教科別学習法 化学

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-目次
目次

化学の学習の基本


次のステップがあります。
① 基礎力を確実に養成する。
② 問題集を一冊選んで、反復演習する。
③ 基礎力が養成できたら、応用力を養成する。
④ 教科書の流し読みをする。

<① 基礎力を確実に養成する。>
 基礎力が不十分だと応用力は養えないので、焦らずに、まずは基礎力を確実に養成しましょう。
  ◎基礎力を養成する方法例:
   教科書をしっかりと読み、例題などの簡単な練習問題に取り組む。
   手持ちの問題集などを反復演習する。(→②へ)

<② 問題集を一冊選んで、反復演習する。>
 手持ちの問題集の利用で十分です。
 もし手持ちの問題集に難易度などの点で不満がある場合、『参考書の参考書』や下記から、自分にあうと思うものを選びましょう。(→③へ)

<③ 基礎力が養成できたら、応用力を養成する。>
 応用力を養成する方法例:
   Z会の添削問題を反復演習する。
   志望大学の過去問を反復演習する。
   標準~応用レベルの問題集を反復演習する。
   教科書や手持ちの参考書を熟読し、抜けている知識をピックアップする(→④へ)。

<④ 教科書の流し読みをする。>
 入試問題の基本は教科書です。勉強の合間の気分転換などに教科書を流し読みすることで、個々の知識を系統立てて(分野を越えて)理解することができ、プラスαの知識を得ることができます。また、用語や現象などの簡潔な説明の仕方を学ぶこともできます。このような点から、教科書を読むこともおすすめです。

■おすすめ書籍

<基礎がまだ不完全であると感じている場合>
 学校で配られた傍用問題集、あるいは以下のような基礎~標準レベルの問題集で十分に演習しましょう。夏の間に終わらせることを目標にすることをおすすめします。
 参考書:『チャート式 新化学 化学基礎・化学』(数研出版)
 問題集:『改訂版リードα 化学基礎+化学』(数研出版)
     「セミナー化学」シリーズ(第一学習社)
     『センサー 総合化学』(啓林館)

※みなさんの利用していた参考書・問題集やおすすめの参考書・問題集を教えてください(+できればその使い方も)。
  • 『岡野の化学をはじめからていねいに』(理論分野)(有機・無機分野):周期表の覚え方に始まり、炎色反応・無機分野など、覚えやすく忘れにくい覚え方が書いてあり、また、教科書よりやさしめに解説してあるので、理解して覚えることができます。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:33:35)
  • 『大宮理の化学〈理論化学編〉が面白いほどわかる本』(中経出版):『面白いほどわかる本』の方は、浸透圧と状態方程式の部分が特に分かりやすく、平衡問題の考え方についても理解しやすかったです。『照井式解法カード』の方は、特有の覚え方に加えて、生徒たちが会話をしながら疑問を解決していく過程で、自分も納得する部分が多くありました。また、暗記しやすいように別冊のカードがついており、テストの直前に見直せるのでお勧めです。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:34:29)
  • 『原点からの化学 化学の計算』(駿台文庫):説明の部分をしっかり読んだ後、例題と解説を照らし合わせながら理解し、その後に解法が覚えられたかどうかをチェックします。そして、すべての例題が自分でできるまで何度も繰り返しました。計算も自分の手で。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:35:34)
  • 『福間智人の化学 無機化学』(旺文社):暗記が中心だった分野でしたが、実際に問題を解くことで、本当に理解できているかが分かりました。また、化学反応式なども丸暗記していたところ、この2冊では、覚えなくてはならないところと、考えて作ればよい部分とを明確に指定してあるので、暗記に頼りがちな勉強が楽になりました。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:36:23)
  • 『実戦 化学重要問題集 2011』(数研出版):1週目と2週目は、全問を解き直し、3週目からは間違えた問題だけピックアップして、くり返し解法を暗記しました。解説がしっかりしているので、答え合わせの際は読み込んで解法のポイントも覚え、分からなかったところは教科書に戻って、周辺知識を押さえました。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:37:28)
  • 『有機化学演習』(駿台文庫):『重要問題集』でも有機の問題は解いていましたが、特化した問題集でより多くの良問を解くことができ、何より自信になったことが大きかったです。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:38:58)
  • 『フォトサイエンス 化学図録』(数研出版):どうしても暗記に頼りがちだった有機と無機の分野は、実際の色彩を見ることで、視覚的に覚えることができます。特に、沈殿反応やニトロ化などは、とても分かりやすかったです。また、実験操作などもカラーで写されているので、自分が実験をしているかのように思え、自然と頭に入るようになりました。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:42:40)
  • 『理系大学受験 化学Ⅰ・Ⅱの新研究』(三省堂):入試問題の題材にもなるコラムも載っており、時間があるときには読んでいました。大学の知識も載っているので、化学系に進学する人は、持っていて損はないです。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:43:32)
  • 重要問題集→化学ⅠⅡの新演習で完璧 -- 2014年度筑波大学医医合格 (2013-12-27 20:28:58)
  • 『新研究』『エクセル化学』『標準問題精講』『サイエンスビュー総合化学』『志望校過去問』以上が高校化学の学習で使用した参考書です。辞書的参考書・資料集・基本確認問題集・実践型問題集・志望校過去問の自分なりの使いこなし方を掴むことが合格の秘訣だと思います。 -- 阪大医学部 (2016-11-03 22:57:50)
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<基礎力が養成されていると感じている場合>
 標準~応用レベルの問題集の反復演習をすすめます。
 参考書:『新・理系の化学 上・下』(駿台文庫)
    :『理系大学受験 化学の新研究』(三省堂)
                  ※化学が得意な難関大志望者向け
 問題集:『2014[実戦]化学重要問題集-化学基礎・化学』(数研出版)
     『化学(化学基礎・化学)基礎問題精講 三訂版』(旺文社)

