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#メディア
実験用メディア[008]
からたま覚醒術テスト版第一回
#分類
体系的な記憶術に関する記述
[01]概要
現在わたくしが研究している、
文字列とそれに伴う音を主体とする
体系的な記憶術に関する記述ですわ。
記載の内容については
[記憶について扱ったメディア]の性質により、
わたくしの認知や主観に基づいたものが
多いことにご注意くださいまし。
[02]選定操作
a.選定操作
たのしいおもちゃ
たのしいおもちゃ
たの・もちゃ
以上のような文字列とそれに伴う音について。
想起の補助を目的に、
[連続した音の一部]を省略する操作を
[選定操作]としますわ。
これ自体は一般的な記憶術で用いられるものと、
ほぼ同様の手法としましてよ。
[03]想起席
a.想起席/識別呼称の部位+薬能部位
実験用メディア[008]幕
における
想起席[001]番
連続した音の一部省略による[選定操作]
-じっけんようめでぃあはちまく
における
そうきせきいちばん
-れんぞくしたおとの
いちぶしょうりゃくによるせんていそうさ
b.想起席/祈祷詠唱の部位
ジィクリヨウ・ハウツマ・ニィスン・キイツ/
ウレイゾク・タァトブ・シャンクニィ・センス
c.想起席/補助詠唱の部位
じっくり・這うにも・西の・基地
-じっくり・はうにも・にしの・きち
[04]母音子音の基本操作
a.母音子音の基本操作
かぼちゃ
かぼちゃ
かもちゃ
うさぎ
うさぎ
うせぎ
りんご
りんご
りゃんご
以上のような文字列とそれに伴う音について。
連続した音の一部を
[同一/もしくは類似した母音]を持った音や
[同一/もしくは類似した子音]を持った音に
変換する操作を、
[母音子音の基本操作]としますわ。
[05]想起席
a.想起席/識別呼称の部位+薬能部位
実験用メディア[008]幕
における
想起席[002]番
[母音子音の基本操作]について
例として[かみぶくろ]から[かみむくら]への変換
-じっけんようめでぃあはちまく
における
そうきせきにばん
-ぼいんしいんのきほんそうさについて
れいとしてかみぶくろからかみむくらえのへんかん
b.想起席/祈祷詠唱の部位
イユ・ジィデュミ・ヒィンツ・サァウ・ウスニィ/
ボウセフ・サァツレイト・カァブムライヒ
[06]短距離並びの操作
a.短距離並びの操作
たのしいおもちゃ
たのしいおもちゃ
のたしいおもちゃ
以上のような文字列とそれに伴う音について。
連続した音の並びを
ごく短い範囲で変更する操作を、
[短距離並びの操作]としますわ。
例えば[123/456/789]のような音の並びに対して、
[132/465/978]といった音の並び変更を指しましてよ。
主な活用機会としては
番号の連続した想起席において、
それぞれの[祈祷詠唱の部位]の
最初の音が被るのを防ぐのに
適用することが多いですの。
[07]想起席
a.想起席/識別呼称の部位+薬能部位
実験用メディア[008]幕
における
想起席[003]番
短い範囲での音の並び変更による[短距離並びの操作]
-じっけんようめでぃあはちまく
における
そうきせきさんばん
-みじかいはんいでのおとのならびへんこうによる
たんきょりならびのそうさ
b.想起席/祈祷詠唱の部位
シィケン・ディイア・ハマソウ・サマウ/
メイフデェ・オォナ・レイヒヌ・タァナンビス
c.補足
ここで[並び変更]という言い回しを用いているのは、
日本語の慣習によって[並べ替え]と[並び替え]で
表現がぶれるのを防止するための処置ですわ。
[08]オトカタチ操作
a.オトカタチ操作
[オトカタチ操作]は好ましい音の組みである
[オトカタチ]への変形を用いた操作で、
現状ではその内容は
わたくしの好みと裁量によって決定されますわ。
