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**新着ニュースや独自の情報源から重要なものを新しい順に並べています

***中国外務省、抗議行動に強い不快感
中国の胡錦濤国家主席の来日に合わせて、中国に対する抗議行動が行われていることについて、中国外務省は強い不快感を表明しました。

東京都内で行われた抗議活動に対して、中国外務省の秦剛報道官は「チベット独立勢力の妨害行為は、日中関係の発展の流れを止められない」と述べ、不快感を示しました。一方で、「日本側との協力を強化して、北京オリンピックを成功裏に行いたい」としています。

チベット問題の対応を巡って、オリンピック開会式のボイコットの動きが各国にくすぶる中、日本からの支持に期待感を示したものとみられます。(06日20:03)

***ダライラマの使節、対談のため中国に出発
ダラムサラ(5月2日)ー ダライラマ法王事務局は、中国政府の代表団
との非公式対談のため、法王の使節が中国に向けて出発したことを公表した。

事務局は「ダライラマ法王の特使Lodi Gyaltsen Gyariと使節Kelsang Gyaltsen
は、5月3日に中国に到着し、当地で中国政府の代表団と非公式会談をする」
ことを発表した。

しかしながら、事務局の発表は、その対談が2002年からの対話の一部
であるのかどうかを明示していない。

ダライラマの秘書官Chhime R. Chhoekyapa 氏は、
「短期滞在の内に、使節はチベット地域の現在の危機的状況に
言及する予定。中国当局の措置に対する法王の深い憂慮を伝え、
チベットの和平に向けて提案をすることになる」と述べた。

ダライラマ法王の使節と北京との対話は、今まで6ラウンド行われている。
6度目の対談は、去年の6月29日から7月5にかけて中国で行われた。
6回の対談にも関わらず、基本的な事柄にたいして具体的な解決が
まったく為されてないことに関して、チベット人リーダーたちは不満を
表明している。彼らは、実際のところ、チベットでの抑圧と暴力が激化
していることに不満を感じている。

今日の声明は、「中国政府は諸外国政府に対話の継続を公言してい
るため、使節団はチベット問題への双方が満足できる解決に向け
て動くつもりである」ことを述べている。
チベット亡命政府の首相、Samdhong Rinpoche教授は先週の中国政府の対話
への決意を喜んで受け入れたが、中国が不満に対応するための誠意ある努力を
しない限り、チベット人の中国政府への嫌悪は続くであろうと付け加えた。

***聖火リレーからの追放に英国が疑問
香港ー 木曜、香港の英国当局は、5月2日の聖火リレーで中国への抗議に参加する予定だった英国人2名の香港入りがなぜ拒否されたかを問うため香港政府に会う準備をしていた。英国総領事アンドリュー・シートンは、金曜の午後に公安大臣アンブローズ・リーと会見し、フリーチベットキャンペーン広報担当者マット・ウィティケースともう一人の匿名の英国人が火曜日に空港で拘束された理由を問う予定。

英国領事広報担当官が木曜のサウスチャイナモーニングポスト紙に述べたところによると、シートンは2名の英国人が旧英国領である香港入りを拒否された理由を明示させたいとこのこと。

同紙によると、他の欧州国の抗議者がここ数日の内に香港入りを禁じられた事態を受け、EU代表もシートンとリーの会見に参加する。

ウィッティケースはロンドンに送還され、木曜にインターネットを介してチベット情勢に関する記者会見を行う予定だが、もう一人の匿名英国人はいまだに香港に拘束されており、高血圧の治療を受けている。

世界各地で抗議を受けた聖火リレーが中国の土を踏むのは、金曜の香港でのリレーが最初となるが、それに先立って英国人を含む多くの外国人が香港入りを拒否されている。

土曜にはデンマークの彫刻家/人権活動家ジェンス・ガルシオト(Jens Galschiot )と二人の息子も香港入りを禁じられており、入国管理当局によってヨーロッパへ空路返されている。

香港は北京との「一国家・二制度」協定のもと、抗議の自由を保障しており、それによって他の中国領土に比べてより多くの政治的自由が与えられている。

しかしながら、金曜日の全30キロにおよぶ聖火リレーが、パリやロンドンのような妨害に会わないように保証することを、香港政府は案じていたようだ。

入国管理当局は、個々のケースへのコメントは出さないとの主張から、入国拒否の事例に関するコメントは今までのところ出していないが、「香港の公共利益を保証するため、効率的な入国管理をしていかなくてはならない」と公言している。

