PSYCHE(プシュケ)/ライトノベル

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&font(#6495ED){登録日}:登録日:2011/07/21(木) 16:50:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){異様な現実感。} PSYCHE(プシュケ)とは、2008年に発売されたライトノベル。 作者、[[唐辺葉介]]の処女作。 一部ではこの作者が、元エロゲライターの[[瀬戸なんとかさん>瀬戸口廉也]]ではないか、と噂されている。 スクエア・エニックス・ノベルズという 「おいおいスクエニさんラノベもやってたの~?」 と言わんばかりのマイナーレーベルにおいて、 初のオリジナル書き下ろし単行本として発売したらしい。 明らかにトップバッターの人選ミスっちょる……。 イラストはコアな人気漫画家の[[冬目景]]。 表紙買いした冬目ファンも多いのでは? だが実際に描かれていたのは、表紙絵と各章の蝶のイラストのみであった。が、 その蝶のイラストがなかなか効果的な使われ方をしており、(後述) 好意的に見るファンも少なくない。 このたび星海社より5月に復刊決定。 イラストは作者の他作品『ドッペルゲンガーの恋人』『死体泥棒』と同じくシライシユウコ氏に変更されるそうです。 ◆ストーリー 飛行機事故から生還した主人公ナオ。 しかし、彼の家族は皆死んでしまった。 一人暮らしに慣れ始めた頃、ナオは家族の幽霊が見えるようになる。 それはぼんやりと曖昧に、見えたり見えなかったり、聞こえたり聞こえなかったり、 時に鮮明に。 不思議な家族との同居が始まった。 そんな中、ナオは徐々に絵を描くことに傾倒していき、社会との関わりが薄くなっていく。 その先に待つものとは……。 ◆登場人物 ○佐方直之 ナオ。主人公。 人付き合いは苦手な性格。 美術部。蝶が好き。 死んだ家族が見えるのが悩みだったが、すでに慣れたらしい。 過去に感動した事柄の、気持ちや想いを忘れないように それをキャンバスに描こうと試行錯誤を繰り返す。 彼が絵にのめり込めば込むほど、世間との距離は確実に開いていく。 「どうせ僕には、自分が見ているものしか見ることが出来ないんだ。」 ○佐方麻衣 姉。すでに死亡。 お風呂好き。 優しいお姉ちゃん。 「何も言っちゃだめよ。出来るだけ静かに、そっとしましょう。 蝶を起こさないように」 ○佐方興輔 父親、すでに死亡。 本に名前を書くのがクセ。 ○佐方佳枝 母親。すでに死亡。 ○川澄藍子 アイ。幼なじみ。従姉妹。 恋人未満。いたづら娘。 読書家。本を貸してくるのはいいが、 ナオに「多分僕はフランス人の書く小説がだめなんだ。 一生フランス人とは仲良くなれないと思う。 彼らとは何もわかりあえない」と言われる始末。 ヒロインと思いきや… 「アハハハ」 ○川澄駿太郎 駿兄。川澄家の長男。従兄弟。 頭のいい変人。皮肉屋。 頼れる気がするお兄さん。 自分の哲学に忠実である。 ナオにモルフォ蝶の標本をプレゼントする。 「しかしこの家は気持ち悪いな。 きみの内蔵のなかにいるみたいだ」 ○伯父さんと伯母さん アイや駿兄の両親。 一人暮らしのナオのことを気にかけていて、養子にならないかと提案してくれる。 ○新井エミコ 教師。美術部顧問。美人。 休みがちなナオのことを気にかけていて、部活や学校に顔を出すよう説得しようとしてくれる。 ◆特徴(ややネタバレ) 全体的に、気持ち悪い(褒め言葉)。 読むと不快で、気分が悪くなります(褒め言葉)。 ああ胸くそ悪い!(褒め言葉) 一言で言えば主人公が徐々に己のおかしさを自覚し、静かに狂っていくお話。 一人称の文体ですが、ナオ君がドライな性格なのか淡々と文章は進みます。 ナオ君のアタマが常軌を逸してきても、 割りと重大なことが起きても、 淡々と進む文章のせいで読んでるコッチが不安になります。 マジキメェ。 前述の蝶のイラストが拍車を掛けます。 序章、一~十、終章の、全十二の区切り。 序章には空白に《序章》の文字が。 《一》は一匹の蝶のイラスト。 《二》は三匹に増え、 《三》では七匹。 章を追うごとに蝶は増え続け、覆い尽くし、 遂には《終章》は真っ黒…。 もはやトラウマである。 プシュケと言うだけあって、ギリシャ神話に詳しい人はあるいは楽しめるかもしれない。 鬱話が好きなら、純粋にこの気持ち悪さを楽しめるだろう。 一般的な泣きあり笑いあり萌えありのラノベ愛好家にとっては、どう考えても異物です。 自己責任でご判断ください。 ◆お約束 ナオ「追記・修正で、もっとネタバレしたほうがいいか迷ってるんだ」 駿兄「それは自分で決めることじゃないか? これを見てプシュケ読んでみようと思う奴なんて居ないんだから、 好きなように編集すればいい。 どうせアニヲタWikiなんか 多数派のWiki篭りと少数派のWiki篭りが揚げ足をとりあってるだけだからね。 他人の立てた項目なんかいちいち真に受けてたら、本当におかしくなるぞ。 本当は、僕の言葉だってそんなに大事に聞いてほしくないんだ」 ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #comment
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