登録日:2009/09/17(木) 14:13:17
更新日:2023/12/21 Thu 08:34:39
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To Nobles
Welcome to the Earth
ACfAに登場する反体制組織。
ORCAの読みはオルカでシャチを指す。
十二機(+一機)もの
ネクストACや複数の小型
アームズ・フォート「ジェット」、衛星軌道掃射砲「エーレンベルク」を所持するなど企業にも劣らない戦力を保持する。
一部の企業から秘密裏に支援を受けているとも言われるが詳細は不明。
プロトタイプネクスト改良機「“ARETHA”」は
オーメルの所有物だったり、月輪のアサルトキャノンは
トーラスの実験兵器だったり。
また、旧
レイレナード社の技術者はオーメルとトーラスに吸収されたり他。
ここからは各員の
フロム脳で
劇中ではクローズ・プランと称して、汚染された地上から避難する為に建造された超巨大航空機クレイドル、そのエネルギー源である施設アルテリアに対する攻撃などを行った。
その行動から企業支配に対する革命的な作戦であると思われていたが…。
ACfAには企業連ルート、ORCAルート、虐殺ルートと呼ばれる三つのルートがあり、ORCAルートに入ることで彼らの真意を知ることができる。
■メンバー
●マクシミリアン・テルミドール
旅団長。熱っぽい扇動家であり、諦観者であり、ロマンチストでもある。複雑な、あるいは分裂した男
突如として企業連に対して宣戦布告し、クローズ・プランを先導する。
プレイヤーには照美とか輝美とか略される。
乗機はレイレナードの逆間接機体ALICIAをベースにした「アンサング」
●
ネオニダス
ORCA旅団「最初の五人」の一人。
『銀翁』の二つ名を持つ。
乗機は「月輪(がちりん)」。トーラスの実験兵装アサルトキャノンを装備した重量機体。
おまけに大概搭乗リンクスと同じになっているアーキテクト名が「トーラス」…どういうことだ。
●ジュリアス・エメリー
ORCAの紅一点であり最初の五人の一人。
かつて
アスピナ機関でジョシュア・オブライエンの再来と呼ばれた。
リンクス戦争末期にレイレナードに合流。
乗機は「アステリズム」
●
オールドキング
機体名はリザ。
通称「古王」。
かつて武装勢力リリアナを率いていた。
来る者拒まずな
ラインアークからも放逐された過激な思想の持ち主。確信的な異端者。
企業連ルートではクレイドルに直接攻撃を仕掛けるも防衛に向かった主人公により撃破される。
足場が悪く、背景のせいか敵を目視しにくいステージで機動力を活かして飛び回るため非常に戦いにくい。
虐殺ルートでは主人公と共にクレイドルに直接攻撃を行い、鼻歌交じりに一億人を死に追いやる。
ちなみに虐殺ルートでの台詞からMADではよく
ゲイヴンになっている。
●
真改
機体名はスプリットムーン。
ORCA最初の五人の一人。寡黙で目立たない。作中での台詞も二言だけ。
レイレナード正規リンクス唯一の生き残り。盟友
アンジェの形見であるブレード・ムーンライトを使う。
企業連ルートではラスボスの一人として登場。
追加ブースタを使ったスピードと高威力のブレードが脅威。
●
ヴァオー
メルツェルに見出されてORCAに参加。以降は彼に従っている。
乗機「グレディッツィア」は
ガチタンの両背中と左腕にガトリングを装備した機体。瞬間火力は凄まじいものがある。
背部のガトリング砲はGAが開発段階でお蔵入りにしたという試作パーツ。
ちなみにとっつきを格納しているがそれのせいで重量過多。
●
メルツェル
ORCA最初の五人の一人にして副団長。企業の後ろ盾を得てクローズ・プランの準備を進めた若き謀略家。
リンクスとしてはさほど優秀でもなく、旅団の参謀を務める。
乗機は重量二脚機体「オープニング」
●トーティエント
過去にカラードで一桁のランクを持っていたリンクス。
自らの死期を悟りORCAに合流した。
アサルトアーマーと高威力のブレードを軸にした独特なネクスト「グレイグルーム」を駆る。
●
PQ
重量逆間接機体「鎧土竜」を操るリンクス。
