ヨーロッパの戦い

私的伝奇関係データベース @ ウィキ内検索 / 「ヨーロッパの戦い」で検索した結果

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  • ヨーロッパの戦い
    トロイア戦争 マラトンの戦い サラミスの海戦 アクティウムの海戦
  • 西洋編目次
    ... イギリス史 ヨーロッパの戦い 西洋の事件 キリスト教 イスラム教 伝説上の人物 古代エジプトの人物 古代ペルシャの人物 古代ギリシャの人物 古代ローマの人物 中世イタリアの人物 国王 ローマ皇帝 貴族(西洋) アメリカ大統領 ローマ教皇 司教 宗教者(キリスト教) 探検家・旅行家 軍人 運動家 アウトロー 文人 音楽家 哲学者 自然科学者 数学者 化学者 医学者 天文学者 魔術師 錬金術 錬金術師 民族 ヨーロッパの祭り 妖精・精霊 西洋の妖怪 西洋の幻獣 西洋の俗信 西洋魔術 武器・防具・軍事(西洋編) 食品(西洋) 船(西洋編) その他西洋文化史 使えそうなネタ(西洋)
  • ヨーロッパナラ
    ブナ科コナラ属に属する広葉樹。 学名Quercus robur 英語の「oak(オーク)」にあたる。 オークがよく「カシ」と和訳される他、葉の形が似ている事から「カシワ」と訳される事も多いが、別種。 (zsphereコメント:西洋の植物はそういうの多いな……) また、かつてヨーロッパ北方を覆っていた、「ゲルマンの森」にあたるのは主にこの木と見られる。 プリニウス『博物誌』第十六巻に、この木は生育が極めて旺盛で、岸辺に生えたものが波によって根元がえぐられたり    風で打ち倒されたりすると、その根で大きな土地を丸ごと抱えて運び去ってしまい、    そのため水上を突っ立ったまま流れていく、という記事がある。    こうした木によって夜分停泊していたローマの艦隊が驚かされることがしばしばあったとか。       参考文献 『プリニウスの博物誌 Ⅲ』 ...
  • ヨーロッパの城
          イタリア サン・タンジェロ城       ドイツ ヴァルトブルク城
  • ヨーロッパの祭り
          歴史上の祭り 大ディオニュシア祭 パンアテナイア祭 アパトリア祭 エレウシスの秘儀 ヒュアキントス祭 オリュンピア競技会
  • ヨーロッパの遺跡
       ブルガリア ヴァルナ集団墓地(銅石器時代の墓地。世界最古の金細工が出土)    ギリシャ フランクティ洞窟(先史時代のギリシャの遺跡。9000年前の層から黒曜石、マグロの骨が出土) アクロティリ遺跡(サントリーニ島にある都市遺構。多数のフレスコ画) アトレウスの宝庫(ミケーネを代表する、大規模なつくりのトロス墓) クノッソス宮殿(クレタ島に所在する宮殿遺構) ピュロス宮殿(ペロポネソス半島南西の宮殿遺構。線文字B解読のきっかけとなった粘土板が出土) レフカンディ遺跡(エウボイア島に所在する。ケンタウロスのテラコッタ像が出土) アンフィポリスの墳墓(同国最大規模の墳墓。ペルセポネを描いたモザイク画)    イギリス ストーンヘンジ ニューグレンジ フラグ・フェン マスト・ファーム    フランス ポンシャロ集合墓(遺体の手足を切断し石を...
