OLYMPUS E-30

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OLYMPUS E-30」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/02/04(金) 11:52:54
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E-30はオリンパスから2008年12月に発売された、フォーサーズ規格のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラである。オリンパスのデジタル一眼レフカメラとしては初めての中級機種になる。

・主な仕様
撮像素子:4/3型ハイスピードLiveMosセンサー
有効画素数:約1230万画素
測距点:11点
連続撮影:約5コマ/秒
ISO感度:100-3200
手ブレ補正:ボディ内手ブレ補正、シャッタースピードで最大5段分
ファインダー:視野率約98%・倍率1.02倍
液晶モニター:2軸回転バリアングル方式2.7型・23万画素
本体サイズ:141.5(W)×107.5(H)×75(D)mm
重量:約655g
E-30の特徴として、初めて撮影モードにアートフィルターが搭載された点が挙げられる。
アートフィルターは撮影時に画像にエフェクトをかける機能である。具体的にはポップアートならば彩度を強め、ライトトーンならばシャドー部もハイライト部もコントラストを抑える、といった効果がある。
発売当初は撮影時にあらかじめどのフィルターを使うか決めておく必要があったが、後に編集ソフトのアップデートで撮影後に効果が付け足せるようになった。
また撮影時にアスペクト比を変更できる機能があり、4:3、3:2、16:9、6:6、5:4、7:6、6:5、7:5、3:4 の9種類から選ぶことができる。
ファインダーはフォーサーズ規格のカメラとしては見やすいほうであり、APS-Cサイズ機のファインダーとほぼ同等である。
ハイパークリスタルU採用の液晶モニターは23万画素と同時期のカメラよりも少ないが、使用上の大きな差異はない。
しかし実際の画像よりも発色豊かに表示される傾向があり、注意が必要である。

E-30は中級機として発売されたが、アートフィルターやオリンパスが得意とするダストリダクション機能の信頼性以外の点での判り易い特徴がなかった。
その一方で同時期の競合相手となるニコンのD90やD300、キヤノンのEOS 50Dと比較すると高感度撮影や画素数、動画機能の有無等で劣って場合が多く、新規のオリンパスユーザーを獲得するに至らず、売り上げは伸びなかった。
またこの時期を境目にオリンパスはPENシリーズのマイクロフォーサーズの開発に力を入れるようになり、フォーサーズ規格の市場は縮小していくようになった。
E-30発売後に日本で発売されたフォーサーズのカメラはE-620とE-5のみである。


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