模試の利用法

模試とは
模擬試験の略。入学試験の前に、受験者の能力を測定する、合格の可能性を見るなどの目的で行われる。
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-目次
目次

模試を受験する意義

  • 自分の学力を客観的に測定する。
  • 目標とのギャップを認識する。
  • 実戦的な訓練を積む。
時に、まだ受験するレベルに達していないという理由で、また、悪い結果をおそれて模試を受けないという人がいるが、それでは課題の発見が遅れ、かえって危険。模試を積極的に受け、ペースメーカーにしよう。

模試を選ぶ

  • 目的にあった模試を選ぶ
  • 時期・回数を選ぶ
  • バランスよく選ぶ

目的にあった模試を選ぶ

試験形式では、記述式、マーク式の2種類がある。
大学受験の場合、マーク模試、記述模試、志望校別模試の3つに大別できる。マーク模試と、記述模試あるいは志望校別模試のドッキング判定により、国公立大学および私大のセンター試験利用入試に応じた総合判定が行われる。志望校別模試と、センター直前に実施されるセンター試験模試(プレテスト)は必ず受験したい。
  • 受験生対象模試
    • ↑受験生対象模試の種類、選び方の基本、年間スケジュール等を掲載しています。
  • 高1生対象模試
    • ↑高校1年生対象模試の種類と年間スケジュールを掲載しています。
  • 高2生対象模試
    • ↑高校2年生対象模試の種類と年間スケジュールを掲載しています。

バランスよく選ぶ

同じタイプの模試でも、実施する予備校によって、母集団や出題内容等に傾向がある。
ひとつの会社の模試だけでは、母集団が偏りが生じ、また、特定の模試の出題傾向にのみ慣れてしまう危険もあるため、複数の会社の模試を受験することが望ましい。

時期・回数を選ぶ

あまりにたくさんの模試を受験し、模試疲れしたり、復習の時間が取れないようでは意味がない。計画的に受験しよう。
なお、ほとんどの模試は、受験生が会場(公開会場、自校実施の場合には学校)に集まってで実施される会場型であるが、一部、在宅で受験が可能な模試もある。

模試を受ける

  • 模試だからと気を抜いていては意味がない。本番のつもりで緊張感を持って受験する。
  • 時間の使い方を身につける。得点しやすい問題を見極め、順序・時間配分を考えて解くという訓練は、普段の勉強ではできない。
  • 最後まであきらめずに、考え抜く、集中力と持続力を鍛える。

なお、模試は今の自分の学力を客観的に判断するためのものなので、試験直前対策を行う必要はない。ただし、出題範囲が決まっている模試などでは、出題範囲を確認するとともに、基本事項を簡単にさらっておくとよいだろう。

模試を復習する

  1. 当日に自己採点し、どこで点数を落としたかを確認する。
  2. 一週間以内に解説を読み込み、自分の答えの導き方と照らし合わせて分析する。理解不足のところがあれば、教科書や参考書に戻って確認する。
  3. 答案が返却されたら、再度見直し。自己採点と返却された答案の採点が異なっていたところ、同じようなミスを繰り返している点は特に注意。
  4. 3から3週間~1か月の間に、間違った問題を自力で解けるか試し、再度間違った問題は解説を熟読して、もう一度トライする。

模試を分析する

  • 単元別の成績に注意する。
    大切なのは「どの分野で取れていたか」、「どの分野が弱いのか」ということ。教科ごとに、全体の平均点と比べて自分が得点できていなかった分野を確認すること。そして、次の回の模試までにその分野を克服していくことが重要。特に大学別の実戦模試やセンター対策の模試では、入試傾向に即して頻出分野から出題されるので、この点を意識して苦手分野をなくしていこう。
  • 志望校の母集団の中での位置を確認する。
    成績表には、志望校の中での自分の順位、志願者の平均点が記載されている。総合成績に一喜一憂するだけではなく、志願者の中での自分の位置を常に確認するようにしよう。
    なお、国公立大学ではその大学を第一志望にする人が多く、私立大学では併願で受験する人が多い点にも注意が必要。私立大学で自分より上の成績を取っている受験者が多くても、他大学との併願者が多くを占める場合があり、あまり悲観的になる必要はない。一方、国公立大学での志願者順位は、第一志望にしている人の中の位置付けを比較的正確に反映していると考えてよい。
  • 自分の成績の経過を記録しておく。
    毎回の試験結果をまとめておき、成績の経過が見えるようにしておくことも大切。目標を設定しやすくなり、モチベーションを上げられる点でも効果的。受け取った成績表をファイルなどにまとめて整理しておくとともに、簡単なもので構わないので、成績の推移と見つかった課題を一覧にしておこう。
  • 大学ごとの判定では配点を意識すること。
    志望大学・学部ごとの合否判定は、大学・学部ごとの受験科目・配点を踏まえて行われる。そのため、教科による成績の差が大きい場合、大学によって大きく判定が異なることもある(偏差値の高い大学で良い判定が出て、それより偏差値の低い大学で悪い判定が出るという逆転現象が起こることもある)。併願校を選ぶ際には、模試の合否判定も参考になるので、志望校の欄には受ける可能性のある大学をなるべくたくさん記入しておくとよい。
  • 結果は気にしすぎない。
    以上の点を確認し、あまり結果を気にし過ぎないこと。成績が思うように伸びなくても、「改善すべき点(伸びしろ)を見つけることができた」というぐらいの気持ちで、大きく構えていることが大切。

関連項目


みんなの声

<選び方・受け方>
  • 模試を有効活用できたかどうかというのは微妙なのですが、「試験慣れ」というのがあるのは事実なので、それなりに受けた方がいいと思います。私は、東大模試を受ける中でだんだん東大型に慣れていった感触があったので2月のプレテストを受けることを決めた、なんてこともありました。また、学校の模試があるかないかで、受ける回数は調整すると良いでしょう。 -- 2016年度 東大理科三類 (2016-06-22 15:01:01)