  • ヨーロッパの結社
    暗殺教団
  • ヨーロッパの川の古称
    ステュクス コアスペス川
  • ジブラルタル海峡
    ヨーロッパとアフリカ大陸の間にある海峡。 ヘロドトス『歴史』など、古代ギリシャでは「ヘラクレスの柱」と呼ばれていた。    ヘラクレスが第十番目の難行に挑んでいる最中、リビュアとヨーロッパの境界で山を引き裂き、    海峡を挟んで相対する標柱に仕立てた、という伝説に基づく。       参考文献 『歴史(上)』ヘロドトス 『アレクサンドロス大王東征記(上)』アッリアノス 歴史 上 (岩波文庫 青 405-1) アレクサンドロス大王東征記〈上〉―付インド誌 (岩波文庫)
  • ヨーロッパの集団・協会
    熱心党 ヴァイキング 英国心霊研究協会
  • ヨーロッパの石碑・碑文
    パロス大理石碑文(ギリシアの年代記が記されている) トロイゼン出土碑文(ペルシア戦争におけるテミストクレスの演説などを記している)
  • その他ヨーロッパの神々
    キュベレー ダゴン
  • エウロペ
    ギリシャ神話に登場する、テュロス王の娘。 ヘロドトス『歴史』巻四に、ヨーロッパの語源がエウロペであると確言されている。    ただし、ギリシャ人がヨーロッパと呼んでいる地域にはエウロペ自身は来たことがなく、    せいぜいフェニキアからクレタ、リュキアまでしか行ってない、とも記している。 プリニウス『博物誌』第十二巻に、クレタ島のゴルテュナにある泉のそばにプラタナスの木があり、    そこはゼウスとエウロペが行為に及んだ場所だという伝説があったとか。       参考文献 『歴史(中)』ヘロドトス 『プリニウスの博物誌 Ⅲ』 歴史(中) (岩波文庫 青 405-2) プリニウスの博物誌〈3〉第12巻‐第18巻
  • 死(引用)
    死の恐怖は死より怖ろしい                               ヨーロッパの古いことわざ
  • ヨーロッパの庭園・植物園
          イタリア パドヴァ植物園
  • 鈴蘭
    ヨーロッパの国々では、幸福のシンボルとされている。 アイルランドでは「妖精の階段」の名で呼ばれる。段々状に花をつけるのを階段に見立てたもの。 旧約聖書の逸話にちなみ、「ヤコブの梯子」の別名もある。
  • カエデ
    カエデ科カエデ属の樹木の総称。 落葉樹 北米やヨーロッパのカエデは春先に根に蓄えられていた糖分が内樹皮の若い形成層に集まって厚い層をなす。    特にカナダのサトウカエデに顕著で、この内樹皮の糖分を集めて凝縮したものがメイプルシロップ。       参考文献 『新・動物の「食」に学ぶ』西田利貞 新・動物の「食」に学ぶ (学術選書 37)
  • M:正多角形の建築物に関するメモ
    ヨーロッパのキリスト教教会建築には、「集中式」と呼ばれる形式がある。    古代の円形神殿から発展したもので、元は墓廟や洗礼堂。    六角、八角、正方形などの平面図を持ち、天井にドームが載る。    初期キリスト教建築の特徴だったが、その対称性からルネサンス期に見直されたとか。    初期の例として、イタリアのラヴェンナ所在のサン・ヴィターレ聖堂などがある。       参考文献 『週刊世界遺産 No.33』
  • M:ヨーロッパの亡霊イメージ
    ウェルギリウス『アエネーイス』第二巻に、落城寸前のトロイアで妻とはぐれたアイネイアスの前に、    妻クレウーサの亡霊が現れる際、「妻のあわれな亡霊の すがたが常の彼女より 大きい形であらわれる」という    記述があり、等身大よりも大きく現れるという事例が見られる。       参考文献 『アエネーイス(上)』ウェルギリウス アエネーイス (上) (岩波文庫)