※みなさんの利用していた参考書・問題集やおすすめの参考書・問題集を教えてください(+できればその使い方も)。
  • ひたすら例題を解く。これで有機分野が得意になった。 -- 『有機化学演習』(駿台文庫) (2010-02-05 00:35:32)
  • 『理系大学受験 化学Ⅰ・Ⅱの新演習』(三省堂):1、2週目は全問を、3週目からは間違えた問題だけを解き直し、できるようになるまで繰り返しました。解説は非常に詳しいので、覚えるくらい読み込みました。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:39:42)
  • 『化学1・Ⅱ 標準問題精講』(旺文社):一通り解いて、間違えた問題だけはくり返し演習して、解法を覚えました。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:40:28)
  • 『入試に出る 化学苦手問題44の解き方』(旺文社):入試頻出で、多くの受験生が苦手としている問題ばかり。実際に難しい問題ばかりでしたが、人の嫌がる問題が解けるようになったのは、精神的にも実力的にも良かったです。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-14 16:41:28)
  • 「エクセル化学」「新研究」「サイエンスビュー総合化学」この3冊を連携させて学習するリズムを自分なりに確立して、基礎を確立しました。特に「エクセル化学」は受験二次試験の最後まで愛用し、結果的にこれが合格の最大の要因だったと思う。基本事項の徹底理解が大事です。 -- 阪大医学部 (2016-11-03 23:01:56)
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<センター試験でのみ化学が必要な場合>
 Z会の「センター攻略演習セット」や書籍「解決!センター」シリーズなどを使っての反復演習をすすめます。また、センター試験(2015年度以降)の過去問の反復演習もおこないましょう。なお、化学の全範囲を漏れなく学習するためにも、問題集は手を広げずに一冊に絞って取り組みましょう。


※みなさんの利用していた参考書・問題集やおすすめの参考書・問題集を教えてください(+できればその使い方も)。
  • 私がセンター試験対策において重視していたのは、Z会の「センター対策」講座の演習及び復習です。センター試験の勉強において最も効率的なのは、センター形式の問題をとことん解いて、間違えた箇所を基礎から復習していくということです。センター演習コースでは、8月までは分野別の演習で各分野の基礎を固め、苦手分野は集中的に対策して潰していくことができ、9月以降は本番を意識した構成で、時間配分の練習ができるようになっています。また、解説では、盲点になりがちな教科書の細かい知識についても言及しているので、間違えた箇所の周辺知識まで押さえることができます。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-22 23:52:01)
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化学の授業の取り組み方

+予習
予習

 教科書を軽く読んで、わかりにくそうな部分に印をつけておく程度でOKです。もちろん、時間に余裕があればしっかり予習をしておきましょう。図説などに目を通しておくのもよいです。

