VWXYZ(遊戯王)

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VWXYZ(遊戯王) - (2017/08/24 (木) 22:42:39) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/12/24(金) 18:22:51
更新日:2024/03/03 Sun 23:57:04
所要時間:約 7 分で読めます




「VWXYZ」とは、遊戯王OCGに登場するカード群の総称、及びそれらを用いたデッキコンセプトの名称。

この「VWXYZ」は、モンスターの名称やカテゴリーではなく、該当するモンスターの頭文字を繋げたものである。

なお、読み方は「ブイダブリュー(ry」ではなく「ヴィトゥズィ」である。VtoZ。



・各カード紹介


  • X-ヘッド・キャノン
☆4/光/機械/攻1800/守1500
強力なキャノン砲を装備した、合体能力を持つモンスター。
合体と分離を駆使して様々な攻撃を繰り出す。

記念すべきVWXYZ最初の一体目。
初登場は「ユニオンの降臨」
攻撃力が高く、効果の無いシンプルなアタッカー。それ故か、VWXYZ以外でも声がかかる事がある。
なんで最初が「X」なのかって?社長に聞いて下さい。


  • Y-ドラゴン・ヘッド
☆4/光/機械/攻1500/守1600
二番目のVWXYZにして、初のユニオンモンスター。初登場はXと同じ。
効果はXへのユニオン。
攻守共に頼り無いが、その真価はXと合体する事にある。Xに装備する事で攻守の補強と一時的な破壊耐性を付加出来る。


  • Z-メタル・キャタピラー
☆4/光/機械/攻1500/守1300
三体目の(ry
初登場はX、Yと(ry
効果はXかYへのユニオン。
Y以上に脆い為、出したら即合体させたい。その分、合体後の補正値はY以上。


  • V-タイガー・ジェット
☆4/光/機械/攻1600/守1800
空中戦を得意とする、合体能力を持つモンスター。
合体と分離を駆使して立体的な攻撃を繰り出す。

四番目にて漸く登場したV。
初登場は「ELEMENTAL ENERGY」
Xの攻守の数値が逆になっており、やや中途半端になってしまった。
虎なのは「カッコイイからだ!!」


  • W-ウィング・カタパルト
☆4/光/機械/攻1300/守1500
V共々登場した最後のVWXYZ。
効果はVへのユn(rY
攻守はZの逆。リクルーターに殴り負けする程度の為、やはり出したら素早く合体させたい。しかし、合体してもサイバー・ドラゴンにすら勝てない。


以下、合体形態


各種合体形態には以下の共通テキストが存在する

「***」+「***」(+「***」)
自分フィールドの上記のカードを除外した場合のみ、
エクストラデッキから特殊召喚できる
(「融合」は必要としない)。
※第9期テキストに準ずる


  • XY-ドラゴン・キャノン
☆6/光/機械/攻2200/守1900
XとYの合体形態。
手札1枚をコストに表側の魔法・罠を除去が可能だが、やや使い勝手に欠ける。
尚、蘇生は不可能だが、除外からの帰還なら可能である。


  • YZ-キャタピラー・ドラゴン
☆6/光/機械/攻2100/守2200
YとZの合体け(rY
手札1枚をコストに裏側モンスターを除去する。
使い勝手は割りと良好だが、ステータスには不安が残る。
因みに、OCGオリジナル。


  • XZ-キャタピラー・キャノン
☆6/光/機械/攻2400/守2100
XとZの合た(rY
手札1枚をコストにした伏せ除去効果を持つ。フリーチェーンされても泣かない。そんな時はアロマの香りを漂わせよう。
こっちもOCGオリg(rY
戦車


  • XYZ-ドラゴン・キャノン
☆8/光/機械/攻2800/守2600
X、Y、Zの三体合体した姿。
手札1枚をコストに相手フィールドのカード1枚破壊できる。
手札さえあれば1ターンに複数回発動出来る。
モンスターフィギュアコレクション Volume 3にも登場。DUEL TERMINALでスキャンすると専用デッキが出現する。


  • VW-タイガー・カタパルト
☆6/光/機械/攻2000/守2100
VとWが(rY
手札1枚をコストに相手の表示形式を変更する。
エネコンや月の書で事足りるが、リバース効果を封じつつ裏側を表側出来るのが利点。
ステータスに不安が残るので、すぐに合体させるか防御手段は欲しい。


  • VWXYZ-ドラゴン・カタパルト・キャノン
星8/光属性/機械族/攻3000/守2800
VWXYZ最強にして最後の形態。
1ターンに1度、相手カードを除外し、攻撃対象の表示形式を(リバースを封じつつ)変更する効果を持つ。
強力な効果を持つが、合体には合体した上で更に合体する必要があるので、ディスアドバンテージが凄まじい。
ディスアドバンテージを軽減しつつ、素早く出していきたい。
また、奈落の落とし穴等で除去されない用に注意。
パッと見、カッコいいが、腕が……。




GX以降ほとんど音沙汰がなかったが、2016年6月発売の海馬社長のストラクチャーデッキにて以下の新顔が続々と登場。
これまでと違い合体前のモンスターは三体ともユニオンであり、攻撃力上昇がない代わりに場から墓地に送られた場合に発動する効果を持っている。
既存のユニオンは一体のモンスターに一体しか装備出来なかったが、ここで収録された新規ユニオンはその縛りが撤廃されている点も特徴。
また、このストラクでの再録に伴い新規カードとの効果の混同を防ぐためか環境のインフレに合わせたためか、YとZの破壊耐性と上記の装備限度枚数に関してエラッタされた。
トーナメントパックにて再録されるWについても同様のエラッタが施される模様。
今後、ABCの二体合体は出るのだろうか。


