竜騎士インタ

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竜騎士のインタビュー EP3発売後① http://news.dengeki.com/elem/000/000/107/107667/ EP3発売後② http://news.dengeki.com/elem/000/000/109/109077/ EP3発売後③ http://news.dengeki.com/elem/000/000/110/110681/ EP4発売後① http://news.dengeki.com/elem/000/000/144/144722/ EP4発売後② http://news.dengeki.com/elem/000/000/146/146589/ EP4発売後③ http://news.dengeki.com/elem/000/000/147/147660/ EP3後に配布した小冊子の内容 http://umineco.info/?%E5%B0%8F%E5%86%8A%E5%AD%90 アンチミステリーとアンチファンタジーについて http://www1.axfc.net/uploader/File/so/10996 ファウストvol.7 インタビュー 第一弾 http://www1.axfc.net/uploader/File/so/10997 ファウストvol.7 インタビュー 第二弾 http://www1.axfc.net/uploader/File/so/10998 明日発売『最終考察 うみねこのなく頃に』から竜騎士07×KEIYA対談をお届け http://news.dengeki.com/elem/000/000/179/179735/ ひぐらしのなかせ方1 http://web.archive.org/web/20050212104511/www.toranoana.jp/higurasi/higurashi_book00.html http://web.archive.org/web/20050205045824/www.toranoana.jp/higurasi/higurashi_book01.html http://web.archive.org/web/20050216133528/www.toranoana.jp/higurasi/higurashi_book02.html http://web.archive.org/web/20050216134440/www.toranoana.jp/higurasi/higurashi_book03.html ひぐらしのなかせ方再 http://web.archive.org/web/20050507072749/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata/higurashi_sai01.html http://web.archive.org/web/20050523091630/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata/higurashi_sai02.html http://web.archive.org/web/20050524220051/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata/higurashi_sai03.html ひぐらしのなかせ方3 (見つからず) ひぐらしのなかせ方4 http://web.archive.org/web/20060429153413/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata4/higurashi_4_0.html http://web.archive.org/web/20060502035523/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata4/higurashi_4_1.html (2ページ目は見つからず) http://web.archive.org/web/20060515013147/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata4/higurashi_4_3.html http://web.archive.org/web/20060515013218/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata4/higurashi_4_4.html ひぐらしのなかせ方5 http://web.archive.org/web/20061107211254/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata5/higurashi_5_1.html http://web.archive.org/web/20061107211306/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata5/higurashi_5_2.html http://web.archive.org/web/20061107211319/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata5/higurashi_5_3.html