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・『グリム童話集』「まっしろ白鳥」〈KHM46〉
→魔法使いにさらわれた長女、次女がバラバラにされて殺されるが、三女がその部屋にたどりつき、
その体を元の通りに並べると、息を吹き返し、よみがえる。
・『グリム童話集』「白槇の話」〈KHM47〉
→継母に憎まれ殺された男の子が、継母の手によって鍋で煮られて父親に食べられる。
妹がその骨を集めて、先妻が葬られている白槇の木の根元に埋めると、そこから白いハトが生まれ、
紆余曲折のすえハトは先妻に臼を落として殺すとともに元の男の子の姿に戻り、妹、父親と幸せに暮らす。
(zsphereコメント:野村泫氏の本では「ねずの木の話」。個人的にはそちらの方になじみがある)
・『グリム童話集』「二人兄弟」〈KHM60〉
→竜を退治した狩人が、疲れて寝てしまったところを、侍従長が手柄を横取りするために首を切って殺してしまう。
お供の動物たちのうち、ウサギがどんなケガも病気も直すという植物の根を知っていたので、
これを取ってきて狩人を生き返らせる。
なおその際、慌てていたため一度首を前後逆につけてしまい、ライオンが主の首をもぎ取って
正しい向きに据えなおして、その草の根でもう一度生き返らせている。
・『グリム童話集』「のんきぼうず」〈KHM81〉
→聖ペトルスが、死んだ姫を釜で煮てバラバラにし、骨を取り出して並べなおして
「いとも尊き三位一体の御名によりて申す、死にたる女、立ち上がれ」と三度唱えると蘇る。
のちにこれを主人公がまねしようとするが、骨の並べ方がでたらめだったため失敗、
聖ペトルスが助けに入ってなんとか生き返らせる。
(zsphereコメント:それ、キリスト教の教義的にどうなんですかね、といつも思うw)
参考文献
『完訳グリム童話集 2』
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・『グリム童話集』「まっしろ白鳥」〈KHM46〉
→魔法使いにさらわれた長女、次女がバラバラにされて殺されるが、三女がその部屋にたどりつき、
その体を元の通りに並べると、息を吹き返し、よみがえる。
・『グリム童話集』「白槇の話」〈KHM47〉
→継母に憎まれ殺された男の子が、継母の手によって鍋で煮られて父親に食べられる。
妹がその骨を集めて、先妻が葬られている白槇の木の根元に埋めると、そこから白いハトが生まれ、
紆余曲折のすえハトは先妻に臼を落として殺すとともに元の男の子の姿に戻り、妹、父親と幸せに暮らす。
(zsphereコメント:野村泫氏の本では「ねずの木の話」。個人的にはそちらの方になじみがある)
・『グリム童話集』「二人兄弟」〈KHM60〉
→竜を退治した狩人が、疲れて寝てしまったところを、侍従長が手柄を横取りするために首を切って殺してしまう。
お供の動物たちのうち、ウサギがどんなケガも病気も直すという植物の根を知っていたので、
これを取ってきて狩人を生き返らせる。
なおその際、慌てていたため一度首を前後逆につけてしまい、ライオンが主の首をもぎ取って
正しい向きに据えなおして、その草の根でもう一度生き返らせている。
・『グリム童話集』「のんきぼうず」〈KHM81〉
→聖ペトルスが、死んだ姫を釜で煮てバラバラにし、骨を取り出して並べなおして
「いとも尊き三位一体の御名によりて申す、死にたる女、立ち上がれ」と三度唱えると蘇る。
のちにこれを主人公がまねしようとするが、骨の並べ方がでたらめだったため失敗、
聖ペトルスが助けに入ってなんとか生き返らせる。
(zsphereコメント:それ、キリスト教の教義的にどうなんですかね、といつも思うw)
・『グリム童話集』「実意ありフェレナンドと実意なしフェレナンド」〈KHM126〉
→王女と王様の結婚式が行われるが、王女は相手である王様が
鼻がないために気に入らず、むしろ実意ありフェレナンドを気に入っていたので、皆の前で奇術をすると言い出す。
実意ありフェレナンドがその奇術に使われ、お妃はその首を切り落とすが、すぐに元通りになり、
首の回りに赤い筋が一本入る以外は特に問題なく蘇生される。そこで次は王様どうですかと誘い、
首を切り落とした後、どうにもつながらないそぶりをして、結局王様のお葬式を出すことになる。
これをもって実意ありフェレナンドと王女は結婚することになった。
参考文献
『完訳グリム童話集(2)』
『完訳グリム童話集(4)』
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