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AHA・BHA・PHA
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AHA・BHA・PHA
■このページでは、AHA・BHA・PHA共通の効果を記述する。
3種類の違い
AHA
ーαヒドロキシ酸
■水溶性の基本的なピーリング成分。日本人の肌に合っている。
BHAとPHAの中間レベルの作用。無難。
通称フルーツ酸。
・グリコール酸
・乳酸
・酒石酸
・クエン酸
・リンゴ酸
■水溶性の基本的なピーリング成分。日本人の肌に合っている。
BHAとPHAの中間レベルの作用。無難。
通称フルーツ酸。
・グリコール酸
・乳酸
・酒石酸
・クエン酸
・リンゴ酸
■分子量が小さいので浸透しやすい。また、刺激のリスクも少ない。
真皮のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸生成を促進する為、みずみずしい肌に導く。
真皮のコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸生成を促進する為、みずみずしい肌に導く。
BHA
ーサリチル酸
ーベータヒドロキシ酸
■脂溶性のピーリング成分。
■この中では最も強い作用を持つ。
■ニキビによる赤みや色素沈着の原因となる炎症のサイクルを抑える。
ーベータヒドロキシ酸
■脂溶性のピーリング成分。
■この中では最も強い作用を持つ。
■ニキビによる赤みや色素沈着の原因となる炎症のサイクルを抑える。
BHAは、AHA・PHAと較べると洗浄力が強い。油溶性なので毛穴の奥まで浸透しやすく、古い角質を除去したり、毛穴の脂、詰まり、を改善する。その際アクネ菌の滅菌作用もある。
防腐作用もある為、ニキビ予防にも有効。
防腐作用もある為、ニキビ予防にも有効。
水溶性のAHAより浸透力がある為、根深いニキビ肌の原因(アクネ菌)を除去する。
AHAでも改善がみられない場合は、脂溶性であるBHAを使用する。
AHAでも改善がみられない場合は、脂溶性であるBHAを使用する。
🌡作用が強い分刺激も比較的多いので用法は守ること。
PHA
ーポリヒドロキシ酸
■AHA由来の派生化合物。刺激が1番低い。
この中で最も進化した、最新の成分とも言える。
分子が大きい為、ゆっくりと作用するのが特徴。PHAは皮膚の表面にしか作用しないため、AHA・BHAよりはるかに穏やかに作用する。
■AHA由来の派生化合物。刺激が1番低い。
この中で最も進化した、最新の成分とも言える。
分子が大きい為、ゆっくりと作用するのが特徴。PHAは皮膚の表面にしか作用しないため、AHA・BHAよりはるかに穏やかに作用する。
■AHAより優れた保湿力があり、強い抗酸化作用を持つ。同じく抗炎症作用にも優れる。
■よって、敏感肌は勿論刺激リスクを少しでも減らしたい場合はPHAを使用するのを推奨。
ラクトビオン酸などの乳糖から抽出される。
ラクトビオン酸などの乳糖から抽出される。
AHA.BHA.PHAの効果
■よく纏めて配合されるピーリング系成分。
スクラブなどより肌に優しく、角質を除去する。
スクラブなどより肌に優しく、角質を除去する。
肌の古い角質を取り除くため、全ての肌悩み改善への効果がある。
ピーリングというと黒ずみ除去のイメージが高いが、正確には肌の古い細胞を除去するため、全ての肌悩みに有効。
全ての肌悩み改善には、肌のターンオーバー正常化が重要である。
ターンオーバーを正常に保つと、肌のバリア機能も上がる為、肌荒れしにくい肌になる。
ターンオーバーを正常に保つと、肌のバリア機能も上がる為、肌荒れしにくい肌になる。
まず肌悩みを改善するには、ターンオーバーの正常化から。
この3種のピーリング作用を適切に使用すれば、理想的な美肌に導くことが出来る。
この3種のピーリング作用を適切に使用すれば、理想的な美肌に導くことが出来る。
■この3種は物理でなく酸によるピーリングが可能な為、摩擦の心配がない。
同様に用いられるスクラブは物理的にピーリングをするが、肌が傷つくリスクも高い。
同様に用いられるスクラブは物理的にピーリングをするが、肌が傷つくリスクも高い。
肌悩みへの作用
✨ニキビケア
皮脂や角質が毛穴に詰まると、その中でアクネ菌が繁殖し炎症を起こしてニキビの原因になる。
この3種成分は、肌の新陳代謝を促すことで毛穴詰まりを取り除く。そのためニキビを改善・予防する効果がある。
この3種成分は、肌の新陳代謝を促すことで毛穴詰まりを取り除く。そのためニキビを改善・予防する効果がある。
✨毛穴の改善
角栓を除去し、毛穴の開き・黒ずみを改善する。
✨シミ
代謝が滞ると、肌の中にメラニンが残ってしまい、シミやくすみを引き起こす。
メラニン色素還元作用は無いが、肌のターンオーバーを促す作用で
肌の奥深くにあるメラニンを押し出し、くすみやシミを改善する。
メラニン色素還元作用は無いが、肌のターンオーバーを促す作用で
肌の奥深くにあるメラニンを押し出し、くすみやシミを改善する。
✨キメ
肌表面に残っている古い角質を除去することで肌のキメが整い透明感がアップ。
✨乾燥肌、皺の改善
健康な角質細胞が作られるようになるため、肌本来の保湿機能やバリア機能を改善し乾燥を改善する。
線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進。肌にハリが出る、みずみずしい肌になる。
線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進。肌にハリが出る、みずみずしい肌になる。
使い続けることで小じわの改善や肌のゴワつき・乾燥を改善する。
使い方
💎角質ピーリングに使用
りんごや柑橘類などの発酵液に含まれている天然由来成分。比較的刺激が少なく、日本人の肌に合っている。医療機関でも使用。
💎酸で古い角質を剥がすピーリング剤
酸の力で肌表面の不要な角質を剥ぐ。
透明感のあるツルツルした肌へと導く。
透明感のあるツルツルした肌へと導く。
🌡作用機序
皮膚の角質細胞間を接着しているタンパク質を分解。→古い角質層が剥離するのを促す。
⭕️荒い粒子で擦るスクラブより、肌が傷つきにくい。(スクラブは物理的)
洗顔石鹸
石鹼などの洗い流すタイプは作用時間が短い分、低刺激のものが多い。マイルドなピーリング効果が期待できるため、初めての方でも使いやすい。
週に1~3回程度が基本。
また、肌のコンディションが良くない時は肌トラブルが起こりやすいため、使用を控える。
週に1~3回程度が基本。
また、肌のコンディションが良くない時は肌トラブルが起こりやすいため、使用を控える。
ジェル・クリーム
商品に記載されている量を顔やボディの気になる箇所に塗り、円を描くようにマッサージをすることで古い角質を落とす。
カスが出るため効果を実感しやすいが、使い過ぎると刺激が強くなるので注意する。
カスが出るため効果を実感しやすいが、使い過ぎると刺激が強くなるので注意する。
化粧水
ピーリング化粧水には、拭き取るタイプのものと、肌に直接つけてなじませるだけのタイプのものがある。
拭き取りタイプの場合はコットンに汚れが付着するため効果が実感しやすい反面、肌への負担や刺激が大きい。
一方肌になじませるだけのタイプは刺激が少ない反面、ピーリング効果が穏やか。
■翌日は紫外線対策を必ずやること。
一方肌になじませるだけのタイプは刺激が少ない反面、ピーリング効果が穏やか。
■翌日は紫外線対策を必ずやること。