  • 暗殺教団
    中世ヨーロッパの文献などに言及されるハサシンまたはアサシンを擁し暗殺行為を行ったとされる、    「山の長老」「山の老人」などの異名がある教団。 一般に、シリアにあったとされる、イスラム教シーア派の分派にあたるイスマイル派と同定される。 マルコ・ポーロ『東方見聞録』に言及がある。 中世イタリア民間説話集『ノヴェッリーノ』に、皇帝フェデリコ(フェデリコ二世か)がヴェッキオ・デッラ・モンターニャのところへ出向いた際、    ヴェッキオがその権威を示そうと、髭をなでて見せ、塔の上に控えていたハサシン2人に    身を投げるように合図を送って、その2人がたちまち死んでしまったという逸話を載せる。 (このヴェッキオがすなわち「山の長老」であるとのこと)        参考文献 『中世イタリア民間説話集』 完訳 中世イタリア民間説話集
  • ルッペ
    別名を海綿鉄。 鉄鉱石中の鉄を溶解させるほどの高温を得られなかった場合などに生ずる、白熱した半溶融の海綿状の鉄。    多くの不純物・鉱滓を含む。 このままでは鉄製品に加工する事ができないため、このルッペを叩き割って適当な大きさにしてから    加熱して金床で叩き、不純物を搾り出す、といった工程が必要になる。 古代ヨーロッパの製鉄では、高さ1メートルほどの低シャフト炉を使用していたため    熱効率をあげる事が出来ず、このルッペの鍛造による鉄の精錬作業が森の鍛冶屋の仕事だった。    (炉による鉄の溶融、そして精錬のいずれにも大量の木炭が必要なため、製鉄作業は森林の中で行われるのが常だった)       参考文献 『鉄の文明』大橋周治
  • ヨーロッパ考古学
    トロス墓 ドルメン メンヒル アリニュマン 線文字A 線文字B       遺物 フライパン(キクラデス文化) 黄金のマスク ダナケ
  • :横断メモ:
    M:ジェンダーによって誤認が生じた事例に関するメモ M:鏡についての横断的なメモ M:高層建築についてのメモ M:正多角形の建築物に関するメモ M:世界の純金製遺物に関するメモ M:地鎮のための埋納物に関するメモ M:古墳が信仰対象になったケースについてのメモ M:神社境内に古代遺跡が見られるケースについてのメモ M:近世以前の遺跡発掘に関するメモ M:建材に変わったものを使う風習など M:日月と目についてのメモ M:日食月食に遭遇した歴史上の人物 M:アルビノの生物等に関するメモ M:魔女の釜の中 M:蘇生術・若返り術 M:ヨーロッパの亡霊イメージ M:神話伝説中の事物の発明者に関するメモ M:説話中の洗濯女に関するメモ M:出生時に夢を伴った人物の伝説に関するメモ M:凶事の予兆に関するメモ M:鳥に化ける人に関するメモ M:名のある馬 M:名のある剣...
  • 一つ目の人間
     キュクロプス ヘロドトス『歴史』巻三    →ヨーロッパの北方にアリマスポイという一つ目の人種がおり、     怪鳥グリュプスから奪うことで多量の金を得る、という記述がある。 プリニウス『博物誌』第六巻    →アフリカ大陸の内陸部にニグロイ族という部族があり、その王はただ一つの眼が額にある、という記述がみられる。 プリニウス『博物誌』第七巻    →アルプス以北の地に、食人習俗があり額の真ん中に目が一つだけあるアリマスピ族という種族があり、     金鉱山で金を探掘しているが、この鉱山を守護しているグリフォンと相争っているという。 『グリム童話集』「一つ目、二つ目、三つ目」    →あるところに一つ目、二つ目、三つ目の三姉妹がおり、二つ目だけが、人間と同じだということで     親や姉たちにいじめられる。       参考文献...
