elf

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&font(#6495ED){登録日}:2009/12/03(木) 17:23:21
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株式会社エルフが保有する、アダルトゲーム初期の頃から存在する老舗ブランドの一つ。
名前の由来は妖精のエルフ。
姉妹ブランドに「シルキーズ」「BANANA shu-shu」「イエローピッグ」があるが、どれも現存していない。
(シルキーズは2014年にスタッフの大半が独立し、「シルキーズプラス」(株式会社ナイトウィンド)を立ち上げた。)


***概要

有限会社キララ(現[[F&C]])のブランド・フェアリーテールからの蛭田昌人と阿比留壽浩と金尾淳が独立する形で設立された。
会社設立は1989年で、アダルトゲームブランドとしては古参の部類に入る。

その年のうちに『ドラゴンナイト』を発売し、当時としては破格のゲーム性やグラフィックから一気に業界のスターダムへとのし上がった。
この作品はPCの普及がなかったなかでも7万本を超える売り上げを記録し、多数のハードに移植されている。

その後、同作のシリーズ化をはじめ、おやぢシリーズ、同級生シリーズ、『[[この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO]]』など、
エロゲをかじった者ならば誰もが耳にしたことのある数々の神ゲーを作り上げた。

「東のエルフ、西の[[アリス>アリスソフト]]」と当時は雑誌で喧伝され、実際にドラゴンナイトシリーズとランスシリーズが同時期に発売されるなど、
業界内でもずば抜けた二大巨頭として隆盛を誇った。

先進的なゲームを多く輩出した反面で、売り上げに伸び悩んだソフトもある。
「YU-NO」は最たる存在で、あの『鬼畜王ランス』と発売が同時期で話題を持って行かれ、売り上げ面では完全に水をあけられた。
(しかし、後に再評価され、2016年現在にいたるまで名の知られる作品となった。)
それでも多くの作品は当時の別のゲームハードに移植され、それがエルフの屋台骨を支えていた。















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次第に主力スタッフが辞めていき、また2000年以降はADVの泣きゲーなど、新しい風が吹き始めたことで、エルフには逆風気味に。
特に2000年の蛭田氏の退職の影響は大きく、過去作品のリメイク作品と、外部ライターとのコラボ作品が増えていった。

2002年には[[あかほりさとる]]氏をライターに据えた『らいむいろ戦奇譚 〜明治日本、乙女 防人ス。〜』が発売され、
テレビアニメ化やシリーズ化がされたものの、それまでのエルフとは異なる作風から評価は得られなかった。
 
さらに2004年には起死回生を狙ってか『[[下級生2]]』が発売されたものの、[[悪い意味で斬新な設定のメインヒロイン>柴門たまき]]や、
過去作品から進化していない古臭いシステムなども相まって、エルフの人気と地位が一気に落ちた。
それでもテレビアニメ化されたものの、そちらの作品も悪い意味で斬新な設定が追加され、ほとんどの人に見向きもされなかった。

ヌードメーカーとの共作もあったが、当時のブームとは異なる路線であったこともあって売り上げが伸びず、
どの客層を狙っているのか、というような迷走した企画だった(作品自体の評価は悪いわけではない)。

その後はリメイク等で何とか食いつないでいったが、それさえも「エルフの悪あがき」と言われる始末。
この時代はむしろ姉妹ブランドのシルキーズが奮闘していたが、
こちらも2006年発売の『愛姉妹 〜どっちにするの!!〜』の絶望的なクオリティで評価を地に落とした。

しかし、2008年に発売された『[[媚肉の香り〜ネトリネトラレヤリヤラレ〜]]』は非常に高い評価を受け、
以降は同作のシナリオを担当した土天冥海氏をメインに据え、凌辱・NTR系の作品を発表し、いずれもコアなファンを増やしている。
シルキーズも2007年に[[アレ>姫騎士アンジェリカ ~あなたって、本当に最低の屑だわ!~]]を発売して以降は、その系統の作品で人気を博している。

しかし、『ボクの彼女はガテン系/彼女がした事、僕がされた事/巨乳妻完全捕獲計画/ボクの妻がアイツに寝取られました。』以降の作品が
DL販売限定になるなど、相変わらず厳しい局面に立たされていた。
また、沈みかけた船から逃げるように、シルキーズは2014年にはelfのスタッフの含めてほとんどが独立し新会社を設立、「シルキーズプラス」を立ち上げた。
(シルキーズプラスは処女作『なないろリンカネーション』が萌えゲーアワードの準大賞に選出されるなど、好調なスタートを切っている。)

これがelfにとっての致命的な決定打となり、『麻呂の患者はガテン系3 完結編』をもってelfの活動は実質終了した。
公式発表はなされていないものの、上記作品のスタッフロールで歴代ファンへの感謝と、手がけてきた作品のリストが年表式で流されたことから、
いまのところ新作製作できる見込みがないのだと思われる。
最終的には3人でゲーム製作が行なわれていたというのが哀愁を誘う。

2016年3月31日、とうとう公式ホームページが閉鎖された。




***作品一覧

◆ドラゴンナイトシリーズ
〇ドラゴンナイト
〇ドラゴンナイトⅡ
〇ドラゴンナイトⅢ
〇ドラゴンナイトⅣ

◆FOXYシリーズ

◆DE・JAシリーズ

◆シャングリラシリーズ

◆同級生シリーズ
〇同級生
〇[[同級生2]]

◆下級生シリーズ
〇下級生
〇[[下級生2]]

◆メタル・アイシリーズ

◆おやぢシリーズ
〇[[遺作]]
〇[[臭作]]
〇[[鬼作]]

◆河原崎家の一族シリーズ

◆エルフオールスターズ脱衣雀シリーズ

◆あしたの雪之丞シリーズ
〇[[あしたの雪之丞]]
〇[[勝 あしたの雪之丞2]]

◆らいむいろシリーズ

〇ワーズ・ワース
〇野々村病院の人々
〇[[この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO]]
〇花と蛇
〇[[媚肉の香り~ネトリネトラレヤリヤラレ~>媚肉の香り〜ネトリネトラレヤリヤラレ〜]]
〇恋姫 K・O・I・H・I・M・E(※オリジナル版にあたる「恋姫 ~Mystic Princess~」はシルキーズより発売)





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- ドラゴンナイト4は本番が無いキャラが結構な数いるのやめて欲しかったわ…。  -- 名無しさん  (2018-12-16 02:20:15)
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