「安藤美姫のソチ解説〜2014年2月21日 モーニングバード 一部抜粋」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
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<p><strong><span style="color:rgb(255,0,0);">黒い服にパールのネックレス、暗い表情低い声で吐き出すような喋りをし、「お通夜帰り」と言われてた解説</span></strong></p>
<p><strong><span style="color:rgb(255,0,0);">羽鳥さんと珠ちゃんのイライラ感が伝わってくるようでした</span></strong></p>
<p> </p>
<p>羽鳥:いかがでしたか?<br />
安藤:本当に…あのう…素晴らしかったと…思う…<br />
羽鳥:そうですねーわずか1日でこんなに気持ちを切り替えられるんですか?<br />
安藤:そうですねー彼女はSPがもう何も失うものがない所からのFSに臨むスタート地点だったので<br />
それが逆に、彼女にとって…今の浅田選手にとっては凄くプラスに動いたのかなって<br />
気持ちもきっと楽になったと思いますし、あとはやるしかない立ち位置だったので〜<br />
それがあの〜今日の浅田選手の演技に繋がったのかなと<br />
羽鳥:このタイミングで自己ベストを更新って言うのは凄いなと思いますけどね<br />
安藤:そうですねー…やはり…あの…強い選手の一人なので…大きな舞台で…凄く…<br />
力を発揮するというのは凄い…ことだと思います…<br />
女アナ:さぁその浅田選手がFSで自己ベストを更新しました、それがこちらです<br />
これを振返りながら安藤さんに解説していただきたいんですけど<br />
6種類!8回の3回転を跳ぶという構成でしたね<br />
安藤:はい…<br />
女アナ:それで自己ベストを更新しましたけれど、どこが特に素晴らしかったと思いますか?3Aは…<br />
安藤:そうですね、まずは3Aは認定されていますね…でGOEの方でも加点がついていますので…<br />
羽鳥:出来映え点が<br />
安藤:そうですねそれが彼女悩んでいた部分なんですけど、<br />
この五輪の舞台で成功させてきたことは強みなんだと思います<br />
女アナ:それ以外のジャンプはいかがですか?<br />
安藤:そうですね、ただーあのーまぁ6種類なんですけどLzというところにeがついているんですね<br />
羽鳥:はい<br />
安藤:これ(資料ボード)にはついていないんですけど、彼女の場合はロングエッジと言って<br />
テクニック的にLzだとFと同じエッジ…インサイド踏切になっているので<br />
そうなりますと認定されずにマイナスが自動的についてしまうので〜…<br />
そこがちょっと残念だったのと、それから3F-3Loと2A-3Tのコンビネーションの所なんですけど<br />
あのー2ndのトリプルが両方とも回転不足判定で〜基礎点が少なくなってしまう<br />
羽鳥:この下向きの矢印が二つ、これが回転不足と…<br />
女アナ:ここですね<br />
安藤:はーい、3-3判定にならなかった<br />
羽鳥:もう一個上の方にあるのが<br />
安藤:3-3…<br />
羽鳥:ということですね…うーん…<br />
安藤:3-3判定にはならなかった〜点数がもうちょっと伸びなかった所だったかなと<br />
女アナ:そうですかーでは競技を終えた浅田選手このように語りました<br />
「五輪という大きな舞台で日本代表として自分が目指しているFSの演技が今日出来て<br />
私なりの恩返しが出来たかなと思います」というコメントを見て安藤さんいかがですか?<br />
安藤:本当にー自分が思い描いていた?演技が出来たって言うことで彼女の素直な気持ちが…<br />
応援してくださった方々へのメッセージとなって素直に出てきたんじゃないですか<br />
羽鳥:先ほど安藤さんに解説していただいた構成っていうのはそもそも誰でも出来るものではない構成ですよね<br />
安藤:あのー3Aがを跳ぶ〜選手が…世界で浅田選手だけですので〜<br />
それを考えると彼女にしか出来ない構成にはなっています<br />
羽鳥:6種類8回、8トリプル…まあ回転不足と判定された所もありますけれど…<br />
これは大変なことなんですか?史上初というか…<br />
安藤:そうですね、はい…<br /><strong>女アナ:そしてフィギュアスケート女子シングルの結果がこちらなんですけど…<br />
