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第三回議事録 - (2006/12/18 (月) 00:37:57) のソース

*高原牧草地における地理的不均一性を考慮した放牧圧の評価―青海省馬多県を対象として―(by宮崎@東大) 
**発表資料
-[[スライド(2213KB)>http://heromiya.oh.land.to/products/EIS20PPT.pdf]]
-[[論文(752KB)>http://heromiya.oh.land.to/products/EIS20.pdf]]
**頂いたコメント等
-集落がどのような条件の土地に分布しているのかを見せると利用不可能性の説得力が増す.主成分得点や因子指標を集落ごとにプロットしてみてはどうか.
-モンゴルでは春夏には放牧生活,冬には都市部で生活するというスタイルだが,チベットではどうか?→わかりません.調べなければイカンですね.
-植生は全て牧草であるという仮定で話が進められているが,それは妥当か?→厳密には可食性を考慮する必要があります.可食牧草量はNDVI等と相関があるという研究成果もありますが,現地調査との突き合わせが求められています.
-MODIS画像などを時系列で並べれば,過放牧の動態が見えてくるのでは(季節スケール,年比較)→どのように情報を提示するか,難しい部分ではありますが,とりあえずアニメーションでも作ってみようと思っています.まずはできることから.
-社会的要因による不均一性も考慮すべきでは?→道路距離との比較はやってみましたが,これといった相関は見られませんでした.多時期における相関度の比較,あるいは人口増加等との比較で見えてくるかもしれません.
**研究会を終えて
発表内容はさらに練って別のところに投稿する予定ですので,頂いたコメントは論文に反映させていただきたいと思っています.今後は,時空間的動態(季節,年)をどのように扱うか,というのが概念と手法の課題になることが強く感じられました.次々回(あるいはその次くらい?)になにかしらモノをお見せできるようデータを用意したいと思います.