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SimpleMenuパラメータ説明 - (2007/06/17 (日) 16:21:23) の編集履歴(バックアップ)
SimpleMenuパラメータ説明
パラメータ指定方法
コマンドラインでの指定方法
- 『-FastDisplayMode=true』のように、『-パラメータ項目名=パラメータ値』の形式で指定します。
- パラメータ値にスペースが含まれる場合、『-パラメータ項目名="パラメータ値"』のようにパラメータ値をダブルクォートで囲みます。
- 複数のパラメータ項目を指定する場合、各項目を半角スペースで区切ります。
指定例
-DisableIME=true -ShortcutChars="123456789*0#"
パラメータ定義ファイルでの指定方法
- 『-FastDisplayMode=true』のように、『-パラメータ項目名=パラメータ値』の形式で指定します。
- パラメータ値にスペースが含まれる場合でも、パラメータ値をダブルクォートで囲む必要はありません(囲んでもOKです)。
- 1行に1項目を指定します。
- 以下の行は無視されます。
- 空白行
- 最初の非空白文字(スペース・タブ以外)が#の行
指定例
# W-ZERO3[es]のテンキー(ダイヤルキー)で操作可能とする
-DisableIME=true
-ShortcutChars=123456789*0#
デフォルトパラメータ値
- 各パラメータ項目にはデフォルトパラメータ値(パラメータを明示的に指定しない場合のパラメータ値)があります。
- コマンドラインにもパラメータ定義ファイルにも指定されていないパラメータ項目については、デフォルトパラメータ値が使用されます。
- 各パラメータ項目のデフォルトパラメータ値については、パラメータ詳細を参照してください。
コマンドラインとパラメータ定義ファイルの使い分け
- コマンドラインとパラメータ定義ファイルの両方で同じパラメータ項目を指定した場合、コマンドラインの指定が優先されます。
- 普段使うパラメータ値を一式デフォルトのパラメータ定義ファイルにて指定しておくと便利です。
- 別のパラメータ値を使いたい場合には、変更したいパラメータ値だけをコマンドラインで指定すればOKです。
- よく使うパラメータ値の組み合わせが何通りかある場合、パラメータ定義ファイルを複数用意しておいて、コマンドラインで『-ParamFile=使用するパラメータ定義ファイル名』を指定してパラメータ定義ファイルを切り替えると便利です。
パラメータ一覧
テーブル定義ファイル・パラメータファイルの読み込みに関連するパラメータ項目
SimpleMenuの動作に関連するパラメータ項目
パラメータ項目名 |
パラメータ概要 |
FastDisplayMode |
標準モードと表示速度優先モードのどちらでSimpleMenuを起動するかを指定します。 |
Filer |
ランチャーメニューからフォルダを開く場合に使用するファイラを指定します。 |
ShortcutChars |
ランチャーメニューの各項目に対して自動的に設定するキーボードショートカットを指定します。 |
DisableIME |
W-ZERO3[es]向けの設定です。ショートカットキーとして割り当てられた数字や記号を、テンキー(ダイヤルキー)でも操作できるように指定できます。 |
SimpleMenuの表示に関連するパラメータ項目
メニュー定義ファイルで[Folder]または[Folder_NoTraverse]指定によりフォルダ内容を自動的にメニューに追加する場合に意味を持つパラメータ項目
パラメータ項目名 |
パラメータ概要 |
Prefix_folder_submenu |
[Folder]で指定したフォルダ内のサブフォルダを自動的にサブメニュー化する際に、メニュー項目タイトルとしてサブフォルダ名の前に表示する文字列 |
Postfix_folder_submenu |
[Folder]で指定したフォルダ内のサブフォルダを自動的にサブメニュー化する際に、メニュー項目タイトルとしてサブフォルダ名の後に表示する文字列 |
Prefix_folder_command |
[Folder_NoTraverse]で指定したフォルダ内のサブフォルダを自動的にメニュー項目化する際に、メニュー項目タイトルとしてサブフォルダ名の前に表示する文字列 |
Postfix_folder_command |
[Folder_NoTraverse]で指定したフォルダ内のサブフォルダを自動的にメニュー項目化する際に、メニュー項目タイトルとしてサブフォルダ名の後に表示する文字列 |
Prefix_exe |
[Folder]や[Folder_NoTraverse]で指定したフォルダ内の実行ファイルを自動的にメニュー項目化する際に、メニュー項目タイトルとしてファイル名の前に表示する文字列 |