  • A-アサルト・コア
☆4/光/機械/攻1900/守200
機械族・光属性対象へのユニオンと装備モンスターへのモンスター効果耐性。
フィールドから墓地へ送られた場合に他のユニオンモンスターをサルベージ。
さり気にXを上回る攻撃力持ち。


  • B-バスター・ドレイク
☆4/光/機械/攻1500/守1800
機械族・光属性へのユニオンと装備モンスターへの魔法耐性。
フィールドから墓地へ送られた場合にデッキからユニオンモンスターサーチ。


  • C-クラッシュ・ワイバーン
☆4/光/機械/攻1200/守2000
機械族・光属性へのユニオンと装備モンスターへの罠耐性。
フィールドから墓地へ送られた場合に手札からユニオンモンスターを特殊召喚。
こちらは合体前最大守備力を更新。


  • ABC-ドラゴン・バスター
☆8/光/機械/攻3000/守2800
A、B、Cの三体合体した姿で、墓地のA、B、Cを除外して特殊召喚も出来る。
1ターンに1度、手札1枚をコストにフリーチェーンの除外効果と、
相手ターンにリリースする事で除外されている機械族・光属性のユニオン3種類を特殊召喚する効果を持つ。
使い勝手の良い効果を複数持ち、環境でも活躍している。
自主退場しつつ、フィールドにモンスターを3体残せる事からリンク召喚との相性も良い。

  • AtoZードラゴン・バスターキャノン
☆10/光/機械/攻4000/守4000
ABCとXYZの合体した姿。
手札1枚をコストに相手のモンスター効果・魔法・罠の発動を無効にして破壊する制圧型。
しかも除外する事でABCとXYZに分離するオープンゲット持ち。
「AtoZ」で全てと言う意味になるのでおそらく真の最終形態なのだろう。
VW「」
\マキシマムドライブ/

  • ユニオン格納庫
発動時の効果処理として、デッキから機械族・光属性のユニオンモンスター1体をサーチ出来るフィールド魔法。
1ターンに1度、自分フィールドに機械族・光属性のユニオンモンスターが召喚・特殊召喚された場合、そのモンスターに装備可能でカード名が異なる機械族・光属性のユニオンモンスター1体をデッキから選んで装備させられる。
この効果で装備したユニオンモンスターはこのターン特殊召喚できないが、展開とデッキ圧縮を兼ねられる。
強力なカードだがXとVには対応していないのがなんとも歯痒い。
名前的に万丈目の《異次元格納庫》を意識していると思われる。
あまりにも便利すぎたため2017年早々に制限入りを果たした。しかし7月になって準制限になった。テラフォも準制限になったが、罠版終焉の地こと「メタバース」も登場しているため実質7枚体制。
ストラクチャーデッキを複数買ってデッキを組む際には投入枚数に注意しよう。

  • スクランブル・ユニオン
除外されている自分の機械族・光属性の通常モンスターまたはユニオンモンスターを3体まで特殊召喚する通常罠。
禁止になった《異次元からの帰還》の代わりになる展開の要。
墓地に送られたターンには発動出来ないが、墓地から除外する事で除外されている自分の機械族・光属性の通常モンスターまたはユニオンモンスター1体を手札に戻す事も出来る。



・関連カード


  • ゲートガーディアン
元祖合体モンスター。
某衝動ガンダムは関係無い。


ATMの合体モンスター。
合体前の面影が感じられない程に複雑な合体をしている。というか3体のモンスターが全身バラバラになって合体する。多分下手なプラモよりパーツ数が多い。
機械族ではない。
カッコイイ。


  • マシンナーズ・フォース
マシンナーズの合体モンスター。



・デッキ構築

除外して合体する為、帰還系カードは必須。
「マシンナーズ・ピースキーパー」「ゲットライド!」「機甲部隊の最前線」等の機械族サポートも非常に有用。

ユニオンモンスターが増えたことにより「前線基地」の使いやすさも格段に上がった。
状況次第では「ギアギガントX」をエクシーズ召喚し、新たな機械族をサーチしていくのも意識しよう。

ユニオンサポートに対応していないXとVを採用する場合は「予想GUY」などを組み込むことで多少は事故率を抑えることが出来る。
「レスキューラビット」から呼び出した二体に「融合識別」を二枚使用するとVWXYZを召喚することも出来たりするので参考程度に。



・アニメでの活躍

DMにおいては原作同様に海馬社長がX、Y、Zの三体をオベリスク召喚の布石として使用。
三体合体のモンスターなので三体分の生贄に出来るという納得出来るような出来ないような理屈だった。
恐らくは遊戯の磁石の戦士に対抗したのではないかと思われる。

GXではこれまたライバルキャラの万丈目がVとWを追加する形で使用。
おジャマと組み合わせる形で様々なデュエルで登場したが残念ながらほぼ負け戦。
アモン戦での無駄に気合の入った五重合体シーンは必見。

OCG同様長らく登場しなかったが、ARC-Vにて再登場。
融合次元の遊勝塾の生徒である兄弟のうち兄がVとWを、弟がXとYとZをそれぞれ使用した。
連携プレイでVWXYZを召喚したものの除外効果が仇になりユーリスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンに葬り去られた。



追記・編集はグレート合体を成功させてからお願いします

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