http://web.archive.org/web/20061107211330/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata5/higurashi_5_4.html ビジネス★ヒーローインタビュー シナリオライター 竜騎士07さん 先輩の社会人生活 -マイコミフレッシャーズ(2007年当時のインタビュー) http://freshers.mycom.co.jp/senpai/hero/vol06/index04.html ファウストVol.5(84ページ) http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust5/ のメニューから本誌の一部が見れるが、 竜騎士07ロングインタビュー http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust5/pdf/inter_ryu.pdf の中(3ページ目)に ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なにしろ初対面のとき、「京極夏彦」の名前もつい最近までご存知なかったと仰るわけなんです。これはどういうことだ?ど。 竜:京極さんのお名前は、ファンの方から伺ってはじめて知りました。 その方も「竜騎士07さんはきっと京極さんを好きでしょう」と仰っていたのですけれど……(苦笑)。 今にして思うと京極さんほどの方のお名前を存じ上げていなかったことがとても恥ずかしいです……。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー と言ってるので、京極の名前を知らなかった話はこのインタビュー以前のようだ。 ファウストvol.5(2005SPRING)の奈須きのこ×竜騎士07スーパートークセッションより抜粋(333ページ) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -これは僕が奈須さん、竜騎士07さんのお二人に直接お会いする前に共通して抱いていた印象なんですが、 これだけのレベルのものをつくるからにはミステリなりSFなりの文字媒体の素養が高度にある人に違いないと思い込んでいたんですね。 そして奈須さんの場合はまさにそういう人だったわけです。 実際に新本格ミステリや伝奇小説を読み込んで、クリエイターとして育ってきた方だった。 だから僕も編集者として奈須さんにはアプローチをかけやすいところがあったんですね。 でも竜騎士07さんの場合は違ったんです。 なにしろ初めてお会いした当時はあの京極夏彦の作品さえ一冊たりとも読んだことがなかったわけで…。 竜:大変申し訳ない、本当に失礼なエピソードなんですけど、ファンの方から 「あなたの作品は京極夏彦さんの作品に似ていますね」 って指摘されたとき、僕は京極夏彦さんを全く知らなかったものだから、 京極さんのことをてっきり自分と同じ同人作家だと勘違いしていたくらいなんですよ。 ひどい話ですよね(笑)。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー インタビュー自体はファウストvol.5の282~355ページ(約70P)で、 太田(ファウスト編集長)が竜騎士の事を知ったのはファウストvol.3を刊行した時の事で、 初対面時(この対談時に「昨年」と言ってるので2004年?)の京極知らない発言はvol.3~vol.5の間と思われる。 ファウスト以外にもメフィストって雑誌も編集してるみたいなので、 初出はメフィスト(或いは関係者のブログやメールマガジン等)かも知れない。 結論 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ファン「ひぐらし面白かったです。京極夏彦みたいですね」 竜騎士07「ありがとうございます。そういう同人作家さんがいらっしゃるんですか?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「京極 竜騎士 同人作家」でヒットする↑の文章その物はファウストvol.5には載ってなかったが、 竜騎士自身が京極夏彦を知らなかった事を認めており、上記のセリフそのままではないかも知れないが同じ趣旨の発言はあった事は確定。 ・うみねこの完結のさせ方について(引用元:最終考察 うみねこのなく頃に散 Answer to the golden witch Episode 5-8 ) 【K】 謎の解明まで書いた方が、読者からの支持は得やすいですよね。 【竜】 必ずしもそうとは思いません。「正体不明だった時の方が面白かった。オチを知ったらガッカリ」 なんて作品も結構あると思います。 だから「ファンディスクで今度こそ真相を語るのですか」と聞かれたら 「それはやりたくないです」と答えますね。 <中略> 【竜】 やはり批判はあると思いましたよ。ただ、それでも私には守らなければならないものがあった。 それは、本当の意味で思考して、本当に答えへ辿り着いた人たち。その人たちの名誉と努力は 絶対に守らなければならないと思ったのです。それに、どのみち批判ゼロの作品は書けないですよ。 私から見たら神のような存在である奈須きのこ先生や麻枝准先生でさでも、批判を受けて落ち込む ことがあると伺いましたし。 尖った作品であればあるほど、お気に召さない方が出てくるのは当然のことなので。 だから読者全員に気に入ってもらえる作品を書くというのは、もはやジャンルですよね。 そしてそれは多分、ミステリーというジャンルとは相容れないと思います。