Postfix_exe |
[Folder]や[Folder_NoTraverse]で指定したフォルダ内の実行ファイルを自動的にメニュー項目化する際に、メニュー項目タイトルとしてファイル名の後に表示する文字列 |
Prefix_lnk |
[Folder]や[Folder_NoTraverse]で指定したフォルダ内のショートカットファイルを自動的にメニュー項目化する際に、メニュー項目タイトルとしてファイル名の前に表示する文字列 |
Postfix_lnk |
[Folder]や[Folder_NoTraverse]で指定したフォルダ内のショートカットファイルを自動的にメニュー項目化する際に、メニュー項目タイトルとしてファイル名の後に表示する文字列 |
パラメータ項目名 |
パラメータ概要 |
GroupSize_Landscape |
画面が横向きの時に、[Folder]および[Folder_NoTraverse]で自動的にメニュー化する際に何項目ごとに後続項目をサブメニュー化するかの指定 |
GroupSize_Portrait |
画面が縦向きの時に、[Folder]および[Folder_NoTraverse]で自動的にメニュー化する際に何項目ごとに後続項目をサブメニュー化するかの指定 |
Title_NextGroup |
[Folder]および[Folder_NoTraverse]で自動的にメニュー化する際に、一定項目ごとに後続項目をサブメニュー化する場合のサブメニュー項目名 |
パラメータ項目名 |
パラメータ概要 |
CaseSensitive |
[Folder]および[Folder_NoTraverse]で自動的にメニュー化する際に、ファイル名から項目の並び順を決定するのに大文字・小文字を区別するかどうかの指定 |
その他
パラメータ項目名 |
パラメータ概要 |
Replacement |
コマンドの定義で使用可能な文字列の指定 コマンドラインで指定する場合は最後に指定する必要がある |
パラメータ詳細
ConfigFile
- 『-ConfigFile=メニュー定義ファイル名』の形式で、メニュー定義ファイルを指定します。
- メニュー定義ファイルは『SimpleMenu.exe』と同じフォルダに置いておく必要があります。
- 指定されたメニュー定義ファイルが存在しない場合、キャンセル項目のみのランチャーメニューが表示されます。
- デフォルトパラメータ値は『SimpleMenu.ini』または『SimpleMenu.cfg』です。
- 実行ファイル名を『SimpleMenu.exe』から変更している場合、使用されるメニュー定義ファイル名も変わります。
- 『SimpleMenu.ini』と『SimpleMenu.cfg』の両方がある場合、『SimpleMenu.ini』が使用されます。
IgnoreTrailingTabs
- 『-IgnoreTrailingTabs=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルの行末のタブを全て無視するかどうかを指定します。
設定可能なパラメータ値 |
意味 |
true |
メニュー定義ファイル内の行末にあるタブを無視する |
false |
メニュー定義ファイル内の行末にあるタブを無視しない |
- 通常は本パラメータを指定する必要はありません。タブで終わる文字列を貼り付けたい場合以外は、本パラメータを指定する必要はないでしょう。
ParamFile
- 『-ConfigFile=パラメータ定義ファイル名』の形式で、パラメータ定義ファイルを指定します。
- パラメータ定義ファイルは、『SimpleMenu.exe』と同じフォルダに置いておく必要があります。
- 本パラメータはコマンドラインでのみ指定可能です。
- 本パラメータをパラメータ定義ファイル内で指定しても無視されます。
- デフォルトパラメータ値は『SimpleMenuParam.txt』です。
- 実行ファイル名を『SimpleMenu.exe』から変更している場合、使用されるパラメータ定義ファイル名も変わります。
FastDisplayMode
- 『-FastDisplayMode=パラメータ値』の形式で、標準モードと表示速度優先モードのどちらでSimpleMenuを起動するかを指定します。
設定可能なパラメータ値 |
意味 |
true |
表示速度優先モードで起動します。 |
false |
標準モードで起動します。 |
- 標準モードと比較して、表示速度優先モードには以下のような特徴があります。
- メニュー表示までの時間が若干(0.1~0.2秒程度)早い。
- 表示中ウィンドウからフォーカスが外れないため、標準モードでは貼り付けが行えないウィンドウにも貼り付けができる。(フォーカスが外れた時の動作例を参照)
