt;・アンディｗｗｗ　なんか「らめえ！」言いながら鳩出してるのえろいね。

*『僕の名前　～ボード・エニグマティック・ボード～』


鍋パーティーを終えた番長グループの面々は片付けを行う者とくつろぐ者に分かれていた。
食後の一服に煙を吐く狂白ユウ。
隣で武器のメンテをする[[フルアーマー純子]]からも並んで煙が。

「カニカニカニカニカカニカニ、ふぐふぐふぐぐふぐ」
蛇淵かわずはいつものように歌っている。
ちなみにもちろん、今日の鍋にはカニもふぐも入っていなかった。

「ファハハハ……アカチャン！」「アイエエエエ！？」
運悪く夢魔の今宵の相手に選ばれてしまった影平が襲われ嬌声を響かせるが、周りは
慣れたもので動じる者はいない。

「ヨタさん、これもお願い」
「承知しました」

番長小屋奥の簡易台所では、掃除婦のヨタが残像が見えるほどの速度で次々に皿を
洗っては片付けている。ヨタの元に皿を運んでいるのはれたいたぷただ。

大きな鍋をどかすと、三五が鍋敷きの模様に気がついた。
[[生徒会ＳＳスレの27&gt;http://www53.atwiki.jp/yutorigk/pages/88.html#id_31b14dca]]で夢追から渡されたものである。

「綺麗な模様じゃな……ん？　裏にも何か描いてあるぞ」
「レッサーパンダだーっ」
かわずが即答した。確かに、しっぽがしましまの動物の絵が彫られている。

「あっほんとだ、そんな絵も描いてあったんですねー」
れたいたぷたは働きながら、横目でその絵を確認した。近づいて見ようとする。

「あ、番長ー、お茶ー」
しかしそこで、動き回るれたいたぷたを目に留めた[[鶉かなめ]]がぶっきらぼうに声をかけた。

「それいいな、アタシも」狂白。
「あ、頼む」純子。
「すまんがワシも頼む」峰内。
「俺は……コーヒーがいい。ブラックで」紫乃守。
「助けてくれえー！」影平。

「あ、はーい！」

これは一般にパシリと呼ばれる行為で、普通は番長が言いつけるものである。
ひととおり食器を運び終えたれたいたぷたは、嫌味のひとつもなく笑顔で小銭を抱えて
外に出た。影平を助けるのは無理なので見なかったことにした。


―――


自販機の前で大量の缶を抱えながら、れたいたぷたは見知った顔を見つけた。
「夢追さん、素敵な鍋敷きありがとうございました」
「あっ、な、鍋……？」

一瞬混乱した夢追だがすぐに思い当たる。自分が渡した金属板が鍋敷きになるとは。
しかし、ということは。れたいたぷたは、そこに描かれた内容を見たのだろうか？

「ど、どうでした！？」
「どう……えっと、とっても可愛かったです！　レッサーパンダ！」

果たしていかなる変化が？　意を決して聞いてみた夢追に、
れたいたぷたは一切罪のない微笑で応えた。……いや、なんにも応えられてない。
嗚呼、レッサーパンダ……。夢追は文字で伝えなかった事を後悔した。

どう伝えたものか、夢追は思案に暮れる事となる―― 

*『安価SS・もういろいろと無理です』
――――――――――――――
　ホーホー、ホッホー。ホーホー、ホッホー。
　境内にキジバトの鳴き声が響き渡る。絶え間なく続く鳴き声と、共鳴する音がキジバトの多さを物語る。
　三五は今日のような休日だといつもキジバトの鳴き声に起こされる。規則正しい生活を送っているために
起床時間がある程度固定され、時間通りに起きられることも一つの理由だが、主な要因はこれにある。
　彼女がそっと目を開けると、ぼやけた視界の先に黒い何かがいるのを見つけた。

　忍者。

　そう、この忍者は先日三五と契約した影平代である。仕事のため、朝早くから神社の警備に当たっていた。
「ドーモ、ミコ＝サン。オハヨーゴザイマス」
　忍者装束に身を包んだ影平が、三五の真上で朝の挨拶をする。上手いこと足だけで天井に張り付いて
いるため、首から下（上？）が見えない。三五は影平の頭を避けて起き上がった。
「お主、そのようなキャラではないだろう……」
「昨日ですね、友人からニンジャはこのような喋り方をすると聞きました」
「それは違う忍者じゃ。お主までそのニンジャになる必要などないのじゃぞ……」
　三五は寝間着替わりに着ていた襦袢が着崩れていることも気にせず洗面所に向かった。顔を洗い終えると、歯ブラシを取り出して歯を磨き、口を濯ぐ。
　寝起きの習慣を終えた三五は、身の丈に不釣り合いな襦袢を引きずりながら部屋の隅に置かれた
小型の冷蔵庫に向かった。中から今日の朝食を取り出した。
　スシだ。昨日買ってきたパック詰めのスシである。半額で買ったため、二百五十円だ。
　布団に戻って、黙々ともぐもぐ食べている三五を影平は観察した。
「……欲しいのか？」
「そういう訳ではないんですが……いつもそんな食事なんですか？」
「いや、今日だけじゃ。普段は自炊しとるから経済的なのじゃ」
「ですよねー」

　食事を終えると、三五は巫女装束に着替えた。緋袴が極端に短かったり、袖に赤い紐がついていたり
しない、正真正銘の巫女装束。
　神社の仕事といっても、参拝客の相手をするとき以外は特にすることがない。金銭の管理は基本的に
一家に任せているので、ある意味では三五も雇われの身だ。
「本日は晴天なり……っと。ん？　あれは……」
　鳥居の上に立つ影平が何かを見つけたらしく、微笑んでいる。
「来客ですよ」
「逆砧と蛇淵……それと、狂白もな。なかなか珍しいのが来とるようじゃな」
　そう言われて影平が目を凝らすと、確かにその三名である。
「……本当だ、なぜわかったのです？」
「ふっふっふ。それはわしが神社ではいろいろとできるからじゃよ。神社でならわしはお主より強いぞ？」
　三五は胸を張って言った。
「せっかくじゃから、迎えに行ってくれぬかの？　いや、行ってくるのじゃ！」
「了解しました」
　体のいいパシリにされているようながしたが、サービスの一環ということで自身を納得させた。 

「ついた！　ここがみーちゃんの神社だよーっ！　……ゲコ！」
　蛇淵かわずは聳え立った崖の前で叫んだ。
「たっけーな。あの上に神社があんのか？」
　次に口を開いたのは狂白ユウだ。彼女は典型的な不良少女だが、世の中には不良ほど友情や絆を大事に
する傾向がある。ゆえに、コミュ力使いである蛇淵と仲がい。
「とにかく、行きましょう。でも、もうこの崖を登るのは嫌ですよ？」
「え？　なに？　この崖のぼんの？　面白そうじゃん！」
　れたいたぷたの言葉に反応して、狂白は例の崖を登り始めた。れたいたぷたが止めようとすると、
上からニンジャが降ってきた。いや、忍者が降ってきた。狂白はその下敷きになった。
「どうも、おはようございます、みなさん」
「お、おはようございます。影平くん。あ、あの……」
「長い道を歩かせるのも何なので、お迎えに参りました。一人づつ私が担いでいきます」
　れたいたぷたが狂白のことを教えようとしたら、口を挟まれた。
「おお、それはありがとう！　ぜひ頼むよ！　……ゲコ！」
　蛇淵も狂白には目もくれずに、影平に担がれ一気に崖を登った。
　れたいたぷたは、ずっと下敷きになっていた狂白に声をかける。
「あの、大丈夫ですか？」
「畜生、あのニンジャ、ツブしてやる……」
「だめです、そんなことしたら狂白さんが爆発してしまいます！　爆散四散でうわあぁぁあぁ！？」
　着地と同時にれたいたぷたを担いで、再び影平は崖を飛んで登った。それを追いかける狂白。
「待てやこのニンジャアアァァッ！」 

　崖の上では、巫女装束の三五が待っていた。
「よくきたの、お主ら。歓迎するぞ。といっても、特に何もないがの」
「うん、みーちゃんも相変わらず変わってないね！　ちょっとは背が伸びたみたいだし！　……あれ？」
「あの、今日は狂白さんも連れてきたんですけど……」
　と、言葉を紡ぎかけた所で、背後から叫び声。

「どこだニンジャァァアッ！！」

　あの崖をものの十数秒で駆け上がってきた。なかなかの体力だ。
　影平は自分を呼ぶ声に反応する。
「ここにいますよ」
　マスクの上からでもわかるドヤ顔。狂白はそれを挑発と受け取った。
「上等じゃねーか……！　アタシと勝負しやがれッ！」
　直後、周囲に霧ができた。狂白の能力、『ホワイトメルト』によるもの。目くらましにはならないが、
この霧は相手の防御に関する部位を劣化させる能力。装甲の持つ耐久力が低くなるのだ。
　同時に、それによって相手の動きも鈍くなる。ただし、基本的にタイマン用の能力なので霧の中の
一人しか対象にできない。
「さっきは本当にごめんなさい。でも、喧嘩ならいくらでも受けて立ちますよ！」
　影平が臨戦態勢に入る。狂白によって一撃、二撃と加えられる拳を華麗に避ける。
　狂白が蹴りを入れようとすると軸足を倒され、殴ろうとしても手で止められるかギリギリで躱されるか
のどちらか。だが、影平から攻撃を仕掛けることはない。
　一方的な展開が続いていたが、影平に砂利を投げつけると大きな隙ができた。
「あンたちょっとウカツだぜ！」
　影平の顔面に拳が届こうかという瞬間、狂白は腕を中心に一回転し、地面に伏せられていた。
「喧嘩はそこまでじゃ。こんなところで湯けむり殺人事件なぞ起こされてもかなわんからの」
　上から三五によって抑えつけられていた。肩の関節もキまっているため、腕はピクリとも動かない。
「逆砧から事情は聞いた。ほぼお主のせいじゃの、影平」
「ええ……後から気づきました。彼女を下敷きにしているということに、いや、本当に申し訳ないです」
　影平はぺこりと頭を下げた。
「まあ、何かに免じてもらうわけでもないが、許してくれんかの？」
「フザけんな、それじゃあアタシの気がすまな――」
「まーまー、ちゃんと反省してるみたいだし許してあげようよ……ゲコ」
「……」
　蛇淵のコミュ力で、どうにかして狂白を宥めた。狂白は納得行かない様子だったが、蛇淵のため
という理由で渋々了承した。 

「そうだ、こんなことをしにきたんじゃなくて……」
　蛇淵は本殿の賽銭箱に向かう。賽銭箱の前で財布を取り出すと、逆さまにして金を全てぶちまけた。
「今度のハルマゲドンで勝てますように！　……ゲコ」
「む、もしかしてまだ『金をいくらでも出す』になっておるのか？」
「うん……まぁ……」
　ちなみに全く関係ない話だが、この時影平は「番長グループの数少ない男友達である紫乃守煉獄なら
『ヤツを投入しろ！　急げ！』と言いながら同じ事をするだろう」と考えていた。
「これだけあれば願いも叶うよね」
「別に、金の量で決まるわけではないのじゃが……」
「叶わなかったらその時は『全く、何のために高い金を払っていると思っているのだね！』
って神様に文句言ってくるよ！　……ゲコ」
「お？　今度は神サマに喧嘩売んのか？」
　三五は無言で狂白をにらみつけた。
「あれ、絵馬がありますね……」
　れたいたぷたが、賽銭箱の隣にある絵馬に目が行った。それぞれの絵馬に様々なことが書いてある。
普通の願い事もあれば、愚痴やら何やらを書いてのもある。
「サキュバス？　スイートサキュバス？　スイートチョコレートおいしいです^^」
「メガネの教えに従う限り、コンタクトレンズ使いを見逃すわけにはいかん。ここで死んで貰う」
「ごめんなさい、もう色々と無理です」などなど、バリエーションは豊富である。

