エロパロ > 名無し > 音無×岩沢×ひさ子・台本形式

音無「なあ、お前らってさ、ガールズバンドのわりにレベル高いじゃん」
岩沢「何それ」
ひさ子「それって褒めてんの?」
音無「ルックスもカッコイイよな。メンバー全員イケてるっていうか、ハズレが一人もいないっていうか」
岩沢「あははっ、ありがと」
ひさ子「あんたがバンドやってる女の子のことをどんなふうに思ってるか、大体分かった」
音無「見た目だけじゃなくって、演奏テクニックとか、ステージ・パフォーマンスもプロ並みだよな」
岩沢「こう見えても長い間、ストリート・ライヴやってきた叩き上げだぜ」
ひさ子「でもこいつ、ステージはイケイケのノリノリなんだけど、オフじゃ借りてきた猫みたいに静かなんだよ、根が暗いから」
岩沢「かもしんない」
ひさ子「ステージのノリと全然違うっていうか、もう別人。ロックミュージシャンらしくないっていうか」
音無「ロックミュージシャンというと普段から、『こいつぁゴキゲンだぜヒャッハー──ッ』みたいなイメージがあるけど、違うんだ」
岩沢「なわけない(笑)」
ひさ子「それはイカレてる」
音無「普段は何やってんの」
岩沢「一日じゅう、アコギ弾いたりしてますね」
ひさ子「弾き語りとか。お前はアンジェラ・アキかっつーの」
岩沢「嘉門達夫と呼んでくれ」
ひさ子「♪チラリ~♪」
岩沢「♪鼻から牛乳~♪」
音無「うん(笑)、それで俺思ったんだけどさあ、そんなに可愛いんだったら、ロックで世の中に反逆とかしてないでさ、
オトコにチヤホヤされて、楽しくやってりゃ良いんじゃないか」
岩沢「あー、それってなんかオヤジ的っつうか、上から目線な見方だよね」
ひさ子「そうそう、風俗行って嬢に説教するみたいな」
音無「そうかなあ、絶対モテると思うんだけどなあ」
岩沢「モテないモテない」
ひさ子「あたしら、ロック馬鹿だから」
音無「ロック馬鹿?」
岩沢「それにさあ、ここじゃ出会いとか無いし」
ひさ子「ないない」
岩沢「寂しいよねー」
音無「ちょ、なんでそこで俺を突っつくんですか(笑)」

岩沢「どうですか、音無くん的には?」
音無「どうって、出会いですか? …べ、別にないっすよ(汗)」
岩沢「またまたー」
ひさ子「気になる子とかいるんじゃないの?」
音無「…いや~、そっちこそ、つき合ってる奴とかいないの?」
ひさ子「いない」
岩沢「そういうの無いです」
ひさ子「メンバー同士で、昔の恋バナとかするくらいかなあ…」
岩沢「それってもしかして、高校時代に憧れの先輩がいたっていう、あの話?」
ひさ子「そうそう」
音無「へえ、どんなひとだったんですか?」
ひさ子「それがさあ、麻雀がメッチャ強くて、一度も勝てなかったんだよね」
岩沢「ハハハ(笑)」
音無「いや、それは恋バナじゃないだろ…」
ひさ子「あー、でもこの前、関根と入江が音無のことを、タイプだって言ってた」
音無「は?」
ひさ子「だ・か・ら、タイプなんだってさ~」
音無「いやあ、身に余る光栄っすね」
岩沢「あたしたちも、あんたのこと、気に入ってるんだぜ」
ひさ子「そうそう」
音無「そりゃどうも…」
岩沢「ステージのあと、…興奮がなかなか鎮まらなくって、身体の芯が疼いちゃうっていうのかな」
音無「…」
ひさ子「要するに、したくなるわけよ」
音無「(…うわ~うわ~)」
岩沢「自分で慰めたり、ときどきメンバー同士で処理したりもするんだけど」
ひさ子「やっぱ男の子とエッチしたいよねって、バンドの皆で言ってて、そしたら、あんたが現れてさ」
音無「…」
岩沢「…だからさ、音無」
音無「ははははは、はいっ?」
岩沢「あたしたち、『ガールズ・デッド・モンスター』の… グルーピーにならないか?」
音無「えっ?」
                            おわり

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最終更新:2010年05月09日 11:36