中央大学対策

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目次

一般選抜・センター利用入試の対策

英語の傾向と対策

◆2019年度版◆
 試験時間および問題構成は80分・5~6題、90分・6または8題、100分・9題のいずれかです。学部学科によって問題の傾向が似通っていたり、特有の形式があったりしますので、志望する学部学科の出題傾向を中心に、他の問題でも意識して演習に取り入れられるところがないか、見ておくとよいでしょう。たとえば、法学部・商学部・経済学部については、学部ごとに問題構成の点で共通する部分があります。これらの三つの学部に属する学科を志望する人は、志望学部の他学科の問題(例:経済学部経済学科志望の場合は、経済Ⅰ・経済Ⅱの両日程の問題)を解くこともよい演習になると思います。
 全体として時間の割に分量が多く、出題の形式が多様です。問題指示は日本語ですが、総合政策学部では例年、設問指示や選択肢などが全て英語化されています。2019年度は、国際系学部の問題の一部または全部が英語化されていました。2017年度にも商系学部で英語の語注が見られたため、注意しておきましょう。
 統一入試と総合政策学部の解答はマーク式が続いており、安定しています。他の全ての学部では2016年度までマーク・記述併用式でしたが、2017年度は理工学部と文学部が、2018年度は理工学部、2019年度は理工学部・国際学部・国際情報学部・商学部がマーク式のみで、若干の変動が見られます。
 マーク式解答の部分では、空所補充選択や内容一致(または不一致)文選択、英問英答選択、整序英作文など、様々な形式で出題されています。総合政策学部・法学部・文学部では誤りを指摘する問題が例年出題されています(2014年度・2018年度・2019年度は、統一入試でも誤用指摘問題が出題されています)。文法や語法の誤りを指摘するものの他、文脈にそぐわない不要な文章を指摘する問題もありますので、苦手な場合は意識して練習しましょう。
 記述式解答の部分では、下線部和訳や和文英訳に加えて、品詞の違う派生語を書かせる語彙問題などがあります。和訳・英訳ともに、元の文を訳しやすい表現に読み替えて訳すことが必要なので、多くの問題に挑戦し、実際に自分の手で解答を書くことが有効です。
 また、商学部では英作文が出題されていますので、早めの対策が必要ですです。自分の意見をはっきり伝える英文を書く実力はすぐに身につくものではありませんから、少しずつ練習に取り組んで慣れていきましょう。自分がよく知っている表現や構文を用いて、わかりやすく正確な英文を書く練習を繰り返し、語数をチェックすることで感覚を身につけて下さい。書いたものを第三者に評価してもらうのもよいでしょう。

国語の傾向と対策

◆2019年度版◆
 国際経営学部は現代文3題、国際情報学部は知識問題1題・現代文2題、文学部は現代文・古文・漢文がそれぞれ1題ずつ、その他の学部および統一入試は現代文2題・古文1題という構成になっています(※総合政策学部は2016年度まで現代文のみの出題でした)。試験時間は総合政策学部が90分、その他の学部および統一入試は60分です。
 設問は一部に記述問題が見られるものの、選択肢問題や抜き出し問題といった客観問題が中心なので、正確な読解力を培っていくことが有効といえます。
 現代文は、学部・年度によってはやや抽象的、あるいは硬質な評論が扱われることもありますが、設問自体は標準的です。基本的な読解法をきちんと押さえた上で、たくさんの問題にあたりましょう。加えて、漢字の読み書きがどの学部・学科でも出題されるので、教科書や普段の問題演習、模試で見かけたものは確実に押さえておきましょう。また、意味のわからない言葉があれば必ず辞書で確認するよう心がけてください。
 なお国際情報学部の知識問題も漢字の読み書きと語彙を問う内容でしたので、上記の対策は同様に有効でしょう。意味や表記の取り違えが多い語句についてはとくに注意し、正しい知識をつけておきたいところです。
 古文では、文法の識別問題や内容把握に関する設問の比重が大きくなっています。こうした問題でしっかり得点するためには、まず文法、単語、古典常識といった基本知識をしっかり固めることが大切です。その上で問題演習を繰り返し、実戦力を養いましょう。
 漢文では、内容把握や漢字の読みといった基本的な問題が出題されています。文章の内容も難解ではありませんので、確実に得点できるよう、漏れのない学習を心がけましょう。
 なお、それぞれの学部・学科の問題は形式が似通っている部分も多いので、過去問演習の際は志望以外の学部・学科の過去問も積極的に活用するとよいでしょう。

