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・[[山梨県]]富士吉田市の北口本宮浅間神社や、
[[静岡県]]駿東郡小山町の東口本宮浅間神社(須走浅間神社)は、
御神体は[[富士山]]を象った富士山体になっている。
・宝暦七年([[1757年]])頃の村山の大鏡坊文書にある
「村山浅間七社相殿」の中に、
「一、浅間 赫夜姫 本地大日」という記述がある。 →[[かくや姫]]
(『富士山の祭神論』谷口靭負)
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・富士山周辺の浅間神社の数は1000を超えるという。
そのうち、静岡県富士宮市、山梨県富士吉田市の浅間神社は
『延喜式』神名帳に「名神大」として扱われている古社。→ [[富士山本宮浅間神社]]
(『かぐや姫の光と影』梅山秀幸)
・[[山梨県]]富士吉田市の北口本宮浅間神社や、
[[静岡県]]駿東郡小山町の東口本宮浅間神社(須走浅間神社)は、
御神体は[[富士山]]を象った富士山体になっている。
・宝暦七年([[1757年]])頃の村山の大鏡坊文書にある
「村山浅間七社相殿」の中に、
「一、浅間 赫夜姫 本地大日」という記述がある。 →[[かぐや姫]]
・[[林羅山]]『丙辰紀行』の「三嶋」の章に以下の記述あり。
「伊豆の三嶋はむかし伊予の国よりうつして。[[大山祇神]]といわひまつる。
いつぞや相国の御前にて。三嶋と富士とは父子の神なりと。
世久しくいひ伝たりと沙汰ありければ。
さては富士の大神をば木花開耶姫と定申さば。
日本紀のこころにもかなひ申すべきなり。
[[竹取物語]]とやらんにいへる赫夜姫は。後の代の事にてや侍るらん」とある。
(zsphereコメント:「三嶋の神が大山祇神である」「三嶋と富士は父子」から演繹で
木花開耶姫の名前が挙がっている事、「定申さば~」といった言い回しから、
浅間神社の祭神をコノハナサクヤヒメと言い始めた容疑者(ぇ)の一人として
林羅山の名前が挙がってくる、という話。
ただ、これ以前にコノハナサクヤヒメを祭神とした文献が全く無いかというと……。
一方、[[かぐや姫]]の名前が挙がっている事で、この時代にまだ
富士の祭神をかぐや姫とする信仰が存続していた事を確認できる事は重要か)
(『富士山の祭神論』谷口靭負)
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