スーダンとの関係に関して中国を批判している米女優、ミア・ファローは木曜に香港に到着予定。香港政府は、彼女の香港入りが許可されるかどうかに関してのコメントを拒否した。

***4名のチベットサポーター、リレー前香港入りを禁じられる
1 日前
香港 (AFP) ―
聖火リレー香港通過前に、3人のチベット支援者と一人の人権活動家が香港入りを禁じられたことを、サポーター及び団体が話した。SFTメンバ-2名とフリーチベットキャンペーンの広報担当者、マット・ウィッティケースが火曜日に香港入りを禁じられたことを、当団体は報告している。それ以前の土曜日にも他の3人の抗議者が香港入りを許されない事態が起こっており、1997年に宗主国英国から中国へ返還された香港の言論の自由に関する批判を呼んでいる。
ウィッティケースは「中国は2008年五輪に向けて世界に向かって開くべきなのに、どこを見ても自由な言論を撥ね付けている」と語った。「観光客はチベットに入れない。マスコミは、チベット、四川省、甘粛省、青海省で自由に取材できず、私も香港入りを禁じられた」。ウィッティケースは英国帰国前に、記者たちとチベットの人権状況について対談する予定だった。
2名のカナダ人SFTメンバー、ツェリン・ラマと ケイト・ウォズナウもまた拘束され、ニューヨークに送り返されたことが、SFTのHP掲載に別記されている。香港記者連盟(HKJA)がAFP通信に伝えたとことによると、作家グループ「Independent China Pen Centre」(独立中国ペンセンター)事務局長Zhang Yuもまた、スウェーデンからの空路で香港入りしようとして禁止された。HKJA事務局長Mak Yin-tingは「彼が送り返された理由は与えられていない。彼は長い間計画されていた自由報道会議のために来ただけだった」と述べた。
北京オリンピックに向けた聖火は、各地で妨害されながら、水曜に中国本土である香港に帰還した。
香港には言論の自由に関する独自の法律があるため、抗議者たちは金曜の香港聖火リレーは中国に対するさまざまな抗議を起こすチャンスであると期待していた。紛争で引き裂かれたスーダンのダルフールでの暴力をやめさせるよう中国に圧力を加えている米女優・ミア・ファローも香港入りの予定である。


***IOC会長、中国への非難中止を要求 発展には時間が必要
http://www.afpbb.com/article/politics/2383968/2868459
【4月27日 AFP】国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長(65)は欧米諸国に対し、北京五輪を控える中国への人権問題を振りかざした非難を中止するよう呼びかけた。26日の英経済紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)が伝えた。

 ロゲ会長は同紙のインタビューで、「われわれには、中国に時間を与える義務がある」と語った。

 会長は、「西欧社会が現在に至るまでフランス革命から200年を要した。中国は1949年に建国したばかり」と指摘し、西欧諸国の強い思いはよく理解できるものの、中国に急激な変化を期待するのはいかがなものかと述べた。

 さらにロゲ会長は、英国、フランス、出身国ベルギー、ポルトガルを例に取り、1949年当時共通して「植民地保有国として問題を抱えていた」との認識を示し、「ようやく植民地の独立を承認したのは40年前。もう少し謙虚な立場を取るべきでは」との見方を示した。

 ロゲ会長は「五輪が中国の社会の発展に貢献すると常々考えてきた。中国もそれを認めるだろう」と語り、北京五輪が「中国の門戸を開放する」役割を担うとの国際オリンピック委員会の立場をあらためて示した。

 チベット問題についてロゲ会長は、「北京五輪が無ければこの問題は新聞の一面ではなく4-5ページ目に掲載されたのではないか」と述べた。

 これまで果たした役割についてロゲ会長は、「国際オリンピック委員会は既に(中国社会の発展に)一定の成果を収めたが、各国首脳が我々よりも大きな役割を果たしたかについては疑問だ」と評価した。(c)AFP 

***<チベット>中国政府は「売国奴」
ダライ・ラマとの会談発表で批判集中―ネット掲示板
2008年4月28日、中国政府がダライ・ラマの代理人と協議すると新華社が発表したことに対し、ネット掲示板では「ダライ・ラマと交渉したやつは売国奴だ」などと批判の声が上がっている。中国時報が伝えた。

