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浅羽祐樹
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zannen
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シノドスOPINION 2015年12月28日 日韓関係の遠近法
「何度も蒸し返された」という不満がある日本は、「今度こそ最後だ」という保証を求めている。
歴史認識問題で韓国が国際世論に訴求する姿勢に対して、日本では「告げ口外交」「ジャパン・ディスカウント」として理解する傾向がある。
静岡新聞記事 視標「徴用工巡り韓国が解決案」 現金化防ぐ苦心の策 日本と将来像共有の試金石 同志社大教授 浅羽祐樹 2023.1.18
慰安婦問題も、政治的リスクを覚悟の上で15年に日韓が合意したものを、韓国側が政権交代によってほごにした。「合意は拘束する」という信義則が崩されて以降、日本側の韓国不信は根深い。
「変革」を企てる韓国側の論理:「徴用工」から1965年体制、戦後和解まで 2019年10月24日
慰安婦合意が事実上反故(ほご)にされた中で、「徴用工」は国家間の信義則がかかった問題であるため、安易に妥協すべきではないし、妥協しないというのが日本の中位有権者の立ち位置である。
読売新聞記事 徴用工も蒸し返す、韓国人の歴史観とは 2017/08/25
(韓国の文在寅大統領が徴用工問題について個人請求権は放棄されていないと発言した件について)一国のリーダーが国家間合意を反故ほごにするというのは本来、相手国との信頼関係だけでなく、その国の信用にもかかわる重大な決定で、それなりの形式も求められる。今回の発言はあまりに軽く、真意がつかみにくい。
「文政権に当事者意識欠如」こじれる日韓、浅羽教授に聞く 2019年8月27日
(韓国に対して)海外からの圧力もありうる。…日韓基本条約と請求権協定はサンフランシスコ条約で規定された「特別取極」という位置付けである。「韓国が1965年体制、サンフランシスコ体制、要は戦後国際秩序の根幹を覆そうとしている」との認識が海外、特に「戦勝国」の間で広まれば、文政権が政治的なリスクを感じる可能性はある。
シノドスOPINION 2014年2月25日「憎韓」のいなし方――日韓関係の「現住所」
2014年2月現在、日韓関係は相互不信に陥っている。しかも、双方、相手が先に裏切ったと等しく認識している。日本からすると、韓国が反日化したのに対して、韓国では日本が右傾化・軍国主義化したと映っている。要は、相手が「約束」を反故にしたのだ、と互いになじり合っているわけである。
韓国と「友人」であることは諦めた方がいい 「ホワイト国」除外で見えた深い溝 2019年8月7日
- 日本は、総理のメッセージを出したり、慰安婦問題をめぐる諸対策を講じたりすることで、韓国の「情緒」にそれなりに応じて、関係が破れかけたところを繕ってきた。…しかし、そうした外交的努力は通用せず、「正しい歴史」という御旗の下、韓国が「革命」を仕掛けてきたのが近年の動きです。
- 2015年12月の日韓合意…その合意が、文政権によって一方的に反故にされたのです。
- まず、「友人」であることを諦めることから、新たな日韓関係が築けるのではないでしょうか。