- Internet ExplorerのURL入力エリアの一部を選択していても、一度別アプリがアクティブになってから再度Internet Explorerをアクティブにすると、URL全体が選択された状態になってしまいます。そのため、標準モードではInternet ExplorerでURLの一部だけを定型文で置き換えることはできませんが、表示速度優先モードであれば可能です。(実行イメージ)
- NetFrontのテキスト入力エリアがテキスト入力可能となっている状態で、一度別アプリがアクティブになってから再度NetFrontをアクティブにすると、テキスト入力ができない状態になってしまいます(フォーカス自体はテキスト入力エリアですが、Enterキーを押すなどして再度テキスト入力可能にしなければなりません)。そのため、標準モードではNetFrontのテキスト入力エリアに定型文を貼り付けることはできませんが、表示速度優先モードであれば可能です。
- 階層構造のメニューを表示している際に左矢印キーや左方向ボタンで親階層に移動すると、キー入力のフォーカスがメニューから外れてしまい、矢印キーや方向ボタンでのメニュー項目の移動ができなくなります。
- この現象が発生した場合、画面タップで項目を選択する必要があります。
- この現象が発生した場合、Windowsキーを押すことでSimpleMenu自体を終了させることができます。
フォーカスが外れた時の動作例
IEでURLの一部を選択していても、いったんIEからフォーカスが外れると、再度IEに戻った時にURL全体が選択された状態になってしまいます。
- IEでURLの一部を選択した状態で、IEボタンを押した場合
- IEでURLの一部を選択した状態で、TaskManを起動して再びIEに戻った場合
- IEでURLの一部を選択した状態で、YTaskMgrを起動して再びIEに戻った場合
Filer
- 『-FastDisplayMode=ファイラパス』の形式で、ランチャーメニューからフォルダを開く場合に使用するファイラを指定します。
- 指定するファイラは、フォルダのパスを起動パラメータとして受け付けるものでなければなりません。
- デフォルトパラメータ値は『fexplore』(標準のファイルエクスプローラ)です。
ShortcutChars
- 『-ShortcutChars=ショートカット文字定義』の形式で、ランチャーメニューの各項目に対して自動的に設定するキーボードショートカットを指定します。
- 既に他のランチャーメニュー項目のショートカット文字として使用されている場合、次のアルファベットがショートカット文字となります。
- ショートカット文字定義は、半角文字の文字列で指定します。
- ショートカット文字定義の1文字目,2文字目,3文字目,…が順に、ランチャーメニューの各階層の1番目,2番目,3番目,・・・の項目のショートカット文字となります。
- 本パラメータで指定した文字数を超える項目が存在する場合、それらの項目についてはメニュー項目名から自動的にキーボードショートカットが決定されます。
- 例えば『-ShortcutChars=12345』を指定した場合、ランチャーメニューの各階層の6番目以降の項目については、メニュー項目名から自動的にキーボードショートカットが決定されます。
- メニュー項目名から自動的に設定されるキーボードショートカットは、以下のような規則で決定されます。
- メニュー項目名の文字列に『&』の文字が含まれる場合、『&』の次の文字がキーボードショートカットとなります。
- 例えば、[Pocket &Excel]と指定した場合、『E』がショートカットキーとなります。
- この規則を活用すれば、本パラメータを使用せずに明示的にショートカット文字することが可能です。
- メニュー項目名に『&』が含まれない場合、最初のアルファベットがショートカット文字となります。
- デフォルトパラメータ値は『』です(全てのメニュー項目のキーボードショートカットはメニュー項目名から自動的に決定されます)。
DisableIME
- 『-DisableIME=パラメータ値』の形式で、W-ZERO3[es]向けの設定です。ショートカットキーとして割り当てられた数字や記号を、テンキー(ダイヤルキー)でも操作できるように指定できます。
設定可能なパラメータ値 |
意味 |
true |
IMEを無効にします。ショートカットキーとして割り当てられた数字や記号を、テンキー(ダイヤルキー)でも操作できます。 |
false |
IMEを無効にはしません。ショートカットキーとして割り当てられた数字や記号は、キーボードでのみ操作できます。テンキー(ダイヤルキー)では操作できません。 |
ShowCancel
- 『-ShowCancel=パラメータ値』の形式で、ランチャーメニュー最後のキャンセル項目有無を指定します。