3月14日のチベット暴動以来、中国政府とダライ・ラマ14世のチベット亡命政権は激しい批判合戦を繰り広げてきた。しかし、交渉は五輪前に国際的イメージを回復したい中国とチベットの回復に実利を得たい亡命政権の双方にとってメリットを持つもの。両者はタイミングを計っていると見られていた。

しかしチベット暴動、さらには海外での聖火リレー混乱を通じて民族主義的感情が激化しており、政府が対応を誤れば一気に政権批判へと傾く可能性もあるとみられる。ネット掲示板には「ダライ・ラマと交渉したやつは売国奴だ」などの過激な書き込みも登場している。また、27日には人民日報がコラムを発表、「ダライ・ラマ一党はチベット独立と中国分裂の意図を放棄したことはない」として、「独立の放棄」という交渉の大前提が確保されていないと評論した。一部関係筋には中国政府内部でも意見の分裂が見られるとの観測がある。

対話が支持者の批判を招きかねないのはチベット亡命政権も同じで、「中国政府の対話提案は海外からの批判をかわすためのポーズに過ぎない」との批判も上がっている。今後、中国政府とチベット亡命政権が対話を成功させるためには、両者間の協議以外に支持者の同意を取り付ける難しいかじ取りが要求される。(翻訳・編集/KT)
2008-04-29 21:07:08 配信

***中国産「フリーチベット」の旗 メイドインチャイナ?警察「一部は出荷済み」
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/7370903.stm
中国南部のある工場がチベット国旗を製造しているのを警察がつかんだことが報道された。広東州にあるその工場は、海外からのチベット亡命政府国旗の注文を受け、出荷していた。
工場労働者たちは、「ただのカラフルな旗を作っているのだと思っており、気がつかなかった」と述べている。しかしながら、香港のミンパオ紙によると、テレビで抗議者たちの掲げる雪山獅子旗を見てピンと来た労働者数人が、警察に通報した。

チベット独立

報道によれば、工場経営者は雪山獅子旗は海外から注文されていおり、旗がチベット独立を象徴することを知らなかったと警察に話している。
疑問を持った労働者たちがネット上で旗の意味を調べた。
数千枚の旗は、出荷に向けてすでに梱包済み。
警察によると、おそらく既に一部は海外に発送済みで、今週予定される香港での聖火リレーに使用されるだろうとのこと。

(写真部分)
1912年以来国旗として使用されている雪山獅子旗
中国本土では違法

現段階では、警察はシンセン経済特区および香港に向かう車両の検閲を行っている。
香港は今週金曜日に聖火リレーを迎える。その後、聖火リレーは8月の北京五輪開催に向け、中国本土の数都市をまわる。
五大陸をまわる聖火リレーは、パリ、ロンドン、サンフランシスコを始めとする数都市でチベット支援者による抗議を受けている。


3月10日、チベットの首都・ラサで僧侶を中心に抗議が行われた。
デモは数週間で各地に広まり、特にラサにおいては暴動に発展した。ラサでは漢民族が対象になり、商店が焼き討ちにあった。
中国当局は、騒乱を治めるため、数百の兵を送り抗議を武力弾圧した。

***中国アナリストと紹介された人が、BBCワールドの有名ニュースアンカー、ジーナブバダウィさんに、この件について質問を受けていました。
2008/04/27
内容は中国アナリスト、ユウ教授が ”これまでにも,中国とチベットが話し合いを何度も、もってきていますし、
今回が初めてではありません。しかし残念な事にチベット側の要求が中国政府と,一般の中国人にとって,余りにも非現実的な要求であったため,決裂に終わってきました。”

この辺りで,BBCのジーナブバダウィさんの,かなりいらついた眉間のしわの表情に、
フリップ。

バダウィさん”非現実的とは一体、具体的には、どのような要求をさすのですか?

ユウ教授 " 中国側の提示したレベルより、全く高いレベルの完全な自治権を要求したり、チベット内での、中国の軍隊の完全撤退といった要求の事をさします。
中国政府が完全な自治権をチベットに対して認める事は国土の4分の一を失う事につながり,またその地域はチベット族のみでなく他にも多数の少数民族が存在するところなため、この要求は中国政府と一般の中国国民の望むところではないとゆうことです。” 

少し先走ってる内容ですが、話し合い自体は貴重なものです。(管理人)

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