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重要ニュース - (2008/05/13 (火) 17:17:57) の1つ前との変更点

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**新着ニュースや独自の情報源から重要なものを新しい順に並べています *** 185人に上るラビ(ユダヤ教指導者)ら米国のユダヤ人社会のリーダーが、北京オリンピックのボイコットを呼びかけているもようです。 【要約】2008年4月30日 「ヨム・ハショア(ホロコースト記念日)宣言」  ―北京オリンピックは不当である― われわれは中国政府が行っているスーダンの虐殺政府の支援、チベット人民への虐待と基本的人権の否定、イランとシリアへのミサイル供給およびハマスとのつながりに対し深く憂慮する。ナチスによるユダヤ人大虐殺という辛苦を経験したわれわれだからこそ、今日の不当な行為に対して声を上げる義務があると考える。 ユダヤ人大虐殺への道は、ヒトラーが悪しき体制のイメージを改善しようと腐心した1930年代にはじまったことは周知の事実である。ナチスドイツはユダヤ人迫害から目をそらすために、1936年のベルリン・オリンピックへ(各国首脳陣を)招待しようと躍起になった。ヒトラーの宣伝相ゲッペルスはベルリン・オリンピックを「ドイツの大儀の勝利」と呼んだが、われわれは中国の全体主義が勝利することは断じて許さない。        (中略) (チベット民族への)抑圧、恐怖政治、あるいは大量虐殺を行い、もしくは認める中国共産党政権は不当である。したがってホロコースト記念日であるヨム・ハショアの日に、われわれは世界のユダヤ人に向けて北京オリンピックへの不参加を呼びかける。 ***チベット人抗議行動参加者、今件初の裁判で恣意的な判決を言い渡される 本文;http://www.freetibet.org/newsmedia/tibet-news-details 6人の僧侶を含むチベット人、30人が、4月29日にラサの人民裁判所で行われた今件に関して初の裁判で懲役3年から無期懲役の判決を受けました。裁判は一日で行われ、3月10日の抗議運動に参加したとされるチベット人拘束者では、初の判決が言い渡されたことになります。 僧侶パッサン(中国名バッサン)、運転手ソナム ツェリン、30才の会社員でツェリンとのみ公表されている3人は、無期懲役。 パッサンは、5人の僧侶を含む10人を先導して自治区内の政府公館などを破壊、商店などを焼失させ,警官らに暴行を加えた罪によると発表。この他にも僧侶2人が懲役20年、他3人が15年の刑を言い渡されました。 国際人権監視団体ヒューマンライツウォッチ(HRW) 4月30日付けの報告によりますと、中国側の発表とは反対に裁判(traial)は一般には公開されないまま執り行われ、非公開の証拠に基づくものであるとし、判決を受けたチベット人被告人らは、彼らを弁護する第三者の弁護士を持つことも否認されているとしています。 先に中国本土で、チベット人の弁護を引き受ける為に名乗りを上げた中国人弁護団は、北京公安当局からの脅迫を受けた結果、この申し出を取り下げることを余儀なくされ、公正な裁判の制度がないことも報告されています。監視団体の報告によりますと中国における刑事手続法は、公平な裁判を行使するするには全く効果のない、特に上訴することに対して大変、濫用的であると指摘しています。 フリーチベットキャンペーンではこのような恣意的な判決と、言い渡された過度に重い判決に対して抗議の意を表明し、糾弾します。また抗議行動勃発後から、現在も拘束中の何千人もにのぼる、チベット人らの処遇にも、大変危惧をしています。 チベットにおける懲役が、拷問などによる死刑を意味することは、これまでにも多くの政治囚らによる証言で,明らかになっており、新華社通信が公表した公判時の写真でも、判決が言い渡されている間、着席しているチベット人男性の姿が映っており,これも拷問のため起立出来ない状態にあったのではないかと推測されています。 フリーチベットキャンペーンが入手したチベット人目撃者の証言によりますと,今回のラサで起きた抗議行動に参加したしたとされ投獄されたチベット人らは全員ロープで縛られ房の床に放り込まれたままであり、その後も長期にわたり食事を与えないなどして更なる衰弱を与えられていると語っています。 中国通信によると、判決は以下のとうり。(カッコ内がチベット語読み) バッサン(パッサン)、スォーランチレン(ソナムツェリン)、チレン(ツェリン)が無期懲役 ジンメイ(ジグメ)、ジェサンバジュ(カルサンバグドロ)、ジェマダワ(カルマダワ)、ドゥオジェ(ドージェ)、ミマ(ミグマ)、アワンキューヤン(ガワンチョーヤン)、バズュー(バグドロ)懲役15年からそれ以上。執行猶予なし。 ヤジィー(ヤグヤル),クペィザジィー(チョッペルタシ),ドゥージダジィ(ドォージェダギィ),アワン(ガワン)、ジェザンシレン(ケルサンツェリン)、ミマ(ミンマ)、スォーランチレン(ソナムツェリン)、ロサンサンジェン(ケルサンサムテン)、チダン(ツェテン)、ピィサンザシィ(パルサンタシ)、ラバチレン(ラッグパツェリンシェパ)、ロサンザシィ(ロプサンタシ)、ラバチレン(ラッグパツェリン)、タァキン(ダチェン)、ツダンジャキョ(ツブテンギャッツォ)、ザァシィジャキョ(タシギャッツォ)、ゲサンニマ(ケルサンニイマ)、イィシ(イシェ)が各3年から14年の禁固刑を言い渡されました。 イギリスフリーチベットキャンペーンでは、緊急アクションとして、この、公正さにかけた裁判に対して、そして、このような恣意的な裁判を受けることになる何千というチベット人に対して、それぞれの国の機関に強く抗議を意を訴えるように、呼びかけています。 また、抗議内容には、審議の際に使用される証拠等の基準の公表、受刑者が拷問などを受けていないかどうかを確かめるためのアクセス、上訴の際には国際法に基づき国際監視団を含む等を要求するように、などを入れてくださいと、しています。 宛て先 1;イギリスの場合/あなたの住む地区の代表議員 議員名 House of Commons London SW1A 0AA You can also e-mail your MP via www.writetothem.com. (このサイトから直接メールを送ることが出来ます。確か住所を書き込めば誰がその地区の代表議員か教えてくれたような。。。) 宛て先 2;国連人権高等弁務官、ルイーズ・アーバー・ 名前;ルイーズ アーバー Louise Arbour 宛て先: OHCHR, Palais de Nations 8-14 Avenue de la Paix CH-1211 Geneva 10 Switzerland Fax: +41 229 17 9006 Email: ccanessa@ohchr.org また今件に関して、亡命政府の発表した声明はこちらです。 http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080501_kashag.html 我々は、この度のチベットでの抗議に関与した30人のチベット人に下された恣意的な判決を糾弾します。30人のチベット人は、単に自由を求める意思を表明しただけで、懲役3年から無期懲役の判決を受けました。これは、中国当局がいうところの、彼らが行なったとする「犯罪」に対する判決としては過度に重い判決です。 この裁判には自由、公正、透明性がなく、法律で定められた過程を経ておらず、被告人は彼らを弁護する第三者の弁護士を持つことも否認されています。 我々は、多くの裁判がこのように恣意的に行なわれ、現在拘束中のチベット人が全員刑務所に閉じ込められることになるのではないかと危惧しています。今後行なわれる裁判はすべて、開かれた、透明性のある裁判でなければなりません。また、身の危険に対する怖れや顔色をうかがうことなしに弁護できる第三者の弁護士がつけられるべきです。 そしてもっとも重要なことですが、我々は中国政府に対し、公正な裁判をしているという虚偽を排除し、現在拘束中のチベット人をただちに全員釈放するよう強く求めます。 チベット亡命政府内閣(カシャック) インド、ダラムサラ ***日中首脳会談 戦略的互恵関係の強化で合意 「2008年を日中関係飛躍の年に」 福田首相は7日午前、首相官邸で、中国の胡錦涛国家主席との会談に臨んだ。会談では、戦略的互恵関係を強化することで合意し、日中関係の原則を確認する共同声明を取りまとめる見通し。 首脳会談は、7日午前10時20分すぎから始まり、午前11時半現在も続いている。会談の冒頭、両首脳は、2008年を日中関係飛躍の年にしたいとの考えを強調した。 福田首相は「パンダを貸与していただけるということで、日本国民に対するプレゼントと大変うれしく思っています。ことし(2008年)を将来にわたり銘記される日中関係飛躍の年にしようと、申し上げました」と述べた。 中国の胡錦涛国家主席は「今、中日関係はさらなる発展の新しいチャンスに恵まれています。先ほど『2008年は日中関係の飛躍元年にしたい』と、福田首相からお話がありましたが、わたしもそれに向けて努力していきたい」と述べた。 会談では、戦略的互恵関係の強化を確認するほか、国際社会の注目が集まるチベット問題や、日中間の懸案となっている東シナ海のガス田開発問題、中国製の冷凍ギョーザ中毒事件などについても、意見が交わされる見通し。 