『HACHI』(ハチ)は、西義之による漫画作品。『週刊少年ジャンプ』2013年42号より連載開始。 *概要 ヒーローを目指す少年・ハチは、幼なじみのテッキンがいきなり女の子らしくなってみんなの人気者になったことにとまどっていた。そんなある日、ハチは街で血のニオイをかぎ取る。血のニオイを辿った先は、昨今東京で相次いでいる「吸血殺人」の現場だった。 *登場人物 -ハチ/犬神八(いぬがみはち) ヒーローを目指す少年。新宿区立第四中学校に通う中学二年生。14歳。右ほほに星形のアザがある。小柄だが明るく元気がいい性格で、イタズラが大好き。犬並みに異常に鼻が利く。屋上のタンクの上に登って、東京限定の安いトマトジュースを飲むのがお気に入り。クラスメイトには、ガキっぽくてイラつくとあまり評判がよくない。 -テッキン/鉄川麻琴(てつかわまこと) ハチの幼なじみの少女。新宿区立第四中学校に通う中学二年生。14歳。小学生の頃は男子のようだったが、中二になると急に背が伸び、夏休みに海外旅行に行った後にいきなり女の子らしくなった。その後は新宿四中のアイドルとしてみんなの人気者になった。しかし、本人は周りの反応が急に変わったことにとまどっている。好物はアイス。 -女科学者(おんなかがくしゃ) 世田谷区・某区民ホールで行われた「国際犯罪連絡会議」(非公式)において、亜人類(ミュータント)は存在すると発表した女性科学者。この発表を受けて会議場はどよめき、「ありえんっ」「ひっこめカルト女」とヤジを受けたものの、毅然として発表を続けた。眼鏡を掛けた黒髪ロングの若い女性で、右目の下にほくろがある。 -源さん(げんさん) ベテランの刑事。坊主頭の高齢の男性。 -山田(やまだ) 源さんの部下の刑事。無精ひげを生やした中年の男性。 *用語 -吸血殺人(きゅうけつさつじん) 昨今東京で相次いでいる連続殺人の通称。被害者は全血液を抜かれ、現場の証拠も牙や羽、ウロコなどの動物痕のみのため、警察は動物の凶行と断定している。 -半神(ハーフ) 神の一族。変幻の能力を持つ。彼らの生命の源は人の生血である。 *関連記事 -[[HACHIのアオリ文]] -[[HACHIの巻末作者コメント]]