「さて、特にやることもなかろうし、何かで遊ばぬか？　缶蹴りくらいならできるぞ」
「あ、それいいね！　……ゲコ」
「うーん、でもみーちゃんは神社だと強いから、もっと違うのにしませんか？」
「アタシはなんでもいーぜ」
　今日も神社は平和であった。 

*３ターン目後手SS
嗚呼、空を見よ！！
魍魎の匣が中空を飛んでゆくではないか！！
盛り上がった大地のバリケードを掻い潜り鶉を殺すために！！

敵を殺す能力は味方を殺せるか否か！！
家康は神の認識に打ち勝ったのだ！！


女を殺したいのに敵に女が少ない。
彼の鬱屈とした魔人としての妄念が開放の時を待っていたのだ。

そう家康は味方を殺したかったのである！！

魍魎の匣が鶉の脳天を打ち砕く。

これが魔人[[田中権左衛門家康]]が神に愛された瞬間であった。

覚醒の時は近い。 

*爆心地

吸い寄せられたかのように

引き寄せられたかのように

血が、肉が、折り重なる場所

平らげるのは、皿の上のディナー

味付けは、FFの苦味

そこには敵も味方もない墓標

打ち捨てられた魍魎の匣を閉じるのは誰

骨を拾うのは誰

ハルマゲドンなんて起きたのかしら

きっと何も起きなかった

誰も死ななかった

だって死体がどこにもない！

デタラメ、デマカセ、与太話

怪談だわ　怪談よ

死体を食べる女が居るのよ

きれいにするのね

何事もなかったかのように

明日にはきっと元通りよ     </description>
    <dc:date>2012-01-16T00:17:57+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/1.html">
    <title>トップページ</title>
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    <description>
      *&amp;i(){ゆとりGKダンゲロス}

&amp;font(i,18px){「２０１２年…}
　
&amp;font(i,18px){『脱ゆとり』が唱えられる昨今だが、希望崎はゆとりに満ちていた}

&amp;font(i,18px){暴力の気配は微塵も無く、触手もビッチも避妊の上での和姦し}

&amp;font(i,18px){かしない}

&amp;font(i,18px){周囲の心にゆとりをもたらす魔人・ゆとりのひろゆきのおかげで}

&amp;font(i,18px){ある}

&amp;font(i,18px){学園側も、卒業後は特別待遇で彼を雇用する方針であった}

&amp;font(i,18px){しかし、メシアたる彼がある日階段から落ちて死んだために}

&amp;font(i,18px){希望崎も脱ゆとりを果たし、そして山乃端一人は殺害された}

&amp;font(i,18px){終末が囁かれる年に勃発したハルマゲドン}

&amp;font(i,18px){その先に待ち受けるのはゆとりのエデンか、脱ゆとりのインフェ}

&amp;font(i,18px){ルノか―」}

----

&amp;color(red){&amp;bold(){&amp;font(i,18px){ゆとりGKダンゲロスは番長グループの勝利となりました。}}}
&amp;color(red){&amp;bold(){&amp;font(i,18px){みなさんお疲れ様でした！}}}

&amp;color(green){&amp;bold(){&amp;font(i,18px){総合MVP：田中権左衛門家康}}}

----
*&amp;i(){INFORMATION}

-&#039;&#039;ゆとりGKダンゲロス&#039;&#039;へようこそ！GKがゆとりを持って運営するダンゲロスです
-今回のキャンペーンの各ルールや進行は[[基本ルールガイドライン2.1&gt;http://www46.atwiki.jp/dhrule21/]]に準拠しています
・不明な点はこちらを参照するか、[[総合掲示板&gt;http://jbbs.livedoor.jp/game/39801/]]でお聞きください

*スケジュール　&amp;color(red){&amp;font(12px)}

|&gt;|&gt;|BGCOLOR(silver):CENTER:&amp;size(14){&amp;bold(){キャラクター作成期間}}|
|12月26日（月）|00：01|　キャラクター登録受付開始|
|12月29日（木）|23：30|　１通目受付終了|
|1月3日（火）|23：30|　２通目受付終了|
|1月7日（土）|17：00|　キャラクター選択受付終了|
|1月7日（土）|21：00|　キャラ紹介GKラジオ（陣営公開）|
|&gt;|&gt;|BGCOLOR(silver):CENTER:&amp;size(14){&amp;bold(){作　戦　期　間}}|
|1月09日（月）|23：30|　GK調整発表|
|1月10日（火）|23：30|　シークレット・発動率低下キャラ提出|
|1月12日（木）|23：30|　スタメン＆初期配置提出、発動率低下キャラ＆先手後手発表|
|1月14日（土）|12：00|　応援SS＆イラスト提出終了、質問受付終了|
|&gt;|&gt;|BGCOLOR(silver):CENTER:&amp;size(14){&amp;bold(){本　　　　　戦}}|
|1月14日（土）|19：30|　先手陣営行動提出締め切り（非公開）|
|1月14日（土）|20：00|　戦闘開始（先手陣営の行動公開）|
|1月15日（日）|02：00|　１日目戦闘中断予定時刻|
|1月15日（日）|20：00|　２日目戦闘開始|

・※ 記載してある時間になったら開始（終了）です。例えば「24：00」締め切りの場合「23：59：59」はセーフですが「24：00：00」はアウトです
*初心者の方へ
・初心者の方は以下のサイトを見るとダンゲロスがどんなものか分かっていただける思います
・&amp;bold(){ゲームの雰囲気を知りたい}
　　　&amp;ref(http://www7.atwiki.jp/attindh?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=17&amp;file=arrow.gif)[[はじめてのダンゲロス&gt;http://0006.x0.to/hjdn/]]（進研ゼミマンガ風のプレイ解説）
　　　&amp;ref(http://www7.atwiki.jp/attindh?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=17&amp;file=arrow.gif)[[第三次リプレイ&gt;http://www41.atwiki.jp/dharmagedon3/pages/79.html]]（実際のゲームのレポート）
・&amp;bold(){ゲームの進行を知りたい}
　　　&amp;ref(http://www7.atwiki.jp/attindh?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=17&amp;file=arrow.gif)[[ダンゲロスLite説明&gt;http://cagami.net/dansyaku_blog/archive/001454.html]]（イラスト入りで分かり易く解説。ただしルールが若干異なります）
　　　&amp;ref(http://www7.atwiki.jp/attindh?cmd=upload&amp;act=open&amp;pageid=17&amp;file=arrow.gif)[[基本ルールガイドライン2.1（キャンペーンの進行）&gt;http://www46.atwiki.jp/dhrule21/]] （進行の詳細。是非目を通してください）
*キャンペーン情報
・ゆとりを持って運営する&#039;&#039;ＧＫ&#039;&#039;
・・&#039;&#039;メイン：&#039;&#039;ももじ
・・&#039;&#039;サブ：&#039;&#039;あやまだ
・・&#039;&#039;サブ：&#039;&#039;スカーレット
・・&#039;&#039;サブ：&#039;&#039;サンライズ
・・&#039;&#039;サブ：&#039;&#039;陸猫
・&#039;&#039;キャンペーン種別：&#039;&#039;ハルマゲドン（本編）
----    </description>
    <dc:date>2012-01-15T23:58:13+09:00</dc:date>
    <utime>1326639493</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/30.html">
    <title>戦況</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/30.html</link>
    <description>
      *戦況

-[[初期配置&gt;スタメン＆初期配置]]
-[[１ターン目先手&gt;１ターン目先手]]
-[[１ターン目後手&gt;１ターン目後手]]
-[[２ターン目先手&gt;２ターン目先手]]
-[[２ターン目後手&gt;２ターン目後手]]
-[[３ターン目先手&gt;３ターン目先手]]
-[[３ターン目後手&gt;３ターン目後手]]
-[[３ターン目転校生]]
-[[４ターン目先手&gt;４ターン目先手]]（決着）    </description>
    <dc:date>2012-01-15T20:43:49+09:00</dc:date>
    <utime>1326627829</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/36.html">
    <title>４ターン目先手</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/36.html</link>
    <description>
      *４ターン目先手

|[[３ターン目転校生]]|←|&amp;b(){４ターン目先手}|																										
|		|	＿1＿	|	＿2＿	|	＿3＿	|	＿4＿	|	＿5＿	|	＿6＿ 	|	＿7＿	|							
|	A	|	菜園場	|		|		|	（壁）	|		|		|	メガネ	|							
|	B	|		|		|		|		|	一	|		|		|							
|	C	|		|		|	御照	|	（壁）	|	&amp;color(red){歩峰、天刹院、鶉、川端、揉岡、社、御厨 井上 }、★逆砧、EA-02、純子、影平、紫乃守	|	峰内、&amp;color(green){攻撃⇔精神入れ替えフィールド }、三五	|	狂白、田中、	|							
|	D	|	九十	|		|		|	[[いいいい]]、	|		|		|		|							
|	E	|		|		|		|	（壁）	|	ゆとり万次郎	|		|		|

★伊藤（戦線離脱）


いいいい：
「うおおおおおお、俺はハスカールだあああああああ！！！」
吼えたける

御照：
「やだっ、私のストーカー（男性）多過ぎ……！？」
口を両手で抑える

菜園場：
「……ここから何をしろというのでしょう」
Ａ１を耕す！

九十：
その場でライブだ！　ｷｬｰｷｭｰﾄﾁｬｰﾝ

伊藤：
その場で能力使用。効果１、２共に空撃ち
「一人だけ先に帰るような人をギッタギタにしたいのに誰も帰らないなんて！もう私は先に帰ります！」
頼みの綱のリーダーが帰ってしまったので投了
伊藤は一人で死んだ


一一と逆砧が生き残ることは歴史に定められた運命だったのだ――！ 

								
&amp;color(red){生徒会陣営の投了により、番長陣営が勝利}															
																							
																							
																							
																							
																							
*生徒会　DP：1　ボーナス：90																							
																							
																							
|BGCOLOR(silver):名前|BGCOLOR(silver):性|BGCOLOR(silver):攻|BGCOLOR(silver):防|BGCOLOR(silver):体|BGCOLOR(silver):精|BGCOLOR(silver):FS|BGCOLOR(silver):他|BGCOLOR(silver):特殊能力|BGCOLOR(silver):発|BGCOLOR(silver):成|BGCOLOR(silver):備考|																							
|[[御照　覧]]|女|11|3|6|4|6||視傍盾無|102|100|バステ「一九十のファン」|																							
|[[社]]|無|13|1|0|0|8||夢の寄辺|0|100|死亡|																							
|[[一　一]]|男|0|15|11|0|0||ToLOVEるメイカー・えすかれーしょん|77|100|バステ「一九十のファン」、永続行動不能|																							
|[[井上　志郎]]|男|16|0|0|0|6||秘剣・歪曲剣|102|100|死亡|																							
|[[天刹院　晶真]]|男|13|2|0|4|5||AXE・SKILL OVERCODE「クリスタルデスブレイク」|101|100|死亡|																							
|[[いいいい]]|男|14|4|7|0|2||力をためる|30|100|バステ「一九十のファン」|																							
|[[揉岡　乳左衛門]]|男|20|0|0|0|1||『揉岡流乳揉術奥義：菊』|107|0|死亡|																							
|[[御厨　槍太]]|男|19|0|0|1|0||この先立入禁止|107|0|死亡、バステ「一九十のファン」|																							
|[[川端　一人]]|男|10|1|0|1|4||Night　Knight|シクレ|シクレ|死亡|																							
|[[伊藤　イト]]|女|12|1|5|3|4||私の一番きらいなこと|シクレ|シクレ|バステ「毎ターン体力１ダメ」、リーダー、バステ「一九十のファン」|																							
|[[一　九十]]|女|16|2|7|5|0||シンデレラストーリー|60|100|バステ「一九十のファン」|																							
																							