しかし、ガス田とギョーザの問題については、日中両国の主張の違いが大きいことから、決着は難しい情勢となっている。 また共同声明では、両首脳のいずれかが、年に1度、定期的に訪問することなどが盛り込まれ、チベット問題についての直接の言及は行われない見通し。 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080507/20080507-00000326-fnn-pol.html ***両首脳は「共同文書」に署名 福田首相は7日、中国の胡錦濤国家主席と首相官邸で会談した。両首脳は「共同文書」に署名し、未来志向の「戦略的互恵関係」を進める指針とする。地球温暖化対策の共同声明にも署名。同じアジアの主要国として国際社会の安定と発展に貢献する基本姿勢を確認する。 会談冒頭、首相は「日中平和友好条約締結30周年という節目の年にお迎えし、心から歓迎する」と語り、胡主席は「中日関係はさらなる発展のチャンスに恵まれている」と応じた。 共同文書は「『戦略的互恵関係』の包括的推進に関する日中共同声明」。戦争や侵略に対する日本の「おわび」や「反省」は盛り込まず、「歴史を直視し、未来に向かい、日中『戦略的互恵関係』の新たな局面を絶えず切り開く」と未来志向の表現とする。 中国側は「日本が平和国家としての歩みを堅持し、平和的手段により世界の平和と安定に貢献」と、日本の戦後の歩みを評価。日本の国連安保理常任理事国入りを巡っては、直接的な「支持」は盛り込まないが、「日本の国連における地位と役割を重視する」と配慮を示す。台湾問題で日本側は「中国政府の立場を十分理解し、尊重する」という従来の立場を堅持する。 共同文書では、両国首脳が毎年、定期的に相互訪問することのほか、「国際社会が認める基本的かつ普遍的価値の一層の理解と追求のために緊密に協力する」と明記。チベット問題には直接言及せず、国際社会の価値観を共有することを盛り込む。 東シナ海のガス田の共同開発問題を巡っては、「東シナ海を平和、協力、友好の海とする」との考えを示す。北朝鮮問題では「6者会合(協議)のプロセスをともに推進する」と確認。 「グローバルな課題への貢献」として13年以降の地球温暖化対策の国際枠組み(ポスト京都議定書)づくりに両国が積極的に参加する方針も確認する。 チベット問題では、首相が中国側にダライ・ラマ14世らとの対話の進展に期待を表明。主席は、ダライ・ラマ14世側との協議内容を伝え、意見交換する見通し。北京五輪の成功に向け協力する考えも伝える。(一部略) http://www.asahi.com/politics/update/0507/TKY200805070034.html ***胡錦涛主席と各党党首クラスとの会談が都内のホテルで行われています。 湖主席は各党の代表レベルと30分ずつ、会談しています。湖主席はまず、自民党の伊吹幹事長と会談しました。伊吹幹事長は、「国民はギョーザやガス田など、個別の問題に関心を持っている」と指摘しました。そして、「今回、湖主席が担当者に指示を出していることが確認できたこのは良かった」と評価しました。これに対して、湖主席は、「きょうの福田総理との大枠の合意は、アジアと世界の平和につながり、両国にプラスだ」と述べたということです。 また、民主党の小沢代表とは、小沢代表が去年12月に中国を訪問して以来の会談となりました。 日中友好や関係強化について話しているとみられます。湖主席はこの後、宮中晩さん会に出席します。晩さん会には歴代の総理大臣経験者も出席しますが、小泉元総理は参加しないということです。  http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080507/20080507-00000030-ann-pol.html http://ca.c.yimg.jp/news/1210151558/img.news.yahoo.co.jp/images/20080507/ann/20080507-00000030-ann-pol-thumb-000.jpg ***日中首脳会談 福田首相、チベット対話を高く評価 引き続き国際社会の懸念解消求める 福田首相は7日午前、中国の胡錦涛国家主席と会談し、チベット問題に関して、中国政府がダライ・ラマ14世側と行った協議を高く評価したうえで、引き続き対話を行い、国際社会の懸念を解消するよう求めた。 福田首相は「(チベット問題について?)胡主席の決断と今回の(ダライ・ラマ側との)話し合いは、本格的対話に向けた第一歩として評価する旨を申し上げるとともに、対話の継続を通じ、状況が改善し、国際社会の懸念を解消するように要請した」と述べた。 中国の胡錦涛国家主席は「ダライ・ラマ側に対して、祖国分裂活動を停止し、暴力行為の計画、先導を停止し、北京五輪への妨害行為停止を希望する」と述べた。 また首脳会談では、日中間の懸案となっている東シナ海のガス田開発の問題について、解決に向けてめどが立ったことを確認し、早期に合意することで一致した。 そして、中国製の冷凍ギョーザ事件については、福田首相が真相解明の必要性を指摘したのに対し、胡主席が中国側も捜査にあたっているとしたうえで、日中両国の捜査協力を強化していくことで合意した。 両首脳は会談後、政治的な相互信頼や、地球温暖化対策での協力を進めることなどを柱とした戦略的互恵関係に関する日中共同声明に署名した。また福田首相は、その後の共同記者会見で、北京オリンピックの開会式への出席について「事情が許せば、前向きに検討する」と表明した。  http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080507/20080507-00000344-fnn-pol.html ***日本人記者、胡主席にチベット問題やギョーザ問題について直接質問→胡主席の回答は… (日本人記者)中国政府は、ダライラマ氏側との対話を再開いたしましたけれども、この問題解決に向けて、対話を今後どのように進めて行かれますでしょうか。また、両国の間には、まだ東シナガス田問題、ギョーザの問題等、懸案が残っております。こうした点について、解決にどのような見通しをお持ちかお伺いします。 胡主席「この記者の方が仰ったとおりで、先日、中国の中央政府の関係部門の責任者は、ダライラマの個人代表と、接触と協議を行いました。そして双方は、次のステップとして、引き続き、接触を行うことについて一致しました。私たちは、ダライラマの個人代表と接触あるいは話し合いに臨む時は、真剣かつ厳粛な態度で臨んでおります。私たちは、ダライ側が、実際の行動を持って、誠意を示し、祖国分裂の活動を真に停止し、暴力活動や扇動行為の画策をやめ、また戦闘することを停止し、北京五輪の破壊を停止し、次のステップの話し合いのために、条件をつくりあげることを望んでおります。私たちは、接触は、積極的な成果を挙げることを望んでおります 先ほど、私と福田総理との会談においては、双方は、中日戦略的互恵関係の枠組みの構築に関して合意をしただけではなく、両国間にある具体的な問題の解決の推進に関しても一致しました。  例えば、東海問題に関してまして、両国の外交当局は、両国の指導者の間で達成された共通認識にもとづいて、突っ込んだ協議を行い、重要な進展をとげ、既に問題解決の全景が見えてきました。私は、これを、うれしく思っております。双方は、協議を加速し、出来るだけ速く合意できるように、していくということについて一致しました」 「ギョーザの問題に関しまして、中国政府は、食品の安全を高く重視し、国民の健康を高く重視しています。中国政府は、この事件に対し、真剣かつ突っ込んだ調査を行いました。その関係調査の状況に関しては、中国の関係部門は、既に日本側の関連部門と十分な意志疎通を行いました。次のステッブとしては、両国の関連部門は、引き続き調査を継続し、特に、協力を強化し、1日も早く、事件の真相を解明するように努力してまいります」(一部略) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080507-00000934-san-pol ***「チベットに自由を!」都内で4000人以上のチベット支援派が抗議デモ…平和的な解決を求める 中国の胡錦涛国家主席の日本訪問にあわせて、東京都内で、チベットの人たちや支援している人たちが集会を開き、 中国政府に対してチベット問題の平和的な解決を求めました。 集会はチベットを支援する民間の団体が開いたもので、新宿の会場には、日本在住のチベットの人たちや支援者など およそ1200人が集まりました。集会では、ことし3月以降、中国のチベット自治区などで起きた大規模な暴動で 犠牲になった人たちのめい福を祈り、参加者全員が1分間の黙とうをささげました。そして、6日に来日した中国の 胡錦涛国家主席に対して、▽武力を用いた取締りなどを行わないことや、▽平和的な活動をして拘束された チベットの人たちを解放することなど、チベット問題の平和的な解決を求める決議を採択しました。 (以下略) http://www3.nhk.or.jp/news/t10014408131000.html ***チベット問題で抗議デモ=「自由を」4000人が参加-中国主席来日で・東京 中国の胡錦濤国家主席の来日に合わせ、チベット問題への中国政府の対応に抗議する集会が6日、東京都内で開催された。 4200人(主催者発表)がチベットの旗を掲げ、「フリー・チベット(チベットに自由を)」とシュプレヒコールを繰り返し、デモ行進した。 