BF-月影のカルート

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&font(#6495ED){登録日}:2012/10/13(土) 23:18:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#800080){極夜のダマスカス「ひゃーっはっはっはカルートォ?どうして&bold(){メインに3枚いる?}カルートォォ!」} &font(#808080){月影のカルート「&bold(){(メインデッキの枠の)}じゃまをするなっ!ダマスカスッ!」} &font(#800080){極夜のダマスカス「おまえは&bold(){制限だった}んだぞ?だめじゃないか!制限だったヤツが3枚積みじゃあァ!」} &font(#800080){極夜のダマスカス&bold(){「ピン差しじゃなきゃあァ!!」}} ……というネタはさておき #blockquote(){《BF-月影のカルート》 効果モンスター 星3/闇属性/鳥獣族/攻1400/守1000 (1):自分の「BF」モンスターが戦闘を行う ダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、 このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1400アップする。} **【概要】 BF-月影のカルートとは遊戯王OCGにおけるカードの一枚。 [[BF(ブラックフェザー)>BF(遊戯王OCG)]]のカテゴリに所属するモンスターの1つである。 かつてシンクロ環境を席巻した旋風BFでは[[疾風のゲイル>BF-疾風のゲイル(遊戯王OCG)]]と共に多くのプレイヤーから恐れられていた。 では、このBF-月影のカルート(以下カルートと表記)について解説しよう。 いわゆる「手札誘発」と言われる効果分類のカードであり、その名の通り手札から墓地に送って発動する。 効果自体も至ってシンプルで「BFの戦闘中のダメージステップ時に、そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで1400上げる」となっている。 かの[[オネスト]]のBF版と言えばわかりやすいだろう。 違いは「ダイレクトアタックにも使える」「攻撃力上昇値が固定」という点。   ダメージステップ中に攻撃力が1400も上がるのは馬鹿に出来ず、下級BFの攻撃力がダメージステップ中に倍近く上昇し、最上級モンスター顔負けの数字になるのは恐怖の一言。 この効果は[[シュラ>BF-蒼炎のシュラ]]やブラストと特に相性が良い。 貫通持ちのブラストの場合、裏守備のモンスターを撃ち抜かれて大ダメージを食らう。 シュラに使われると、切り札の大型を戦闘破壊された上、後続のBFを連れて来られてメインフェイズ2にはシンクロ・エクシーズに繋げてくる。 [[黒い旋風>黒い旋風(遊戯王OCG)]]で[[ゲイル>BF-疾風のゲイル(遊戯王OCG)]]ではなくカルートをサーチするのもよくある光景となっている。 入るデッキが全く違うのでややナンセンスではあるが、この手のパンプアップの代名詞である[[オネスト]]と性能と比べてみよう。 前述の通りオネストと違ってダイレクトアタックにも使えるので、詰めの局面のエンドカードにもできる。   カルートがオネストに勝っている点として、現状の禁止・制限下で&font(#ff0000){複数枚同時発動可能なカード}である事があげられるだろう。 一度に使うカルートの数が2枚なら2800、3枚で4200の攻撃力上昇が可能になる。 「エンドフェイズまで」という点もポイントでメイン2に攻撃力が2500どころか3000越えていくシュラなどをウィルスのエサになんて芸当も出来る。 なお、発動条件はどちらも「墓地に送る」こと。 そのため、マクロコスモスや[[ダーク・ロウ>M・HERO ダーク・ロウ]]を使われると「墓地に送られる代わりに除外される」ので、そもそも発動できなくなる。 そして、このカードのもう一つの強さとして1400という絶妙な攻撃力が挙げられる。 要するに、&font(#ff0000){シュラやブラストより低く、ゲイルやブリザードよりわずかに攻撃力が高く}、奈落にギリギリ落ちない。 BFのキーカードである[[黒い旋風>黒い旋風(遊戯王OCG)]]とは抜群のシナジーを生み出しており、 カルート召喚→ゲイルサーチ→3+3=6でノートゥングをシンクロ、という流れができる。 