																							
																							
*番長グループ　DP：7　ボーナス：113																							
																							
																							
|BGCOLOR(silver):名前|BGCOLOR(silver):性|BGCOLOR(silver):攻|BGCOLOR(silver):防|BGCOLOR(silver):体|BGCOLOR(silver):精|BGCOLOR(silver):FS|BGCOLOR(silver):他|BGCOLOR(silver):特殊能力|BGCOLOR(silver):発|BGCOLOR(silver):成|BGCOLOR(silver):備考|																							
|[[影平　代]]|男|18|0|9|1|0||口車の術|105|100|バステ「一九十のファン」|																							
|[[フルアーマー純子]]|女|16|2|3|3|6||マルチロックオン重火器一斉掃射|9|100|バステ「一九十のファン」|																							
|[[峰内　抜]]|女|0|4|10|3|11||『峰内流秘奥&quot;戴武隷躯&quot;』|102|100|バステ「一九十のファン」、能力休み、永続行動不能|																							
|[[紫乃守　煉獄]]|男|20|0|3|1|4||死の一閃|93|100|バステ「一九十のファン」|																							
|[[田中権左衛門家康]]|男|13|0|4|2|10||夏彦アタック|89|100|永続行動不能、バステ「一九十のファン」|																							
|[[鶉かなめ]]|女|8|2|0|2|5||「目覚めろ！大地」|70|100|死亡、能力休み、|																							
|[[狂白　ユウ]]|女|16|3|7|3|0||ホワイトメルト|80|100|バステ「一九十のファン」|																							
|[[逆砧れたいたぷた]]|女|11|7|11|3|0||リバティー・ヒル|105|100|リーダー、バステ「一九十のファン」|																							
|[[歩峰　鴿子]]|女|0|0|0|3|14||『ハトが出ますよ！！くるっ　ぽー！！』|シクレ|シクレ|死亡|																							
|[[EA02陸戦タイプ]]|無|8|1|4|3|8||「超反発ボール」|シクレ|シクレ|バステ「一九十のファン」|																							
|[[一　三五]]|女|0|15|6|3|6||三三五五(アンフォース)|95|100|増援、カウンター待受、能力休み、移動力１消費|																							
|[[ザ・メガネ]]|男|0|0|2|8|20||え、最初からいましたけど何か？|100|100|増援、永続行動不能|																							
*転校生						
|BGCOLOR(silver):名前|BGCOLOR(silver):性|BGCOLOR(silver):攻|BGCOLOR(silver):防|BGCOLOR(silver):体|BGCOLOR(silver):精|BGCOLOR(silver):FS|BGCOLOR(silver):他|BGCOLOR(silver):特殊能力|BGCOLOR(silver):発|BGCOLOR(silver):成|BGCOLOR(silver):備考|																							
|[[ゆとり万次郎]]|男|10|10|20|10|20||ユトリウム光線|100|100|ターゲット：ザ・メガネ|    </description>
    <dc:date>2012-01-15T20:43:21+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/90.html">
    <title>生徒会SS3</title>
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    <description>
      [[生徒会SS]]3
----
#contents
----

*無題
ゆとりのひろゆき。
彼の死によって、学園の治安はゆとり化以前の水準に―――否。
それよりも悪化しようとしていた。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

モヒカンザコ。
その名の通り、モヒカンヘアーを特徴とし、棘や鋲のついたアーマーを纏い、
棍棒やボウガン、果ては火炎放射器まで持ち出して、暴虐と略奪の限りを尽くす生命体を指す。

かつて、希望崎学園祭において大量発生し、その後ほとんどが駆逐されたものの―――

モヒカンザコは、決して滅ぶことはなかった。

ある者はダンジョンに逃れ、そこでドラゴンやクマと共に暴れ回り。
ある者は学園の片隅で、か弱い女子（と一部の男子）を弄び。
ある者は昼休みの度に、食堂にバイクで殴り込み学食を根刮ぎ食い回る。
それが希望崎の当たり前の風景になるまで、そう時間はかからなかった。

学園側も、生徒会・[[番長グループ]]共に独自にモヒカンザコの掃討、及び説得・勧誘など
手段を色々講じてはいるが、根絶には決して至らないのが現状である。


そんな暴力性も、ゆとりには勝てず。
特徴的なファッションの棘は丸みを帯び、凶器はピコピコハンマーや水鉄砲に変わり、
昼休みになれば、中庭に集まって手作りのお弁当でランチタイムを楽しむ……という光景が
学園の至る所で見られるようになっていた。

しかし、ゆとりという鎖は―――なくなってしまった。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

希望崎学園、園芸部所有農園『タカマガハラ』―――
園芸部が所有する農園の一つである。

余談ではあるが、園芸部は学園内各地に農園を設けている。
農園の敷地面積を合計すると、なぜか学園敷地面積よりも広くなるとまで言われるほど
広大な農園が、学園中そこらに多数存在するのだ。（その内の一つが、巨大温室『世界樹』である）
種を明かせば、園芸部員に『面積を操る能力』を持つ者がいるのだが―――
その人物は今回の話には特に関係がないので、いずれ日を改めて語ることになるだろう。

ともあれ。
『タカマガハラ』は農園である以上、農作物が育っている。
これまた部員の能力のなせる技か、寒風吹きすさぶ中でも
多くの野菜が艶やかに、鮮やかに熟れているのだ。
つまり―――

「「「ヒャッハーーーーーー！！　食い物だぜぇ～～～～～！！！」」」

モヒカンザコが、狙わないわけがないのである。
食物があれば奪い、飲み水があれば奪い、異性がいれば奪う。
それが彼らの行動理念であり、本能なのだから。

しかし、彼らはこの後思い知ることになる。
自分達がどうしようもなく、モヒカンザコであるということを。 

「ひいふうみい……　７匹ですか」
不意に、作物の陰から人影が現れる。
右手に土のついたスコップを握った、作業着姿の男である。
特徴的な麦藁帽と、目元を覆うライダーゴーグル―――
そんな格好をした人物は、園芸部広しといえど一人しかいない。

園芸部『ファーマー』、[[菜園場　果樹丸]]である。

「あ～～～～？なんだテメエは～～～～？」
「ヒャッハーー！コイツ確かサイエンジョーとか言う奴だぜぇー！」
「ヒャッハーー！まるでカカシだな、構うこたねぇやっちまえ！」

モヒカンザコのリーダーらしき、赤モヒカンが叫んだのを皮切りに。
一斉に他のモヒカンザコが、菜園場目掛けて棍棒を投擲―――しようとしたその刹那。

ざくり、という異音が響いた。

「カカシですか……よく言われます、背高ノッポで麦藁帽ずっと被ってますからね。
　ですが、私はカカシと違って―――動くんですよ」

そう言いながら、菜園場は右手をひらひらと振ってみせる。
そこに握られていたはずのスコップは、何故かそこにはなく―――

「あ？あ、ばああ～～～～～！？」

赤モヒカンの額に、突き刺さっていた。
顔面を真っ二つに割られた赤モヒカンは、奇声を発しながら―――地面へとぶっ倒れた。

「「「ひ、ひゃあああああ～～～～！？り、リーダー！？」」」

予想していなかった異様な光景に、棍棒を取り落とすモヒカンザコ一同。
だが、彼らの恐怖は……終わらなかった。

赤モヒカンの割れた脳天から、這い出るように……細長いモノが伸び始めていた。
最初は一本だったソレが、二本三本と伸び―――互いに絡み合って、人の背丈ほどに育っていく。
それに反比例するように、根元の赤モヒカンの亡骸が痩せ細り、干涸らび―――そして、崩れる。

「そんなに作物が欲しいなら差し上げますよ。
　生物を養分に育つ、品種改良したてのソイツを、ね」

赤モヒカンの肉体が崩壊し終わると同時に。
蠢いていた蔦の中から、巨大な蕾が顔を出し―――禍々しい花を開いた。

「な、なんだこりゃ―――」
「ひゃ、はははは……」

驚愕の余り、失神するモヒカンザコA。
恐慌の余り、失禁するモヒカンザコB。

この瞬間、彼らの運命も決まってしまった。

動きが止まった隙を見逃さず、菜園場が攻撃に移る。
尤も、彼に言わせればこれは攻撃ではなく―――害獣駆除であり、種蒔きである。

肉に、骨に、脳に―――何か硬い物が食い込む音が再び響く。
注意深く聞けば、それが一回でないことが解っただろうが……それを認識できたのは、菜園場自身だけだろう。

一同が気付いたときには、終わってしまっていた。
モヒカンザコAとBの額に、何かの種がめり込んでいたのだ。
二人の双眸が虚ろになり、口からだらしなくよだれを垂らしたかと思うと―――
Aの眼窩と、Bの口腔からそれぞれ蔦が這い出ていく。
二人の身体を覆うように、締め上げるように無数の蔦が絡み―――
妖花は合計三輪となった。

「ひ、ひいいい……なんだよ、なんなんだよこの能力……」

ぺたり、と尻餅をつくモヒカンザコC。
その瞳は最早、虎に食われる草食獣の如く怯えきっていた。

「これは心外な。能力なんて使わなくても、貴様ら害獣程度は駆除できますよ？
　これはあくまで“品種改良”の賜物なのですから」

にこりと微笑みながら、種を撃ち込む。
合計、四輪。

「あは、あはははははははは」

恐怖に脳を焼かれ、土を掘り返し始めたモヒカンザコD。

「ああ、困りますね。土を掘り返されたら、サツマイモの生育に悪影響が出ます」

モヒカンザコDの頭を踏みつけ、地面にキスをさせるように踏みにじる。
そのまま動かなくなった身体から、蔦が顔を出す。
合計、五輪。

「ひいい、い、いやだあああああああ！！！」

涙と鼻水を垂らしながら、必死に逃げるモヒカンザコE。

「たすけて、たすけ、たす、あ、あひゃあばばあ　ぷ　」

走る身体が段々と捻れ、弾けるように花が咲く。

合計、六輪。 

「……さて、後はあなただけですね」

穏やかな微笑みを崩さぬまま、最後に残されたモヒカンザコへと近付いていく菜園場。
最後のモヒカンザコが、その様子に思わず後ずさりしながらも―――笑顔を向ける。
モヒカンザコ特有の、強者に媚びるときの表情だ。
尤も、恐怖のあまりその顔はくしゃくしゃになってしまっていたが。

「す、すみません旦那ぁ！　昨日からなんも食ってなくて、で、出来心だったんでさあ！
　今度からもうしませんから、どうかそれだけはカンベンしてくだせえ～～～！」

ぶるぶると震えながら、祈るように腕を組み命乞いをするモヒカンザコ。
あまりにも哀れなその様子に、菜園場も思わず呆れたように溜息をつく。

「……本当に、もうしないと誓えますか？」
「え、ええ！もちろんです、ヒャッハアア……」
「そうですか。　……じゃあ、もう帰ってくださいね」

へ？　と、思わず拍子抜けした声を漏らすモヒカンザコに背を向け、
争いで荒らされた作物や地面を整え始める菜園場。

「あ……　ありがとうごぜえやす！ありがとうごぜえやす！！」

命を救われたことに、心の底からの感謝を覚えたのか。
思わず土下座して、泣いて謝るモヒカンザコ。
本能に従うならば、菜園場が背中を向けた瞬間に襲い掛かるべきにも関わらず―――
本気で、悔い改めて詫びたのだった。