集会にはチベット亡命政府議会のカルマ・チョペル・タグルンツァン議長も出席。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の チベット自治区ラサへの帰還や完全な自治を求めるとした上で、「中国指導部が私たちの気持ちを酌まなければ、完全な独立を願い、 権利行使することになる。ボールは中国側に投げられている」と訴えた。  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080506-00000061-jij-int ★動画 http://www.youtube.com/watch?v=rOPEsoTYxlo  http://www.nicovideo.jp/watch/sm3220174 ・CNNが報道した抗議デモ映像 http://edition.cnn.com/video/#/video/world/2008/05/06/von.japan.free.tibet.demo.cnn ***長野聖火リレーの舞台裏 警察の予想超える4000人 暴徒化恐れ刺激避ける 警察官3000人を動員する厳戒態勢の中で行われた長野市の聖火リレーは大きな混乱を避けることはできたが、 組織化されていたとみられる中国人応援団が約4000人も集結したことは警察当局にとっても想定外だった。 巨大な国旗は凶器へと変わりかねず「一歩間違えれば暴動が起きかねなかった」(政府高官)との声も上がる。 複数の政府筋によると、7日に中国の胡錦濤国家主席との首脳会談を控える福田康夫首相にとって聖火リレーの成功は必須条件だった。 長野県や県警には、官邸サイドから「万全を期すように」と強い意向が伝えられていたという。 公安筋では、留学生組織「学友会」の呼びかけなどにより中国人留学生約2000人が長野に押しかけるという情報をつかみ、 これを元に警備計画を練った。 ところが、実際に集まった中国人留学生は予想を超える約4000人。学友会が用意したTシャツは2000枚不足したという。 巨大な五星紅旗が沿道を埋め尽くした。 現地では、チベット人支援者や警察官が中国人から暴行を受けていたという証言が多数出ているが、威力業務妨害容疑などで 逮捕されたのは日本人5人、台湾籍のチベット人1人で中国人はゼロ。多くの暴行に使用された中国国旗のアルミ製旗ざおは一本も押収されていない。 中国人による暴行が事実上黙認されたことについて、警察関係筋は「聖火リレーを無事にゴールさせることに警備の主眼を置いたため、 小競り合いを許してしまったことは否めない。中国人を刺激して暴徒化することだけは避けなければならなかった」と打ち明ける。 警察官への暴行については、「うわさはあるが、公傷を申請した警察官は1人もいない」(長野県警幹部)としている。(加納宏幸) http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080504/plc0805042202008-n1.htm ***中国外務省、抗議行動に強い不快感 中国の胡錦濤国家主席の来日に合わせて、中国に対する抗議行動が行われていることについて、中国外務省は強い不快感を表明しました。 東京都内で行われた抗議活動に対して、中国外務省の秦剛報道官は「チベット独立勢力の妨害行為は、日中関係の発展の流れを止められない」と述べ、不快感を示しました。一方で、「日本側との協力を強化して、北京オリンピックを成功裏に行いたい」としています。 チベット問題の対応を巡って、オリンピック開会式のボイコットの動きが各国にくすぶる中、日本からの支持に期待感を示したものとみられます。(06日20:03) ***ダライラマの使節、対談のため中国に出発 ダラムサラ(5月2日)ー ダライラマ法王事務局は、中国政府の代表団 との非公式対談のため、法王の使節が中国に向けて出発したことを公表した。 事務局は「ダライラマ法王の特使Lodi Gyaltsen Gyariと使節Kelsang Gyaltsen は、5月3日に中国に到着し、当地で中国政府の代表団と非公式会談をする」 ことを発表した。 しかしながら、事務局の発表は、その対談が2002年からの対話の一部 であるのかどうかを明示していない。 ダライラマの秘書官Chhime R. Chhoekyapa 氏は、 「短期滞在の内に、使節はチベット地域の現在の危機的状況に 言及する予定。中国当局の措置に対する法王の深い憂慮を伝え、 チベットの和平に向けて提案をすることになる」と述べた。 ダライラマ法王の使節と北京との対話は、今まで6ラウンド行われている。 6度目の対談は、去年の6月29日から7月5にかけて中国で行われた。 6回の対談にも関わらず、基本的な事柄にたいして具体的な解決が まったく為されてないことに関して、チベット人リーダーたちは不満を 表明している。彼らは、実際のところ、チベットでの抑圧と暴力が激化 していることに不満を感じている。 今日の声明は、「中国政府は諸外国政府に対話の継続を公言してい るため、使節団はチベット問題への双方が満足できる解決に向け て動くつもりである」ことを述べている。 チベット亡命政府の首相、Samdhong Rinpoche教授は先週の中国政府の対話 への決意を喜んで受け入れたが、中国が不満に対応するための誠意ある努力を しない限り、チベット人の中国政府への嫌悪は続くであろうと付け加えた。 ***聖火リレーからの追放に英国が疑問 香港ー 木曜、香港の英国当局は、5月2日の聖火リレーで中国への抗議に参加する予定だった英国人2名の香港入りがなぜ拒否されたかを問うため香港政府に会う準備をしていた。英国総領事アンドリュー・シートンは、金曜の午後に公安大臣アンブローズ・リーと会見し、フリーチベットキャンペーン広報担当者マット・ウィティケースともう一人の匿名の英国人が火曜日に空港で拘束された理由を問う予定。 英国領事広報担当官が木曜のサウスチャイナモーニングポスト紙に述べたところによると、シートンは2名の英国人が旧英国領である香港入りを拒否された理由を明示させたいとこのこと。 同紙によると、他の欧州国の抗議者がここ数日の内に香港入りを禁じられた事態を受け、EU代表もシートンとリーの会見に参加する。 ウィッティケースはロンドンに送還され、木曜にインターネットを介してチベット情勢に関する記者会見を行う予定だが、もう一人の匿名英国人はいまだに香港に拘束されており、高血圧の治療を受けている。 世界各地で抗議を受けた聖火リレーが中国の土を踏むのは、金曜の香港でのリレーが最初となるが、それに先立って英国人を含む多くの外国人が香港入りを拒否されている。 土曜にはデンマークの彫刻家/人権活動家ジェンス・ガルシオト(Jens Galschiot )と二人の息子も香港入りを禁じられており、入国管理当局によってヨーロッパへ空路返されている。 香港は北京との「一国家・二制度」協定のもと、抗議の自由を保障しており、それによって他の中国領土に比べてより多くの政治的自由が与えられている。 しかしながら、金曜日の全30キロにおよぶ聖火リレーが、パリやロンドンのような妨害に会わないように保証することを、香港政府は案じていたようだ。 入国管理当局は、個々のケースへのコメントは出さないとの主張から、入国拒否の事例に関するコメントは今までのところ出していないが、「香港の公共利益を保証するため、効率的な入国管理をしていかなくてはならない」と公言している。 スーダンとの関係に関して中国を批判している米女優、ミア・ファローは木曜に香港に到着予定。香港政府は、彼女の香港入りが許可されるかどうかに関してのコメントを拒否した。 ***4名のチベットサポーター、リレー前香港入りを禁じられる 1 日前 香港 (AFP) ― 聖火リレー香港通過前に、3人のチベット支援者と一人の人権活動家が香港入りを禁じられたことを、サポーター及び団体が話した。SFTメンバ-2名とフリーチベットキャンペーンの広報担当者、マット・ウィッティケースが火曜日に香港入りを禁じられたことを、当団体は報告している。それ以前の土曜日にも他の3人の抗議者が香港入りを許されない事態が起こっており、1997年に宗主国英国から中国へ返還された香港の言論の自由に関する批判を呼んでいる。 ウィッティケースは「中国は2008年五輪に向けて世界に向かって開くべきなのに、どこを見ても自由な言論を撥ね付けている」と語った。「観光客はチベットに入れない。マスコミは、チベット、四川省、甘粛省、青海省で自由に取材できず、私も香港入りを禁じられた」。ウィッティケースは英国帰国前に、記者たちとチベットの人権状況について対談する予定だった。 2名のカナダ人SFTメンバー、ツェリン・ラマと ケイト・ウォズナウもまた拘束され、ニューヨークに送り返されたことが、SFTのHP掲載に別記されている。香港記者連盟(HKJA)がAFP通信に伝えたとことによると、作家グループ「Independent China Pen Centre」(独立中国ペンセンター)事務局長Zhang Yuもまた、スウェーデンからの空路で香港入りしようとして禁止された。HKJA事務局長Mak Yin-tingは「彼が送り返された理由は与えられていない。彼は長い間計画されていた自由報道会議のために来ただけだった」と述べた。 北京オリンピックに向けた聖火は、各地で妨害されながら、水曜に中国本土である香港に帰還した。 