※みなさんのおすすめの方法、教えてください!
  • 教科書を読んで理解できるのならば、読むだけでも効果があると思います。読むことが苦手な人は、実験や化学反応を写真や図で載せている、化学図録などで視覚的にとらえておくことも十分な予習になります。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-22 23:59:49)
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+授業中
授業中

 予習をしっかりした人は、予習の段階で理解できていなかったところを中心に、よく聞きましょう。軽く予習をした程度、あるいは予習していない人は、とくに授業を真剣に聞き、自分にとってわかりにくかったところをチェック、後で必ず確認しましょう。

※みなさんのおすすめの方法、教えてください!
  • 授業の中では、教科書や参考書では省かれることの多い、反応式間のつながりや因果関係を、先生の言葉から聞き取るようにしてください。「どうしてその反応をするのか・その反応の意味していることは何か」など、文として書かれているだけでは分かりにくい、反応式の本質を学びましょう。また、実験は基礎事項を暗記する際に、イメージしやすくなることで暗記がはかどることが多くあるので、積極的に参加しましょう。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-22 23:57:22)
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+復習
復習

 教科書と教科書レベルのやさしい参考書・問題集を使って進めます。復習に使える時間を考えて、できる範囲で取り組みましょう(時間がなければテスト前にまとめて復習してもかまいません)。わからないことはそのまま放置せず、参考書で調べたり、誰かに質問に行くなどして、解決しておきましょう。

※みなさんのおすすめの方法、教えてください!
  • 化学は、問題を解いていく中で発見があったり、苦手の分野がわかったり、実際に問題を解くことにとても意味があるので、どんどん問題演習をしていくとよいと思います。少しくらい曖昧でも、解いて間違えてもう一度覚えなおした方が、暗記する効率も上がると思います。 -- 2009年度京大農合格 (2010-02-23 00:02:20)
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+ノートの取り方
ノートの取り方

ノートの取り方についてはこちらをご覧ください。

分野別学習法

+理論分野の学習法
理論分野の学習法

 理論分野の勉強を始める上でまず大切なのが、モルの概念の理解です。化学反応は原子や分子といった細かな粒子の結合や分離によって起こっており、その個数を調べることで反応が理解できます。その上で、熱化学方程式・酸と塩基・酸化還元反応・化学平衡といった項目それぞれの考え方の特徴をつかむ、というのが基本的な勉強の流れになります。化学の教科書は詳しく書かれているので、繰り返し読むことで、その概要がつかめてくると思います。
 理論分野では、暗記よりも考え方や計算手法の理解の方が重要で、数学や物理の勉強方法と似たところがあります。知識を活用できて初めて理解できているといえるため、まずは基礎レベルの問題集を反復し、活用の仕方を習得するとともに、理解を確実なものとしていきましょう。問題を解きながら暗記していくこともできるので、教科書などである程度考え方が理解できたら、どんどん取り組んでいきましょう。理論の知識は無機・有機分野でも使うので、しっかり学習しましょう。

+無機分野の学習法
無機分野の学習法

 無機分野は、物質の性質や特性について学ぶ分野なので、どうしても暗記に頼る面が大きくなりがちですが、ただただ暗記しようとすると無味乾燥になってしまい、なかなか頭に入りません。そのため、理解しつつ体系的に暗記していくことが重要になります。実験を通して自分で体験し、『新課程 視覚でとらえるフォトサイエンス 化学図録』(数研出版)といった実験のモデル図を見るなど、五感を使うことで、暗記しやすくなり、また理解も容易になります。
 典型元素・遷移元素とも、その性質の違いは保有する陽子・電子の数の違いによって引き起こされます。また、起こる反応は、理論分野で学習した酸塩基反応や酸化還元反応と関連付けて考えると理解しやすくなるものが多くあります。イオン同士の反応で沈殿が生じるかどうかなど、暗記するしかないものも無機分野には多くありますが、体系的に覚えるようにしましょう。細かな性質については、理論分野と同様に、問題を解きながら覚えていくことも効果的です。問題のパターンはある程度決まっており、問題を解くごとに知識を定着させていくことも可能なので、暗記の段階で立ち止まらずに勉強を進めましょう。