「礼は構いませんから……それ以上そこで土下座されたら土が固められてぺしゃんこになっちゃいます」

「あ、そ、そうですね……すみません、サイエンジョーの旦那ァ！
　それじゃ、俺はこのへんで……」

慌てて立ち上がり、農園を後にしようと踵を返した―――その時だった。

菜園場の手が、帰ろうとしたモヒカンザコの頭を鷲掴みにしたのである。

「あ、れ？　サイエンジョーの旦那、頭掴まれたら帰りたくても、帰れな……」

「気が変わりました。反省の意思が感じられません。
　しょせん害獣は害獣、ということですね。いけませんいけません、退治を面倒くさがっているようじゃあ
　ファーマー失格ですねえ……私の方こそ反省せねばなりませんね、これは」

「え、は、話が、ちが……サイエンジョーの旦那、はなして……」

モヒカンザコが、菜園場の名を三度呼んだその瞬間。
菜園場が空いているもう片方を貫手にし、モヒカンザコの心臓目掛け―――突く。
その手には、当然―――種が一粒、握られていた。

「げはあ！？　ひ、ひどい、ひ、ひ、ひでぶっ！？」

貫かれた空洞を埋めるように、種が芽吹き―――モヒカンザコの血を啜り、肉を貪り、骨を蝕んでいく。
そして、七輪目の邪悪な花が、咲いた。

「命乞いするなら、人の名前くらい覚えなさい。
　
　……私の名前は『さえんば　かじゅまる』なんですよ」

数秒前まで、モヒカンザコだったその花に向かって呟く。
その表情は、笑顔でも憤怒でも悲哀でもなく―――この上ない、無表情だった。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～

「……ふう、駄目ですねやはり。種が良くても苗床がこれじゃあねえ」

数分後。
菜園場は、妖花の成れの果て―――果実を見て、盛大に溜息をついた。

果実には、種の糧となったモヒカンザコ達の恐怖にひきつる顔がくっきりと浮かんでいた。

「今度蒔くときは、もう少し美しい苗床を選ばないといけませんねえ……」

七つの実をもぎ取り、近くの肥溜めに投げつける。
綺麗な放物線を描き、全部の実が肥溜めへと沈んでいった。

～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～～
後に、このモヒカンザコの掃討劇が生徒会の目に留まり―――
菜園場は、ハルマゲドン生徒会陣営にスカウトされることとなる。
その間も、彼は各地の園芸部農園を守り奔走することとなるのだが―――それはまた、別の話である。 

*『御厨槍太ＳＳ』



　御厨一族。
　数ある魔人一族の中でも、その一族全てが操身術、あるいは操心術――便宜上『操身術』と呼称しているが――すなわち他者を操る能力を持つ魔人のみによって構成された一族である。
　人間を操る、それは得てして大きな需要を持つ。その需要に応えて彼らは動き、人を操る。それ故に『身繰屋』の異名で遥か昔からさまざまな場面で活動してきた。
　もちろんこの種の能力を持つ魔人は一族以外にも多い。場合によってはそれを専売特許としている御厨一族の下手な魔人よりも強力な魔人もいるくらいである。
　しかしながら操ると一言で言ってもさまざまな手法がある。種々様々な能力を持つ一族の操身術を駆使して依頼主のさまざまな要望に応えることができるという強みから、彼らは社会で一定の地位を保っていた。
　一族が操身術士ばかりなのは人は得てして周囲の人間に影響を受けるものであるということだろう。操身術に覚醒するための一族独自のノウハウに加え、操身術士ばかりの環境で育った彼ら身繰屋の卵たちも、そのほとんどは他者を操る能力を手に入れるのだ。加えて、一族の外からも優れた操身術士を引き入れることでまた操身術士の数を増やし、更にその勢力を強めていた。操身術士でないのはまだ魔人として覚醒していない人間くらいのものである。
　しかし、それでも得てして例外というものはある。希望崎に通う彼、御厨槍太もそうだった。御厨に生まれながら、彼は操身術を身に付けることができなかったのである。
　前述のとおり外部からも操身術士を一族に引き入れているように、御厨は血に拘らない。それは逆に言うと、一族に生まれたものであっても操身術を得ることが出来なければ容赦なく一族から追放されるということでもある。
　そして御厨槍太が御厨一族から除名されるのも時間の問題とされていた。
　
　 ※ ※ ※
　
　少年は目の前にあるそれを見て足を止めた。
「ん、なんだこれ？」
　そこにあったのは立札である。ここは希望崎学園の一角。そこに通う少年は何度も通った場所である。しかしこの場所にこれまでそんなものはなかったはずだ。
　その立札には『こっち　⇒』と矢印が大きく書かれている。
　首を捻りながら矢印の指し示す方を見るが、ただ細い道があるだけだ。
「なんか分からないけど、折角だし行ってみるか」
　どうせ特にすることはない。物は試しとばかりにその立札の指示に従ってみることにした。
　
　そして少年は抜け道のような細い道を進み――その先に掘られていた落とし穴に落下した。 

　 ※ ※ ※
　
「ふっふっふ、見たか、この俺の操心術を！」
　そう不敵に笑うのは御厨一族のはぐれ者、御厨槍太であった。その手には先程少年を落とし穴に導いた立札がある。
　少年が落とし穴に落ちたのを確認すると、証拠隠滅とばかりに引き抜いてさっさと退散したのだ。
　そんな槍太を、傍らの友人は頭痛を堪えるようにしながら見ている。彼も先程の一部始終を見ていたのだ。
「というか単に立札の指示に従っただけで、操心術は全然関係ないだろ」
　その言葉にも槍太は動じない。
「これだから素人は。俺は立札の文言を介して相手を操ったんだ。まあ傍からそう見えるというのも極めて自然に操ったからだな」
　そう言って悦に浸る槍太だったが、彼に操心術に関する魔人能力が無いことを知っている友人からすれば呆れて苦笑しか出ない。
「この能力で今度のハルマゲドンで成果を出し、それで一族に凱旋する！　……そうすれば一族追放だなんだの言わせない」
　だが槍太のその言葉によってその笑いも消える。先程のは明らかに操心術とは関係なかったが、操心術士となるべく育てられた彼にとっては、決して譲れないのだろう。
　まあその実験台として無関係にもかかわらず落とし穴に落とされた少年は可愛そうとしか言いようがないが。
「でもハルマゲドン中じゃ、相手も罠かと思って立札に従うとは思えないけど……」
　ぽつりと懸念を呟くが、槍太は聞いていない。
「俺の操心術と、陸上部で鍛えた槍投げの技で、番長グループの奴らをみんな操ってやるぜ」
　そう言って手にした立札を槍投げの要領で投擲する。
　宙を舞った立札は、長い滞空の後大地に突き刺さる。突き刺さった場所は、先程立札を突き刺した場所と寸分違わなかった。
　この投擲こそ御厨槍太の本当の魔人能力である。その能力によって彼はどんな場所であろうと正確な投擲を可能としている。もっとも本人は自分の能力を操心術と言って憚らないが。
「あっ、今投げたやつ！　お前らが俺を落とし穴に落としたのか！」
　と、立札の側で泥だらけの少年がこちらを睨みつけている。どうやら今のを思いっきり見られてしまったようだ。
　二人は慌てて退散した。
　
　
　――ちなみに立札によるなんちゃって操心術よりも、その能力で素直に投げ槍で直接攻撃した方が圧倒的に強いのは秘密である。 

*～～社応援ＳＳ　神心～～

さて、そろそろハルマゲドンも開戦ですね。
計画通り「ゆとり粒子」も１００％集めることが出来ましたし、
後は流れに身を任せて、一さんやもう一人のお嬢さんを戦禍から護れば万事終了ですね。
「ゆとり粒子」の効果で能力を万全には使えませんが、まあそれなりに立ち回りましょう。

「そういえば社の持ってるその袋、武器って言ってたけど、何で石炭が入っているの？
　その体って全部普通の炭、というか木炭だよね？」

こちらは熱して投擲するためですよ。木炭よりも硬いですからね。

「ふーん……ふふ……石炭袋かぁ……コールサック……南十字星のすぐ脇だね」

ああ、星座でしたか。そういえばそんな名前の星があるんでしたね。
ご主人様は初めてお会いした頃からずっと星空を眺めるのがお好きでしたね。

「星座というか暗黒星雲……うん、星空って綺麗だし素敵だよね」

そうやって空を眺めるご主人様の方が私には魅力的ですがね。

「わぁ！は、恥ずかしいよ」

恥ずかしいと言われましてもそれが私の偽りない心ですので。
……ああ、そのような表情をされても可愛らしいとしか思えませんよ。
からかってなどいませんから。
さあ、ご主人様。それではそろそろお屋敷に帰る時間ですよ。
これからここは戦場になるのですから。後は私にまかせてください。

「うん……。社の心配はないけれど……一ちゃんのこと、よろしくね」

はい。出来る限り善処致します。


―――


さてさて、お嬢様にもお帰りいただいて、これで戦闘に集中できるというもの。
……いえ、駄目ですね。どうにもここのところお嬢様の事で気が乱れています。

母屋は２００年、土蔵も２００年、囲う塀は１０００年を軽く超え、
土地にいたっては遥か太古から意思を持って生きてきたというのに……

母屋に能力を与えた、人ならざる者との恋に生きたお嬢さん……
土蔵に能力を与えた、魔人を喰らう食人鬼……
塀に能力を与えた、孤独と栄華の中に生きた貴族……
土地の上を歩いた、数限りない人々……

百の生を迎え入れ、万の死を見送り……その全てを己の心と成し。

最早何に心揺すられることもなく、静かに流れる時のなかを過ごすかと思っていたのに。
お嬢様はそのような私の心をたった数年で激しく揺さぶってくださいました。
奇跡を起こす能力者……夢追中お嬢様。
正しく、八千代の時を生きた私に刺激的な日常を与えるという奇跡を齎してくださいました。
私と言葉を交わすという奇跡も平然と起こしてくださいました。
お嬢様は私にとってこれまでにない、かけがえのない、存在です。

だからこそ……

星空の好きなお嬢様……出会った頃から変わらないと思っていましたが……
気付けば、背も伸びられて、人ならば当たり前ですが、成長なされて……
その事実に気付いてしまっては……この気持ちを……抑え難い……

いつまでも子供のように見守りたい心と
いつまでも面倒をみたい心と
誰よりも良いところを見せたい心と
誰よりも私を見て欲しいという心と
その望みを叶えたいと思う心と
その願いを助けたいと思う心と
何よりも傍にいたいと欲する心と
何ものもお嬢様に近づけたくないと欲する心と

私の心は千々に乱され、治まりません。
人であるお嬢様。
人は後８０年も生きられるかどうかという存在。
ましてお嬢様はその１０分の１も生きられるかどうか。

……

この「ゆとり粒子」を作り出した魔人はなんとも心優しい人物だったようですね。
死後もその思念をこの学園に残し、争いを抑えようと……死してなお……。

……

この抗争に決着がついたら、古い神社を探しましょう。
誰からも忘れられ、住まう神も居ない、住まう神を求める神社を。
私の中に、屋敷の中に、私の神を祭るための社を建てましょう。
お嬢様を神と成して、私と共に……永く……永く……ひとつとなって。