そこから手札のBFをさらに召喚し、旋風のサーチで展開していくのは今日のBFの王道パターン。 攻めに使いたいカードであるシュラやブラストからは旋風から手札に引っ張ってこれ、そのまま戦闘に使用可能。 普通なら事故要因になりやすいブリザードを筆頭としたチューナー達はカルートから旋風でサーチが出来ると至れり尽くせりである。   そんなカルートの変わった使い方では、シュラと[[ゼピュロス>BF-精鋭のゼピュロス(遊戯王OCG)]]のコンボがある。 シュラの効果でカルートをリクルートし、ゼピュロスの効果でカルートを手札に加えて相手の展開にプレッシャーを与えるなんて使い方もあったりする。 まあそんな面倒な真似しないでも、普通にカルートはギリギリでダークバースト対応の攻撃力なので墓地に行っても普通に使い回しは利く。 ついでに言っておくと[[BF-極北のブリザード]]の釣り上げに対応なので、ブリザードとカルートで[[カタストル>A・O・J カタストル]]や[[ライブラリアン>TG ハイパー・ライブラリアン]]を出せる。2016年現在ではチャンバライダーやソハヤなどに使うのが一般的。 と、そんな訳で「手札に居ようとフィールドに居ようと墓地に居ようと異常に使いやすいカード」と言う事で、カルートもゲイルと同じく制限カードの憂き目を見ることに。 2011年3月1日からは1枚しか使えなくなったため、結果的に旋風BFもかなり弱体化した。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){それでも環境デッキと殴り合ってそれなりに勝負になり、しっかり構築したらたまに勝てたりするあたりいまだにBFの爆発力は相当なモノはあるが。}}}   その後、2012年9月1日にはカルートが準制限にまで復帰し、ほんの少しBFに追い風が吹いたかもしれない。 ……結局入れ替わりでの[[ブリューナク>氷結界の龍 ブリューナク]]禁止で、カルートが制限だった時代と爆発力はトントンなのは秘密。 そして遂に翌年2013年3月1日には制限解除された。 規制されたBFの中では最も早くに帰って来たのが彼であった。 **【アニメでの活躍】 アニメでは案の定[[クロウ・ホーガン]]が使用したカードの一枚。 アニメでの活躍は基本的に手札から奇襲気味にBF達をパワーアップさせる事だけだった。 &font(#ff0000){つまり主要BFなのにソリッドヴィジョンがなかった}モンスターとしても有名だったりする。 なんだか悲しいカードの一枚でもあった。 **【余談】 TCGではあるカードが制限入りすると、それを弱体化させた調整版が登場するのが通例。 案の定カルートが制限入りする際にも「BF-極夜のダマスカス」というカードが登場した。 カルートの後任ということで星が同じで効果も似ているのだが、 &font(#ff0000){このダマスカスと言うカード、とても弱い。} 攻撃力上昇値がたった500しか無い上、ダマスカスとゲイルやブリザードと攻撃力がぴったり同じなので、仮にフィールドに出して旋風使うにもブリーズぐらいしかサーチしたいのがいない。 しかもカルートが準制限はおろか無制限に復帰したため、本当にダマスカスのメインに入る枠が消滅した。 ……[[ダマスカス、お前は今泣いていい。>カズマ(スクライド)]]   追記・修正は月影のカルートだけではなく、極夜のダマスカスも2枚以上積んでる人にお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんだかんだザビーネって愛されてるね(ネタで) -- 名無しさん (2013-08-19 00:26:59) - ページトップのが2枚から3枚になってるw -- 名無しさん (2013-08-19 00:39:05) - こいつに限らず、調整・弱体版カードのソス化は良く有るからな(天魔神とか女神とか) -- 名無しさん (2014-10-05 08:22:24) - ↑こいつというかダマスカスな -- 名無しさん (2014-10-05 08:23:07) - 黒本の流れワロタ -- 名無しさん (2014-12-23 19:26:13) - ダマスカスだけに騙されたんだな -- 名無しさん (2015-08-22 01:31:56) - カルートにデモチェ撃ちますね^^ -- 名無しさん (2015-12-28 10:30:41) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/10/13 Sat 23:18:26 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#800080){極夜のダマスカス「ひゃーっはっはっはカルートォ?