+有機分野の学習法
有機分野の学習法

 有機物質は、炭素、水素、酸素、窒素、硫黄、ハロゲンなど、構成する元素の種類は少ないものの、4個の価電子をもつ炭素原子が無限に結合でき、その分岐の仕方にも制限がないために、非常に多様な物質が存在します。このように、有機物質では、原子の結合の仕方が重要となるため、まずは異性体を理解することが必要です。立体的な構造は立体モデルで見たほうがイメージしやすいため、先生にお願いして、立体モデルが学校にあれば見せてもらうといいでしょう。
 次に、有機分野の学習で大切なのは、官能基ごとに性質を理解していくことです。ここでも、理論分野で学習した 酸塩基反応や酸化還元反応との関連付けが重要です。官能基の種類は驚くほど多いわけではありませんので、官能基ごとにしっかり理解していきましょう。
 有機分野は、最初は途方もなく暗記すべきものが多いように感じてしまいますが、一通り学習し終え、全体が見渡せると、その後の理解が大変スムースになります。得点源ともなりやすい分野ですので、興味を持って根気よく学習していきましょう。

ケース別化学の学習の進め方(受験生)

+化学が苦手の場合
化学が苦手の場合

~高3夏
まず自分がどの分野でつまずいているのかを把握したうえで、その分野について教科書を読み、例題を解きましょう。できなかった問題は、教科書の該当箇所で確認します。教科書を読んでも知識が整理できない人は、市販のサブノートを利用するとよいでしょう。

秋~11月
基本~標準レベルの問題に取り組み、自分の苦手分野を把握することが大切です。苦手分野については、基礎学力が不十分なうちは難問には手を出さず、基礎を十分に固めることを重視してください。
(理論)法則や公式の暗記だけで解ける問題はほとんどありません。法則や公式を深く理解し、自由自在に応用できる力を養いましょう。
(無機)無機化合物の反応や性質を1つずつ丸暗記するのではなく、典型元素は属ごとに、遷移元素は沈殿や錯イオンの生成に注目して整理するとよいでしょう。
(有機)官能基ごとに反応や性質を整理しましょう。

+化学が得意の場合
化学が得意の場合

~高3夏
教科書傍用の問題集に取り組んで知識を整理した後、入試問題をベースにした問題集に取り組みましょう。その際、化学基礎と化学の理論分野を合わせて解くなど、化学基礎と化学の関連づけを行っていくとよいでしょう。

夏休み
出題者の意図や問題の背景に何があるのかを考え、出題者になったつもりで問題に当たってみるとよいでしょう。また、これまでに授業で行った「探究活動」を自分なりに整理したり、新聞・ニュースなどの最新の科学情報に気を配ったりするのもよいでしょう。

秋~11月
志望校の過去問など、実戦的な問題に取り組み、解答の方針を立てる訓練をしましょう。作図問題や論述問題にも取り組むことで法則の理解を深め、化学現象のさまざまな見方を身につけましょう。

+センター対策として
センター対策として

~高3夏休み
教科書や参考書の全範囲を一度熟読したうえで、標準的な問題を数多くこなすことが大切です。その際、解答の過程も大切にしましょう。実験問題やグラフ読み取り問題は入試で頻出なので、しっかり対策をしておきましょう。

秋~
時間を計って問題を解き、苦手分野を見つけたら、基礎に戻って再確認しましょう。正誤問題は、慣れていないと高得点を取るのが難しいので、個別試験に化学が必要な人も、11月中旬~センター直前は「センター試験対策用問題集」で演習を行いましょう。

+国公立大対策として
国公立大対策として

~高3夏休み
苦手分野をなくし、全範囲の基本事項をマスターしておきましょう。論述対策として、日頃から考え方や解答の過程を簡潔に書くことを心がけるとよいでしょう。

秋~
参考書などで重要事項を再確認し、分野横断的に関連性を見出していくことと同時に、化学分野を強化することが大切です。

+私立大対策として
私立大対策として

~高3夏休み
参考書の重要事項をよく理解したうえで、問題演習を数多くこなしましょう。その際、手際よく計算できるよう心がけること、問題を通して知識を再確認することが大切です。

秋~
全般的に国公立の入試と大差なく、基本事項の理解と応用力が要求されます。大学・学部・学科ごとに出題傾向が異なるので、過去問の演習を通して研究しておくこと。なお、私立大学は一般的に選択問題形式の出題が多いですが、論述問題が頻出の大学もあるので、注意が必要です。