全員が手を打って納得する ミステリーってないですよ。まあ、社会派ミステリーは比較的その要件を満たしているかもしれませんね。 生意気な言い方をすれば、自分の作品が悪い意味でカジュアル化してしまったのだと思います。 私は『ひぐらし』を含めてずっと、エッジが効いた人を選ぶ作品ばかり書いてきたつもりです。 それがありがたいことにマンガ化やアニメ化をしていただいて、そこからカジュアル化しすぎて 私が「読んでほしい」と思っている人以外にも広がってしまったのかなと。 激辛カレーが売りの店なのに、テレビで取りあげられちゃって、辛いカレーに興味がないのに何となく 来た客が「辛い、口に合わない!」と悲鳴をあげているような状態ですね。 激辛カレー通のお客様が来る隠れ家的なお店なのに「辛すぎるから甘口を出して」と 言われているような気持ちですかね。 【-】 以前インタビューさせていただいた時に「『うみねこ』は推理しない人でもファンタジー描写や バトルシーンで楽しんでもらえるように書きたい」とも伺いました。 【竜】 もちろんです。実際、そのような方もいらっしゃいますし、その楽しみ方は想定通りです。 私が「少し違うかな」と思うのは、推理や考えることを一切しなかったのに「答えが書いてない」と 仰る方です。考えなければ答えが分からないというのは、当たり前のことだと思うのですが…。 少々高飛車な言い方になりますが、私が知る限りでは、ファンタジーと割り切ってバトルを 楽しんでくれた方と、ミステリーと判断して本気で挑んでくれた方には満足していただいたと 自負しています。 ・ひぐらし賽殺し編の扱いの変化 制作日記 ttp://07th-expansion.net/Cgi/clip/clip.cgi 2006年11月13日 >「賽殺し編」は、「祭囃し編」後の昭和58年夏の話です。 >第9話としてくれぐれも読まないように気をつけてください。 >あくまでも時間軸が「祭囃し編」の直後、というだけですので念のため…。 ガンガンJOKER2011年5月号メモリアル画集のインタビュー >私の中では「ひぐらしのなく頃に」の第九話だと思って書いた側面もあります。 >「祭囃し編」で、一度物語は終わっていますが、 >後日談という名の第九話だと思って読んでもらえると嬉しいです。 ・推理小説の連載について(引用元:ガンガン2011年5月号付録の小冊子)  普通、推理小説というのは、あまり連載ではやらないものだと思うんですよ。さもなくば、普通 は連載していても、すでに書き上がっているものを分割して出すというのが一般的だと思うんです よ。読者の反応を見ながら、手を変え品を変えというのは、執筆ではなくこれ自体をゲームと考え たならば、ゲームマスターの立場として、すごく面白い物語だったんじゃないか、面白いゲームだ ったんじゃないかと思います。 (注:推理小説の連載し、なおかつちゃんと完結させている作家は既に何人もいます。)
竜騎士のインタビュー EP3発売後① http://news.dengeki.com/elem/000/000/107/107667/ EP3発売後② http://news.dengeki.com/elem/000/000/109/109077/ EP3発売後③ http://news.dengeki.com/elem/000/000/110/110681/ EP4発売後① http://news.dengeki.com/elem/000/000/144/144722/ EP4発売後② http://news.dengeki.com/elem/000/000/146/146589/ EP4発売後③ http://news.dengeki.com/elem/000/000/147/147660/ EP3後に配布した小冊子の内容 http://umineco.info/?%E5%B0%8F%E5%86%8A%E5%AD%90 アンチミステリーとアンチファンタジーについて http://www1.axfc.net/uploader/File/so/10996 ファウストvol.7 インタビュー 第一弾 http://www1.axfc.net/uploader/File/so/10997 ファウストvol.7 インタビュー 第二弾 http://www1.axfc.net/uploader/File/so/10998 明日発売『最終考察 うみねこのなく頃に』から竜騎士07×KEIYA対談をお届け http://news.dengeki.com/elem/000/000/179/179735/ ひぐらしのなかせ方1 http://web.archive.org/web/20050212104511/www.toranoana.jp/higurasi/higurashi_book00.html http://web.archive.org/web/20050205045824/www.toranoana.jp/higurasi/higurashi_book01.html http://web.archive.org/web/20050216133528/www.toranoana.jp/higurasi/higurashi_book02.html http://web.archive.org/web/20050216134440/www.toranoana.jp/higurasi/higurashi_book03.html ひぐらしのなかせ方再 http://web.archive.org/web/20050507072749/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata/higurashi_sai01.html