設定可能なパラメータ値 |
意味 |
true |
ランチャーメニュー最後にキャンセル項目が表示されます。 |
false |
ランチャーメニュー最後にキャンセル項目が表示されません。 |
- 『-ShowCancel=true』になっていると、使用するメニュー定義ファイルが見つからない場合に、画面に黒い線が表示されるだけになってしまい、動作しているのかどうかが分かりづらくなってしまいます。ショートカットやボタンへの割り当て等の設定が一通り終わるまでは、『-ShowCancel=true』としておくことをお勧めします。
Position
- 以下のいずれかの形式で、ランチャーメニューを表示する位置を指定します。
- 『-Position=基準点:X座標,Y座標』
- メニューの基準点の場所を絶対座標で指定します。
- 『-Position=TopLeft:10,20』と指定した場合、メニューの左上が(10, 20)の位置となるように表示されます。
- 『-Position=基準点:Relative:X座標,Y座標』
- メニューの基準点の場所を、画面の基準点からの相対座標で指定します。
- 『-Position=BottomRight:Relative:-10,-20』と指定した場合、メニューの右下が画面の右下から(-10, -20)の位置となるように表示されます。
- X座標で画面の左右方向の位置を指定します。
- 単位はピクセルです。
- 左がマイナス方向、右がプラス方向です。
- Y座標で画面の上下方向の位置を指定します。
- 単位はピクセルです。
- 上がマイナス方向、下がプラス方向です。
- メニューの一部または全体が画面外に表示されるような位置を指定した場合、自動的に画面内に収まるように位置が調整されます。
基準点として指定可能な値 |
意味 |
TopLeft |
左上 |
TopCenter |
中央上 |
TopRight |
右上 |
CenterLeft |
左中央 |
CenterCenter |
中央 |
CenterRight |
右中央 |
BottomLeft |
左下 |
BottomCenter |
中央下 |
BottomRight |
右下 |
基準点のイメージ
TopLeft |
TopCenter |
TopRight |
CenterLeft |
CenterCenter |
CenterRight |
BottomLeft |
BottomCenter |
BottomRight |
- デフォルトパラメータ値は『TopLeft:0,0』です(メニューが左上に表示されます)。
Prefix_folder_submenu
- 『-Prefix_folder_submenu=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルで[Folder]を指定した時にサブフォルダを自動的にサブメニュー化する際に、サブメニュータイトルとしてサブフォルダ名の前に表示する文字列を指定します。
- メニュー定義ファイルで[Folder]を指定した時、対象フォルダ配下のサブフォルダは全て自動的にサブメニューとして追加され、そのサブメニュータイトルとしてサブフォルダ名が使用されます。本パラメータを指定すると、サブメニュータイトルとしてサブフォルダ名の前に特定の文字列を表示することができます。
- デフォルトパラメータ値は『』です(サブメニュータイトルでサブフォルダ名の前には何も表示されません)。
Postfix_folder_submenu
- 『-Prefix_folder_submenu=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルで[Folder]を指定した時にサブフォルダを自動的にサブメニュー化する際に、サブメニュータイトルとしてサブフォルダ名の後に表示する文字列を指定します。
- メニュー定義ファイルで[Folder]を指定した時、対象フォルダ配下のサブフォルダは全て自動的にサブメニューとして追加され、そのサブメニュータイトルとしてサブフォルダ名が使用されます。本パラメータを指定すると、サブメニュータイトルとしてサブフォルダ名の後に特定の文字列を表示することができます。
- サブフォルダに含まれるサブフォルダも全て再帰的にサブメニュー化されます。
- 本パラメータを明示的に指定しない場合、サブメニュータイトルでサブフォルダ名の後には何も表示されません。
- デフォルトパラメータ値は『』です(サブメニュータイトルでサブフォルダ名の後には何も表示されません)。
Prefix_folder_command
- 『-Prefix_folder_command=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルで[Folder_NoTraverse]を指定した時にサブフォルダを自動的にコマンド項目化する際に、コマンド項目タイトルとしてサブフォルダ名の前に表示する文字列を指定します。