お嬢様はそれを望まれるでしょうか。

申し訳ありません。夢追中お嬢様。
人ならざる身の私は、やはり人の身には負えぬ望みを抱いてしまうもの。

申し訳ありません。夢追中お嬢様。
それでも私は希って止まないのです。

これが私の偽らざる……

八つに裂けた、百と萬の秘心。 

*『キルミー・エンペラー』


　ゆとり粒子によりゆとりの真っ只中にあった希望崎学園。
　本来なら危険極まりこの学園だが、ゆとりのお陰で希望崎学園は数ある魔人学園の中でも安全なところとなっていた。
　だからというべきか。この時期は、安全を求めて多くの魔人が危険な魔人学園からここに転入してきた時期でもあった。


　ロシアからやってきた殺し屋、ソーニャもそうして転入してきた生徒の１人であった。
　血生臭い職業の殺し屋である彼女だが、ゆとり粒子の影響を受け、今やゆるふわ系４コマに出てくるようなゆるい日常生活を送っていた。
「ねーねー、ソーニャちゃん。みてみてー！」
「なんだよ、やすな」
　ウザイ友人に声をかけられて何事かと振り向いてみれば、机の上に４本のアキカンが置かれていた。
「ゴミか」
「ゴミじゃないよ！　ちゃんとよく見て！」
「やだよ」
「物をよく見ることすら嫌がるなんて、ソーニャちゃんはちょっとゆとりすぎ！！」
「見ることが嫌じゃなくて、お前の遊びに付き合わされるのがやなんだよ」
　とはいえ、なんだかんだで付き合いのいいソーニャちゃんは改めてアキカンへと視線を移す。
「アキカンだな。……あ、これ顔が描いてあんのか」
「こっちがクイーンで、こっちがプリンセス、こっちがジェネラルで、最後にこれがえんぺらー！」
「そこはキングじゃないんだな……」
「かっこいいじゃん、えんぺらー！」
「……あぁ、そうだな。それじゃ」
　背を向けて帰ろうとするソーニャちゃんの肩をがっしりとつかむやすな。当然のごとく投げ飛ばされるのだが。
「なんだよもー」
「ソーニャちゃんにはやってほしいことがあるの！」
「やだ」
「なんで聞く前に断るのさ！」
「私がやすなを手伝う理由が無いだろ」
「えぇぇぇー！」

　そんなこんなでゆるふわ系４コマでは３本分ぐらいのやり取りを経て、やすなはソーニャの協力を取り付ける。

「で、何をすればいいんだ」
「ソーニャちゃんにはアキカンの手足をつけてほしいの！」
「手足？」
「うん、この割り箸を手足としてぶっさして！！」
「テープでくっつけるのじゃダメなのか……」
「あ」
「気付いてなかったのか！？」
「いいじゃない、過ぎちゃったことは。はい、これ割り箸ね」
「しょうがないなー」
　やすなから受け取った割り箸を次々とアキカンにぶっさすソーニャ。
　アルミ缶だろうがスチール缶だろうが、殺し屋である彼女である手にかかればいとも容易く割り箸で貫くことができるのだ。
　クイーン、プリンセス、ジェネラルまで刺し終わってからソーニャはあることに気付く。
「ん？　おい、エンペラーの分が足りないぞ」
「あれ？　ちゃんと用意した筈なんだけど……」
　慌てて机の周辺を探すやすなだが、どこにも割り箸は落ちていない。
「うふふー、お困りのようですねー」
　と、そこににょっきりと生えるようにニンジャのあぎりが現れる。唐突な出現だがいつものことだ。
「あ！　あぎりさん。私の割り箸知りませんか？」
「割り箸ですかー。うーん、ちょっと分かりかねますねー」
「なんか嫌な予感がするな……」

　ここでゆるふわ系４コマでは２本分ぐらいのやり取りを経て、割り箸はあぎりが使っていたことが判明する。

「あらあら～、ではここは私が替わりの箸を用意するのが筋というものですねー」
　あぎりはちょうど割り箸と同じ長さ・太さの棒をごそごそと懐から取り出す。
「おいちょっと待て。なんかそれ変なオーラ纏ってないか？」
「すごーい、虹色に光ってる……！」
「うふふ、これこそニンジャ界に伝わる伝説の『レイン棒』なのですよ」
「アイエエエエエ、ニンジャ恐るべし！」
「嘘くせー」
「さて、これを……ずぶりっと」
　レイン棒をアキカンにぶっさすあぎり。直後、エンペラーが虹色に輝き――！
「お、おいこのパターンは……！？」
　お約束のように爆発した。
　アフロ状態になるやすなとソーニャ。あぎりだけは何故か無傷である。
「あれー？　アキカンがなくなったー！？」
「さっきの爆発で吹っ飛んだんじゃないか？　それか消し飛んだか」
「うわーん、私のアキカン王国建設計画がー！」
「……吹き飛んでよかったのかもしれないな」

　ゆるふわ的に終わり。 







　と、終わったのはやすなとソーニャの何てことのない日常の話。
　しかし、彼らの物語はまだ終わっていなかった。
「メ、メカ～……こ、ここは……？」
　吹き飛ばされたアキカンのうちの１体――[[The Emperor]]が目を覚ます。
　彼はレイン棒から与えられた超常的な力により、魔人として覚醒したのだ。
　ここはどこなのか、自分は一体何の缶なのか。それすらも分からない。だが、分かっていることが一つだけあって。
　自分はエンペラー……王であることを。
　そうだ、クイーンやプリンセス、頼れるジェネラルが居たはず。一体どこにいってしまったのか。辺りに彼らの姿は見えない。
「臣下のいない王……これじゃ裸の王様メカ……」
　短い手足を器用に動かして体育座りをするエンペラー。普通のアキカンじゃできないような動作ができる辺りさすがは王というべきか。
　こうして１人たそがれる彼に、救いの手が差し伸べられる。
『――仲間が欲しいか？』
「な、なんだメカ！？」
　どこからか少女の声が聞こえる。しかし声はすれども姿は見えじ。
　エンペラーが困惑する中、声は変わらず響き続ける。
『――近々、彼女が死にハルマゲドンが起きる。その時にお前がＤＰを集めていれば、ＤＰの数だけ臣下を作ることができるだろう』
「ハルマゲドン……！？　そんなことを知ってるお前は何者メカ！」
『私は……霜月とｒ――ハッ！？　なんだお前達は――』
　少女の声にノイズが混じったかと思うと、それを皮切りに聞こえなくなってしまった。
「い、一体なんだったメカ……？」
　何が何だか分からない。
　だが、貴重な情報を得る事ができた。
「ハルマゲドン……」
　あの少女の言葉通り、ＤＰを得ることで臣下を作る事ができるかどうかはわからない。
　しかし、ハルマゲドンのような魔人が集まる機会であれば、自分以外のアキカンに出会えるかもしれない……！
「こうしてはいられないメカ！！」
　――The Emperor、参戦！！



　結果としてアキカンはおらず、悲しみを背負って体育座りをすることになるのだが。
　ゆるふわ的に終わり。 

*『一人と一人』

　川端一人が山乃端一人のナイトとなるきっかけは些細なことであった。
　ある日のことである。
　２人が一緒に道を歩いていると、唐突に道が陥没した。
　転落しそうになった山乃端の腕を川端はなんとか掴み引き上げる。
　直後、２人のいるところ目掛けて暴走トラックが走ってきた。これも咄嗟の判断で川端が抱きかかえながらジャンプすることで回避。
　しかし、トドメとばかりにどこからか石が落ちてきた。落石である。
「あ、これはやばい」
　死を覚悟し、山乃端を強く抱きしめる川端。
　……だが２人は死ぬことはなかった。
　そう、川端が魔人として覚醒したからだ。

　この異様な事故・事件を通じて川端はあることを悟る。
　――山乃端一人は殺されようとしている。
　誰に、というわけではない。世界に殺されようとしているのだ。
　しかも、もし彼女が殺されたら破滅的な事件が連鎖的に起こるような形で、だ。
　先の事故に関しても、道の陥没はとある魔人の能力が時間差で発揮されたものらしく、それをきっかけにハルマゲドンが起きるだろう。
　トラックの運転手はとある政治家に深く関わってる人物であり、それをきっかけに日本を揺るがす事件になっただろう。
　石を落としたのはある魔人が覚醒ついでに起こしたものであり、もし落石で死者が出れば味をしめて更に多くの落石を起こしたことだろう。
　……山乃端一人は世界に破滅を呼び寄せるスイッチなのだ。
　そして――スイッチというのは押されなくてはいけない。そうでなくてはスイッチの意味が無いからである。
　その事に気付いたのは、川端だけでなく。
　幼き少女も、気付いてしまった。
「……そっか。私、殺されなきゃいけないんだ」
　世界が殺そうとしているのなら、仕方ないよね。
　絶望が少女を襲うより先に、諦観が彼女の身を苛んでいた。
　少女の意志がどうあろうと、世界に反逆することはできない――。
「――ふざけんなよ！」
　そのような理不尽、許しておけるものか。
　そして少年は立ち上がった。
　少女を世界の全てから守ってみせるナイトになると……！

　少年の意志・努力は実を結び、山乃端一人は殺される事なく高校生となった。
　希望崎学園はゆとりに満ち、ゆとりの世界は破滅を望むことなくスイッチを押そうとはしない。
　あぁ、だからか。
　ナイトは油断してしまった。
　彼もまた……ゆとってしまったのだ。



　スイッチが――押される。 

*～～応援延長戦　陣営の壁を越えてリレー応援『約束』～～


ハルマゲドン開戦を目前に控え、静まり返った希望崎学園校舎内。
殺伐とした緊張感が立ち込めるそんな場所を、並んで歩くふたつの人影。
大量の缶を抱えた眼鏡少女と和服の袖を揺らす黒髪少女。
希望崎学園番長、[[逆砧れたいたぷた]]。
希望崎学園部外者、夢追中。

この物語は、周囲の張り詰めた空気など気にも留めずに緩い雰囲気を撒き散らす二人の、
ゆとりＧＫダンゲロス・ハルマゲドン開戦前に行われた最後のやり取りを記したものである。


――忘れ得ぬ感触――


「私も半分、缶をお持ちしますよ」

「いえ、一人で持てますから。これでも体は丈夫なんですよ」

逆砧は夢追とそんな他愛もない会話をしながら、廊下を歩いていた。
逆砧は番長としてグループメンバーの飲み物を買いに自販機へとやってきて、
そこに居合わせた夢追が私も一緒に番長グループの所へ行きますと言いだし、
その結果、こうして二人並んで歩いているという状況が生まれたわけである。

「突撃インタビューの件がうやむやになっていましたし、今度こそはやっちゃいましょう！
　……それでも有力情報が得られなければ……えーと……私も覚悟を決めて……ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ」

「あ、そういえばそうでしたね。私のこと、気にかけてくれてありがとうございます」

夢追の言葉に、逆砧は軽く微笑み、お礼を返す。――と同時に、
夢追との間にインタビューの話が出た際の騒動を思い出し、逆砧も不意に頬を染めた。
そもそも初対面で教育上よろしくない部位を撫でてしまったというのに、その上、
あの時は自分の能力が原因で酷い揉み合いになってしまったのであった。かなり揉み合った。

「その、あのときはあんなことをしてしまって……ごめんなさい」

逆砧の指は女の子を見ると何かの衝動を吐き出すかのように蠢くという癖（？）がある。
逆砧の能力によってモヒカンや触手の属性を付与された夢追に押し倒されたあの時、
押さえきれぬ内なる衝動によって数秒の間に行ってしまった数々の行為を脳裏に浮かべ、
赤面しつつも謝罪を述べた逆砧に対し、