  • 香料
    プリニウス『博物誌』第十三巻によれば、プリニウスの知る限りではトロイア戦争の時代には香料はヨーロッパ世界に存在しておらず、    ヨーロッパが初めて香料を知ったのは、アレクサンドロス大王がダレイオス3世の所有品にあった    香料の箱ひとつを収奪したときだったという。       参考文献 『プリニウスの博物誌 Ⅲ』 プリニウスの博物誌〈3〉第12巻‐第18巻
  • 槲葉冠
    古代ローマで業績に対して授与された栄冠。 カシワの葉を模しており、市民を救済した者へ授けられた。    →日本では「カシワの葉」と訳される事が多いが、英語では「オークリーフ(Oak leaf)」。     オークならカシかと思いきや、英語でのオークは実際にはヨーロッパナラを指す。     日本のナラと違い、葉の形がカシワに似ているため、こう訳されることが多い模様。     なので、この冠もヨーロッパナラの葉を模していたと思われる。       参考文献 『プリニウスの博物誌 Ⅱ』 プリニウスの博物誌〈第7巻~第11巻〉
  • 1295年(W)
         重大事件      政権      外交 マルコ・ポーロ、ヨーロッパに帰還。      生誕      死去      宗教界      学術      文学・芸術      市井      地方      伝説など(史実かどうか疑わしいもの)      その他
  • ヨーロッパ中世神話・伝説
          『ベーオウルフ』 グレンデル
  • 1545年(W)
         重大事件      政権      外交      生誕      死去      宗教界      学術 ヨーロッパ最古の植物園パドヴァ植物園、開園(イタリア)。      文学・芸術      市井      地方      伝説など(史実かどうか疑わしいもの)      その他
  • コショウ
    コショウ科コショウ属のつる性植物、およびその果実を原料とする香辛料のこと。 香辛料としてのコショウは、殺菌力が高く、肉類の保存や調理に有用なため、古代ヨーロッパで珍重された。 収穫した実を数日間堆積した後、そのまま天日乾燥させたものが黒コショウ。    それに対し、外皮が柔らかくなるまで水に曝したあと、外皮をはがして乾燥させたものが白コショウ。 一説に、アレクサンドリアからローマへ向かう船の積み荷の四分の三が胡椒であったという。 元々、ヨーロッパで「ペッパー」と呼ばれていたのは同じコショウ属の植物「ロングペッパー」で、    その後コショウが伝わるに従いペッパーがコショウを指すようになったとか。 その他、「ピンクペッパー」と呼ばれる香辛料もあるが、これは西洋ナナカマドの果実を酢漬け、    もしくは乾燥させたもので、コショウとは無関係。 一方、九州など...
  • 1252年(W)
         重大事件      政権 フィレンツェにて、西ヨーロッパ初の金貨が発行される(フィオリーノ貨)。      外交      生誕      死去      宗教界      学術      文学・芸術      市井      地方      伝説など(史実かどうか疑わしいもの)      その他
  • トゲウオ
    ヨーロッパにおけるメダカのような存在の小魚。春の風物詩。 トゲウオ科の小魚にイトヨ(糸魚)があり、新潟県の糸魚川の名前の由来。 (『世界大博物図鑑2 魚類』荒俣宏) 魚類 (世界大博物図鑑(2))
  • マムシ
    卵胎生による繁殖を行う種であり、胎内で卵を孵す事が知られている。 アリストテレス『動物誌』に既に記述があり、ヨーロッパでは古代から知られていた。       参考文献 『動物誌 上』アリストテレス 動物誌 (上) (岩波文庫)
  • 1142年(W)
         重大事件      政権      外交      生誕      死去      宗教界      学術 チェスターのロバート、『錬金術の構成についての書』をアラビア語からラテン語に翻訳。     ラテン・ヨーロッパに初めて錬金術が入る。      文学・芸術      市井      地方      伝説など(史実かどうか疑わしいもの)      その他