- メニュー定義ファイルで[Folder_NoTraverse]を指定した時、対象フォルダ配下のサブフォルダは全て自動的にコマンド項目として追加され、そのコマンド項目タイトルとしてサブフォルダ名が使用されます。本パラメータを指定すると、コマンド項目タイトルとしてサブフォルダ名の前に特定の文字列を表示することができます。
- デフォルトパラメータ値は『』です(コマンド項目タイトルでサブフォルダ名の前には何も表示されません)。
Postfix_folder_command
- 『-Postfix_folder_command=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルで[Folder_NoTraverse]を指定した時にサブフォルダを自動的にコマンド項目化する際に、コマンド項目タイトルとしてサブフォルダ名の後に表示する文字列を指定します。
- メニュー定義ファイルで[Folder_NoTraverse]を指定した時、対象フォルダ配下のサブフォルダは全て自動的にコマンド項目として追加され、そのコマンド項目タイトルとしてサブフォルダ名が使用されます。本パラメータを指定すると、コマンド項目タイトルとしてサブフォルダ名の後に特定の文字列を表示することができます。
- デフォルトパラメータ値は『』です(コマンド項目タイトルでサブフォルダ名の後には何も表示されません)。
Prefix_exe
- 『-Prefix_exe=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルで[Folder]および[Folder_NoTraverse]を指定した時に実行ファイルを自動的にコマンド項目化する際に、コマンド項目タイトルとして実行ファイル名の前に表示する文字列を指定します。
- デフォルトパラメータ値は『』です(コマンド項目タイトルで実行ファイル名の前には何も表示されません)。
Postfix_exe
- 『-Postfix_exe=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルで[Folder]および[Folder_NoTraverse]を指定した時に実行ファイルを自動的にコマンド項目化する際に、コマンド項目タイトルとして実行ファイル名の後に表示する文字列を指定します。
- デフォルトパラメータ値は『』です(コマンド項目タイトルで実行ファイル名の後には何も表示されません)。
Prefix_lnk
- 『-Prefix_lnk=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルで[Folder]および[Folder_NoTraverse]を指定した時にショートカットファイルを自動的にコマンド項目化する際に、コマンド項目タイトルとしてショートカットファイル名の前に表示する文字列を指定します。
- デフォルトパラメータ値は『』です(コマンド項目タイトルでショートカットファイル名の前には何も表示されません)。
Postfix_lnk
- 『-Postfix_lnk=パラメータ値』の形式で、メニュー定義ファイルで[Folder]および[Folder_NoTraverse]を指定した時にショートカットファイルを自動的にコマンド項目化する際に、コマンド項目タイトルとしてショートカットファイル名の後に表示する文字列を指定します。
- デフォルトパラメータ値は『』です(コマンド項目タイトルでショートカットファイル名の後には何も表示されません)。
GroupSize_Landscape
- 『-GroupSize_Landscape=パラメータ値』の形式で、画面が横向きの時に、[Folder]および[Folder_NoTraverse]で自動的にメニュー化する際に何項目ごとに後続項目をサブメニュー化するかを指定します。
- 0を指定した場合は、全項目を1まとまりとして表示します(メニュー化する項目数が多くてもサブメニュー化は行われません)。
GroupSize_Portrait
- 『-GroupSize_Portrait=パラメータ値』の形式で、画面が縦向きの時に、[Folder]および[Folder_NoTraverse]で自動的にメニュー化する際に何項目ごとに後続項目をサブメニュー化するかを指定します。
- 0を指定した場合は、全項目を1まとまりとして表示します(メニュー化する項目数が多くてもサブメニュー化は行われません)。
Title_NextGroup
- 『-Title_NextGroup=パラメータ値』の形式で、[Folder]および[Folder_NoTraverse]で自動的にメニュー化する際に、一定項目ごとに後続項目をサブメニュー化する場合のサブメニュー項目名を指定します。