「いえそんな謝られなくてもいいですよ！なんだか凄く気持ちよかったですし！」

夢追がとんでもない発言を返してきた。

「えっ！？き、気持ち！？」

思わず抱えた缶を周囲にぶちまけそうになる逆砧。
なんとか堪えたものの、思わぬ返答に茹だる脳内は抑えようもない。
どうしよう、私はひとりのいたいけな少女の道を踏み誤らせてしまったのだろうか。
足を止め、夢追の顔をまじまじと見つめ返し、
悶々とあらぬ妄想で脳内にお花畑を形成する逆砧に対し、
爆弾発言を放ってなお笑顔を向ける夢追は言った。

「こう、モヒカン的思考っていうんですか？頭の中がからっぽになったような、
　自分が色々なものに変身したような、スカッと爽快で凄く心が沸き立つような感じでした！
　凄かったです！凄い体験ができました！逆砧さんの能力！リバティー・ヒルでしたっけ！」

――能力の話かよ！

逆砧は盛大にずっこけた。手に持つ缶も盛大にぶちまけた。 




――忘れ得ぬ夢――


「大丈夫ですか！？」

そう、差し伸べられた手を見て――
尻餅をついた逆砧はその手を握ろうと自分の手を伸ばし――
手と手が触れ合うその直前に、不意に逆砧は硬直したように動きを止めた。

「？」

少しだけ不思議そうな表情を浮かべ、それでも差し出した手をそのままにする夢追。
そんな夢追を見返しながら、なぜ自分は動きを止めたのか分からず、逆砧は首を捻る。
何か自分は大切なことを忘れているような、いや記憶喪失なのだから当然なのだが、
何か手を握るという行為に特別な思い入れがあったような――
逆砧の頭に、形の見えぬ、捉え所のない思いがちらついては消えていく。

「ひっぱりますよー」

そんな逆砧の中空で固まった手を、暢気な声と共に夢追がすっと握った。
はっと我に返った逆砧は、自分の体が引き起こされたこと、
そして自分の手が夢追の手に握られ、互いの体温を相手に伝え合っていることを実感し――

「えっ！？逆砧さん！？だ、大丈夫ですか！？何処か傷めました！？」

ほろり、涙が零れていた。

「え……あ、これは、違うんです……痛いとかじゃなくて……
　ど、どうしよう……す、すみません……すみません……」

慌てて眼鏡をずらし、涙を拭おうとする逆砧であったが、
溢れる涙と正体の知れない情動は収まらない。
突然目の前の相手に泣き出された夢追は大いに慌てふためき、
なんとかしようと必死に頭を働かせ、人を泣き止ませる手段を記憶の中から探り、

「し、失礼しますっ！」

がばっと逆砧の体を抱き締めた。

「ゆ、夢追さん！？」

「そ、そのですね、私も涙が止まらないことって、何度もあって、それで、
　そんなときに師匠……あ、私の面倒を見てくれている人が、ぎゅっと抱き締めてくれて、
　それで、私は泣き止むことができて……
　あ、あの、私じゃちょっと包み込むみたいにとか、できませんし、
　あ、いや、それよりも私じゃ力不足かもしれませんけれど、
　えーと……そう！逆砧さんがご自身に能力で妹属性を付与すれば恥ずかしくないですよ！」

恥ずかしいのか緊張しているのか、はたまた突然の事態に混乱しているのか、
真っ赤になりながら早口でまくしたてる夢追の声を聞きながら、
早鐘のように鳴っている夢追の鼓動を自分の胸に感じながら――
気付けば、逆砧の涙は止まっていた。

「夢追さん……ありがとうございます」

「い、いえ！どういたしまして！」

夢追の背中に手を回し、お礼を述べる逆砧。それに応える夢追。
抱き合ったまま、二人は言葉を交わす。

「思い出せませんが……何だか一つ、夢追さんのお陰で夢が叶った気がするんです」

「えっと……それは、どうも？」

思い出すことは出来ずとも、忘れることの出来ない夢が自分にはあった。
それが思わず形になって、溢れて溶けた。きっとこれはそんなことなんだ。
逆砧は夢追の肩の上で残った涙を拭い去った。

しばし、無言で抱き合う形となった二人であるが、おもむろに逆砧が口を開く。

「あの……もう、大丈夫ですので」

「本当に大丈夫ですか？」

「はい……と言いますか、あの、そろそろ手が我慢の限界で……」

「ひゃあああ！？」 




――忘れ得ぬ約束――


廊下に散らばった缶を二人で手分けして集める逆砧と夢追。
半分持ちますよ、と夢追が言い、それじゃあお願いします、と逆砧が笑顔で応える。

「さあ、それじゃあ今度こそ突撃インタビューですね！」

持ちやすいようにと缶を積み重ねながら、そう意気込む夢追を見て、
同じく缶を積み重ねていた逆砧は、ふとその手を止めて、表情に影を落とした。

「夢追さん……やっぱり、私、インタビューは……」

逆砧の様子に気付いた夢追はいぶかしげな表情を浮かべ、どうかしたのかと逆砧に訊ねた。

「私……番長グループのみなさんからとても良くしてもらってますし、
　蛇淵さんや一さんともお友達になれましたし……、
　自分の正体は……確かに気になるんですけれど、やっぱり怖いんです。
　手の癖もそうですし、お前は危険だっていう言葉も……
　それに、さっきみたいに、自分が覚えてもいないことで自分の心が動くのを実感すると、
　……自分にも本当に過去があったんだって実感すると……怖いんです」

怯えるような表情で、かすかに震えながらそう心情を吐露する逆砧を見て、
夢追は何も言えず、ただ黙ってその言葉に耳を傾けていた。
が――

「あっ！」

突如、黙っていた夢追が声をあげ、

「ど、どうかしました？」

逆砧もそれに驚いて反応した。
夢追は慌てて立ち上がると、逆砧にいきなりすみませんと一言詫びを入れた。

「社が今、探していた女の子を見つけたそうです！
　ただ、見た目が見た目なので逃げられてしまっているそうで、私がちょっとそこへ……
　ああ、あっちの社は今転送能力が使えないんだっけ……ちょっと行ってきます！」

ついに探し人を見つけたと聞き、うだうだしている場合ではないと気持ちを切り替え、
逆砧も立ち上がる。一度人探しの手伝いを頼まれた身であるからには目的を果たさなければ。

「校舎内なら私のほうが詳しいですから、どんな場所か言ってもらえれば案内します！」

逆砧の提案に、ありがとうございますと笑顔で返し、探し人の居る場所の様子を伝える夢追。
そこならこっちが近道です、急ぎましょうと駆け出す逆砧。
しかし、

「あ、すみません！この格好だと……走り辛くて……」

和装の夢追がやや出遅れる。
そんな夢追を見て、逆砧は少しの逡巡をした後――その手を握り、一緒に走り出した。

「わあ……あ、ありがとうございます！」

もう涙は出ない。
代わりに、ふわり、笑顔が零れた。

ハルマゲドン開戦を目前に控え、静まり返った希望崎学園校舎内。
殺伐とした緊張感が立ち込めるそんな場所を、並んで走るふたつの人影。
素朴な風貌の眼鏡少女と和服の裾をはためかす黒髪少女。
ふたつの影は、お互いの手でひとつに結ばれ、颯爽と駆けて行く。
その遠ざかり行く人影から声が聞こえる。

「私は、逆砧さんの正体がなんであろうと、きっとお友達になれると思います！
　逆砧さんなら、過去がどんなものであろうと、間違いなく、優しい人ですよ！
　だから、約束します！私は逆砧さんが過去を思い出しても、必ず友達になります！
　……そうだ！逆砧さんにひとつ、伝えることがあるんです！
　逆砧さんの名前のことで……もしかしたら、これで呪いが解けるかも……！
　あの……ちょっと口に出すのが恥ずかしいんですけれど……たぶん…………」

言葉を交わす二人は廊下の角を曲がり、見えなくなる。
最後に見えた二人の横顔は、眩しいほどの笑顔であった。


――――――


……その後、二人の間に何が起こったのか、いかなるやり取りが為されたのか。
逆砧の呪いは解かれたのか。抗争中の希望崎学園に迷い込んだ少女は助け出されたのか。
残念ながら、それらを語る資料は残されていない。

直後に開戦したであろうハルマゲドンの戦火によって紛失したのか、
何か記録することも憚られるような事態が起きてしまったのか、
あるいは頼んだ飲み物がやってこない事に業を煮やした何者かが資料を破棄したのか。

希望崎の混沌も一層の苛烈さを増し、隔月毎に起こるハルマゲドンや、
学外でも二大勢力の衝突による長期戦争の幕開けを予感させる紛争など、
混乱の極みにある情勢の今となっては、二人のその後を追うこともままならない。

ゆえに、我々は、願う。ただ、願う。どうか――皆の愛につつまれてあれと。     </description>
    <dc:date>2012-01-15T13:28:46+09:00</dc:date>
    <utime>1326601726</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/83.html">
    <title>GKSS</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/83.html</link>
    <description>
      GKSS
----
#contents
----

*ゆとりGKダンゲロスプロローグSS「ゆとり白書をもう一度」

「ひろゆきーッ！朝よ、起きなさーい！」

階下から聞こえる母の声にひろゆきは目を覚ました。目を擦りながら枕元の目覚まし時計を確認すると、起床予定の時刻を20分程過ぎている。

「なっなんでっ？アラームセットしたのに！」

自分で止めてまた寝てしまったことは当然のように記憶に無く、「鳴らなかった」という結論を出し、急いで制服に着替える。ボタンを掛け間違えているのもいつものことである。
起床予定時刻を過ぎていると言っても、まだ十分始業時間には間に合うはずなのだが、慌てている彼の中では「急がなきゃ遅刻する！」となっている。
部屋を飛び出し下に降りようとすると今度は足を滑らせ、ゴロンゴロンと階段を転げ落ちる。彼が大したダメージを負わなかったのは母がこれを見越してクッションを敷いておいてくれたおかげだろう。このような家族の配慮が無ければ彼は生きていられないに違いない。「ゆとりのひろゆき」と称される彼は斯様にゆとりの無い人間なのである。

寝ぐせ頭のまま家を飛び出すと、トーストを咥えて走ってきた、同じ希望崎の制服の女子生徒と衝突しそうになる。が、ひろゆきと同じく慌てていたはずの彼女はひろゆきに気づくや否やさっと身を躱し、勢い余って転びそうになった彼の制服を掴んで支えてくれまでした。コンマ数秒前まではほぼ同じようだった２人の何たる差か。しかしこれは少女が凄いと言うわけではない。むしろひろゆきの人徳の賜物と言えるかも知れない。

魔人能力「ゆとりと空間の魔術師」。ひろゆきが生きているだけで、その体からは「ゆとり粒子」が放出され、それは周囲の知的生命体の精神に作用してゆとりをもたらす。ちなみにここで言う「ゆとり」とは侮蔑的な意味のこめられた俗語ではなく、本来の、余裕があるとか言った意味のモノである。
たった今少女が予想外の事態に冷静に対処出来たのもそれ故であった。幼い頃からせっかちで、周囲から「心にゆとりを持て」と言われ続けたが故に発現した魔人能力なのだが、哀しいかな、ゆとり粒子は彼自身には何の効果も無い。魔人になる前と変わらぬ慌て者なのである。

学校へつき、友人と挨拶を交わす。希望崎は平和だった。人類史において、「戦争が無い期間」というのは3400年前から現在まで計300年も無いと言われる。無論戦争が無くとも、大小の犯罪は絶えることは無く、治安を保障するのは暴力に依る支配である。
学園自治法施行以後の学校社会ではそれがより顕著であった。希望崎に平和をもたらしたド正義卓也の思想も彼の能力という圧倒的暴力に基づいていた。それが、今の希望崎は皆が規範を守り、学園生活を円滑なモノにしようという意識を持っている。他のどんな魔人の少ない学校より、魔人というものが存在しない読者諸氏の世界の学校より、希望崎は平和だった。