香港には言論の自由に関する独自の法律があるため、抗議者たちは金曜の香港聖火リレーは中国に対するさまざまな抗議を起こすチャンスであると期待していた。紛争で引き裂かれたスーダンのダルフールでの暴力をやめさせるよう中国に圧力を加えている米女優・ミア・ファローも香港入りの予定である。 ***IOC会長、中国への非難中止を要求 発展には時間が必要 http://www.afpbb.com/article/politics/2383968/2868459 【4月27日 AFP】国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長(65)は欧米諸国に対し、北京五輪を控える中国への人権問題を振りかざした非難を中止するよう呼びかけた。26日の英経済紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が伝えた。  ロゲ会長は同紙のインタビューで、「われわれには、中国に時間を与える義務がある」と語った。  会長は、「西欧社会が現在に至るまでフランス革命から200年を要した。中国は1949年に建国したばかり」と指摘し、西欧諸国の強い思いはよく理解できるものの、中国に急激な変化を期待するのはいかがなものかと述べた。  さらにロゲ会長は、英国、フランス、出身国ベルギー、ポルトガルを例に取り、1949年当時共通して「植民地保有国として問題を抱えていた」との認識を示し、「ようやく植民地の独立を承認したのは40年前。もう少し謙虚な立場を取るべきでは」との見方を示した。  ロゲ会長は「五輪が中国の社会の発展に貢献すると常々考えてきた。中国もそれを認めるだろう」と語り、北京五輪が「中国の門戸を開放する」役割を担うとの国際オリンピック委員会の立場をあらためて示した。  チベット問題についてロゲ会長は、「北京五輪が無ければこの問題は新聞の一面ではなく4-5ページ目に掲載されたのではないか」と述べた。  これまで果たした役割についてロゲ会長は、「国際オリンピック委員会は既に(中国社会の発展に)一定の成果を収めたが、各国首脳が我々よりも大きな役割を果たしたかについては疑問だ」と評価した。(c)AFP ***<チベット>中国政府は「売国奴」 ダライ・ラマとの会談発表で批判集中―ネット掲示板 2008年4月28日、中国政府がダライ・ラマの代理人と協議すると新華社が発表したことに対し、ネット掲示板では「ダライ・ラマと交渉したやつは売国奴だ」などと批判の声が上がっている。中国時報が伝えた。 3月14日のチベット暴動以来、中国政府とダライ・ラマ14世のチベット亡命政権は激しい批判合戦を繰り広げてきた。しかし、交渉は五輪前に国際的イメージを回復したい中国とチベットの回復に実利を得たい亡命政権の双方にとってメリットを持つもの。両者はタイミングを計っていると見られていた。 しかしチベット暴動、さらには海外での聖火リレー混乱を通じて民族主義的感情が激化しており、政府が対応を誤れば一気に政権批判へと傾く可能性もあるとみられる。ネット掲示板には「ダライ・ラマと交渉したやつは売国奴だ」などの過激な書き込みも登場している。また、27日には人民日報がコラムを発表、「ダライ・ラマ一党はチベット独立と中国分裂の意図を放棄したことはない」として、「独立の放棄」という交渉の大前提が確保されていないと評論した。一部関係筋には中国政府内部でも意見の分裂が見られるとの観測がある。 対話が支持者の批判を招きかねないのはチベット亡命政権も同じで、「中国政府の対話提案は海外からの批判をかわすためのポーズに過ぎない」との批判も上がっている。今後、中国政府とチベット亡命政権が対話を成功させるためには、両者間の協議以外に支持者の同意を取り付ける難しいかじ取りが要求される。(翻訳・編集/KT) 2008-04-29 21:07:08 配信 ***中国産「フリーチベット」の旗 メイドインチャイナ?警察「一部は出荷済み」 http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/7370903.stm 中国南部のある工場がチベット国旗を製造しているのを警察がつかんだことが報道された。広東州にあるその工場は、海外からのチベット亡命政府国旗の注文を受け、出荷していた。 工場労働者たちは、「ただのカラフルな旗を作っているのだと思っており、気がつかなかった」と述べている。しかしながら、香港のミンパオ紙によると、テレビで抗議者たちの掲げる雪山獅子旗を見てピンと来た労働者数人が、警察に通報した。 チベット独立 報道によれば、工場経営者は雪山獅子旗は海外から注文されていおり、旗がチベット独立を象徴することを知らなかったと警察に話している。 疑問を持った労働者たちがネット上で旗の意味を調べた。 数千枚の旗は、出荷に向けてすでに梱包済み。 警察によると、おそらく既に一部は海外に発送済みで、今週予定される香港での聖火リレーに使用されるだろうとのこと。 (写真部分) 1912年以来国旗として使用されている雪山獅子旗 中国本土では違法 現段階では、警察はシンセン経済特区および香港に向かう車両の検閲を行っている。 香港は今週金曜日に聖火リレーを迎える。その後、聖火リレーは8月の北京五輪開催に向け、中国本土の数都市をまわる。 五大陸をまわる聖火リレーは、パリ、ロンドン、サンフランシスコを始めとする数都市でチベット支援者による抗議を受けている。 3月10日、チベットの首都・ラサで僧侶を中心に抗議が行われた。 デモは数週間で各地に広まり、特にラサにおいては暴動に発展した。ラサでは漢民族が対象になり、商店が焼き討ちにあった。 中国当局は、騒乱を治めるため、数百の兵を送り抗議を武力弾圧した。 ***中国アナリストと紹介された人が、BBCワールドの有名ニュースアンカー、ジーナブバダウィさんに、この件について質問を受けていました。 2008/04/27 内容は中国アナリスト、ユウ教授が ”これまでにも,中国とチベットが話し合いを何度も、もってきていますし、 今回が初めてではありません。しかし残念な事にチベット側の要求が中国政府と,一般の中国人にとって,余りにも非現実的な要求であったため,決裂に終わってきました。” この辺りで,BBCのジーナブバダウィさんの,かなりいらついた眉間のしわの表情に、 フリップ。 バダウィさん”非現実的とは一体、具体的には、どのような要求をさすのですか? ユウ教授 " 中国側の提示したレベルより、全く高いレベルの完全な自治権を要求したり、チベット内での、中国の軍隊の完全撤退といった要求の事をさします。 中国政府が完全な自治権をチベットに対して認める事は国土の4分の一を失う事につながり,またその地域はチベット族のみでなく他にも多数の少数民族が存在するところなため、この要求は中国政府と一般の中国国民の望むところではないとゆうことです。” 少し先走ってる内容ですが、話し合い自体は貴重なものです。(管理人)
**新着ニュースや独自の情報源から重要なものを新しい順に並べています 下記のニュースは「チベット人権民主化センター」発表 イギリスフリーチベットキャンペーン発チベット最新ニュース http://www.freetibet.org/newsmedia/tibet-news http://www.tchrd.org/ ***夏河県で極度に緊迫した状況、外国人記者団に涙の訴えをした僧侶らについてなど。 5月9日2008年 チベット自治区、甘南省にあるラブラン寺では本日、非常に緊迫した状況を迎えています。 数千からなる人民武装警察と公安局の部隊による完全包囲後、数百人にも及ぶ僧侶が、逮捕された様子がチベット人権、民主化センターによって確認されました。(TCHRD発) 2008年5月7日、数千にも及ぶ人民武装警察と公共警備局の部隊が(推定約5000名)ラブラン寺を包囲、突然の一斉検挙を受けました。 およそ、140名もの僧侶が、逮捕させ、収容所に連行されたもようです。 翌日、連行された僧侶にたいしての釈放を求め多数の僧侶による抗議がなされ、当局はこの抗議運動が悪化をすることをおそれ連行された僧侶のうち18人以外を釈放。 その後も僧侶による抗議運動が続いた結果、残り18人中の11人が釈放されたとのことです。 その結果、武装警察による追加部隊の投入にも関わらず、 僧侶多数による、残り7人の釈放を求める抗議活動が続く中、当局はそれは完全拒否。引き続き抗議活動をする僧侶に対し強く警告。 「チベット人権民主化センター」では、この一連の抗議活動によって、一致団結による抗議の結果、釈放にこぎつける前例のため、残り7人の釈放を求める抗議の活性化が、更なる死傷者生む可能性を危惧しています。 ***外国人記者団に涙の訴えをした僧侶ら、蒸発。 5月9日2008年 2008年4月7日、動乱勃発後、チベット自治区、甘南省での中国当局のアレンジによるチベット内の外国人記者団ツアー中に、記者団に対してにて涙ながらの抗議をした僧侶2人の行方が判らなくなっているのが、確認されました。 報道陣によるツアー後、間もなくタッブケイ僧とツゥンディ僧、2名ともの行方がわからなくなっています。地域のチベット人らは、彼等の挑戦的な行動が中華人民共和国政府にとって非常な辱めを受けることとなったため秘密裏にどこかに連れさられたのではないかと、不安を隠しきれない様子。 2人の僧侶の家族らが地元公安局に届け出たところ、当局では2人に対して認識がない様子を装い今日に至るまで、消息は判らず、2人の僧侶の家族らは、法律の管轄外で殺害された可能性もあるとしている。 