ゲリラ掃討で名を挙げたとされる。
高威力かつ垂直軌道で回避しにくいコジマミサイルを使う。
鎧土竜は彼のペットから取った名前らしい。
エンブレムも鎧土竜。
●
ハリ
カラードランク10位でありながらORCAに身を置く獅子心中の虫。
ロシア語で赤を意味する乗機「クラースナヤ」はハリの特異なAMS適性に合わせた短期決戦仕様。
小説「ARMORED CORE for Embrasure」の主人公でもある。
だからと言って優遇されてるかと言えばそんなことはなく、ORCAのメンバーの中で唯一どのルートでもストーリーに絡まない。が、カーパルス防衛の防衛部隊瞬殺の時に居た可能性も。理由は事態の真相に気づかない、かなりの短時間、など。
各自20秒足らずでフロム脳を展開せよ。
乗機「ビッグバレル」には狙撃武器以外にもコジマキャノンを搭載しており不用意に接近すると瞬殺されることになるので注意。
ビッグバレルをぶっぱでズガン。
●
ラスター18
ORCAランク最下位ながらカラード上位ランカー並の実力を持つ中年リンクス。
乗機「フェラムソリドス」は重量機体にPA整波装置を装備した頑丈な機体。
バズーカとプラズマライフルの威力も高い。
劇中でORCA旅団の名が出てくる前に主人公と交戦、戦死するのでよくわからんイレギュラー程度の認識しか持たれなかったりする。
■各ルートでの動向など(ネタバレ含む)
●企業連ルート
突如としてクローズ・プランを発動しアルテリア施設を強襲。
主人公が防衛したカーパルス以外のほとんどの制圧に成功する。
その後は企業側の物量に押されるが裏取引によって企業はORCAを黙認することを決める。
邪魔のなくなったORCAは最大規模のアルテリア「クラニアム」を攻めるがカラードに従わず、独自に動いたカラード三位
ウィン・D・ファンションと主人公によってテルミドールを失い瓦解する。
●ORCAルート
旅団の真の目的が、かつて宇宙開発が始まった時に企業が他企業に先んじる為に成層圏に展開した無差別攻撃を行う自律兵器「アサルト・セル」の除去であることが明らかになる。
このままではコジマ汚染はいずれクレイドルをも侵す。そうなれば人類は死滅してしまう。
そうなる前に、クレイドルを落とす、すなわち現人類の大半が死ぬとしてもアルテリアのエネルギーを使ってエーレンベルクを起動させアサルトセルを破壊しなければならないというのがORCAの考えであり、レイレナードの遺志でもあるということを知ることができるルート。
自分では勝てないと悟っていたテルミドールは主人公に「人類の未来を君に託す」とメッセージを遺しカラードのリンクスと戦い戦死。
遺志を継いだ主人公はウィン・D・ファンションを倒しアルテリア・クラニアムを制圧。
エーレンベルクを起動させアサルトセルを除去し、クレイドルの崩壊と引き換えに人類の未来を切り開く。
●虐殺ルート
革命には大量虐殺が必要という
オールドキングに賛同しクレイドルを直接攻撃。一億人を殺す。
その後、企業連の罠でカラード上位四人と戦うもこれを撃破。
他のクレイドルも落とし「人類種の天敵」とまで呼ばれ、
史上最も多くの人間を殺した個人として歴史に名を残すことになる。
企業ルートとORCAルートは、今を生きる人々と人類の未来、どちらを守るかをプレイヤーが選択することになる。
どちらが正しいのかはそれぞれが判断してもらいたい。
更なるネタバレ
テルミドールの正体はカラードのランク一位、
オッツダルヴァ。
ORCAルート最終ミッションのハードではオッツダルヴァとして主人公の前に最後の敵として立ち塞がる。
この理由には諸説あるがやはりというかフロムソフトウェアからの説明はない。
フロム脳の使いどころである。
- ORACルート後でも旅団は滅んだんだろうな。ただアサルトセル一掃の目的は果たしたし、ORCAが切り開いた道を人類は歩んで行くんだろう(そして残された者たちがVへ) -- 名無しさん (2015-09-21 17:40:51)
- 月輪とアルテリズムもV.Iキット化しないかなぁ、7年前のゲームだし無理か -- 名無しさん (2015-09-21 18:26:33)