ゆとりのひろゆきの家族、そして校友や教師たちは日常的に彼のゆとり粒子を浴び続け、その精神は完全にゆとり化していた。ひろゆきにとってもこの能力はメリットが無いわけでは無い。周囲がゆとったことで、彼のミスをフォローしてくれるようになったし、どういうことだかよくわからなかったが、先日、どこか儚げな美少女にお礼を言われたのだ。

「この世界では私、生きられるのかも知れない。ありがとう。」

と。

「ヒャッハー、焼きそばパンだー！」

昼休み、モヒカンザコが他の生徒達と同様に列を作って購買に並ぶ。ある触手が好みの女生徒にニュルニュルと自身を伸ばしてモーションを掛け、彼女がそれを断るとアッサリと引込み、ビッチは避妊の上で男子生徒の上で腰を振り、性病検査にも定期的に通うようになった。

「おい…マジかよ…これがあの希望崎か…。」

「どうやら噂は本当だったらしいな。」

裏口から校舎に侵入したのは、見るからにガラの悪そうな２人の高校生。他校の生徒なのだが、制服が学ランなのでパッと見は希望崎の男子生徒と見分けがつかない。２人は魔人であり、それもそれなりの強能力者であった。荒れていることで知られる学園とは言え、生徒全体に数名しかいない魔人達は天下無敵であり、やりたい放題の毎日を送っていた。

「でもよ…？殺るのかマジで…。」

「ここまで来て何言ってんだ。噂通り、希望崎はゆとってるじゃねえか。
今なら殺れるぜ。天刹院でも購買の車椅子ババアでもよお！」

２人が希望崎にやってきたのは、名の知れた魔人をぶち殺して名を上げるという、戦乱の世の武芸者のような、現代においては酷く頭の悪い動機によるモノであった。実際のところ、名を上げたいという動機は取ってつけたようなモノで、彼らは飽きていたのだ。好き放題するだけの、敵のいない学校生活に。
しかし同時に本気で死ぬようなリスクを犯したくは無いというくらいに小賢しい。これまでの希望崎なら仮に名のある魔人を殺せたとして、学園自治法があるから社会的な罪には問われないが、代わりに待つのは他の魔人達による外の世界ではありえない凄惨な私刑の果ての死だろう。
今のゆとりにゆとっているという希望崎ならば、１人２人殺した後で見事に逃げおおせることも叶うのでは無いか。そんな算段であった。逃走経路を確保し、ある程度名の売れている魔人が逃げるのに適したポイントを通るのを待つ。一般生徒を装って声をかけ、隙を突いて…。しかし、…。


「なあ、やっぱり…やめね…？」

「ああっ！？腰引けてんのも大概にし…」

日和気味だった１人がそんなことを言い出すので、思わず胸ぐらを掴みそうになる。が、その顔を見て気づいた。これは日和ったという類のモノでは無く、そもそも殺しに臨む気が無くなったのでは、そう思わせる表情だった。

「お前…何で…？どうした…。アレ…俺も、何で…何で誰かぶっ殺して名をあげようなんて馬鹿なことを…」

自分は何を無茶なことをしようとしていたのだろうか。何故そんな頭の悪い発想を。若さ故か、或いは魔人だからか、好き好んで無謀な行動に出たがっていたこれまでの自分への後悔の念が押し寄せる。

「どうしたんだ？君たち、見ない顔だが、他校の生徒か？」

「何だ？ウチに遊びに来たのか？歓迎するぜ。」

大戦斧を担いだ眉目秀麗な男・天刹院晶真とフルアーマーの大石川純子。対立するはずの陣営に属する両者が極普通に廊下で談笑しており、そして２人の姿を認めるとにこやかに話しかけてきた。更に純子と同じ[[番長グループ]]の影平代も手を振りながら廊下の奥からこちらへと歩いてくる。

「いや、すいません。僕らもう帰るんで。」

「アイエエエ！ニンジャ！？ニンジャナンデ！？」 

怯える２人を純粋な善意から[[生徒会]]室に、いやいや番長小屋に、と自身の巣へまねこうとする３人の横を、１人の少年が通り過ぎる。ゆとりのひろゆき。希望崎をゆとらせた張本人。しかし、殆どの生徒はそのことを知らない。多くの魔人に共通する、しかし今の希望崎に於いては非凡な性〈せっかちさ〉を持つ彼は、自分だけ課題を提出していなかったことから教師に呼び出され、向かう途中であった。職員室のある階へと階段を降りようとする。


「あっ！？」

彼の不運は２つ。１つは忍者に失禁した不良の尿が廊下を濡らしていたこと。もう１つは彼の自宅と違い、足を滑らせた彼を受け止めてくれるクッションの類が用意されていなかったこと。ひろゆきは朝と同じく階段を転げ落ち、しかしダメージはよほど大きかった。全身、特に頭部をあたりに音が響くほど激しく打ち付ける。

２時間後、ゆとりのひろゆきは搬送先の病院で死亡が確認された。死因は脳挫傷。葬儀には多くの人が参列した。多くが純粋に彼の死を悼んでいたが、教師や理事ら、希望崎の平和が彼の能力によるものと知っていた者たちはこの先の学園の運命を嘆いていた。そんな中、死に化粧の施されたひろゆきの顔を見下ろすある少女の表情は、哀しみと自嘲と諦観が入り交じっていた。

「ごめんなさいひろゆき君。やっぱり…この世界でも私は殺されなきゃいけないみたい…。」

希望崎の平和が崩れだしたのは、それから数日後のことだった。体内のゆとり粒子の影響が薄れ、校舎内のゆとり粒子濃度が無視していいレベルにまで低下すると、希望崎はダム決壊時の暴流の如き勢いで、ひろゆきの入学前の、ビッチと触手と暴力の真っ只中、戦闘破壊学園ダンゲロスへと脱ゆとりを果たしたのである。いや、今までゆとっていた反動からか、前以上の暴力性を持って。

そして数週間後、少女－山乃端一人はその死を以ってメギドの火付け役となった。

「この世界でも…私はハルマゲドンの切欠に過ぎなかった。それでも、仮初でも私に安らぎをくれたこの世界に、私はまたゆとりが戻って欲しい。どうか、お願い…。」

山乃端一人は薄れ行く意識の中でそう願った。

「メ…ッセージ…で…す…。これが…せい…いっぱい…です。希望崎のみな…さん受け取って…ください…伝わって…ください…。」

ゆとりのひろゆきの残留思念は最後の力を振り絞り、生前自身が放出したゆとり粒子の残滓を両陣営の要となる魔人に集中させた。もはや避けられないハルマゲドンの惨禍を少しでも軽くするため、その後に希望崎にゆとりを取り戻すために。

果たしてハルマゲドンの後に待ち受けるのがゆとりか、脱ゆとりか、それは今の彼らにはわからない。


*ゆとりGKダンゲロスエピローグSS「失われたゆとりを求めて」

ゆとりダンゲロスエピローグSS「失われたゆとりを求めて」

「俺はハスカールだーッ！ハスカール！ハスカール！」

[[いいいい]]の絶叫を聴きながら、番長グループと生徒会陣営は睨み合っていた。とは言っても、戦場の一角に築かれた死体の山は、もはや生徒会陣営に勝算が無いことを物語っている。彼らの降伏により勝利を収めた番長グループではあるが、その顔に喜びは無い。仲間の死は言うまでも無く、積み上げた敵の亡骸も、ほんの数週間前までは穏やかな日常を共にしていた学友のそれだったのだから。

「私たちは覚悟は出来てる。でも、せめてこの子のことは見逃してあげて…。この子は巻き込まれただけだから。」

生徒会陣営の生き残りでまともな精神を保っていた御照覧は、変態呼ばわりしたはずの一一の除名を嘆願していた。一の小柄な体は、九十の腕に抱かれている。呆けたような表情だが、瞳の色は彼の絶望の濃さを反映していた。生徒会の皆を守るために自身の能力で[[鶉かなめ]]の能力を暴発させ、バリケードを築いたことが招いた敗北。自分のせいで、頼れる人達が目の前で殺されていく。一の許しを請う叫び声を聴きながら、番長グループは生徒会陣営のメンバーを生き残った者たちの心が折れるまで殺していった。同じく夢追中がいくら懇願しても、逆砧は社に手をかけるEA-02を止めなかった。こみあげる吐き気を押し殺しながら、かつての学友、そして仲間にすら手をかけた。真に許しを請うていたのは、番長グループだったのかも知れない。

「(さようならはーきゅん…みんなによろしくね…)」

可愛い弟に落としていた視線を上げ、向けた先にいるのは名前を知っているだけだった妹。
こちらを見る彼女の表情も酷く苦々しげである。姉妹の情を交わす機会はもはや永遠に失われていた。殺るか殺られるかという関係になったあのときに。それが不幸か幸運かは両者共にわからなかったが。

「社っ！しっかりして！死なないで！」

亡骸が塵と化す。どこか美しい最期を社は主人の腕の中で迎えていた。冷めた熱と指の間から零れてゆく社「だった」灰は、朽ちてゆく命の象徴に相応しい。


「逆砧…あの子を逃したら後は…あたしが殺るよ…。」

「…。」

[[フルアーマー純子]]もやはり躊躇いがちに言う。フルアーマーたる彼女の残弾はまだたっぷりあり、容易に残りの生徒会メンバーを爆殺出来るだろう。かつてのハルマゲドンで生徒会が敗者に行ったという凄惨極まる処刑に比べればはるかに人道的だ。が、

「いえ。一一さんだけじゃなく、生徒会の皆さん全員生かして帰しましょう。」

逆砧の言葉に、両陣営とも目を丸くする。確かに普段の彼女は優しい人物であるが、戦闘中は番長として冷徹な判断を下していた。夢追も、将としての彼女には情け容赦の無い人だと思った。

「私たち、熱に浮かされていたような、そんな気がするんです。山乃端一人さんが殺されたってことさえ、ただのきっかけに過ぎないんじゃ無いかって。何かに駆られて、前は何のいがみ合いも無かったはずのあなた達と、取り返しの付かない戦争を始めてしまった、と。」

逆砧は以前の学園の平和がゆとりのひろゆきの力によるものとは知らず、山乃端一人の抱えていた宿命など尚更である。それでも、このような事態に至ってしまったこの学園に、この世界に何か呪いめいたモノを感じていた。それは彼女自身もまた呪いを背負う身であるからかも知れない。

「確かに、どうして戦いなんか始めたんだか、よくわからないや…。」

御照が同意して呟く。部外者が耳にすれば何人も死人を出す戦争をしておいて、脱ゆとりどころかゆとり極まると思われそうな台詞だが、皆意見は同じであった。開戦の理由は当然あるし、事細かに説明できるのだが、それがまるで取ってつけたかのように今となっては感じる。

「だから…、奪った命は返せないけれど、せめてこれ以上は奪わないよう、やめにしませんか…？今更遅いかも知れませんが、お三方には職を退いていただき、山乃端さんの死の件については話し合いで決着をつける。公平な話し合いとなるかどうかは皆さんに我々を信用していただくほかありませんが、どうか…。」

そう言うと逆砧は敵の、そして仲間たちの顔を見回す。助命された生徒会陣営はもちろん、番長陣営にも異を唱えるモノはいなかった。三五は安堵の表情で九十の顔を見つめ、九十は涙を浮かべて弟を抱きしめる。

「ひーちゃん…カズ君…私達はこっちを選ぶよ…。ごめんね。」

「二人」がこの決着に何を思うのかはわからない。しかし、物言わぬ死者の遺志を都合のいいように歪めるより、よほど誠実と言えるかも知れない。山乃端一人の死に憤った川端一人の行動がそうであるように、彼女らの選択も結局は自己満足に過ぎないのだから。