「チベット人権民主化センター」では本件は強制的で非自発的な失踪として、当局の施行によるものと確信しており、当センターでは2人の僧が、既に法律の管轄外で殺害された可能性が高いとし、国連機関である” 強制的かつ、非自発的な蒸発を調査団体" (UN Working Group on Enforced and Involuntary Disappearance (UNWGEID)) が、当初から介入していれば、避けられたとして、早急に、同国連機関の協力要請を求める見解を発表。 ***チベット人女性、拷問に屈する 5月5日2008年 ガパ県出身のチベット人女性、名前ネチュンさん、38才、4児の母親が中国刑務所にて受けた残虐な拷問の末、死亡しました。 四川省チベット自治区ガパ県チャル フ村出身の、この女性は中国人刑務所看守らから受けた残虐な拷問の末死亡していることが「チベット人権民主化センター」の調査によって確認されました。 証言によりますと、ネチュンさんは、3月16、17日ガパ県内で行われた平和的抗議行動に参加したとして、18日未明、最初に公安オフィスビルの表札を取ったとの疑いで中国公安部隊によって逮捕されました。 3月26日、中国人刑務所看守らの手による、9日間にもおよぶ残虐な拷問の末、釈放された時の健康状態は非常に重体であったとされ、体中に無数のアザ、食事をすることも、言葉を発することもままならず、嘔吐を繰り返し呼吸困難であったとされています。 釈放後、ネチュンさんの家族らが県立政府病院へ運んだ所、診察を拒否され、病院側が当局による診察拒否の警告を受けていたと考えられます。 その結果、ネチュンさんの緊急を要する状態に対して、医療の介入がいっさい遮断された形となりました。 ネチュンさんは、医療行為を受けられないまま22日間の重体状態後、中国当局による完全なる職権濫用,職務怠慢などにより4月17日に死亡。また死者の霊を弔うための、法要を執り行うことすらも地元当局により強く禁止する警告を僧侶らに発しています。 これらの事実から、中国当局はチベット人の基本的人権を、最も惨く異常なほどの権力の濫用によって、踏みにじっていることが証明されています。 ネチュンさんは、4人の幼い子供を残し、夫も、当局からの連行をおそれてネチュンさんの逮捕後から消息を絶っているということです。 「チベット人権民主化センター」では、中国当局の手による、このような拷問後、死に至るケース が、多く報告されていることに、非常な危惧をするものです。 これらの事実は、中国国内刑務所において今だ、拷問などを広くチベット人、政治囚にも使用することを証明しているとし、同センターでは中国政府に収容所内での供述書を取る際などでの拷問の使用を直ちに禁止する旨を要請し、国際所管、国連関係所管に、チベットにおけるチベット人の基本的権利が守られるように訴えます。 ***185人に上るラビ(ユダヤ教指導者)ら米国のユダヤ人社会のリーダーが、北京オリンピックのボイコットを呼びかけているもようです。 【要約】2008年4月30日 「ヨム・ハショア(ホロコースト記念日)宣言」  ―北京オリンピックは不当である― われわれは中国政府が行っているスーダンの虐殺政府の支援、チベット人民への虐待と基本的人権の否定、イランとシリアへのミサイル供給およびハマスとのつながりに対し深く憂慮する。ナチスによるユダヤ人大虐殺という辛苦を経験したわれわれだからこそ、今日の不当な行為に対して声を上げる義務があると考える。 ユダヤ人大虐殺への道は、ヒトラーが悪しき体制のイメージを改善しようと腐心した1930年代にはじまったことは周知の事実である。ナチスドイツはユダヤ人迫害から目をそらすために、1936年のベルリン・オリンピックへ(各国首脳陣を)招待しようと躍起になった。ヒトラーの宣伝相ゲッペルスはベルリン・オリンピックを「ドイツの大儀の勝利」と呼んだが、われわれは中国の全体主義が勝利することは断じて許さない。        (中略) (チベット民族への)抑圧、恐怖政治、あるいは大量虐殺を行い、もしくは認める中国共産党政権は不当である。したがってホロコースト記念日であるヨム・ハショアの日に、われわれは世界のユダヤ人に向けて北京オリンピックへの不参加を呼びかける。 ***チベット人抗議行動参加者、今件初の裁判で恣意的な判決を言い渡される 本文;http://www.freetibet.org/newsmedia/tibet-news-details 6人の僧侶を含むチベット人、30人が、4月29日にラサの人民裁判所で行われた今件に関して初の裁判で懲役3年から無期懲役の判決を受けました。裁判は一日で行われ、3月10日の抗議運動に参加したとされるチベット人拘束者では、初の判決が言い渡されたことになります。 僧侶パッサン(中国名バッサン)、運転手ソナム ツェリン、30才の会社員でツェリンとのみ公表されている3人は、無期懲役。 パッサンは、5人の僧侶を含む10人を先導して自治区内の政府公館などを破壊、商店などを焼失させ,警官らに暴行を加えた罪によると発表。この他にも僧侶2人が懲役20年、他3人が15年の刑を言い渡されました。 国際人権監視団体ヒューマンライツウォッチ(HRW) 4月30日付けの報告によりますと、中国側の発表とは反対に裁判(traial)は一般には公開されないまま執り行われ、非公開の証拠に基づくものであるとし、判決を受けたチベット人被告人らは、彼らを弁護する第三者の弁護士を持つことも否認されているとしています。 先に中国本土で、チベット人の弁護を引き受ける為に名乗りを上げた中国人弁護団は、北京公安当局からの脅迫を受けた結果、この申し出を取り下げることを余儀なくされ、公正な裁判の制度がないことも報告されています。監視団体の報告によりますと中国における刑事手続法は、公平な裁判を行使するするには全く効果のない、特に上訴することに対して大変、濫用的であると指摘しています。 フリーチベットキャンペーンではこのような恣意的な判決と、言い渡された過度に重い判決に対して抗議の意を表明し、糾弾します。また抗議行動勃発後から、現在も拘束中の何千人もにのぼる、チベット人らの処遇にも、大変危惧をしています。 チベットにおける懲役が、拷問などによる死刑を意味することは、これまでにも多くの政治囚らによる証言で,明らかになっており、新華社通信が公表した公判時の写真でも、判決が言い渡されている間、着席しているチベット人男性の姿が映っており,これも拷問のため起立出来ない状態にあったのではないかと推測されています。 フリーチベットキャンペーンが入手したチベット人目撃者の証言によりますと,今回のラサで起きた抗議行動に参加したしたとされ投獄されたチベット人らは全員ロープで縛られ房の床に放り込まれたままであり、その後も長期にわたり食事を与えないなどして更なる衰弱を与えられていると語っています。 中国通信によると、判決は以下のとうり。(カッコ内がチベット語読み) バッサン(パッサン)、スォーランチレン(ソナムツェリン)、チレン(ツェリン)が無期懲役 ジンメイ(ジグメ)、ジェサンバジュ(カルサンバグドロ)、ジェマダワ(カルマダワ)、ドゥオジェ(ドージェ)、ミマ(ミグマ)、アワンキューヤン(ガワンチョーヤン)、バズュー(バグドロ)懲役15年からそれ以上。執行猶予なし。 ヤジィー(ヤグヤル),クペィザジィー(チョッペルタシ),ドゥージダジィ(ドォージェダギィ),アワン(ガワン)、ジェザンシレン(ケルサンツェリン)、ミマ(ミンマ)、スォーランチレン(ソナムツェリン)、ロサンサンジェン(ケルサンサムテン)、チダン(ツェテン)、ピィサンザシィ(パルサンタシ)、ラバチレン(ラッグパツェリンシェパ)、ロサンザシィ(ロプサンタシ)、ラバチレン(ラッグパツェリン)、タァキン(ダチェン)、ツダンジャキョ(ツブテンギャッツォ)、ザァシィジャキョ(タシギャッツォ)、ゲサンニマ(ケルサンニイマ)、イィシ(イシェ)が各3年から14年の禁固刑を言い渡されました。 イギリスフリーチベットキャンペーンでは、緊急アクションとして、この、公正さにかけた裁判に対して、そして、このような恣意的な裁判を受けることになる何千というチベット人に対して、それぞれの国の機関に強く抗議を意を訴えるように、呼びかけています。 また、抗議内容には、審議の際に使用される証拠等の基準の公表、受刑者が拷問などを受けていないかどうかを確かめるためのアクセス、上訴の際には国際法に基づき国際監視団を含む等を要求するように、などを入れてくださいと、しています。 宛て先 1;イギリスの場合/あなたの住む地区の代表議員 議員名 House of Commons London SW1A 0AA You can also e-mail your MP via www.writetothem.com. (このサイトから直接メールを送ることが出来ます。確か住所を書き込めば誰がその地区の代表議員か教えてくれたような。。。) 宛て先 2;国連人権高等弁務官、ルイーズ・アーバー・ 名前;ルイーズ アーバー Louise Arbour 宛て先: OHCHR, Palais de Nations 8-14 Avenue de la Paix CH-1211 Geneva 10 Switzerland Fax: +41 229 17 9006 Email: ccanessa@ohchr.org また今件に関して、亡命政府の発表した声明はこちらです。 