CaseSensitive
- 『-CaseSensitive=パラメータ値』の形式で、[Folder]および[Folder_NoTraverse]で自動的にメニュー化する際に、ファイル名から項目の並び順を決定するのに大文字・小文字を区別するかどうかを指定します。
設定可能なパラメータ値 |
意味 |
true |
大文字と小文字を区別しない |
false |
大文字と小文字を区別する(大文字が先になるように並び順が決定される) |
例えば、フォルダに「AAA」「aab」「abb」「ABC」の4つのファイルが存在する場合、メニュー上の並び順は以下のようになります。
『-CaseSensitive=true』の場合
AAA
ABC
aab
abb
『-CaseSensitive=false』の場合
AAA
aab
abb
ABC
Replacement
本パラメータをコマンドラインで指定する場合、必ず最後に指定してください。
- 『-Replacement=パラメータ値』の形式で、ランチャーメニューから起動するコマンドやコマンドラインパラメータの定義で使用可能な文字列を指定します。
- メニュー定義ファイルにて『
REPLACEMENT』と指定した場所が、本パラメータで指定した文字列で置き換えられます。- SimpleMenuをファイルと関連付ける際に本パラメータを利用すると、関連付けられたファイルを開くアプリケーションを選択することが可能です。
- 本パラメータは、ExecSelectのアイディアを流用させていただいています。メニューの階層化が必要無い場合、SimpleMenuの代わりにExecSelectも検討すると良いと思います。
- デフォルトパラメータ値は『』です(メニュー定義ファイルから文字列『
REPLACEMENT』部分を全て削除した場合と同じ動作です)。
ファイルとの関連付けを設定するには、レジストリを操作する必要があります。
レジストリを変更する場合、変更前のレジストリ値をバックアップしておくことをお勧めします。
W-ZERO3やW-ZERO3[es]ではバックアップツールでシステムのバックアップを取っておくと良いでしょう。
以下の場合の方法について説明します。
- HTMLファイルとSimpleMenuとの関連付け
- ファイルエクスプローラ等のファイラからHTMLファイルを開く際に、SimpleMenuでブラウザを選択したい場合
- 『http://~』というURLとSimpleMenuとの関連付け
- ブラウザ以外のアプリケーションから『http://~』というURLへのリンクを開く際に、SimpleMenuでブラウザを選択したい場合
- 『https://~』というURLとSimpleMenuとの関連付け
- ブラウザ以外のアプリケーションから『https://~』というURLへのリンクを開く際に、SimpleMenuでブラウザを選択したい場合
まず、ファイルやURLを開く際にSimpleMenuを起動し、ファイルのパスやURLをSimpleMenuのメニュー定義ファイルで参照できるように、レジストリを変更します。
対象となるレジストリは以下の通りです。
関連付け対象 |
変更するレジストリ |
HTMLファイル |
HKEY_CLASSES_ROOT\htmlfile\Shell\Open\Command\Default |
『http://~』というURL |
HKEY_CLASSES_ROOT\http\Shell\Open\Command\Default |
『https://~』というURL |
HKEY_CLASSES_ROOT\https\Shell\Open\Command\Default |
対象レジストリに以下のような値を指定します。『Replacement』以外にもSimpleMenuのパラメータを指定する場合、必ず『Replacement』が最後になるようにします。
"\\Program Files\\SimpleMenu\\SimpleMenu.exe\" -Replacement=%1
さらに、SimpleMenuのメニュー定義ファイルにて、ブラウザの起動パラメータとしてファイルのパスを渡すようにします。
[Internet Explorer]
iexplore|%%CLIPBOARD%%
[Internet Explorer(GWT経由)]
iexplore|http://www.google.co.jp/gwt/n?u=%%REPLACEMENT%%
[Opera]
\Program Files\Opera\Opera.exe|%%REPLACEMENT%%
[NetFront]
\Program Files\NetFront33\NetFront33.exe|%%REPLACEMENT%%
これで、関連付けは完了です。