世界史の傾向と対策


◆2019年度版◆
 地域・時代に偏りなく、多様な視点から問題が出題されるのが特徴です。設問タイプは一問一答、正誤判定、空所補充が多いですが、論述が課される学部もあります。2019年度は商学部は全て記号問題でしたが、法学部で30~40字の論述、経済学部で60字・100~120字の論述が出題されました。これらの学部を志望する人は、知識面の充実をはかった上で論述対策も行う必要があります。
 細かな知識を問う問題もみられますが、大半は教科書に載っている内容です。まずは教科書の内容を脚注も含めてしっかり押さえましょう。ただし、知識の丸暗記に頼っていては視点が異なる出題に対応できません。教科書に載っていない事柄に関する出題、または切り口が異なる出題への対策としては、まず用語集や資料集をこまめに確認しましょう(特に事例は年代や人物もセットで覚えると効果的です)。それから実際に様々な問題にあたって多角的に知識を吸収していきましょう。そのためにも他大学の論述問題も触れると良いでしょう。年度・学部によっては地図・図版を使った問題も見られるので、教科書や資料集に載っているものには一通り目を通しておきましょう。また、どの学部も各国史・テーマ史対策が有効です。自分でテーマや国ごとにノートにまとめるのもおすすめです。また、論述問題には語句指定があるものもあるのでその語句を効果的に使う練習も積んでおくと良いでしょう。
 なお、それぞれの学部・学科の問題は形式が似通っている部分も多いので、過去問演習の際は志望以外の学部・学科の過去問も積極的に活用するとよいでしょう。また、空欄補充形式の出題に慣れるためには、ただ用語を暗記するだけではなく、日ごろから語句を「書く」ことを心がけることが大切です。

日本史の傾向と対策

◆2019年度版◆
 時代に偏りはなく、分野も政治、社会・経済、外交、文化など多岐に渡りますが、社会科学系の学部では学部系統に沿ったテーマが好んで出題される傾向にあります。実際2019年度でも、法学部では明治初期の政治動向と立法背景に関する出題がなされ、経済学部では2018年度に引き続いて戦後期の経済動向に関する出題が見られました。統一入試での解答形式はマーク式のみですが、学部ごとの入試では記述とマークの併用が多いので注意が必要です。また、法学部では、2014年度の法学部政治学科入試・2017年度を除き、論述問題が出題されています。2019年度は、政治学科では南北朝期、法律学科・国際企業関係法学科では明治初期といずれも体制移行期の混乱した政治情勢に関して100字に至らない程度で問われています。
 用語記述問題では細かな知識を問う出題も散見されますが、教科書を脚注・図版まで含めてしっかり読み込めば答えられるレベルです。選択肢問題では正誤判定問題の難易度がやや高く、用語の丸暗記だけでは対応しきれません。それぞれの出来事の背景や意義を常に意識し、理解を深める学習が必要です。特に法学部の正誤問題の出題形式は特殊で難易度が高いので、過去問を確認して慣れておきましょう。また、どの学部でも史料問題がよく出題されており、例えば経済学部では2015年度以降史料の穴埋めの問題が毎年出題されています。学習を進める中で見かけた史料や教科書・史料集に載っているものにはこまめに目を通しておきましょう。
 それぞれの学部・学科の問題は形式が似通っている部分も多いので、過去問演習の際は志望する学部・学科以外の過去問も積極的に活用すると良いでしょう。


地理の傾向と対策

◆2019年度版◆
※地理は、一般選抜では、2019年度も2018年度までと同様、経済学部および商学部で選択できます。その他の学部の一般選抜および統一入試では選択できません(文学部は2011年度から選択科目に含まれなくなりました)。

 2019年度の入試では、経済学部・商学部とも例年同様全問記述式で、大問に関しては、経済学部が4題、商学部が3題の形式で出題されました。記述式の問題では空欄補充問題が多く、語句や地名を答えるものと選択肢から選ぶ問題の両方が出題されました。系統地理的な問題では、資源・農業・貿易・環境問題・民族と宗教など幅広い分野から出題され、地誌ではイギリス一国を詳細に問うものから、南アメリカ大陸・東南アジア・ヨーロッパなど広域を俯瞰して問うものまで、幅広い内容の問題が出題されました。
 商学部では、2016年度までは40字~50字の論述が2~3問あったほか、文章の内容からの作図などの出題がありました。しかし、2019年度はこれらの形式の問題は出題されませんでした。全体の小問数が60問以上と多いので、解答するための時間配分を考える必要があります。
 経済学部は、2014年度までは120字ほどの論述がありましたが、2015年度から論述問題はなくなっています。2019年度の小問数は50問ほどで、記述で答える問題が主でした。
どちらも、かなり細かい知識を要求されます。

