Victoria

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Victoria」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/03/06(火) 00:27:02
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◆概要
Victoriaとは、Paradox Interactiveから発売された歴史戦略シミュレーションである。
時代は産業革命・帝国主義全盛期〜第一次世界大戦で、工業化と植民地争いによる列強の競争を楽しめる。

文明国・非文明国という重要な要素があり、非文明国は文明国と比べて様々なペナルティがある。
具体的には乏しい研究力、外交力の低下、低品質な軍隊etc…。
また、非文明国からはいくら土地を奪っても悪い子と見なされない(併合は除く)。
因みに、この文明国とは欧州基準で近代化してるかどうかという意味である。
まあ時代が時代なので仕方ない。

拡張パックにRevolution(VicR)があり、無印とはかなりバランスが異なる。
と言うか無印でもパッチ毎にバランスが激変している。

◆主要国
・イギリス
言わずとしれた大英帝国のお嬢様。
世界最強の海軍力と、英領インドの圧倒的な人的資源で内政も軍事も充実。
少なくとも、序中盤においては敵となる国は皆無に等しい。
終盤こそアメリカ様や統一ドイツの猛追に脅かされるものの、それを振り切るだけの力がある。

・フランス
ナポレオン亡き落ち目のフランス。
土地が貧しかったり、人口増加率が低かったりと色々悲惨。
とは言え、人口はそれなりに豊富で工業化の威力はかなり大きい。
アフリカの植民地化もやりやすく、威信を稼ぎやすいのも特徴。
AIがやたらと好戦的で、隣接する国は片っ端から喧嘩を売る狂犬でもある。

・プロイセン
偉大なる第三帝国の前身プロイセン。
豊富な人口、肥沃な土地と伸びしろは欧州随一だが、強国に囲まれた立地条件がネック。
ドイツ統一が当面の目標で、イベントも豊富なので内容は相当に濃い。
統一を果たした暁には、大英帝国やアメリカ様をも凌ぐ工業力を手に入れる事が出来るだろう。

・オーストリア
崩壊の一途を辿る芸術の帝国オーストリア。
土地は貧しくはないが、人口増加率が低い。
多民族国家故に常に反乱の火種を抱えているのもネック。
だが、伸びしろはプロイセンと並びかなり多く、普墺戦争さえ乗り切れば超大国への道が開ける。

・オスマントルコ
手の施しようがない瀕死の重病人オスマントルコ。
列強各国が力を付けていくのとは裏腹に、唯一この国だけは正真正銘の下り坂である。
技術水準・識字率共に低く、特に識字率は非文明国と殆ど同レベル。
とは言え、主要文化であるアラビア圏の国は非文明国が殆どであり、切り取り放題なので勢力拡大はやりやすい。

・スペイン
太陽の沈みし帝国スペイン。
オスマン程ではないが、識字率が低い。序盤から反乱の火種も抱えているため、結構シビア。
おまけに貴族大国であるため、工業化に不向き。
実は初期の土地には木が存在せず、木製品を自前で生産できないという罠がある。
落ち目ではあるものの、人口はそれなりに多く、技術水準もそれなりなので列強上位を狙う事も十分可能。米西戦争が最大の山場か。

・ロシア
極寒の問題児ロシア帝国。
低い識字率、低い技術水準と近代化が遅れている。
しかし、中国・イギリスに次ぐ豊富な人口があり、工業化の威力が凄まじい。
国土が非常に広いため管理が面倒だが、介入主義の政党があるので思ったほどではない。

・アメリカ
世界最強の軍事大国アメリカ。
HoIではチートじみた超大国っぷりを発揮したが、Vicでは折り返し地点までは列強の一角と言ったところ。
米墨戦争、南北戦争と序盤からイベントが盛りだくさん。場合によってはお嬢様とも戦争になる可能性がある。
意外と人口が少ないのだが、新大陸ボーナスによって凄まじい数の移民が入ってくるためあまり問題ではないだろう。
なお、最初から民主制であるため、自由に政権与党選ぶことが出来ない。

・イタリア
みんなご存じパスタの国イタリア。
グランドキャンペーンではまだ統一されてないため、イタリア諸国家から選ぶ。
ヘタリアだのパスタだの散々な言われようだが、イタリア半島自体はかなり肥沃で高いポテンシャルを持つ。
欧州随一の工業大国となるのも夢ではなく、かなりやりがいのある国と言える。

・日本
我らが極東の島国大日本帝国。
非文明国とは思えないほど識字率が高く、土地はやたらと肥沃で、人口もかなり多い。
極めつけに、それなりに早い時期に明治維新による文明国化が約束されており、非常に高いポテンシャルを持っている。
目と鼻の先には切り取り放題のアジアがあり、目標を定めやすい。
石油・ゴムを自前で調達できないのが最大の欠点。

・中国
アジアの眠れる獅子中国。
低すぎる識字率、後進国な技術水準と引き替えに、他の国とは明らかに一線を画した膨大な人口が特徴。
一度文明化してしまえば、凄まじい人口によって大英帝国やアメリカも真っ青の圧倒的国力を得られる。
AIでは大抵、列強やプレイヤーの草刈り場と化している。
圧倒的人口が強すぎるため、中国大陸を切り取らないという方針は一種の縛りプレイにもなる。

その他様々な国で、と言うかこの時代に存在したほぼ全ての国家でプレイが可能。
腕次第では、アフリカの弱小国家を列強の一角に数えられる強国へと変貌させることも出来る…かもしれない。

◆Victoriaの要素
Victoriaの特徴の一つに、文明国・非文明国というものがある。
冒頭でも書いたが、欧州基準で近代化してるか否かというもの。
非文明国だと、
・外交点・研究点が少ない
・税収が少ない
・質の悪い非正規軍しか作れない
・その他etc
など、様々なペナルティがある。
その為、非文明国はまずは文明化するのが当面の目標となるだろう。
文明化の条件は二通りあり、イベントによる文明化と自力での文明化である。
イベントによる文明化は日本・中国・ペルシア・インド諸国に設定されており、その他の国は自力での文明化となる。
自力による文明化は、威信・工業力・軍事力を一定以上稼ぐ事が条件。
条件を満たすとイベントが発生し、晴れて文明国の仲間入りを果たす。

パラドゲーおなじみのBBR(Bad Boy Rate)も健在。
BBRが高いと敵視されやすくなり、取引にもペナルティがかかる。
主に領土のやりとりで増減していくのだが、冒頭でも書いたが、今作では文明国にとんでもない特権がある。
それは、「文明国は非文明国の土地をいくら切り取ってもBBRが増えない」というもの。
…まあ帝国主義だし仕方ない。
ただし、併合するとBBRが増加してしまう。増加量は併合する領土の数に比例する。
なお、非文明国が非文明国の領土を切り取るとBBRが増加する。理不尽だ…

文明国から領土を分捕るとBBRが増加する。侵略戦争の場合は倍プッシュ。
ただし、自国の中核州(領有する権利があるとされる領土)であればいくら分捕ってもBBRは増えない。
なので、他国に中核州がある国は序盤の目標を定めやすいだろう。


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