<復習の仕方・分析の仕方>
  • 模試(Ⅴテスト含む)で間違えた問題をやり直すための「直しノートを作っています。」 -- 砂漠のうさぎ☽ (2014-11-12 00:52:21)
  • 「模試なんだからできない問題があるのは当たり前」と考えて、結果ではなく、自分がどこを間違えたのか、また、どこが自分の弱点なのかを見直すことに重点を置いています。 -- 宵宮月乃 (2014-11-12 00:55:01)
  • 「判定はあてにならない。E判でも受かったよ!」という人もいます。A判で落ちる人がいるのも事実。でも、やっぱり受かる見込みは判定に沿います。良い結果を見てぬか喜びをしたり、悪い結果を見て落ち込んだり判定はあてにならないからと現実逃避をするのではなく、「その模試を受けた時の自分はその実力だったんだ」、「その時から今(返却された時)までに復習したりこういう勉強をしたから、今はこの分野はできるはず」、「本番までにはこのレベルまで上げたいから逆算して次の模試にはこれくらいとれるようにしよう」と評価するようにしましょう。 -- 2013年度名古屋大学医学部医学科 (2016-06-23 10:56:03)
  • 「頑張ってるのに判定が良くならない!」という相談を後輩からよくもらいます。つらいと思います。でも、それは周りも頑張ってるからです。自分より上の人と同じ程度の頑張りでは順位は変わりませんよね、自分より上の人よりも頑張らないと偏差値や順位や判定を上げることはできません。努力しているぶん確実に実力はついていますが、偏差値などの結果にすぐ現れるわけではありません。こつこつ「できること」を増やしていきましょう。 -- 2013年度名古屋大学医学部医学科 (2016-06-23 11:01:33)
  • 模試を受けたら、その時間配分が良かったのか確認。取り問の判断は正しかったか?できる問題はちゃんと取れてるか?よくないところがあったら、どうすれば良かったのか考えておく。いつも得点源にしているジャンルが難しかったけど、どうすればよかったのか?もしこれが本番だったとして、大失敗がなければ受かるって状況だったら、どうするのか?電車の中とかで考えてました。 -- 2016年度 東大理科一類 (2016-06-23 11:11:01)
  • 復習は、「次同じような問題が出たときに解けるように」が基本でした。 どこが分からなかったのか、どうすれば分かったのか、自力で分かるためには何を勉強すればよいのか、を明らかにし(書き留め)、模試の後の学習計画に組み込みました。 復習の時期としては、模試受験直後、成績返却時、入試直前期の3回行いました(すべての問題ではなく理解が曖昧なところだけですが)。成績は悲惨で心が折れそうになることも多々ありましたが、判定や偏差値に踊らされるのは時間の無駄と割り切って、大問別得点等を学校の先生やZ会のスタッフさんと分析するようにしていました。 -- 2016年度 東京医科歯科大学医学部医学科 (2016-09-27 17:29:33)

<全般>
  • 模試はできる限りたくさん受けていました。模試を受ける前に目標を決め、模試を受けたその日のうちに自己採点、翌日に復習し、目標を達成できたかの評価をしていました。模試を復習する際は自分がどこをどう間違えたのか、なぜできなかったのか、どうすれば良かったかを徹底的に分析しました。また、間違えた問題を完璧になるまで解きなおすとともに、類題を参考書から探して解きました。成績表が返却されたら、判定や偏差値はもちろん、自己採点と実際の採点の違いもじっくり研究しました。 -- 2013年度名古屋大学医学部医学科 (2015-06-04 19:44:32)


模試の選び方、利用法、復習の仕方など、どんなことでも結構です。経験談やアドバイスをお寄せください。
※“名前”には、大学生の方は、受験入試年度・大学・学部(学科)を、高校生の方は学年を記していただけましたら幸いです。

  • 模試の受け方について。定期テストと違って直前にじたばたしてもどうにもならないな、ということで大した対策もせず受けてました。高3になると夏休みは毎週模試、みたいになる人も出てくるかもしれませんが、対策はせずともひとつひとつの模試をきちんと誠実に受けることが大事かなと思います。とくにマーク模試や冠模試は本番と同じ形式なので、時間配分の練習をするべきです。 -- 2015年度東大文三 (2017-06-21 15:18:45)
  • 高1、高2のときは学校全体で受けた模試以外はほとんど受けませんでした。模試は今の自分のレベルを知る、という意味では役にたちますが、時間がなければ高1、高2の間は無理に受ける必要はないと思います。高3のときは、東大模試4回(河合2回、駿台2回)とマーク模試(センタープレや学校で受けたものも含める)8回ほど受けました。ペースとしては、1ヶ月に1回は何かしら模試を受けてみるという基準でした。 -- 2017年度お茶の水女子大 (2017-07-18 14:06:32)
  • 模試の選び方ですが、自分の志望大学の冠模試(〇〇オープン、〇〇実戦など)がある場合はそれとマーク模試を受け、余裕があれば普通の記述模試も。志望大学の冠模試がない、または少ない場合はマーク模試と、全統記述模試などの記述模試を受ける、というかんじでいいと思います。模試は受けるだけで1日潰れてしまいますし、復習が追いつかなくて消化不良になると勿体無いので、むやみに受けるのはやめましょう。 -- 2017年度お茶の水女子大 (2017-07-18 14:08:33)
  • t -- 名無しさん (2020-04-01 21:54:01)
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このページの最終更新日時:2020/04/01 21:54:01
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最終更新:2020年04月01日 21:54