 対策としては、用語集や資料集を用いながら、教科書を熟読し、サブノート形式の問題集に取り組んで基礎を固めましょう。その上で過去問に取り組んでいけば十分に対応できる力を身につけられるでしょう。志望学部以外の学部の過去問にも取り組むことをお勧めします。
 なお、学習の際は、主要都市の位置について経緯度とともにきちんと地図帳で確認しておきましょう。経緯度と都市の位置の問題は頻出です。また統計データから判定する問題も頻出なので、問題演習の際には意識的に統計集を確認しておきましょう。記述問題の練習には、『実力をつける地理100題』(Z会)などの記述問題に取り組み、学校の先生などにお願いして添削してもらった上で復習すると良いでしょう。

数学(文系学部)の傾向と対策

◆2019年度版◆
 60分で大問3題(商学部・統一入試は4題)の記述式です。試験時間はスムーズに解けたとしてちょうど良い時間だと思われます。ひとたび焦ってしまうと総崩れになりかねませんので、設問を丁寧に読み、整理して対応しましょう。また、問題文の条件や前の設問がヒントになっていることもあるので、問題の読み落としに気を付けるとともに、困ったときには前の問題の意味を考えることも頭に入れておきましょう。
 数学ⅠA・ⅡBから広く出題されています。難易度としては基本~標準レベルで方針に困るような問題は少ないので、まずは教科書レベルの問題集を完璧にすることから始めるとよいでしょう。それだけで十分得点できるようになるはずです。一部発想力が求められる問いもありますが、一番大事なのは基本的な問題を素早く確実に解いて点数を稼ぐとともに、難しめの問題に時間を残すことです。
 2013年度には二次方程式の解の公式の導出が出題されました。2016年度にはベクトルの内積の定義と、それを基にした定理の証明が出題されました。2017年度には積和・和積の公式について出題されました。これらは正統な数学の勉強をしてきた人にとっては容易である一方、そうでない人は一瞬手が止まってしまうかもしれません。定義を確認することと定理の証明を理解することは、数学の学習においては問題を解く以前の基本であると覚えておいてください。
 グラフを描かせる問いでは答案用紙に軸があらかじめ書かれていることがありますが、この時軸の名称(x,yなど)や原点Oを書き忘れないようにしましょう。

数学(理工学部)の傾向と対策


◆2019年度版◆
 一般選抜では大問数が4題、前半2題がマーク式、後半2題が記述式という形式になっています。センター併用入試では、記述式の全4題から3題を選択解答する形式です。選択の際には、(1)の解きやすさではなく最終問題までの方針が見えやすいものを選ぶように心がけるべきです。2017年度が数学Ⅲからの出題が多かったものの、2018年度は総じて様々な分野から出題されました。2019年度は2017年度と同様、数学Ⅲからの出題が多かったです。この傾向が続くと思われるので、数学Ⅲを中心に満遍なく様々な分野の標準レベルの演習を重ねておくことが重要になります。若干計算の複雑なものや発想の必要なものも有りますが、基本的に丁寧な誘導がなされているのでそれに従って解答していけば方針に迷うことは少ないでしょう。
 問題のレベルから考えて、解答時間としては順当なものになっていると思います。ですが一部計算の面倒なものなども含まれていますので、日ごろの演習から、すばやくミスのない計算を心がけておくとよいでしょう。ケアレスミスへの対策として、模試や添削などの復習の時に、自分のミスの傾向をしっかりと把握し、日ごろの演習から気をつけるようにしておくとよいでしょう。
 2013年度と2014年度には整数問題が出題されていますので、苦手な人は対策が必要です。また2015年度にはおもりのつりあいという見慣れない出題がありました。見慣れない問題ではあるものの、中身は普段扱う数学と変わりませんので問題形式に惑わされず落ち着いて状況を把握するようにしましょう。2016年度に出題された2π/5のsin, cosは検算用などに値あるいは簡単な求め方を覚えておくとよいかもしれません。また数学Ⅲの微積の計算には面倒なものが多いので、日ごろから素早く正確な計算の練習をしておくべきです。


・・・先輩の声

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  • 英語はこれだけはやっておきたい長文シリーズをやってわからない単語は全部ノートにまとめました。 -- 2012 法学部法律 (2012-03-22 17:31:59)
  • 問題はGMARCHの中でも簡単だが、7割5分ぐらいは平均で取れるのがいいです。 -- 2016経済学部国際経済 (2017-03-09 16:38:34)
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このページの最終更新日時:2019/07/22 17:49:57
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