さぁて、そんな主人公な俺だって夢がある。
…魔王を嬲り殺す事だ。
当たり前だろう?だって俺は勇者なんだから。
嬲り殺しが俺の生業なんだ、勇者なんだから。
作中においてある人物に与えられる称号、栄光のような概念。
アキト=スカイシーが主に該当するほか、
真の勇者なるワードが作中で登場している。
肩書として
主人公、アキト=スカイシーが自称する肩書。
作中では、以下の台詞を放っている。
俺は……アキト=スカイシー!
どこにでもいる勇者だ!!
初登場時の一言。以降、『いつもの』としてテンプレート化している。
勇者は絶対に負けないんだ!!
戦闘の後の発言。アキトの中では、勇者とは絶対に負けないものらしい。
勇者条例その①、
勇者とは、弱きを守る強者たるべし!
その志さえ持っていれば、誰だって勇者になれるんだぜ
他にも勇者を自称する
人物が同時系列に登場している。
俺は……俺!!
クールで正義感溢れる真の勇者だ!!
名乗り口上がアキトと異なる為、勇者の名乗り口上は一律ではないのかもしれない。
また、作中では
過去の人物が勇者の偽物を自称している。
彼を主人公として取り扱った作品も複数存在し、意図的にアキトに似せたキャラとして造形されている。
考察
いいや、アキト=スカイシー
お前は『まだ』勇者ではない・・・・・・
ドラゴン=ポリスメンがアキトに向けた言葉。
後に勇ましい者としての勇者を肯定している辺り、
作中における「勇者」は肩書以上の重要性が暗示されている。
また、「主人公」と「勇者」を混同するような発言がメタ的なモノも含め散りばめられている。
今後の作品では、より詳細な定義、そして役割が示されるかもしれない。
最終更新:2018年08月19日 02:02