「お嬢…様…」

逆砧を無言で見つめていた夢追は社の声ではっと我に返る。完全に崩れ、ただの灰と化したはずの社を手で掬って見るが、さっきまでよりいっそう冷たく、ただサラサラと零れていくだけ。

「社！？い、生きているのですか！？返事をしてください！」

「お嬢様…『物』としての私の肉体はもう朽ち果てています。付喪神は所詮物に宿るですから。」

声はすれども姿は見えず。語りかけているのは、「物」に宿っていた社という神の本体、神魂と言うべきモノであった。

「とは言え、神は神ですから。こんな真似も許されるようです。お別れまで、少しの間だけですが。」

「社…！」

中は涙を流すが、縋りつくべき体は崩れ、見つめる対象も虚空に姿を浮かべない。

「お嬢様…！あなたはいつも無茶ばかりして、私やオオワシさんをハラハラさせていましたね。今は、心配のし過ぎで私がこんなことになってしまいましたが…。正直、あなたより先に死ぬとは思わなかった…。」

「ごめんなさい社…！私のためにこんなことに…。」

「いえ、これは完全な自業自得ですから貴方が自分を責めることじゃありません。それよりお嬢様、今でも魔人能力は好きですか？魔人能力で殺されたいと思いますか？」

「……、ごめんなさい社。好きです。今でも魔人能力で死にたい。」

「貴方のそういうところ、直して欲しいと思っていたのに、今は何だかほっとしましたよ。ならお嬢様…、魔人能力以外で死ぬことの無いよう、どうかご自愛ください。黄泉の国から見守っております。さようならお嬢様。」

別れの言葉を告げると、社の「遺灰」は金色に輝き出す。風も無いのに宙に舞い上がり、その場の皆の度肝を抜いた。彼の能力でこんな真似が出来たのか？と誰もが感じたが、これは魔人能力とは別な、神としての力と言うべきモノだった。

主人を守るために収集していたゆとり粒子の残滓。もはや本来の目的で使うことは叶わないが、ならばせめて、と彼は最後の力を振り絞る。

「(ありがとうございます。番長さん。あなたが、自分の意志で助命を選択してくださったおかげで、ゆとり粒子を彼らに使うことが出来る。)」

ゆとり粒子の影響などもはや残っていないはずの逆砧が自ら提案したゆとりある選択。それに同意した番長グループの仲間たち。ゆとり粒子やその影響力は残っていなくとも、ゆとりを求める心は、話したことも無かったゆとりのひろゆきの心は、彼らの中に確かに生きていたのだ。

舞い上がった金の粒子は九十に抱かれる一を、奇声をあげるいいいいを包み込んだ。この世の何より優しく、美しい光景だった。ゆとり粒子のシャワーは壊れた彼らの心に優しく染み渡り、正常な働きを取り戻させる。

「姉…さん…！」

虚ろだった瞳が大きく見開かれ、光が戻る。

「はーきゅん…！良かった！」

「姉さん！僕…！僕…！何も出来なかった…！」

少年の瞳から涙が溢れる。正常な働きを取り戻した心も、傷が癒えたというわけでは無い。彼がこの日受けた傷にどう向き合うのかは彼次第である。生徒会も、番長グループも、肉体は殆どダメージを受けていないが、心は傷ついていた。しかし、彼らは幼気な少年に比べれば流石に強い。事後処理、仲間の弔い、生徒会の再選挙、山乃端一人殺害事件の決着、山積した問題を前に、今しばらく哀しみを押し殺せるほどに。
上空から舞い降りたオオワシは鳩の代わりとして十分な役割を果たしていた。

以上が今は亡き夢追中嬢が鉄のメモ帳に残した手記やインタビューの記録、その他関係者の証言を基にした、「ゆとりハルマゲドン」終戦時の様子の再現である。本ハルマゲドンについて一一、夢追中と並んで語られる３人目のストレンジャー、埴井葦菜の顛末についてはまた別の機会に語ることとする。彼らが選んだゆとりが、希望崎が後にどのような命運をたどるのかは現在の我々には既に知るところだが、当時の彼らの勇気と賢明さをここでは称えたいと思う。絶大なコミュ力で執筆の助けとなる情報を数多く提供してくれた蛇淵かわず女史には特に厚く御礼申し上げたい。


上記は先日事故死した魔人ルポライターが最後にweb上で公開した文章である。文中に名前が登場する、山乃端一人なる少女の死はおろか、在籍の記録も現在の希望崎学園には残っていない。    </description>
    <dc:date>2012-01-15T06:24:31+09:00</dc:date>
    <utime>1326576271</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/81.html">
    <title>EA02陸戦タイプ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/81.html</link>
    <description>
      *EA02陸戦タイプ

■性別
無性

■学年
２年

■所持武器
エッジ付き金属バット、その他各種内蔵武器（ボウガンなど）

■ステータス
攻撃：８防御：１体力：４精神：４FS：８

■FS名
驚きの反発性

*特殊能力名「超反発ボール」

隣接１マス以内にいる味方１年生１人を２マス移動させる。
その後、自分は永続行動不能となる。

スタイル:アクティブ
タイプ:瞬間型
効果:味方2マス強制移動　110
範囲＋対象:隣接1マス味方1人　1.1倍
時間:一瞬　1倍
消費制約:永続行動不能　40
非消費制約:味方1年生にのみ有効　0.7倍　

&amp;bold(){発動率：100％}

**能力原理
対象の足に超反発ボールをくっつけて大ジャンプさせる。
超反発ボールは着地時に衝撃を分散吸収、その後土に帰る。

これで後輩を鉄砲玉として死地に送り込むのだ。

ちなみに超反発ボールはEA02の動力源に関係する重要なパーツなので、使ってしまうとEA02ｊは機能停止してしまう。

*キャラクター説明
女性型アンドロイド。EA01の後継機。
よっぽど注意して見ないと人間と見分けがつかない。

EA01の開発元の那須の工場が原因不明の襲撃を受けて
壊滅させられた後、国家刺客に徴用されたプロジェクトメンバーによって作られた機体。
コンセプトは「市販の材料で驚きの反発性」
ちなみに思考ルーチンはEA01の開発者の一人で
現在行方不明の末波水面女史の開発したものをそのまま流用している。
プロジェクトメンバーの間で改良を試みているが現段階では
全く成功していない。
魔人能力者の鎮圧・殺戮を想定して設計されたが、
上記の理由で非効率なプログラムとなってしまい、
とりあえずテストと不穏分子観察のため、
生徒として希望崎学園に送り込まれてきた。

ちなみにプロジェクトメンバーの趣味により、
形態はショートカットの145cmの少女の姿。
背中が大きく開いた制服を着ている。
戦闘時には背中に格納されているロボットアームが2本出現し、
鉄の矢を放つ。
足に仕込まれたローラースケートで魔人に次ぐくらいの
機動性も持つようである。
動力源には超反発ボールを搭載することで当社比2倍の反発力。
ガトリングダスト社の開発した最先端リサイクル技術で地球に優しいぞ。


そしてメインウエポンは金属バット。
先端部に円盤状のエッジがついており、魔人の肉を引き裂く。凄く痛い。

皆に親しまれる陽気な言語行動パターンは戦闘時もそのままなので
なかなか怖い。


蛇足だが、プロジェクトチームは空戦タイプを作るべく
申請をかけているが、現状では実績不足として
予算の承認が下りていない。    </description>
    <dc:date>2012-01-15T02:07:59+09:00</dc:date>
    <utime>1326560879</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/71.html">
    <title>伊藤　イト</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/71.html</link>
    <description>
      *伊藤 イト

■性別
女性

■学年
１年

■所持武器
よく研いだ定規セット

■ステータス
攻撃：12防御：1体力：5精神：3FS：4

■FS名
正義感

*特殊能力名：私の一番きらいなこと

スタイル：アクティブ
タイプ：瞬間型
効果1：敵戦線離脱者復帰 35
対象：同マス敵1人 0.7
対象付属：空撃ち可能 1.2
時間：一瞬　1

スタイル：アクティブ
タイプ：瞬間型
効果2：同マス通常攻撃 30
対象：同マス敵1人 0.7
対象付属：空撃ち可能 1.2
時間：一瞬　1

消費制約：永続戦線離脱 30

&amp;bold(){発動率：106％}

**能力詳細説明
同マスの敵戦線離脱者を呼び戻して、
そのキャラに通常攻撃した後、自分は戦線離脱する。
効果1.2共に空撃ち可能が付いているので
どちらかのみでの発動や効果なしの戦線離脱能力としても使用可能。

**能力原理
私は自分ひとりだけ先に帰るような人が嫌いです！
というわけで問答無用で呼び出してギッタギタにしてスッキリして帰る。

*キャラクター説明
眼鏡でオデコな学級委員。和を乱す人は嫌いです！
女子特有のちょっとアレな正義感で学級会を開くのが大好き。
普通の輪から外れるのが嫌なので魔人であることを隠しているが、
希望崎には魔人が溢れているので最近は揺らぎがち。
真面目にお堅く取り繕って、奇行なんてもっての外と心がけているのに、
驚いたときに「ぎょっ！」と口に出してしまうのが恥ずかしい……    </description>
    <dc:date>2012-01-15T02:06:20+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/68.html">
    <title>川端　一人</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/yutorigk/pages/68.html</link>
    <description>
      *川端　一人

■性別
男性

■学年
2年

■所持武器
トランプ

■ステータス
攻撃：10　防御：1　体力：7　精神：3　FS：4

■FS名
普段の魅力

*特殊能力名：Night Knight

特殊能力説明：

スタイル：アクティブ
タイプ：付与型
効果：完全操作（先手）　120
対象：同マス敵1人　0.7
時間：１ターン　1

非消費制約：敵女性のみ　0.8
消費制約：永続行動不能　40

&amp;bold(){範囲：発動率：102％}

*能力詳細説明
同マス女性完全操作（先手）

**能力原理
対象の女性の手を取り、そっと抱きしめる。
ホストの血が目覚めつつあるため、それだけで相手は恋に落ちる。

恋に落ちた女性は一人の為に頑張る。
一人は女性の心を戦いの為に利用したということで胸を痛めて行動不能になる。
割り切れてないところが純血ではない彼らしいというところか。

ちなみに彼の本来の魔人能力は
「誰にも邪魔されず、対象を優しく抱きしめる」というもの。
発動することで、確実に「抱きしめる」状態まで持っていくことができたので、今まではこの能力で「山乃端一人」を守ることに使っていた。
（山乃端一人を抱きしめて攻撃を庇ったり、敵を抱きしめて攻撃態勢を潰す等）
まさに女性を護る騎士の能力といえる。

女性が恋に落ちるのは魔人能力にまったくもって関係ない。

*キャラクター説明
かわばた　かずと。

希望崎学園の２年生。
お調子者だが根は真面目。
交友関係は広く浅い。深い話をできる親友などは殆どいない。
しかし、本人はそれでいいと思っている。
その理由が幼馴染の「山乃端一人」の存在だった。
幼い頃からずっと仲が良く、彼女の「騎士」でさえあればよいと思っていた。
周囲もそんな彼らを微笑ましく見てたり、冷やかしたり。

だが、山乃端一人は殺された。
何故彼女が殺されたのか――その謎を解く為。
そして彼女を殺した者を探し出す為――一人はハルマゲドンに参戦する。



ちなみに、本人は知らぬことだが人間とホストのハーフである。    </description>
    <dc:date>2012-01-15T02:04:50+09:00</dc:date>
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