skullgirls

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skullgirls - (2019/06/11 (火) 22:44:03) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/04/12(木) 00:36:33
更新日:2024/03/16 Sat 11:00:27
所要時間:約 5 分で読めます




skullgirls(スカルガールズ)とは、
RevergeLabが開発した米国発のPS3/XBOX360用2D対戦格闘ゲームである。

現在PSNとXBLAにてそれぞれダウンロード販売と体験版(注:ゲーム中の表示は全て英語)を配信中。購入に海外タグが必須である。
最近PC版の開発が決まり、steamなどでの配信が予定されている。


基本的なシステムはマヴカプなど「VS.」シリーズに、作中の雰囲気はヴァンパイアシリーズに近いコンボゲーだが、
  • アシストを交えた中下段同時攻撃がガード可能
  • 永パが発生した場合これをシステムが察知し、「ギルティギア」シリーズにおけるバーストを発動
などの要素によって差別化できるだろう。

他にも、
  • 日本のアニメ調と米国のカートゥーンが調和した独特なキャラクターデザイン
  • キャラクターのモーション、エフェクトにはドット絵ではなく全て手書きのアニメーションを使用する
など、ビジュアル面での強いこだわりが見受けられる。
各キャラクターのカラーバリエーションには日米のアニメ・漫画・ゲームキャラを模したカラーリングも多数用意されている。
また、音楽には山根ミチル氏を起用。本作のダークな世界観に合ったジャズ風に仕上がっている。
悪魔城そのまんまじゃねーかとか言うな。


アークシステムワークスが『スカルガールズ 2ndアンコール』としてPS4およびVitaで発売する事が決定。
2016年3月10日発売予定だったが、現在は16年4月14日発売となった。

日本語吹き替え版が付いており、勿論英語版と切り替えが可能。



◆プレイアブルキャラクター

  • フィリア
CV:竹達彩奈
ごく普通の女学生だったが、ある日気が付くと、
頭には粗暴な性格の寄生生物サムソンが髪の毛と一体化しており、そのせいか記憶をなくしていた不憫系女子。
頼るもののない彼女はサムソン(CV:近藤隆)と共に、純粋な乙女の願いを叶えるというスカルハートを求めて戦う。
飛び道具こそないが、突進・昇龍ともに高性能で癖が少ない主人公キャラ。
エディとかミリアとか言うなよ?

  • セレベラ
CV:行成とあ
サーカス団で働く曲芸師の女の子。
巨大な腕が生えた帽子のような生体兵器バイス・バーサを唯一操ることができ、
その高い身体能力から興行のない時に限り育ての親であるマフィアの用心棒としての顔もある。
ポチョムキンのように打撃も強いパワー系の投げキャラ。


  • ピーコック
CV:金田朋子
孤児だったが奴隷商人によって体をズタズタに切り刻まれ、
研究施設で埋められた生体兵器アーガスによって体を繋ぎとめている少女。
ディ〇ニー世界の住人みたいな見た目に反し、性格は粗暴。
その荒んだ心の内面に残虐性と子供っぽさを両立させ、アニメとおもちゃへの執着が彼女をスカルハートへと駆り立てていく。
バスターソードとか封炎剣とか「ロードローラーだッ!」とか出す飛び道具系イロモノ要員。


  • パラソール
CV:田中理恵
本作の舞台であるキャノピー王国の王女。
王家直属特殊部隊ブラック・イーグリッツの優秀な指揮官でもある。
スカルハートの実態を知る数少ない人間であり、彼女の母、
つまりキャノピー王国の女王ナンシーはスカルハートに願ったために怪物化し消滅した。
再び現れたスカルハートを破壊するため部隊を率い、生きた傘クレイグを振るう。
趣味はアニメ「星の少女アニー」をこっそり見ること。
設置と画面外からの攻撃で削る溜めキャラ。単体での火力も高い。


  • ミス・フォーチュン
CV:花澤香菜
本名ナディア・フォーチュン。ネコミミ褐色。
かつてダゴニアン(半魚人)の盗賊団に所属し、
盗品を貧しい人に分け与える義賊だったが、ある時マフィアから神秘の宝石ライフジェムを盗み損ねる。
仲間は皆殺され、彼女自身もとっさにライフジェムを飲み込んだまま五体をもがれ、
そのまま死亡したかに思われたが体内のライフジェムの力により不死身の肉体を得ていた。

現在はリトル・インスマス地区に潜伏し復讐の機会を伺っている。
火力こそ低いが高い機動力を活かし、切り離した頭と発生の早い体側での固めが強いラッシュキャラ。
ゆっくりしていってね!!