どうして&bold(){メインに3枚いる?}カルートォォ!」} &font(#808080){月影のカルート「&bold(){(メインデッキの枠の)}じゃまをするなっ!ダマスカスッ!」} &font(#800080){極夜のダマスカス「おまえは&bold(){制限だった}んだぞ?だめじゃないか!制限だったヤツが3枚積みじゃあァ!」} &font(#800080){極夜のダマスカス&bold(){「ピン差しじゃなきゃあァ!!」}} ……というネタはさておき #blockquote(){《BF-月影のカルート》 効果モンスター 星3/闇属性/鳥獣族/攻1400/守1000 (1):自分の「BF」モンスターが戦闘を行う ダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、 このカードを手札から墓地へ送って発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1400アップする。} **【概要】 BF-月影のカルートとは遊戯王OCGにおけるカードの一枚。 [[BF(ブラックフェザー)>BF(遊戯王OCG)]]のカテゴリに所属するモンスターの1つである。 かつてシンクロ環境を席巻した旋風BFでは[[疾風のゲイル>BF-疾風のゲイル(遊戯王OCG)]]と共に多くのプレイヤーから恐れられていた。 では、このBF-月影のカルート(以下カルートと表記)について解説しよう。 いわゆる「手札誘発」と言われる効果分類のカードであり、その名の通り手札から墓地に送って発動する。 効果自体も至ってシンプルで「BFの戦闘中のダメージステップ時に、そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズまで1400上げる」となっている。 かの[[オネスト]]のBF版と言えばわかりやすいだろう。 違いは「ダイレクトアタックにも使える」「攻撃力上昇値が固定」という点。   ダメージステップ中に攻撃力が1400も上がるのは馬鹿に出来ず、下級BFの攻撃力がダメージステップ中に倍近く上昇し、最上級モンスター顔負けの数字になるのは恐怖の一言。 この効果は[[シュラ>BF-蒼炎のシュラ]]やブラストと特に相性が良い。 貫通持ちのブラストの場合、裏守備のモンスターを撃ち抜かれて大ダメージを食らう。 シュラに使われると、切り札の大型を戦闘破壊された上、後続のBFを連れて来られてメインフェイズ2にはシンクロ・エクシーズに繋げてくる。 [[黒い旋風>黒い旋風(遊戯王OCG)]]で[[ゲイル>BF-疾風のゲイル(遊戯王OCG)]]ではなくカルートをサーチするのもよくある光景となっている。 入るデッキが全く違うのでややナンセンスではあるが、この手のパンプアップの代名詞である[[オネスト]]と性能と比べてみよう。 前述の通りオネストと違ってダイレクトアタックにも使えるので、詰めの局面のエンドカードにもできる。   カルートがオネストに勝っている点として、現状の禁止・制限下で&font(#ff0000){複数枚同時発動可能なカード}である事があげられるだろう。 一度に使うカルートの数が2枚なら2800、3枚で4200の攻撃力上昇が可能になる。 「エンドフェイズまで」という点もポイントでメイン2に攻撃力が2500どころか3000越えていくシュラなどをウィルスのエサになんて芸当も出来る。 なお、発動条件はどちらも「墓地に送る」こと。 そのため、マクロコスモスや[[ダーク・ロウ>M・HERO ダーク・ロウ]]を使われると「墓地に送られる代わりに除外される」ので、そもそも発動できなくなる。 そして、このカードのもう一つの強さとして1400という絶妙な攻撃力が挙げられる。 要するに、&font(#ff0000){シュラやブラストより低く、ゲイルやブリザードよりわずかに攻撃力が高く}、奈落にギリギリ落ちない。 BFのキーカードである[[黒い旋風>黒い旋風(遊戯王OCG)]]とは抜群のシナジーを生み出しており、 カルート召喚→ゲイルサーチ→3+3=6でノートゥングをシンクロ、という流れができる。 そこから手札のBFをさらに召喚し、旋風のサーチで展開していくのは今日のBFの王道パターン。 