http://web.archive.org/web/20050523091630/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata/higurashi_sai02.html http://web.archive.org/web/20050524220051/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata/higurashi_sai03.html ひぐらしのなかせ方3 (見つからず) ひぐらしのなかせ方4 http://web.archive.org/web/20060429153413/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata4/higurashi_4_0.html http://web.archive.org/web/20060502035523/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata4/higurashi_4_1.html (2ページ目は見つからず) http://web.archive.org/web/20060515013147/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata4/higurashi_4_3.html http://web.archive.org/web/20060515013218/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata4/higurashi_4_4.html ひぐらしのなかせ方5 http://web.archive.org/web/20061107211254/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata5/higurashi_5_1.html http://web.archive.org/web/20061107211306/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata5/higurashi_5_2.html http://web.archive.org/web/20061107211319/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata5/higurashi_5_3.html http://web.archive.org/web/20061107211330/www.toranoana.jp/higurasi/nakasekata5/higurashi_5_4.html ビジネス★ヒーローインタビュー シナリオライター 竜騎士07さん 先輩の社会人生活 -マイコミフレッシャーズ(2007年当時のインタビュー) http://freshers.mycom.co.jp/senpai/hero/vol06/index04.html ファウストVol.5(84ページ) http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust5/ のメニューから本誌の一部が見れるが、 竜騎士07ロングインタビュー http://shop.kodansha.jp/bc/magazines/faust5/pdf/inter_ryu.pdf の中(3ページ目)に ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なにしろ初対面のとき、「京極夏彦」の名前もつい最近までご存知なかったと仰るわけなんです。これはどういうことだ?ど。 竜:京極さんのお名前は、ファンの方から伺ってはじめて知りました。 その方も「竜騎士07さんはきっと京極さんを好きでしょう」と仰っていたのですけれど……(苦笑)。 今にして思うと京極さんほどの方のお名前を存じ上げていなかったことがとても恥ずかしいです……。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー と言ってるので、京極の名前を知らなかった話はこのインタビュー以前のようだ。 ファウストvol.5(2005SPRING)の奈須きのこ×竜騎士07スーパートークセッションより抜粋(333ページ) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -これは僕が奈須さん、竜騎士07さんのお二人に直接お会いする前に共通して抱いていた印象なんですが、 これだけのレベルのものをつくるからにはミステリなりSFなりの文字媒体の素養が高度にある人に違いないと思い込んでいたんですね。 そして奈須さんの場合はまさにそういう人だったわけです。 実際に新本格ミステリや伝奇小説を読み込んで、クリエイターとして育ってきた方だった。 だから僕も編集者として奈須さんにはアプローチをかけやすいところがあったんですね。 でも竜騎士07さんの場合は違ったんです。 なにしろ初めてお会いした当時はあの京極夏彦の作品さえ一冊たりとも読んだことがなかったわけで…。 竜:大変申し訳ない、本当に失礼なエピソードなんですけど、ファンの方から 「あなたの作品は京極夏彦さんの作品に似ていますね」 って指摘されたとき、僕は京極夏彦さんを全く知らなかったものだから、 京極さんのことをてっきり自分と同じ同人作家だと勘違いしていたくらいなんですよ。 