トビ

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ワシタカ目ワシタカ科 ・西洋では「意地汚い鳥」の代表格とされる。悪食で動物の死骸や人間の残飯を漁るためとか。    ただしプリニウス『博物誌』によれば、「葬式の供物や神への犠牲だけは盗んで行かない」    最低限の道徳は持ち合わせている、とされている云々。 ・中国では「物忘れ」の象徴とされるといい、『酉陽雑俎』に粛宗の張皇后が、帝に飲ませる酒に    トビの脳を混ぜ、帝を操って権力を独占した、とする記事があると。 ・一方、日本では聖鳥。『日本書紀』に神武天皇の長髄彦討伐の際に「金色霊鵄(こがねのあやしきとび)」が    現れて降伏に追い込んだ記事がある。    またそれにちなんで、明治二十三年([[1890年]])以降「金鵄勲章」が制定され、    武勲を立てた軍人に授与された。    第二次大戦後の制度廃止時点で、この勲章の恩典拝受者は約10万人にものぼったという。 (『世界大博物図鑑 鳥類』荒俣宏) #amazon(4582518249, image, text)
ワシタカ目ワシタカ科 ・西洋では「意地汚い鳥」の代表格とされる。悪食で動物の死骸や人間の残飯を漁るためとか。 ・一方プリニウス『博物誌』第十巻では、極めて強欲でいつも腹をすかせてはいるが、    葬式の供物やオリュンピアの祭壇、また子供を連れている人の手などから食べられる物を盗むことはしない、    と述べられている。 ・中国では「物忘れ」の象徴とされるといい、『酉陽雑俎』に粛宗の張皇后が、帝に飲ませる酒に    トビの脳を混ぜ、帝を操って権力を独占した、とする記事があると。 ・一方、日本では聖鳥。『日本書紀』に神武天皇の長髄彦討伐の際に「金色霊鵄(こがねのあやしきとび)」が    現れて降伏に追い込んだ記事がある。    またそれにちなんで、明治二十三年([[1890年]])以降「金鵄勲章」が制定され、    武勲を立てた軍人に授与された。    第二次大戦後の制度廃止時点で、この勲章の恩典拝受者は約10万人にものぼったという。       参考文献 『世界大博物図鑑 鳥類』荒俣宏 『プリニウスの博物誌 Ⅱ』 #amazon(4582518249, image, text) #amazon(463902231X,image,text)

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