矢声

行射時等の掛け声。
大学によって様々だが、北大で用いられているのは以下の様な物。

ぜい

射位への入場時に掛ける。立射は足踏みを開いた時、坐射は脇上面に向きを変えた時。
語源は定かではないが、一説によると「行くぜい」の短縮だとか。
ちなみに的中時に振られる采(ザイ)が地方によってはゼイと呼ばれるが関係はなさそう。
一時期、「ぜーーーい」と間延びしがちだったが、「ぜーい」と一拍くらいで切れ良く掛けるのが最近のトレンド。

一本

打起しの時に掛ける。
掛けるタイミングは受け渡す前の一瞬止まった時。前の人の会に重なる時は言われない。 
 大前には「まえいっぽん」、大落には「おちいっぽん」となる。
柔道の審判の様に「一本!」とビシッと決めるのが良い。
「落一本」は「ち」と「い」を上手く重ねると美しい。

良し

的中時に掛ける。
中ったら、腹の底から「よし」と叫ぶ。皆中時には拍手も忘れずに。
[[枠ショット]]でちょっと微妙な時も積極的に掛けてあげよう。

中たーりー

「鳴き」と言われ、中った時に掛ける矢声の特別版。
所謂、「鳴き役」が一人で言う。大きな声で良く響かせると美しいが、途中で息切れするとひんしゅく。
北大では、一部行事の時に使われる。

頑張れ・がんば

ビクった時にかける言葉。
もしくは、離れが出ない時にも。主に、試合や初的射会で使われる。
矢声の中でも特に難易度が高い(笑)。
みんなで掛ける必要はないが、誰かが掛けてあげると掛けられた人は本当に頑張れるらしい。

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最終更新:2010年10月24日 11:50