大学受験対策のマネジメント

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志望大学に合格するためには、明らかに「学力」は必要であるが、これだけでは不十分である。
「合格力」=「学力」×「マネジメント」×「志」
  • 合否は点数で決まる。⇒ 「学習のマネジメント」が必要
  • 限られた時間の中で、結果を出さなければならない。⇒ 「時間のマネジメント」が必要
  • 学習を完遂する意志力が必要 ⇒ 「モチベーションのマネジメント」が必要

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試験を理解する

多くの一般入試では、点数で受験者を序列化し、合否が判定される。
例え0.5点足りなくても、不合格となる。
従って、成果が点数となって現れるように、「学習のマネジメント」が必要である。

「2つのレンズ」を理解する

志望校を決定したら、受験対策の第一歩は、「2つのレンズ」を理解することである。
  1. 「問題のレンズ」 入試問題というレンズを通じて 各教科・科目の学力は数値化される。
  2. 「配点のレンズ」 配点というレンズを通じて、合否を判定する総合的な学力として数値化される。

なお、倍率等は入試において重要な要素ではあるが、これは自分で操作することができない環境要因である。

配点のレンズ
大学・学部によって、センター試験と個別試験の配点、各教科・科目の配点は異なる。基本的に、配点の大きい教科・科目に注力し、得点を伸ばすべきである。特に配点の大きい教科・科目を苦手とする場合には、この克服に取り組まなければならない。

+ (例)2011年度 京都大学 工学部 地球工学科のセンター試験は、下表の通り。
(例)2011年度 京都大学 工学部 地球工学科のセンター試験は、下表の通り。
国語 地歴 公民 数学 理科 外国語 合計
素点 200 100 200 200 250 950
配点 50 100 * * 50 200
※地歴は{世界史B,日本史B,地理B}より1科目を選択。
※理科は物理I必須(100点)、{化学I,生物I}より1科目選択(100点)の計2科目で素点合計200点。
※外国語は英語の場合。筆記(200点)+リスニング(50点)で素点合計250点。
※数学および理科の配点"*"は、第一次選抜の得点対象となるが、学力検査等の得点対象とならないことを表す。

Aさん、Bさんのセンター試験の素点が下表のようであった場合、
素点 国語 地歴 公民 数学 理科 外国語 合計
Aさん 150 60 190 180 210 790
Bさん 180 80 150 150 200 760
素点では Aさん>Bさん であるが、配点に従って得点を計算すると、Aさん<Bさんとなる。
素点 国語 地歴 公民 数学 理科 外国語 合計
Aさん 37.5 60.0 42.0 139.5
Bさん 45.0 80.0 40.0 165.0
Bさんは、配点の高い国語、地歴で高い得点を取ったためである。

問題のレンズ
個別試験では、各大学のアドミッションポリシーに従って、それぞれ独自の出題が成される。受験大学・学部の出題に応じた対策が必要である。特に文系の科目では、出題内容・形式の差異が大きい。
  1. 各大学の入試傾向を説明した資料等に目を通す。(センター試験対策志望大学別対策を参照)
  2. 過去問を自分で解いて、問題のタイプ・形式等を体感する。

ギャップを理解する

次に、合格という目標に向けて、現在の学力とのギャップを把握することが必要である。
  • 合格最低点を確認する
    大学入試では、6-7割を取れれば合格と言われる。ただし、医学部(医学科)等では、より高得点が必要な場合もある。大学が合格最低点・平均点等の情報を提供しているので、これを確認しよう。
  • 実力を知る
    • 過去問を解いてみる。
    • 模試を受験する。

PDCAの実行

試験とギャップを理解したら、学力を高め、ギャップ埋めるためにPDCAを実行する。
PLAN
目標を設定して、学習計画を立てる。
DO
学習計画に従って、勉強する。
CHECK
勉強の成果を評価し、目標と比較・分析する。
ACT
目標とのズレに対処し、次のPLANの継続・修正につなげる。

PLAN→DO→CHECK→ACT→PLAN→...と、らせん状のプロセスを繰り返すことにより、学力の向上を図る。

教科毎の学習計画、学習法については、英語数学国語(現代文)国語(古文)国語(漢文)物理化学生物地学日本史世界史地理現代社会倫理政治・経済を参照。

入試の日程は決まっており、与えられた時間は、皆、平等である。
従って、学習計画の作成(PLAN)、勉強(DO)に当たっては、時間対効果を最大化することが重要である(「時間のマネジメント」)

また、受験勉強においても、やる気を高め、モチベーションを持続させる、意識面のモチベーションは重要(モチベーションのマネジメント)。

Q&A

+ 受験勉強はいつから始めれば良いですか?
受験勉強はいつから始めれば良いですか?

「受験勉強とは何か?」その定義は人によって必ずしも一致しないと思われるが、Z会員(2008年度生)に実施したアンケートの結果によると、7-8割の生徒は、高3の1学期までに、受験勉強をスタートさせている。
合格者に限ると、ほぼ5割が高2の2学期までにスタートしており、不合格者よりも早めに受験勉強をはじめた割合は高いが、それほど顕著な差はない。

むしろ、どのような受験勉強をしたか、受験勉強をスタートする前の基礎学力がしっかり身についていたかが、合否を分ける要因になっていると考えられる。目安としては、「夏休みが終わるまで」には基礎学力を完成させたい。

教科毎の学習計画、学習法については、英語数学国語(現代文)国語(古文)国語(漢文)物理化学生物地学日本史世界史地理現代社会倫理政治・経済を参照。


+ 個別試験とセンターの勉強の割合
個別試験とセンターの勉強の割合



+ ○○大学に合格するためには、高1・高2の時にどのような勉強をすればいいの?
○○大学に合格するためには、高1・高2の時にどのような勉強をすればいいの?



+ 過去問はいつから取り組めばいいの?何年分取り組めばいいの?どこで入手できるの?
過去問はいつから取り組めばいいの?何年分取り組めばいいの?どこで入手できるの?

過去問活用法 へGO!


関連項目

大学入試基礎講座

高1・高2期のマネジメント

過去問活用法


このページの最終更新日時:2011/10/14 17:42:41
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最終更新:2011年10月14日 17:42