http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080501_kashag.html 我々は、この度のチベットでの抗議に関与した30人のチベット人に下された恣意的な判決を糾弾します。30人のチベット人は、単に自由を求める意思を表明しただけで、懲役3年から無期懲役の判決を受けました。これは、中国当局がいうところの、彼らが行なったとする「犯罪」に対する判決としては過度に重い判決です。 この裁判には自由、公正、透明性がなく、法律で定められた過程を経ておらず、被告人は彼らを弁護する第三者の弁護士を持つことも否認されています。 我々は、多くの裁判がこのように恣意的に行なわれ、現在拘束中のチベット人が全員刑務所に閉じ込められることになるのではないかと危惧しています。今後行なわれる裁判はすべて、開かれた、透明性のある裁判でなければなりません。また、身の危険に対する怖れや顔色をうかがうことなしに弁護できる第三者の弁護士がつけられるべきです。 そしてもっとも重要なことですが、我々は中国政府に対し、公正な裁判をしているという虚偽を排除し、現在拘束中のチベット人をただちに全員釈放するよう強く求めます。 チベット亡命政府内閣(カシャック) インド、ダラムサラ ***日中首脳会談 戦略的互恵関係の強化で合意 「2008年を日中関係飛躍の年に」 福田首相は7日午前、首相官邸で、中国の胡錦涛国家主席との会談に臨んだ。会談では、戦略的互恵関係を強化することで合意し、日中関係の原則を確認する共同声明を取りまとめる見通し。 首脳会談は、7日午前10時20分すぎから始まり、午前11時半現在も続いている。会談の冒頭、両首脳は、2008年を日中関係飛躍の年にしたいとの考えを強調した。 福田首相は「パンダを貸与していただけるということで、日本国民に対するプレゼントと大変うれしく思っています。ことし(2008年)を将来にわたり銘記される日中関係飛躍の年にしようと、申し上げました」と述べた。 中国の胡錦涛国家主席は「今、中日関係はさらなる発展の新しいチャンスに恵まれています。先ほど『2008年は日中関係の飛躍元年にしたい』と、福田首相からお話がありましたが、わたしもそれに向けて努力していきたい」と述べた。 会談では、戦略的互恵関係の強化を確認するほか、国際社会の注目が集まるチベット問題や、日中間の懸案となっている東シナ海のガス田開発問題、中国製の冷凍ギョーザ中毒事件などについても、意見が交わされる見通し。 しかし、ガス田とギョーザの問題については、日中両国の主張の違いが大きいことから、決着は難しい情勢となっている。 また共同声明では、両首脳のいずれかが、年に1度、定期的に訪問することなどが盛り込まれ、チベット問題についての直接の言及は行われない見通し。 http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080507/20080507-00000326-fnn-pol.html ***両首脳は「共同文書」に署名 福田首相は7日、中国の胡錦濤国家主席と首相官邸で会談した。両首脳は「共同文書」に署名し、未来志向の「戦略的互恵関係」を進める指針とする。地球温暖化対策の共同声明にも署名。同じアジアの主要国として国際社会の安定と発展に貢献する基本姿勢を確認する。 会談冒頭、首相は「日中平和友好条約締結30周年という節目の年にお迎えし、心から歓迎する」と語り、胡主席は「中日関係はさらなる発展のチャンスに恵まれている」と応じた。 共同文書は「『戦略的互恵関係』の包括的推進に関する日中共同声明」。戦争や侵略に対する日本の「おわび」や「反省」は盛り込まず、「歴史を直視し、未来に向かい、日中『戦略的互恵関係』の新たな局面を絶えず切り開く」と未来志向の表現とする。 中国側は「日本が平和国家としての歩みを堅持し、平和的手段により世界の平和と安定に貢献」と、日本の戦後の歩みを評価。日本の国連安保理常任理事国入りを巡っては、直接的な「支持」は盛り込まないが、「日本の国連における地位と役割を重視する」と配慮を示す。台湾問題で日本側は「中国政府の立場を十分理解し、尊重する」という従来の立場を堅持する。 共同文書では、両国首脳が毎年、定期的に相互訪問することのほか、「国際社会が認める基本的かつ普遍的価値の一層の理解と追求のために緊密に協力する」と明記。チベット問題には直接言及せず、国際社会の価値観を共有することを盛り込む。 東シナ海のガス田の共同開発問題を巡っては、「東シナ海を平和、協力、友好の海とする」との考えを示す。北朝鮮問題では「6者会合(協議)のプロセスをともに推進する」と確認。 「グローバルな課題への貢献」として13年以降の地球温暖化対策の国際枠組み(ポスト京都議定書)づくりに両国が積極的に参加する方針も確認する。 チベット問題では、首相が中国側にダライ・ラマ14世らとの対話の進展に期待を表明。主席は、ダライ・ラマ14世側との協議内容を伝え、意見交換する見通し。北京五輪の成功に向け協力する考えも伝える。(一部略) http://www.asahi.com/politics/update/0507/TKY200805070034.html ***胡錦涛主席と各党党首クラスとの会談が都内のホテルで行われています。 湖主席は各党の代表レベルと30分ずつ、会談しています。湖主席はまず、自民党の伊吹幹事長と会談しました。伊吹幹事長は、「国民はギョーザやガス田など、個別の問題に関心を持っている」と指摘しました。そして、「今回、湖主席が担当者に指示を出していることが確認できたこのは良かった」と評価しました。これに対して、湖主席は、「きょうの福田総理との大枠の合意は、アジアと世界の平和につながり、両国にプラスだ」と述べたということです。 また、民主党の小沢代表とは、小沢代表が去年12月に中国を訪問して以来の会談となりました。 日中友好や関係強化について話しているとみられます。湖主席はこの後、宮中晩さん会に出席します。晩さん会には歴代の総理大臣経験者も出席しますが、小泉元総理は参加しないということです。  http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080507/20080507-00000030-ann-pol.html http://ca.c.yimg.jp/news/1210151558/img.news.yahoo.co.jp/images/20080507/ann/20080507-00000030-ann-pol-thumb-000.jpg ***日中首脳会談 福田首相、チベット対話を高く評価 引き続き国際社会の懸念解消求める 福田首相は7日午前、中国の胡錦涛国家主席と会談し、チベット問題に関して、中国政府がダライ・ラマ14世側と行った協議を高く評価したうえで、引き続き対話を行い、国際社会の懸念を解消するよう求めた。 福田首相は「(チベット問題について?)胡主席の決断と今回の(ダライ・ラマ側との)話し合いは、本格的対話に向けた第一歩として評価する旨を申し上げるとともに、対話の継続を通じ、状況が改善し、国際社会の懸念を解消するように要請した」と述べた。 中国の胡錦涛国家主席は「ダライ・ラマ側に対して、祖国分裂活動を停止し、暴力行為の計画、先導を停止し、北京五輪への妨害行為停止を希望する」と述べた。 また首脳会談では、日中間の懸案となっている東シナ海のガス田開発の問題について、解決に向けてめどが立ったことを確認し、早期に合意することで一致した。 そして、中国製の冷凍ギョーザ事件については、福田首相が真相解明の必要性を指摘したのに対し、胡主席が中国側も捜査にあたっているとしたうえで、日中両国の捜査協力を強化していくことで合意した。 両首脳は会談後、政治的な相互信頼や、地球温暖化対策での協力を進めることなどを柱とした戦略的互恵関係に関する日中共同声明に署名した。また福田首相は、その後の共同記者会見で、北京オリンピックの開会式への出席について「事情が許せば、前向きに検討する」と表明した。  http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080507/20080507-00000344-fnn-pol.html ***日本人記者、胡主席にチベット問題やギョーザ問題について直接質問→胡主席の回答は… (日本人記者)中国政府は、ダライラマ氏側との対話を再開いたしましたけれども、この問題解決に向けて、対話を今後どのように進めて行かれますでしょうか。また、両国の間には、まだ東シナガス田問題、ギョーザの問題等、懸案が残っております。こうした点について、解決にどのような見通しをお持ちかお伺いします。 胡主席「この記者の方が仰ったとおりで、先日、中国の中央政府の関係部門の責任者は、ダライラマの個人代表と、接触と協議を行いました。そして双方は、次のステップとして、引き続き、接触を行うことについて一致しました。私たちは、ダライラマの個人代表と接触あるいは話し合いに臨む時は、真剣かつ厳粛な態度で臨んでおります。私たちは、ダライ側が、実際の行動を持って、誠意を示し、祖国分裂の活動を真に停止し、暴力活動や扇動行為の画策をやめ、また戦闘することを停止し、北京五輪の破壊を停止し、次のステップの話し合いのために、条件をつくりあげることを望んでおります。私たちは、接触は、積極的な成果を挙げることを望んでおります 先ほど、私と福田総理との会談においては、双方は、中日戦略的互恵関係の枠組みの構築に関して合意をしただけではなく、両国間にある具体的な問題の解決の推進に関しても一致しました。  