先程までの想起席から例を挙げると
[ハウツマ/サァウ/サマウ]に
用いられるオトカタチ[a+u]や、
[ジィクリヨウ/ウレイゾク/サァツレイト]に
用いられるオトカタチ[u+r]等が該当しますことよ。
また研究中の内容であり使用頻度も特に高いため、
オトカタチに指定される内容は
今後も調整が行われまれしてよ。
[09]想起席
a.想起席/識別呼称の部位+薬能部位+宣言部位
実験用メディア[008]幕
における
想起席[004]リィ番
好ましい音の組みである
[オトカタチ]による[オトカタチ操作]
以上パッケージ規定時[2020]年
-じっけんようめでぃあはちまく
における
そうきせきよんりぃばん
-このましいおとのくみである
おとかたちによるおとかたちそうさ
-いじょうぱっけえじきていじにせんにじゅうねん
b.想起席/祈祷詠唱の部位
ケン・ンジュイ・フゥケル・センキヨ・ウリィバ/
クゥマ・トムデオ・ツル・オウテス/
イゼプ・テイジア・ニィスニィ・ジュネ
c.補足
ここで以下/[004]リィ番-よんりぃばん/
としていることについて。
以下/[004]番/とした場合に、
日本語の慣習によって読みが[よんばん]と[よばん]で
ぶれることを防ぐために適用される処置ですわ。
[10]その他の性質や各種用語
a.想起席について
[想起席]は想起席によって提示される
文字列とそれに伴う音を定着させることで記憶する、
情報の基本単位ですわ。
定着過程もしくは定着後における
[祈祷詠唱の部位]の思考や発声によって、
[識別呼称の部位]や[薬能部位]といった
各種部位の想起を行うことを
基本的な活用方法としていましてよ。
b.想起席パッケージ
[想起席パッケージ]は、
ある基準でまとめられた
複数の想起席の集まりを指しますわ。
今回の例では以下/
実験用メディア[008]幕における想起席[001]番
実験用メディア[008]幕における想起席[002]番
実験用メディア[008]幕における想起席[003]番
実験用メディア[008]幕における想起席[004]リィ番
/の計四席の集まりが該当しましてよ。
また上記のようなパッケージに対する、
簡易的な識別呼称として以下のように表記しますの。
/実験用メディア[008]幕における想起席パッケージ/
c.補助詠唱の部位
[補助詠唱の部位]は
[意識下にある想起席パッケージ]から、
特定番号の想起席や異なるパッケージへの
意識移動に用いられる部分ですわ。
[祈祷詠唱の部位]の音を基に構成され、
[脳内辞書による単語や文法の補正]が
発生しやすい形式で作成されましてよ。
d.規定時
想起席パッケージの作成の際には規定以後での
[改定や移植/語義や定義の変遷/名称の調整]等に
対応するために、
いずれかの想起席にその規定時を
挿入することを推奨していますわ。
e.思考時間の課題
例えば三分間流れる歌唱曲のように、
連続した音は時間の経過によって
それを認知するものと捉えましてよ。
今回の[からたま覚醒術テスト版第一回]においては
[薬能部位]の抽出のために[識別呼称の部位]及び
[祈祷詠唱の部位]を要求するため、
言語的な思考時間が長くなる傾向にありますわ。
f.その他の用途
今回紹介した[選定操作]ほか各種操作は
適当な文章から固有の音や
少し崩した文章を作成できるため、
命名や作詞等の用途への応用も研究中ですことよ。
[11]メディアを参照するとき用の情報
a.わたくしの名前と読み
空の卵の殻の中-からのたまごのからのなか
b.わたくしの略称
からたま
c.メディア初出
[2020/10/24]
e.わたくし用のメモ
今回のように音に関するメディアを作成する場合、
記載内容のミスを減らすために
音声読み取りソフトで確認作業を行ってくださいまし。
最終更新:2020年10月24日 13:17