アキレウス

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・[[ギリシャ神話]]、およびホメロス『イリアス』などに登場する英雄。 ・女神[[テティス]]と[[ペレウス]]の間に生まれた子。 ・アキレウスを生んだテティスは、その身を不死にするために夜は火中に隠して人間の部分を破壊し、    昼間は[[アムブロシア]]を塗っていたが、火中に赤子を置くところをペレウスに咎められ、    子を残して海のニムフたちの元へ帰ったという。 ・テティスが去った後、ペレウスはアキレウスをケンタウロス族の賢者[[ケイロン]]の元へ連れて行き、    ケイロンはアキレウスを獅子と猪の臓腑および熊の髄で育てたという。 (また、元々アキレウスの名はリギュロンであったが、ここで唇に乳をつけることなく育った事から    「アキレウス」(否定辞a + 唇cheilos)と名付けられたとする) ・[[トロイア戦争]]にて、[[アレクサンドロス]]と[[アポロン]]とに踵を射られて死亡。    その死体を巡って戦いが起こったが、[[オデュッセウス]]が攻め寄せるトロイア勢と戦っている間に    [[大アイアス]]がその死体を抱えて自陣へ運んだ。    死体を火葬した後、その骨を[[パトロクロス]]のものと混合して「白島」に葬ったという。 ・また、死後にアキレウスは「至福の人々の島」にて[[メデイア]]と同棲していると言われているとか。 (zsphereコメント:ホンマ、メデイアさん掴みどころのないお方ですわ。どうしてそうなったw) ・プリニウス『博物誌』第四巻に、ボリュステネス河([[ドニエプル川]])の河口に「アキレウスの島」と呼ばれる島があり、    アキレウスの墓で名高い、とする記述がある。    また、ギリシア人はこの島を「白鳥」、また「恵みの島」と呼んでいるともいう。 (zsphereコメント:これが上記「至福の人々の島」のことかな? まぁ他にまだ確証が必要か) ・アリストテレス『動物誌』に、[[カイメン]]類の中でもっとも華奢で目が細く強い種を「アキレウスのカイメン」と    呼んでいるという記述がある。このカイメンを兜やすね当ての下にあてて緩衝材に使った事に由来する様子。       参考文献 『ギリシア神話』アポロドーロス 『動物誌(上)』アリストテレス 『プリニウスの博物誌 Ⅰ』 #amazon(4003211014, image, text) #amazon(400386011X, image, text) #amazon(4639022301,image,text)
・[[ギリシャ神話]]、およびホメロス『イリアス』などに登場する英雄。 ・女神[[テティス]]と[[ペレウス]]の間に生まれた子。 ・アキレウスを生んだテティスは、その身を不死にするために夜は火中に隠して人間の部分を破壊し、    昼間は[[アムブロシア]]を塗っていたが、火中に赤子を置くところをペレウスに咎められ、    子を残して海のニムフたちの元へ帰ったという。 ・テティスが去った後、ペレウスはアキレウスをケンタウロス族の賢者[[ケイロン]]の元へ連れて行き、    ケイロンはアキレウスを獅子と猪の臓腑および熊の髄で育てたという。 (また、元々アキレウスの名はリギュロンであったが、ここで唇に乳をつけることなく育った事から    「アキレウス」(否定辞a + 唇cheilos)と名付けられたとする) ・[[トロイア戦争]]にて、[[アレクサンドロス]]と[[アポロン]]とに踵を射られて死亡。    その死体を巡って戦いが起こったが、[[オデュッセウス]]が攻め寄せるトロイア勢と戦っている間に    [[大アイアス]]がその死体を抱えて自陣へ運んだ。    死体を火葬した後、その骨を[[パトロクロス]]のものと混合して「白島」に葬ったという。 ・また、死後にアキレウスは「至福の人々の島」にて[[メデイア]]と同棲していると言われているとか。 (zsphereコメント:ホンマ、メデイアさん掴みどころのないお方ですわ。どうしてそうなったw) ・プリニウス『博物誌』第四巻に、ボリュステネス河([[ドニエプル川]])の河口に「アキレウスの島」と呼ばれる島があり、    アキレウスの墓で名高い、とする記述がある。    また、ギリシア人はこの島を「白鳥」、また「恵みの島」と呼んでいるともいう。    この島はボリュステネス河から140ローママイル、テュラス河から120ローママイル、    ペウケ島から50ローママイルの位置にあり、島の外周は10ローママイルとのこと    (ローママイルは大体1.475m、イギリスのマイルより少し短い単位) (zsphereコメント:これが上記「至福の人々の島」のことかな? まぁ他にまだ確証が必要か) ・アリストテレス『動物誌』に、[[カイメン]]類の中でもっとも華奢で目が細く強い種を「アキレウスのカイメン」と    呼んでいるという記述がある。このカイメンを兜やすね当ての下にあてて緩衝材に使った事に由来する様子。       参考文献 『ギリシア神話』アポロドーロス 『動物誌(上)』アリストテレス 『プリニウスの博物誌 Ⅰ』 #amazon(4003211014, image, text) #amazon(400386011X, image, text) #amazon(4639022301,image,text)

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