YUI『男くーん、もう我慢できないよぉ』

男『まったくYUIはとんだ淫乱だな……。』

YUI『男くんのチ○コ、YUIのオマ○コにぶち込んでください///』

男『よくできましたっ……!』ズブリ

YUI『ああああんっ!』



梓「」



梓(YUIはそんなこと言わない!)パタン

梓(他の本……。YUIとAZUがラブラブな本を……)キョロキョロ

梓(YUIとAZUが表紙だ。これかな)ヒョイッ


男教師『廃部になりたくなかったら……わかってるな?』

YUI『はい……』ヌギヌギ


梓「……」パタン

梓「……」ヒョイッ


YUI『AZUNYAN……私、ずっとAZUNYANの事が……』ギュッ

AZU『先輩……。私もです……!』

YUI『AZUNYAN……いいかな?』

AZU『YUI先輩……///』コクリ


梓(当たり!)グッ



梓(百合本を引き当てるコツがなんとなくわかってきたかも)

梓(まず、表紙に女の子が一人しか写ってる本。これは危険度大!これを避けるだけでかなり絞れる)

梓(問題は表紙に女の子が二人写ってる本かな。百合と見せかけて男の人とえっちしてる本が多い)

梓(これは女の子達がカメラ目線かどうかである程度判別できそう。カメラ目線は危険、女の子が見詰め合ってるのは結構いい)

梓(最初は手当たり次第に見てかなりショックを受けたけど、いい授業料になったと思うことにしよう)

梓「……?」


男7「……」ジロジロ

男8「……」ギロッ

男9「……」サッ


梓「?」

紬(梓ちゃん……)ヒソッ

梓(あ、ムギ先輩。あの、気のせいか……)ヒソッ

紬(う、うん。結構見られてるかも……)

紬(ここ男の人向けのフロアだから……女の子二人でいると目立っちゃうかも)

梓(あ……やっぱり。さっきちょっと睨まれたような気が)

紬(決まったら早めに出ましょう?)

梓(は、はい。これだけ買ってきます)


※18歳未満(高校在学中)の人は真似しないでください


~~~~~~~~~~~~~

唯「……」

唯(私何やってるんだろう……)

唯(こそこそ後をつけて、見失って……こんなところを一人でウロウロして)

唯「帰ろう……」

唯(……あっ)ピタッ

唯(百合……同人誌コーナー?この前あずにゃん達が話してた百合って!)ダッ

唯(しかもこれも本だ。本で百合。このことなのかもしれない)ヒョイッ

唯(あれ?この表紙の女の子……)

唯「……」

~~~~~~~~~~~~~~



唯の部屋

唯(買っちゃった)ガサッ

唯(あはは。本当にあずにゃんにそっくり)

唯(……)ペラッ



………
……

唯「……」パタン

唯(これが百合ってやつなんだ)

唯(あずにゃんは、女の子同士の恋愛も、嫌いじゃないのかな?)

唯(……)

唯(それにしても、この本の二人って。私とあずにゃんにそっくりだな)

唯(この子達は想いが通じ合って……結ばれた)

唯(……)





翌日 



梓「それで……」

紬「うんうん♪」



唯「……」

唯(昔みたいに)

唯(自然に、明るく)

唯(前はできてたんだもん)

唯「……」

唯(でも……もし、また拒まれたら)



梓「……?唯先輩?」


唯「っ!?」ビクッ

梓「どうしたんですか?」

唯「あ、あず」

梓「?」

唯「あーずにゃん♪」ギュッ

梓「きゃ!?唯先輩っ、やめっ」

唯「えへへ、久しぶりのあずにゃんだ~♪」ギュー

梓「やめてくださいっ!」ドンッ

唯「っ……」ヨロッ


梓「……」ササッ

紬「え?え?」

唯「……あはは。やっぱり私じゃダメかあ」

梓「えっ?」

唯(本の通りにはいかないや)

唯(だってあの本の後輩は、先輩の事が好きだったんだもん)

唯(うまくいくわけないよ……)

唯「……っ」グスッ


紬「ね、ねえどうしたの?二人ともおかしいよ……」

唯「百合……」

紬「えっ?」

唯「百合、でしょ?二人が話してたの」

紬「!」

唯「女の子同士で恋愛すること」

唯「いつも二人で百合の話してたもんね」

唯「お互いに好きなんでしょ?」

梓「なっ、なんでそうなるんですか!」

唯「わかるよそれくらい!」

唯「百合の話をするようになってからずっとムギちゃんと一緒にいて……私の事を避けてればっ!」

梓「あーもうっ……!」

梓「わかりましたよ!言えばいいんでしょう、言えば!」バンッ

唯「聞きたくない……」

梓「私が唯先輩を避けていたのは!」

唯「やめてよ!」



梓「唯先輩のことを意識してしまったからですっ!」


唯「……えっ?」

梓「だから!百合って言葉を知ったせいです!」

梓「女の子同士が恋に落ちる本を見て、私と先輩を当てはめて考えてました」

梓「唯先輩とこうなれたらって」

梓「だから、現実で唯先輩に抱きつかれたとき、嬉しくて、でも恥ずかしくて、緊張して」

梓「……あーもうっ!なんでこんなこと言わなきゃいけないんですかっ!」

紬「あ、梓ちゃん……」

唯「えっ?そ、それって」

梓「……」

唯「あずにゃんは、私の事が……好き?」

梓「///」カアッ

唯「あっ」

唯「あずにゃ~ん!」ギューッ

梓「~っ!バカ!バカ!先輩のバカ!」ポカポカ


~~~~~~~~~~~


唯「あ~ずにゃん♪」ギューッ

梓「んもう、いい加減にしてください!」ジタバタ

唯「いいじゃん、恋人なんだから!これくらい普通だよ~♪」チュッ

梓「きゃっ///ゆ、唯先輩!」

イチャイチャ

~~~~~~~~~~~~


澪(いいなぁ……)ジーッ

律「あ、あいつら……。私達がいること忘れてないか?」

澪「ん、まぁ仲がよくていいんじゃない?その、ああいうスキンシップも必要じゃないか?」チラッ

律「!?ん、まあ……そうだな」

澪(……)チラッ

律(……)ソワソワ

澪(このっ……ヘタレ!)


~~~~~~~~~~~~~~

憂(お姉ちゃんが梓ちゃんの影響で百合にはまっちゃったりしたら)

憂(きゃー///)バン!バン!

憂(姉妹モノを家中に無造作に散らかしておこう!)

憂(お姉ちゃ~ん///)





END



最終更新:2010年05月23日 01:27