例えば、東海問題に関してまして、両国の外交当局は、両国の指導者の間で達成された共通認識にもとづいて、突っ込んだ協議を行い、重要な進展をとげ、既に問題解決の全景が見えてきました。私は、これを、うれしく思っております。双方は、協議を加速し、出来るだけ速く合意できるように、していくということについて一致しました」 「ギョーザの問題に関しまして、中国政府は、食品の安全を高く重視し、国民の健康を高く重視しています。中国政府は、この事件に対し、真剣かつ突っ込んだ調査を行いました。その関係調査の状況に関しては、中国の関係部門は、既に日本側の関連部門と十分な意志疎通を行いました。次のステッブとしては、両国の関連部門は、引き続き調査を継続し、特に、協力を強化し、1日も早く、事件の真相を解明するように努力してまいります」(一部略) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080507-00000934-san-pol ***「チベットに自由を!」都内で4000人以上のチベット支援派が抗議デモ…平和的な解決を求める 中国の胡錦涛国家主席の日本訪問にあわせて、東京都内で、チベットの人たちや支援している人たちが集会を開き、 中国政府に対してチベット問題の平和的な解決を求めました。 集会はチベットを支援する民間の団体が開いたもので、新宿の会場には、日本在住のチベットの人たちや支援者など およそ1200人が集まりました。集会では、ことし3月以降、中国のチベット自治区などで起きた大規模な暴動で 犠牲になった人たちのめい福を祈り、参加者全員が1分間の黙とうをささげました。そして、6日に来日した中国の 胡錦涛国家主席に対して、▽武力を用いた取締りなどを行わないことや、▽平和的な活動をして拘束された チベットの人たちを解放することなど、チベット問題の平和的な解決を求める決議を採択しました。 (以下略) http://www3.nhk.or.jp/news/t10014408131000.html ***チベット問題で抗議デモ=「自由を」4000人が参加-中国主席来日で・東京 中国の胡錦濤国家主席の来日に合わせ、チベット問題への中国政府の対応に抗議する集会が6日、東京都内で開催された。 4200人(主催者発表)がチベットの旗を掲げ、「フリー・チベット(チベットに自由を)」とシュプレヒコールを繰り返し、デモ行進した。 集会にはチベット亡命政府議会のカルマ・チョペル・タグルンツァン議長も出席。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の チベット自治区ラサへの帰還や完全な自治を求めるとした上で、「中国指導部が私たちの気持ちを酌まなければ、完全な独立を願い、 権利行使することになる。ボールは中国側に投げられている」と訴えた。  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080506-00000061-jij-int ★動画 http://www.youtube.com/watch?v=rOPEsoTYxlo  http://www.nicovideo.jp/watch/sm3220174 ・CNNが報道した抗議デモ映像 http://edition.cnn.com/video/#/video/world/2008/05/06/von.japan.free.tibet.demo.cnn ***長野聖火リレーの舞台裏 警察の予想超える4000人 暴徒化恐れ刺激避ける 警察官3000人を動員する厳戒態勢の中で行われた長野市の聖火リレーは大きな混乱を避けることはできたが、 組織化されていたとみられる中国人応援団が約4000人も集結したことは警察当局にとっても想定外だった。 巨大な国旗は凶器へと変わりかねず「一歩間違えれば暴動が起きかねなかった」(政府高官)との声も上がる。 複数の政府筋によると、7日に中国の胡錦濤国家主席との首脳会談を控える福田康夫首相にとって聖火リレーの成功は必須条件だった。 長野県や県警には、官邸サイドから「万全を期すように」と強い意向が伝えられていたという。 公安筋では、留学生組織「学友会」の呼びかけなどにより中国人留学生約2000人が長野に押しかけるという情報をつかみ、 これを元に警備計画を練った。 ところが、実際に集まった中国人留学生は予想を超える約4000人。学友会が用意したTシャツは2000枚不足したという。 巨大な五星紅旗が沿道を埋め尽くした。 現地では、チベット人支援者や警察官が中国人から暴行を受けていたという証言が多数出ているが、威力業務妨害容疑などで 逮捕されたのは日本人5人、台湾籍のチベット人1人で中国人はゼロ。多くの暴行に使用された中国国旗のアルミ製旗ざおは一本も押収されていない。 中国人による暴行が事実上黙認されたことについて、警察関係筋は「聖火リレーを無事にゴールさせることに警備の主眼を置いたため、 小競り合いを許してしまったことは否めない。中国人を刺激して暴徒化することだけは避けなければならなかった」と打ち明ける。 警察官への暴行については、「うわさはあるが、公傷を申請した警察官は1人もいない」(長野県警幹部)としている。(加納宏幸) http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080504/plc0805042202008-n1.htm ***中国外務省、抗議行動に強い不快感 中国の胡錦濤国家主席の来日に合わせて、中国に対する抗議行動が行われていることについて、中国外務省は強い不快感を表明しました。 東京都内で行われた抗議活動に対して、中国外務省の秦剛報道官は「チベット独立勢力の妨害行為は、日中関係の発展の流れを止められない」と述べ、不快感を示しました。一方で、「日本側との協力を強化して、北京オリンピックを成功裏に行いたい」としています。 チベット問題の対応を巡って、オリンピック開会式のボイコットの動きが各国にくすぶる中、日本からの支持に期待感を示したものとみられます。(06日20:03) ***ダライラマの使節、対談のため中国に出発 ダラムサラ(5月2日)ー ダライラマ法王事務局は、中国政府の代表団 との非公式対談のため、法王の使節が中国に向けて出発したことを公表した。 事務局は「ダライラマ法王の特使Lodi Gyaltsen Gyariと使節Kelsang Gyaltsen は、5月3日に中国に到着し、当地で中国政府の代表団と非公式会談をする」 ことを発表した。 しかしながら、事務局の発表は、その対談が2002年からの対話の一部 であるのかどうかを明示していない。 ダライラマの秘書官Chhime R. Chhoekyapa 氏は、 「短期滞在の内に、使節はチベット地域の現在の危機的状況に 言及する予定。中国当局の措置に対する法王の深い憂慮を伝え、 チベットの和平に向けて提案をすることになる」と述べた。 ダライラマ法王の使節と北京との対話は、今まで6ラウンド行われている。 6度目の対談は、去年の6月29日から7月5にかけて中国で行われた。 6回の対談にも関わらず、基本的な事柄にたいして具体的な解決が まったく為されてないことに関して、チベット人リーダーたちは不満を 表明している。彼らは、実際のところ、チベットでの抑圧と暴力が激化 していることに不満を感じている。 今日の声明は、「中国政府は諸外国政府に対話の継続を公言してい るため、使節団はチベット問題への双方が満足できる解決に向け て動くつもりである」ことを述べている。 チベット亡命政府の首相、Samdhong Rinpoche教授は先週の中国政府の対話 への決意を喜んで受け入れたが、中国が不満に対応するための誠意ある努力を しない限り、チベット人の中国政府への嫌悪は続くであろうと付け加えた。 ***聖火リレーからの追放に英国が疑問 香港ー 木曜、香港の英国当局は、5月2日の聖火リレーで中国への抗議に参加する予定だった英国人2名の香港入りがなぜ拒否されたかを問うため香港政府に会う準備をしていた。英国総領事アンドリュー・シートンは、金曜の午後に公安大臣アンブローズ・リーと会見し、フリーチベットキャンペーン広報担当者マット・ウィティケースともう一人の匿名の英国人が火曜日に空港で拘束された理由を問う予定。 英国領事広報担当官が木曜のサウスチャイナモーニングポスト紙に述べたところによると、シートンは2名の英国人が旧英国領である香港入りを拒否された理由を明示させたいとこのこと。 同紙によると、他の欧州国の抗議者がここ数日の内に香港入りを禁じられた事態を受け、EU代表もシートンとリーの会見に参加する。 ウィッティケースはロンドンに送還され、木曜にインターネットを介してチベット情勢に関する記者会見を行う予定だが、もう一人の匿名英国人はいまだに香港に拘束されており、高血圧の治療を受けている。 世界各地で抗議を受けた聖火リレーが中国の土を踏むのは、金曜の香港でのリレーが最初となるが、それに先立って英国人を含む多くの外国人が香港入りを拒否されている。 土曜にはデンマークの彫刻家/人権活動家ジェンス・ガルシオト(Jens Galschiot )と二人の息子も香港入りを禁じられており、入国管理当局によってヨーロッパへ空路返されている。 香港は北京との「一国家・二制度」協定のもと、抗議の自由を保障しており、それによって他の中国領土に比べてより多くの政治的自由が与えられている。 