浅田選手メダルこそ逃したものの一気に6位入賞ということで<br />
SPからは順位を大きく伸ばしてきたわけけどもFSの成績を見ますと<br />
浅田選手は全体で言うと3位につけるということなんですけど<br />
ソトニコワ選手とキムヨナ選手に次いで3位ということになるんですね<br />
素晴らしかったんですけどこの得点差というものは上位2人は何がポイントとなっているんですか?<br /><span style="color:rgb(255,0,0);">安藤:あい、その上位2人はですね〜全てに加点がついている、全てのエレメンツに加点がついていて〜<br />
特にソトニコワ選手に関しては〜全て2と3…がほとんどのエレメンツについている…って(笑)<br />
GOEが全て1点以上</span><br />
女アナ:これはジャンプが美しいってことですか?</strong></p>
<p><strong><span style="color:rgb(255,0,0);">安藤:そうですねジャンプステップスピン全てについて優れている、ユナキム選手も同じでですね<br />
ジャンプについてはほとんど1点以上の加点がついているという状況…ので〜<br />
そう言った所で浅田選手に対しては3Aがないので簡単に見えるかと思いますが<br />
二人の選手も3-3のコンビネーションソトニコワ選手は2A-3Tという技を〜後半以降に入れていますので<br />
これは3Aよりも基礎点も高いジャンプなので、そう言う所がこの二人は上手く組み込まれているのではないかなと…</span></strong><br />
羽鳥:コストナー選手の滑りはどうご覧になりましたか?<br />
安藤:はい、ボレロと言う曲凄く単調であれだけー魅了ーできるー選手はー世界でカロリーナ選手だけだと思いますし<br />
やっとーここにきて彼女らしい演技が出来て〜メダル〜獲得というものは非常に素晴らしいと思いますし…<br />
やはり3-3はなかったんですけどあの〜1つ1つの演技に加点がついていますので〜<br />
あの〜浅田選手とほぼ〜変わらない点数<br /><strong>女アナ:その勝負をわけるポイントは加点になるんですけど、<br />
浅田選手も本当に美しく回れているように素人目には見えるんですが、これはどういう違いになってくるんでしょうか</strong><br /><span style="color:rgb(255,0,0);"><strong>安藤:あんの〜浅田選手のジャンプもまぁ質の良いジャンプを跳んでくるんですけど<br />
この3選手…加点の多い3選手カロリーナ選手含めて…あんの〜スピードに乗ってジャンプ跳んでることによって<br />
ランディングが凄く流れていく〜高さだとか余裕があるという所だとかそう言う所で凄く…加点がつきやすい</strong></span><br /><strong>羽鳥:素人から見るとこれだけ跳べてて史上初めて他に誰にも跳べないものを跳べて何で加点がないんだって思うんですが<br />
そういうスピードとかなんか専門家しか分からない細かい所があるんですか?</strong><br /><strong><span style="color:rgb(255,0,0);">安藤:あ、凄く響いてきます</span><br />
羽鳥:あ、凄くですか<br /><span style="color:rgb(255,0,0);">安藤:特にあの〜モニターテレビ画面ですとそう言うのがちょっと伝わりにくいなっという</span><br />
女アナ:現地で見るとより違いがと言う…<br /><span style="color:rgb(255,0,0);">安藤:そうですね〜飛距離がとか高さ…それにジャンプの流れというものが違ったりします</span><br />
羽鳥:その昨日安藤さんがお話しされた小さい頃の滑りを取り戻して欲しいっておっしゃってましたけど<br />
なんかそれ出来たんじゃないかなって感じたんですけどどうですか?<br /><span style="color:rgb(255,0,0);">安藤:はい、まぁSP残念な結果だったかもしれないですけど〜それが逆に良かったのかなって言う印象<br />
本当にプレッシャーだとか〜今まで抱えてきたことがーあのことがあったからこそ今日のFSに…<br />
本当にあの〜解き放たれてぇ…自分の滑りに…やっと滑れたのかなと彼女なりに重圧もあったと思うんでー<br />
最後のあの笑顔は少女のような…凄く皆さんを…幸せに…したの…かなと…</span></strong><br />
羽鳥:確かにおっしゃる通りですね</p>