  • バナナ
    プリニウスは、バナナについてアレクサンドロス大王の遠征隊が初めて見つけ、ヨーロッパに紹介した樹木の一つに数えている。       参考文献 『プリニウスの博物誌 Ⅲ』 プリニウスの博物誌〈3〉第12巻‐第18巻
  • イザーク・ティチング
    オランダ生まれの医師。 1779年から1784年まで、長崎出島に滞在した。 日本の書物、版画、地図、貨幣などを収集し、ヨーロッパ人による最初の日本コレクション(ティチングコレクション)を作った。       参考文献 『解体新書の謎』大城孟 解体新書の謎
  • パドヴァ大学
    イタリア、ヴェネト州に所在。 イタリアで2番目に古い大学。1222年(W)創立。 1545年(W)、パドヴァ大学の教授により、パドヴァ植物園が開園。     ヨーロッパ最古の植物園にあたる。       参考文献 『週刊世界遺産 No.33』
  • 植物(樹木)
    桃 マツ 【済】竹 【済】梅 【済】サクラ リンゴ 漆 クリ クルミ ピスタチオ アーモンド レバノンスギ 檜 スギ ヨーロッパナラ カシワ コノテガシワ 菩提樹 ザクロ 月桂樹 イチジク ザクロ カエデ ネムノキ コクタン テンニンカ ギンバイカ ポプラ プラタナス イチイ セイヨウトネリコ ツゲ キングサリ クワ ナギ シナモン カラスザンショウ ハシバミ オリーブ 【済】バナナ カカオ ブドウ ヤドリギ
  • パドヴァ植物園
    イタリア、ヴェネト州に所在。 ヨーロッパ最古の植物園。 パドヴァ大学の教授の手により、1545年(W)に造園された。 ヒマワリ、ライラック、ジャガイモがイタリアで初めて栽培された場所であったとか。 現在も薬草の栽培・研究が行われている。       参考文献 『週刊世界遺産 No.33』
  • 低シャフト炉
    古代ヨーロッパで製鉄に使用された炉。 高さ1~2メートルほどの、人力のフイゴによって送風を行う炉。 熱効率があまりあがらず、鉄を完全に溶融させる事はできない。    そのため、ルッペと呼ばれる白い海綿状の、不純物混じりの鉄を取り出して、    金床で鍛造して精錬する工程が必要となる。       参考文献 『鉄の文明』大橋周治
  • ボスポラス海峡
    現在のトルコにある、ヨーロッパ側とアジア側を隔てる海峡。 「ボスポラス」とは「牝牛の渡り」の意味。 ギリシャ神話において、ゼウスに愛された故にヘラに牛に変えられたイオが、    この海峡を渡ったという。 プリニウス『博物誌』第六巻に、この海峡が事実牛が渡渉できるほどに狭い隔たりしかない、という言及がある。       参考文献 『プリニウスの博物誌 Ⅰ』 プリニウスの博物誌〈第1巻~第6巻〉
  • シュトゥック炉
    中世ヨーロッパで使用された製鉄用の炉。 最大の特徴は、水車を動力源としたフイゴが据え付けられている事。    これにより人力よりも強い送風力を得る事が出来、古代の低シャフト炉よりも背の高い    3~4mほどの規模の炉が成立した。 ただし、これでもまだ鉄を完全に溶融させる事はできず、ルッペを取り出して鍛冶による精錬が必要な事は    変わらなかった。       参考文献 『鉄の文明』大橋周治
  • ヤドリギ
    古代ギリシャでは、鳥を捕えるためのトリモチを寄生木から作った事が知られている。    『イソップ寓話集』で、ツバメやフクロウが将来の難を除くために寄生木の木を切り倒すよう    進言するが、他の鳥に一笑に付されたため鳥たちは人間に捕えられるようになった、という話がある。 プリニウス『博物誌』第十六巻に、ヤドリギを用いた鳥もちの詳しい作り方が載っている。いわく、    ムギの収穫期に未熟のうちに採取したものを用いる。干してすっかり乾いたところで搗き砕いて水に浸しておくと、    やがて腐る。(プリニウスは、これは「腐ることによって魅力あるものになるたった一つの例」であると言っている)    それを再び搗き砕いて流水の中に浸しておくと、その皮を失って内部の果肉が粘着性のものになる。    これを油で捏ねることで鳥もちができるのだとか。 また、プリニウス『博物誌』第十...
