・『グリム童話集』「六人男、世界を股にかける」〈KHM71〉 →五人の家来を連れた元兵隊の男が、とある国で求婚者を募っているのを知る。 国王の娘と競走をして、勝てば婿にしてやる、負ければ首をもらうというお触れを出していたので、 家来のうち足の速い者に挑戦させて、この勝負に勝つ。 ・『グリム童話集』「ちえのあるちびっこのしたてやさんの話」〈KHM114〉 →求婚者に問題を出して、解けないとバカにして追い出してしまうお姫様に、三人の仕立て屋が挑み、 一番背の小さくて平凡な仕立て屋がこれを解く。 ・『ニーベルンゲンの歌』 イースラントの姫プリュンヒルトは、求婚者と槍投げ、石投げ、幅跳びという三種目で勝負をし、 負けたものは首を切るという形で何人もの求婚者を退けていた。 この美しいプリュンヒルトを得ようとしたグンテル王を[[ジークフリート]]が[[隠れ蓑]]などを用いて 助け、見事にプリュンヒルトに勝利して、グンテル王との結婚を認めさせる。 参考文献 『完訳グリム童話集(2)』 『完訳グリム童話集(3)』 『ニーベルンゲンの歌(前編)』 #amazon(4003241320,image,text) #amazon(4003241339,image,text) #amazon(4003240111,image,text)