  • ロボ・フォーチュン
CV:花澤香菜
あのミス・フォーチュンがメカ娘になって帰ってきた!
……というのはウソ。ラボ0の研究者ブレイン・ドレイン(ペインホイールを創ったのと同じ人)の手によって製造された対スカルガール用アンドロイド。ぽんこつ。


機動力ではオリジナルに劣るものの、複数射出できる頭部ユニットや各種ビーム兵器での遠距離攻撃を得意とする迎撃タイプ。



  • ペインホイール
CV:橘田いずみ
かつてフィリアと同じ女学生だったが誘拐、監禁、洗脳
生体兵器ガエ・ボルガの移植手術を経て、まるで別人のように凶暴な性格になってしまった。
時折フラッシュバックのように戻る本来の優しい心と植え付けられた殺人衝動が衝突を繰り返し、彼女を苦しめ続けている。
背中から伸びる風車のような刃が特徴。
火力の高いパワーキャラ。


  • ダブル
CV:中恵光城
正体不明。常に姿が変動し続ける不定形の怪物。
スカルハートにもっとも近く、それにまつわる者のあらゆる行動を管理している存在。
普段は修道女の姿を取り、教会で懺悔を聞いたり墓地の管理などをしている。
スパWのセス的なポジション。本作の開発にコナミが協力しているせいか堂々とグラディウスパロをやってのけた大物。
他キャラに変身して戦うが、使い回しではなく彼女(?)固有のモーションも多い。


  • ヴァレンタイン
CV:今井麻美
かつてスカルハートを止める特殊部隊ラストホープに所属していたが
現スカルガール・ブラッディマリーによって部隊は壊滅、現在は逆に推し進める位置にいるナース忍者。
フィリアやペインホイールの人体改造にも関わっている。
本人は改造や寄生の類は全くない、完全な生身で戦う珍しいキャラ。
立ち姿がまんま不知火舞。カラバリによっては乳首絆創膏もあるよ!
チーム戦では味方を蘇生させる超必殺を持つが、使用機会があまりない。
またコンボのダメージが安く、その割りに相手にゲージを与えてしまうので、相対的に弱キャラ候補である。


  • スクィグリー
CV:沢城みゆき
DLCで追加されたキャラの一人。
本名はシエナ・コンティエロというオペラ歌手で、十四年前にマフィアの手にかかり死亡してしまう。
しかしその後、スカルガールの影響で永遠の眠りから目覚めることになる。
本来ならばスカルガールが率いる大勢のアンデッドの一人となるはずだったが、
寄生生物のレヴァイアサン(CV:山本格)の力により解放され、現在に至る。
カメラを彼女を中心として固定させたり、チャージして技の強化やコンボを伸ばしたりと独特な技を持つ。
技のリーチが長く、切り返しの手段に乏しいため、相手を近づけさせない立ち回りが求められる。


  • ビッグバンド
CV:杉田智和
DLCで追加されたキャラの一人。
数少ない男性プレイアブルキャラクターの一人である。
本名はベン・バードランド。警官だった彼は組織の不正に反し、その報復として囲まれて警棒で叩かれ満身創痍にさせられる。
その事件がアンチスカルガールラボに届き、ベンは楽器で戦うビッグバンドとして復活。
それから現在に至るまで、スカルガールとの戦いの最前線にその身を置いている。

アーマー付きの突進技。
地面全体が判定のジャイアントステップ。超範囲の投げなど、判定が強くリーチに優れる技が多い。
その強さはビッグバンドの登場以前では環境が違うと言われるほど。
対戦中に楽器を演奏することができ、さまざまな楽曲が動画投稿サイトに上がっている。
興味があれば一度見てみてはいかがだろうか?


  • イライザ
CV:松浦チエ
DLCで追加されたキャラの一人。血とお供とセクメトとエジプト。
表向きは慈善活動で有名な歌姫だが、
裏では献血運動から設けた血を吸血パラサイトのセクメト(CV:くじら)に与えて自分の美貌を保っている。
骨格と一体化したセクメトは体内にいる為、長年その存在を隠し続けて来たが、メディチ家に知られ手駒にされている。
だが狡猾な彼女がそのまま黙っているわけもなく……。
発生保障付きのお供呼び出しで相手の行動を制限し、中段やエアダッシュなどで崩していくキャラ。
いざとなったらアーマー付きのセクメト状態でゴリ押すこともできる。
だがセクメト状態はゲージを消費し続けるので注意が必要。


  • フクア
2014年のエイプリルフールに突如として現れた隠しキャラクター。
Filiaの誤入力Fukua(iとlが左にずれてしまった)がネタにされたのを本当に作ってしまった、公式の悪ふざけである。
性能はフィリアとまったく異なり、優秀な遠距離攻撃と発生後の隙がない中距離用、下段中段対空技。
お手軽コンボやアーマー投げでの補正切りに加え、打撃無敵突進技まで備える。


  • ベオウルフ
CV:小野大輔
DLCで追加された、ビッグバンドに続く男性プレイアブルキャラクター。そしてヴァレンタインに続く完全生身ファイター。
巨人の戦士グレンデルやその母親を倒し、国中にその名を轟かせていた元チャンプ。
長らくリングから離れていたが栄光を取り戻すべく舞い戻る。
掴んだ状態から様々な打撃や投げ攻撃へ派生、得物としてパイプ椅子を持ち、観客を盛り上げてパワーアップするなどその戦いぶりはまさしくプロレスラー。
ちなみにセレベラは彼のファンであるらしい。



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