しかしながら、金曜日の全30キロにおよぶ聖火リレーが、パリやロンドンのような妨害に会わないように保証することを、香港政府は案じていたようだ。 入国管理当局は、個々のケースへのコメントは出さないとの主張から、入国拒否の事例に関するコメントは今までのところ出していないが、「香港の公共利益を保証するため、効率的な入国管理をしていかなくてはならない」と公言している。 スーダンとの関係に関して中国を批判している米女優、ミア・ファローは木曜に香港に到着予定。香港政府は、彼女の香港入りが許可されるかどうかに関してのコメントを拒否した。 ***4名のチベットサポーター、リレー前香港入りを禁じられる 1 日前 香港 (AFP) ― 聖火リレー香港通過前に、3人のチベット支援者と一人の人権活動家が香港入りを禁じられたことを、サポーター及び団体が話した。SFTメンバ-2名とフリーチベットキャンペーンの広報担当者、マット・ウィッティケースが火曜日に香港入りを禁じられたことを、当団体は報告している。それ以前の土曜日にも他の3人の抗議者が香港入りを許されない事態が起こっており、1997年に宗主国英国から中国へ返還された香港の言論の自由に関する批判を呼んでいる。 ウィッティケースは「中国は2008年五輪に向けて世界に向かって開くべきなのに、どこを見ても自由な言論を撥ね付けている」と語った。「観光客はチベットに入れない。マスコミは、チベット、四川省、甘粛省、青海省で自由に取材できず、私も香港入りを禁じられた」。ウィッティケースは英国帰国前に、記者たちとチベットの人権状況について対談する予定だった。 2名のカナダ人SFTメンバー、ツェリン・ラマと ケイト・ウォズナウもまた拘束され、ニューヨークに送り返されたことが、SFTのHP掲載に別記されている。香港記者連盟(HKJA)がAFP通信に伝えたとことによると、作家グループ「Independent China Pen Centre」(独立中国ペンセンター)事務局長Zhang Yuもまた、スウェーデンからの空路で香港入りしようとして禁止された。HKJA事務局長Mak Yin-tingは「彼が送り返された理由は与えられていない。彼は長い間計画されていた自由報道会議のために来ただけだった」と述べた。 北京オリンピックに向けた聖火は、各地で妨害されながら、水曜に中国本土である香港に帰還した。 香港には言論の自由に関する独自の法律があるため、抗議者たちは金曜の香港聖火リレーは中国に対するさまざまな抗議を起こすチャンスであると期待していた。紛争で引き裂かれたスーダンのダルフールでの暴力をやめさせるよう中国に圧力を加えている米女優・ミア・ファローも香港入りの予定である。 ***IOC会長、中国への非難中止を要求 発展には時間が必要 http://www.afpbb.com/article/politics/2383968/2868459 【4月27日 AFP】国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長(65)は欧米諸国に対し、北京五輪を控える中国への人権問題を振りかざした非難を中止するよう呼びかけた。26日の英経済紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が伝えた。  ロゲ会長は同紙のインタビューで、「われわれには、中国に時間を与える義務がある」と語った。  会長は、「西欧社会が現在に至るまでフランス革命から200年を要した。中国は1949年に建国したばかり」と指摘し、西欧諸国の強い思いはよく理解できるものの、中国に急激な変化を期待するのはいかがなものかと述べた。  さらにロゲ会長は、英国、フランス、出身国ベルギー、ポルトガルを例に取り、1949年当時共通して「植民地保有国として問題を抱えていた」との認識を示し、「ようやく植民地の独立を承認したのは40年前。もう少し謙虚な立場を取るべきでは」との見方を示した。  ロゲ会長は「五輪が中国の社会の発展に貢献すると常々考えてきた。中国もそれを認めるだろう」と語り、北京五輪が「中国の門戸を開放する」役割を担うとの国際オリンピック委員会の立場をあらためて示した。  チベット問題についてロゲ会長は、「北京五輪が無ければこの問題は新聞の一面ではなく4-5ページ目に掲載されたのではないか」と述べた。  これまで果たした役割についてロゲ会長は、「国際オリンピック委員会は既に(中国社会の発展に)一定の成果を収めたが、各国首脳が我々よりも大きな役割を果たしたかについては疑問だ」と評価した。(c)AFP ***<チベット>中国政府は「売国奴」 ダライ・ラマとの会談発表で批判集中―ネット掲示板 2008年4月28日、中国政府がダライ・ラマの代理人と協議すると新華社が発表したことに対し、ネット掲示板では「ダライ・ラマと交渉したやつは売国奴だ」などと批判の声が上がっている。中国時報が伝えた。 3月14日のチベット暴動以来、中国政府とダライ・ラマ14世のチベット亡命政権は激しい批判合戦を繰り広げてきた。しかし、交渉は五輪前に国際的イメージを回復したい中国とチベットの回復に実利を得たい亡命政権の双方にとってメリットを持つもの。両者はタイミングを計っていると見られていた。 しかしチベット暴動、さらには海外での聖火リレー混乱を通じて民族主義的感情が激化しており、政府が対応を誤れば一気に政権批判へと傾く可能性もあるとみられる。ネット掲示板には「ダライ・ラマと交渉したやつは売国奴だ」などの過激な書き込みも登場している。また、27日には人民日報がコラムを発表、「ダライ・ラマ一党はチベット独立と中国分裂の意図を放棄したことはない」として、「独立の放棄」という交渉の大前提が確保されていないと評論した。一部関係筋には中国政府内部でも意見の分裂が見られるとの観測がある。 対話が支持者の批判を招きかねないのはチベット亡命政権も同じで、「中国政府の対話提案は海外からの批判をかわすためのポーズに過ぎない」との批判も上がっている。今後、中国政府とチベット亡命政権が対話を成功させるためには、両者間の協議以外に支持者の同意を取り付ける難しいかじ取りが要求される。(翻訳・編集/KT) 2008-04-29 21:07:08 配信 ***中国産「フリーチベット」の旗 メイドインチャイナ?警察「一部は出荷済み」 http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/7370903.stm 中国南部のある工場がチベット国旗を製造しているのを警察がつかんだことが報道された。広東州にあるその工場は、海外からのチベット亡命政府国旗の注文を受け、出荷していた。 工場労働者たちは、「ただのカラフルな旗を作っているのだと思っており、気がつかなかった」と述べている。しかしながら、香港のミンパオ紙によると、テレビで抗議者たちの掲げる雪山獅子旗を見てピンと来た労働者数人が、警察に通報した。 チベット独立 報道によれば、工場経営者は雪山獅子旗は海外から注文されていおり、旗がチベット独立を象徴することを知らなかったと警察に話している。 疑問を持った労働者たちがネット上で旗の意味を調べた。 数千枚の旗は、出荷に向けてすでに梱包済み。 警察によると、おそらく既に一部は海外に発送済みで、今週予定される香港での聖火リレーに使用されるだろうとのこと。 (写真部分) 1912年以来国旗として使用されている雪山獅子旗 中国本土では違法 現段階では、警察はシンセン経済特区および香港に向かう車両の検閲を行っている。 香港は今週金曜日に聖火リレーを迎える。その後、聖火リレーは8月の北京五輪開催に向け、中国本土の数都市をまわる。 五大陸をまわる聖火リレーは、パリ、ロンドン、サンフランシスコを始めとする数都市でチベット支援者による抗議を受けている。 3月10日、チベットの首都・ラサで僧侶を中心に抗議が行われた。 デモは数週間で各地に広まり、特にラサにおいては暴動に発展した。ラサでは漢民族が対象になり、商店が焼き討ちにあった。 中国当局は、騒乱を治めるため、数百の兵を送り抗議を武力弾圧した。 ***中国アナリストと紹介された人が、BBCワールドの有名ニュースアンカー、ジーナブバダウィさんに、この件について質問を受けていました。 2008/04/27 内容は中国アナリスト、ユウ教授が ”これまでにも,中国とチベットが話し合いを何度も、もってきていますし、 今回が初めてではありません。しかし残念な事にチベット側の要求が中国政府と,一般の中国人にとって,余りにも非現実的な要求であったため,決裂に終わってきました。” この辺りで,BBCのジーナブバダウィさんの,かなりいらついた眉間のしわの表情に、 フリップ。 バダウィさん”非現実的とは一体、具体的には、どのような要求をさすのですか? ユウ教授 " 中国側の提示したレベルより、全く高いレベルの完全な自治権を要求したり、チベット内での、中国の軍隊の完全撤退といった要求の事をさします。 中国政府が完全な自治権をチベットに対して認める事は国土の4分の一を失う事につながり,またその地域はチベット族のみでなく他にも多数の少数民族が存在するところなため、この要求は中国政府と一般の中国国民の望むところではないとゆうことです。” 少し先走ってる内容ですが、話し合い自体は貴重なものです。(管理人)

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