ひどい話ですよね(笑)。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー インタビュー自体はファウストvol.5の282~355ページ(約70P)で、 太田(ファウスト編集長)が竜騎士の事を知ったのはファウストvol.3を刊行した時の事で、 初対面時(この対談時に「昨年」と言ってるので2004年?)の京極知らない発言はvol.3~vol.5の間と思われる。 ファウスト以外にもメフィストって雑誌も編集してるみたいなので、 初出はメフィスト(或いは関係者のブログやメールマガジン等)かも知れない。 結論 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ファン「ひぐらし面白かったです。京極夏彦みたいですね」 竜騎士07「ありがとうございます。そういう同人作家さんがいらっしゃるんですか?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「京極 竜騎士 同人作家」でヒットする↑の文章その物はファウストvol.5には載ってなかったが、 竜騎士自身が京極夏彦を知らなかった事を認めており、上記のセリフそのままではないかも知れないが同じ趣旨の発言はあった事は確定。 ・うみねこの完結のさせ方について(引用元:最終考察 うみねこのなく頃に散 Answer to the golden witch Episode 5-8 ) 【K】 謎の解明まで書いた方が、読者からの支持は得やすいですよね。 【竜】 必ずしもそうとは思いません。「正体不明だった時の方が面白かった。オチを知ったらガッカリ」 なんて作品も結構あると思います。 だから「ファンディスクで今度こそ真相を語るのですか」と聞かれたら 「それはやりたくないです」と答えますね。 <中略> 【竜】 やはり批判はあると思いましたよ。ただ、それでも私には守らなければならないものがあった。 それは、本当の意味で思考して、本当に答えへ辿り着いた人たち。その人たちの名誉と努力は 絶対に守らなければならないと思ったのです。それに、どのみち批判ゼロの作品は書けないですよ。 私から見たら神のような存在である奈須きのこ先生や麻枝准先生でさでも、批判を受けて落ち込む ことがあると伺いましたし。 尖った作品であればあるほど、お気に召さない方が出てくるのは当然のことなので。 だから読者全員に気に入ってもらえる作品を書くというのは、もはやジャンルですよね。 そしてそれは多分、ミステリーというジャンルとは相容れないと思います。全員が手を打って納得する ミステリーってないですよ。まあ、社会派ミステリーは比較的その要件を満たしているかもしれませんね。 生意気な言い方をすれば、自分の作品が悪い意味でカジュアル化してしまったのだと思います。 私は『ひぐらし』を含めてずっと、エッジが効いた人を選ぶ作品ばかり書いてきたつもりです。 それがありがたいことにマンガ化やアニメ化をしていただいて、そこからカジュアル化しすぎて 私が「読んでほしい」と思っている人以外にも広がってしまったのかなと。 激辛カレーが売りの店なのに、テレビで取りあげられちゃって、辛いカレーに興味がないのに何となく 来た客が「辛い、口に合わない!」と悲鳴をあげているような状態ですね。 激辛カレー通のお客様が来る隠れ家的なお店なのに「辛すぎるから甘口を出して」と 言われているような気持ちですかね。 【-】 以前インタビューさせていただいた時に「『うみねこ』は推理しない人でもファンタジー描写や バトルシーンで楽しんでもらえるように書きたい」とも伺いました。 【竜】 もちろんです。実際、そのような方もいらっしゃいますし、その楽しみ方は想定通りです。 私が「少し違うかな」と思うのは、推理や考えることを一切しなかったのに「答えが書いてない」と 仰る方です。考えなければ答えが分からないというのは、当たり前のことだと思うのですが…。 少々高飛車な言い方になりますが、私が知る限りでは、ファンタジーと割り切ってバトルを 楽しんでくれた方と、ミステリーと判断して本気で挑んでくれた方には満足していただいたと 自負しています。 ・ひぐらし賽殺し編の扱いの変化 制作日記 ttp://07th-expansion.net/Cgi/clip/clip.cgi 2006年11月13日 >「賽殺し編」は、「祭囃し編」後の昭和58年夏の話です。 >第9話としてくれぐれも読まないように気をつけてください。 >あくまでも時間軸が「祭囃し編」の直後、というだけですので念のため…。 ガンガンJOKER2011年5月号メモリアル画集のインタビュー >私の中では「ひぐらしのなく頃に」の第九話だと思って書いた側面もあります。 >「祭囃し編」で、一度物語は終わっていますが、 >後日談という名の第九話だと思って読んでもらえると嬉しいです。 ・推理小説の連載について(引用元:ガンガン2011年5月号付録の小冊子)  普通、推理小説というのは、あまり連載ではやらないものだと思うんですよ。さもなくば、普通 は連載していても、すでに書き上がっているものを分割して出すというのが一般的だと思うんです よ。読者の反応を見ながら、手を変え品を変えというのは、執筆ではなくこれ自体をゲームと考え たならば、ゲームマスターの立場として、すごく面白い物語だったんじゃないか、面白いゲームだ ったんじゃないかと思います。 (注:推理小説の連載し、なおかつちゃんと完結させている作家は既に何人もいます。)

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