  • 関ヶ原の戦い
    日本戦史上、両軍のいずれもが(名目上としてさえ)天皇をかつがなかった最初の戦いという。 (『要説日本歴史』) 要説 日本歴史
  • 紙幣
    マルコ・ポーロ『東方見聞録』中に、クビライ・カーンが紙幣によって支払いをし、また市場に流通させている事を    驚きをもって報告している部分がある。    木の樹皮を採取させ、これを漉いて紙を作り印璽を捺すと、ヴェネツィアの銀貨換算でどれほどの価値、といったような事を細かく記載しており、    さらに「大カーンは錬金術師の秘法を理にかなった方法で完璧に我がものとしているというべきであろう」とまで書いている。 (この当時、ヨーロッパでは一部の例外(聖堂騎士団の手形)を除いて貨幣は金貨や銀貨が担っており、  紙幣の流通という意味では元の方がはるかに先進的であったことがうかがえる)       参考文献 『マルコ・ポーロ 東方見聞録』 マルコ・ポーロ 東方見聞録
  • イエズス会
    ブリア・サヴァラン『美味礼讃』によれば、シチメンチョウをヨーロッパに最初に輸入したのは    イエズス会士であり、また彼らによって大量に飼育されていたとのことで、    そのためフランスの多くの地方では、シチメンチョウの通俗的な呼び方として「ジェズイット(イエズス会士)」というのがあったという。    サヴァランが『美味礼讃』を執筆している時点で未だそう呼んでいる地域さえあったとか。       参考文献 『美味礼讃(上)』ブリア・サヴァラン 美味礼讃 (上) (岩波文庫 赤 524-1)
  • シチメンチョウ
    ブリア・サヴァラン『美味礼讃』によれば、シチメンチョウをヨーロッパに最初に輸入したのは    イエズス会士であり、また彼らによって大量に飼育されていたとのことで、    そのためフランスの多くの地方では、シチメンチョウの通俗的な呼び方として「ジェズイット(イエズス会士)」というのがあったという。    サヴァランが『美味礼讃』を執筆している時点で未だそう呼んでいる地域さえあったとか。       参考文献 『美味礼讃(上)』ブリア・サヴァラン 美味礼讃 (上) (岩波文庫 赤 524-1)
  • 首飾り事件
    マリー・アントワネットの身分を騙ったジャンヌ・ド・ラ・モット伯爵夫人なる人物が    高額なダイヤの首飾りをロアン枢機卿に代理購入させ、アントワネットに渡すと偽って騙し取った事件。    ヨーロッパ中で大変な評判となり、3年後のフランス革命にも間接的な影響を与えたなどと言われる。 また、この件に直接の関わりは無かったらしいカリオストロ伯爵(アレッサンドロ・ディ・カリオストロ)が    関係者として拘束、バスチーユ牢獄に投獄された。    結局、1786年(W)5月31日に釈放されている。       参考文献 『イタリア紀行(中)』ゲーテ
  • 樹皮
    外樹皮(外側のパサパサした部分)と内樹皮とがある。 内樹皮は専門的には篩部や形成層を含む部分。 北アメリカやヨーロッパにおいて、落葉樹の細胞が春先に活発に分化する際に、糖とタンパク質に富んだ    若い細胞が形成層のまわりに厚く層をなす。つまり根に蓄えられていた糖が上昇してその部分に集中する。    この傾向が特に強いのがカナダのサトウカエデで、そこから得たものがメイプルシロップとなる。 サトウカエデほどでないにしても、多くの落葉樹は同様の性質を持つため、狩猟採集民は救荒食として    内樹皮を舐めて飢えをしのぐケースが見られるという。       参考文献 『新・動物の「食」に学ぶ』西田利貞 新・動物の「食」に学ぶ (学術選書 37)
  • 反射炉
    もともとは、ヨーロッパで青銅や銅の溶解に使われていた炉。 石炭を燃焼させる場所と、金属を溶解させる場所を分離し、    石炭の炎がアーチ型の天井を加熱、その反射熱で金属を溶かす仕組み。 これにより、石炭に含まれる硫黄分が鉄に入り込み、質を脆くするのを防ぐことができる。 1784年(W)、ヘンリー・コートがこの反射炉を銑鉄精錬用に改良、    また半溶融状態の銑鉄を鉄棒でかき回して銑鉄中の炭素の酸化を促進する    パドル法を考案した。 現在、世界で唯一、完全な姿で残っている反射炉は、静岡県伊豆韮山のものという。       参考文献 『鉄の文明』大橋周治
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