攻めに使いたいカードであるシュラやブラストからは旋風から手札に引っ張ってこれ、そのまま戦闘に使用可能。 普通なら事故要因になりやすいブリザードを筆頭としたチューナー達はカルートから旋風でサーチが出来ると至れり尽くせりである。   そんなカルートの変わった使い方では、シュラと[[ゼピュロス>BF-精鋭のゼピュロス(遊戯王OCG)]]のコンボがある。 シュラの効果でカルートをリクルートし、ゼピュロスの効果でカルートを手札に加えて相手の展開にプレッシャーを与えるなんて使い方もあったりする。 まあそんな面倒な真似しないでも、普通にカルートはギリギリでダークバースト対応の攻撃力なので墓地に行っても普通に使い回しは利く。 ついでに言っておくと[[BF-極北のブリザード]]の釣り上げに対応なので、ブリザードとカルートで[[カタストル>A・O・J カタストル]]や[[ライブラリアン>TG ハイパー・ライブラリアン]]を出せる。2016年現在ではチャンバライダーやソハヤなどに使うのが一般的。 と、そんな訳で「手札に居ようとフィールドに居ようと墓地に居ようと異常に使いやすいカード」と言う事で、カルートもゲイルと同じく制限カードの憂き目を見ることに。 2011年3月1日からは1枚しか使えなくなったため、結果的に旋風BFもかなり弱体化した。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){それでも環境デッキと殴り合ってそれなりに勝負になり、しっかり構築したらたまに勝てたりするあたりいまだにBFの爆発力は相当なモノはあるが。}}}   その後、2012年9月1日にはカルートが準制限にまで復帰し、ほんの少しBFに追い風が吹いたかもしれない。 ……結局入れ替わりでの[[ブリューナク>氷結界の龍 ブリューナク]]禁止で、カルートが制限だった時代と爆発力はトントンなのは秘密。 そして遂に翌年2013年3月1日には制限解除された。 規制されたBFの中では最も早くに帰って来たのが彼であった。 **【アニメでの活躍】 アニメでは案の定[[クロウ・ホーガン]]が使用したカードの一枚。 アニメでの活躍は基本的に手札から奇襲気味にBF達をパワーアップさせる事だけだった。 &font(#ff0000){つまり主要BFなのにソリッドヴィジョンがなかった}モンスターとしても有名だったりする。 なんだか悲しいカードの一枚でもあった。 **【余談】 TCGではあるカードが制限入りすると、それを弱体化させた調整版が登場するのが通例。 案の定カルートが制限入りする際にも「BF-極夜のダマスカス」というカードが登場した。 カルートの後任ということで星が同じで効果も似ているのだが、 &font(#ff0000){このダマスカスと言うカード、とても弱い。} 攻撃力上昇値がたった500しか無い上、ダマスカスとゲイルやブリザードと攻撃力がぴったり同じなので、仮にフィールドに出して旋風使うにもブリーズぐらいしかサーチしたいのがいない。 しかもカルートが準制限はおろか無制限に復帰したため、本当にダマスカスのメインに入る枠が消滅した。 ……[[ダマスカス、お前は今泣いていい。>カズマ(スクライド)]]   追記・修正は月影のカルートだけではなく、極夜のダマスカスも2枚以上積んでる人にお願いします #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - なんだかんだザビーネって愛されてるね(ネタで) -- 名無しさん (2013-08-19 00:26:59) - ページトップのが2枚から3枚になってるw -- 名無しさん (2013-08-19 00:39:05) - こいつに限らず、調整・弱体版カードのソス化は良く有るからな(天魔神とか女神とか) -- 名無しさん (2014-10-05 08:22:24) - ↑こいつというかダマスカスな -- 名無しさん (2014-10-05 08:23:07) - 黒本の流れワロタ -- 名無しさん (2014-12-23 19:26:13) - ダマスカスだけに騙されたんだな -- 名無しさん (2015-08-22 01:31:56) - カルートにデモチェ撃ちますね^^ -- 名無しさん (2015-12-28 10:30:41) #comment #areaedit(end) }

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