ぷよぷよBOX

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/23(月) 23:34:25
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『ぷよぷよBOX』は、2000年12月21日に株式会社コンパイルより発売されたプレイステーション用ゲーム。
 


[概要]
本作は20世紀最後のぷよぷよにして、最後のコンパイル製ぷよぷよである。
『[[ぷよぷよ>ぷよぷよ(1992年版)]]』『[[ぷよぷよ通]]』『[[ぷよぷよSUN]]』『[[ぷよぷよ~ん]]』のルールを詰め込んだ、アニバーサリー系の先駆けとも言えるゲーム。
 


[ゲーム内容]
本作のゲームモードは、初代からぷよよんまでの4つのルールから選び対戦する&font(#ff0000){『ごちゃまぜぷよぷよ』}、RPGのようにゲームを進めつつぷよぷよで対戦する&font(#0000ff){『ぷよぷよクエスト』}、
メガドライブ版『ぷよぷよ』『ぷよぷよ通』を細部をアレンジし復刻した&font(#008000){『復刻盤』}が収録されている。

メインである『ごちゃまぜぷよぷよ』は基本的なルールはそれぞれの原典と同じだが、以下の違いがある。
・『初代』ルールにてnextぷよが二つあり、クイックターンも出来る
・『SUN』ルールにて太陽ぷよが日輪相殺後すぐに落下する
・『ぷよよん』ルールにて特技が選択式になり、ドリームキャスト版とゲームボーイカラー版を合わせたようなルールである

などがある。
また、この『ごちゃまぜぷよぷよ』は後のアニバーサリー系と違い、プレイヤー毎に違うルールで対戦出来るので、「初代ルール対SUNルール」などの対戦が出来る。
 


[登場キャラクター]
『ごちゃまぜぷよぷよ』には初代からぷよよんまでのキャラクターが全員登場する。
グラフィックは基本的に『通』の流用の為、連鎖カットインもなくボイスもアルル以外存在せず、プレイヤーは[[アルル>アルル・ナジャ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]]以外操作出来ない。

『SUN』以降に登場したキャラは新たにグラフィックが描き起こされており、
『通』以前から登場し『ぷよよん』にも登場しているキャラは既存グラフィックをベースに改変し再現している。
(ドラゴンについては通とぷよよんでは別物扱いである)

以下は本作にて初登場したキャラであるが、サキュバス以外は殆どが既存キャラの色違いである。
(カッコ内は基になったキャラ)

・サキュバス
・ドッペルゲンガーシェゾ([[シェゾ・ウィグィィ>シェゾ・ウィグィィ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]])
・ブラックキキーモラ([[キキーモラ>キキーモラ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]])
・ダークウィッチ([[ウィッチ>ウィッチ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]])
・ビーストドラコ([[ドラコケンタウロス>ドラコケンタウロス(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]])
・やきナスグレイブ([[ナスグレイブ>ナスグレイブ(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]])
・むほほ(のほほ)
・グレイウルフ(おおかみおとこ)
・バーニングソウル(ウィル・オー・ウィスプ)
・メロウ([[セリリ>セリリ/うろこさかなびと(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]])
・ウッドハンター(アーちゃん)
・つじぎりモール(サムライモール)
 


[問題点]
本作にはいくつかの問題点がある。

1.操作性があまり良くなく動きが重い
今までの作品に比べ、動きが重く操作しにくいという、&font(#ff0000){恐らく本作一の問題点である。}


2.落ちてくるぷよぷよの色に偏りがある
本作の大きな問題点その2。
致命的バグである。


3.メガドライブ版の移植が忠実ではない
メガドライブ版ではハードの制約上ボイスの音質が良くなく、音割れしていた。
本来ならオプションでBGMが一時停止する代わりに高音質に出来たが本作では&font(#ff0000){低音質しかない。}
しかも、初代ではウィッチと[[ハーピー>ハーピー(魔導物語・ぷよぷよシリーズ)]]がぷよぷよを消す際のエフェクトが何故かアルルと同じ普通のものになってたりなど、
何故か消されてしまった要素もある。


などがある。
本作でのボイスはMD版『通』の&font(#ff0000){低音質版がベース}の為&font(#ff0000){音割れが酷い。}
しかも、『通』の場合は本作と同じプレイステーションにて内容が充実している『ぷよぷよ通 決定盤』があるので、MD版『通』は&font(#ff0000){劣化版}でしかなく、
その上何故アーケード版を移植しなかったのか?という疑問もある。
 


[その他]
1998年にコンパイルは社長の放漫経営から経営破綻しており、
その際に[[ぷよぷよシリーズ]]及び『一度でもぷよぷよシリーズに登場した事がある魔導物語のキャラクター』の権利はセガが引き継いだ為、
今作のコピーライトにはセガの名前もある。
(セガに引き継がれて以降、コンパイルは期限付でぷよぷよシリーズを作る事が許されていた)

そして本作発売から一年後、コンパイルが存続する中でセガは単独で『みんなでぷよぷよ』をゲームボーイアドバンス用に開発・発売し、
セガ製ぷよぷよ第一号になるのであった。
 


[余談]
本作はコンパイル製としては最後のぷよぷよになったが、元々生産数が多くなかった事や不完全ながらもメガドライブ版の初代と通を収録している事、
そして初代から『ぷよよん』までのルールをまとめて遊べる事から中古市場では3000~5000円の間で販売されていた。
が、その後SUNとぷよよん以外のルールが収録されたアニバーサリー作品『[[ぷよぷよ!>ぷよぷよ! Puyopuyo 15th anniversary]](SUNは後の『ぷよぷよ!!』に収録された)』が発売された事、
2010年頃からメガドライブ版やアーケード版が当時とほぼ同じ内容でWiiのバーチャルコンソールで配信開始した事から、中古市場でも高くて1000円代まで落ち着いた。
 


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- 通を収録するならSFC版でもよかったと思う。  -- 名無しさん  (2015-02-08 00:51:17)
- ぷよぷよクエストでパンツ一丁で登場したシェゾ。戦う時のグラフィックまで裸という。  -- 名無しさん  (2020-07-21 14:42:57)
- フィーバー以降を否定するつもりはないけど、問題点さえなければ間違いなくコンパイルぷよ、ぷよぷよの魔導物語シリーズの有終の美を飾っていたと思う。  -- 名無しさん  (2020-12-07 21:14:15)
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