【2012/05/09:@nhk.or.jp からの訪問者もいらっしゃるようなので、加筆修正】
2011年の当wiki立ち上げに際して、wiki管理人がNHK各局に受信確認書発行についての問い合わせを行いました。
ほとんどのNHK各局御担当者から丁寧な回答をいただきました。この場を借りまして、御礼申し上げます。
回答は大きく分けて
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発行している
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サービスエリア内からの報告に対しては発行していない
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発行していない
の3つでした。
できれば、各局の詳細をお知らせしたいところではありますが、複数の放送局の御担当者から「受信確認証発行の対応については個人的な情報にとどめて欲しい」という要望をいただきましたので、ここでの公開については差し控えることにしました。
受信報告に対してはNHK各局による様々な対応が存在します。
「受信確認証を発行している」と御回答いただいた各局の御担当者の回答からも
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NHKとして全国一律に行っていることではないこと
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現在は受信確認証の発行を行っている局であっても、この先の継続的な発行を保証するものではないこと
という印象が窺えることが受信確認証発行に関する公表を避ける理由ではないかと察しています。
受信確認証を発行している各局の具体的な対応にも様々なものがあります。
大別すると
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大河ドラマ等の番宣葉書を受信確認証用紙としている局
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独自のデザインの受信確認証を発行している局
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職員のアマチュア無線クラブ局のQSLカードを確認証と共用している局
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カードではなくレター形式の書面で受信確認を証明する局
に分かれます。
「受信確認」という点では民放局の多くが「お便りありがとう」的な返信であるのに対し、NHKはQSLとしての必要事項を満たしたカード・レターを返信する局が多く非常に好感が持てます。
「受信確認証を発行しません」と御回答いただいたNHK放送局からも「受信確認証」としての要件を満たしている返信を多く受け取っています。
逆に「受信確認証」("Verification Card")とは、局独自デザインのカードを発行することが必須条件だと考えているかのような局があると思われるくらいです。
事実、「受信確認証」のことを「ベリーカード」などと訳のわからぬ呼称をしている局もあるくらいですから。
我々、放送受信者は受信の事実を証明する記載が大河ドラマの番宣葉書の裏側に書かれたものであっても、何の不満も持ちません。
むしろ、毎年デザインの変わる大河ドラマ、朝ドラの番宣葉書を用いて受信確認証を継続して発行することができるプレミア感をNHK各局はお持ちになるべきです。
毎年、受信確認証のデザインを変更できる民放局など、そう多くはないのです。
少なくともサービスエリア外から届いた受信報告書に対しては「番宣葉書を用いて受信確認証を発行しています」と(こっそりと)公言いただいてもよろしいのかもしれません。
NHKの対応については、その昔 国内からの受信に受信確認証を発行していなかった頃と比べると、大きな対応の違いが感じられます。
ネットを用いたサイマルラジオ「らじる」で同一内容を全国に広く伝えることも公共放送としてのユニバーサル・サービスが必要なNHKの義務だとは思いますが、そんな時代になっても、ラジオに向かいサービスエリア外から聞こえる放送の雑音とフェージングと混信の中から
「JO**、NHK△△、第○放送です。」
というNHK局のアナウンスを聞き取ることを楽しみにしている馬鹿野郎な人間が存在していることを理解いただきまして、NHK各局の御担当者におかれましては、正しい受信報告に対して然るべき対応をしていただければ幸せでございます。
NHK各局の受信確認証の取得状況については、既に多くのブログ等でが報告されています。
このためNHK各局の発行状況は なんとなーく わかりますので色々と検索して見て下さい。
受信報告書は各放送局の視聴者センターまで。
民放局と同様、葉書での返信を希望する場合は50円切手、封書での返信を希望する場合には80円以上の切手の同封をお忘れ無く。
報告用の封書の左下には、念のため「受信報告書 在中」と書いておきます。
受信確認証を発行していない局へは
PFC
という手段もありますが、局によって対応が異なるので、一律なサービスは期待なさらぬよう。
NHK オンラインの
全国のNHK
から 各放送局へのリンクがあります。
各放送局のサイトには番組表もありますので、受信の際の参考にどうぞ。
「放送休止のお知らせ」
として停波予定情報が掲載されています。
該当NHK局が目的局受信の障害になっている場合には、臨時停波は絶好のチャンスです。
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最終更新:2012年09月07日 23:48