化学の学習Q&A

+今まで、いくつかの問題集を使ってみましたが、すぐに飽きてしまい、続きません。
今まで、いくつかの問題集を使ってみましたが、すぐに飽きてしまい、続きません。

講義風(語り調)の内容の問題集(「照井式解法カード」シリーズ(学研教育出版)などを手がかりとして、化学の知識を少しずつ蓄積していくとよいでしょう。

+計算問題が苦手です。なんとかならないでしょうか。
計算問題が苦手です。なんとかならないでしょうか。

物質量、質量、気体の体積などの量的関係をしっかり押さえること、化学反応式やイオン反応式をしっかり書けるようになっておくこと、与えられた条件や単位に注意すること、これらのポイントを念頭におき、まずは正しい立式ができるようになることが肝心です。なお、立式のミスなのか計算ミスなのか後からわかるように、計算の過程をわかるように書いておきましょう。

+参考書って必要ですか? 教科書があれば十分ではないですか?
参考書って必要ですか? 教科書があれば十分ではないですか?

 できれば持っておいた方がよいです。

+過去問は何年分やればよいですか?
過去問は何年分やればよいですか?

 5年分くらいやりましょう。
ただし、2014年度以前は旧課程での試験ですので、新課程の履修範囲をすべて含んでいるわけではないことに注意しましょう。また、センター試験の場合は、旧課程の化学Ⅰは新課程の化学基礎では範囲外になる問題も含まれているため、時間配分を考えて演習を行うのであれば、予想問題集などを用いた方がよいでしょう。


+センター・私立大・国公立大のすべてで必要な場合、どこに照準を合わせて勉強したらよいですか? センター対策はいつ頃から始めればよいですか?
センター・私立大・国公立大のすべてで必要な場合、どこに照準を合わせて勉強したらよいですか? センター対策はいつ頃から始めればよいですか?

 国公立に照準を合わせてOKです。応用力(思考力,論述力,計算力)をアップさせるのは時間がかかるので、教科書の全範囲が終わったら演習を中心に学習を進めましょう。ただし、センターの正誤問題や私大の細かい知識問題に対応するには、ある程度慣れが必要なので、センターの過去問・予想問題集、志望大(私立大)の過去問などで問題演習をするようにしましょう。

+理科の勉強は毎日やった方がいいですか?
理科の勉強は毎日やった方がいいですか?

 理科は、英語・数学などの主要科目に比べて入試での配点は総じて低く、理科ばかりを勉強することは得策ではありません。主要教科の対策をおろそかにしないよう注意しましょう。
 理科を勉強するのは、週に1日か2日で大丈夫ですが、勉強する日は、1日あたり2時間以上(分量でいえば、たとえば入試1回分程度以上)は勉強するようにしましょう。
 ただし、受験学年では少し方針を変えた方がよいです。たとえば、化学、生物、地学では、知識問題対策として、毎日10~15分ずつでも事項の暗記に努めたいところです。そうすることで、過去問演習などが効率的にでき、入試対策をはるかに有利に進めることができます(化学、生物、地学の入試問題では、知識問題も出題されますし、考察問題を解くには確かな知識が前提になります)。
 また、志望大学の入試での理科の配点がどれくらいかによっても理科の勉強の優先度が変わってきますので、自分の得意・不得意も考慮し、計画的に対策を行いましょう。

+模試で点数がとれません…。
模試で点数がとれません…。

  難しく見える応用問題も、1つ1つ基本項目にばらしていけばたいしたことはなく、模試で点数がとれないのは、基本的な部分が曖昧であることに原因があります。
 まず、模試の答案をしっかり見て、どこがどのように間違っているのか、どこは理解できているのかを確認したうえで、もう一度解答し直すこと。わからないことは手持ちの参考書や教科書を使って調べ、理解しておくことが大切です。
 そして、学校で使っている問題集などで類題を解き、同じ範囲から違う問題が出されても対応できるかどうかを確認しておきましょう。

+理科の完成度が不十分ですが、大丈夫ですか?
理科の完成度が不十分ですが、大丈夫ですか?

 理科が仕上がるのは入試直前の人がほとんどなので、夏の段階では心配しなくてOKです。教科書レベルの基礎・基本の問題を十分にこなして、理解度アップにつなげましょう。焦らず、じっくり取り組むことが大切です。

学習計画表

学習指導要領

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このページの最終更新日時:2016/11/03 23:01:56
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最終更新:2016年11月03日 23:01