さいはて署

「さいはて署」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

さいはて署 - (2023/07/19 (水) 14:10:08) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/04/27 Fri 01:51:26
更新日:2023/07/21 Fri 13:34:53
所要時間:約 4 分で読めます




さいはて署とは、こちら葛飾区亀有公園前派出所に登場する架空の派出所。

◆概要

断崖絶壁の孤島であるさいはて島にあるらしいが、地図にすら載っていないので幻の派出所と言われている。
「署」とあるが、派出所1軒だけ。警察組織上の扱いは気にしたら負け。
原作では両津のみでアニメ版は両津と部長が左遷された。

◆さいはて署

構造は木造造りで建物は杭で固定してあるだけで非常にボロボロ。
蜘蛛の巣がたくさんあり、足跡がつくくらいに埃がたまっている。
椅子なども腰をかけたら壊れるくらいに朽ちている。

原作においてさいはて署の署長は鬼瓦桃太郎(おにがわらももたろう)であり署員は犬と猿と雉という日本昔話の桃太郎でお馴染みの動物達で両津は人間第一号の署員だった。電気、ガス、水道は無く自給自足で生活しなければならなかった。
場所が場所のために赤字となり後に閉鎖された、と思われていたが第43巻『スピーカー・町屋!の巻』や第130巻『両さんvsお犬様の巻』や第179巻『こちら通天閣署別館の巻』などで名前が出ている。

アニメ版では鬼瓦や動物達は未登場であり両津と部長のみだった。
最後につけられた日誌の日付はなんと大正12年。

部長「たっ……大正12年……!?」
と絶望して恐怖にひきつった部長の顔は印象的である。
(ジョークによる演出ではあるが、その日誌は砂が風に飛ばされるような感じで跡形もなく消えた)

その後、不運にも超大型の台風に見舞われてさいはて署は跡形もなく吹き飛ばされてしまった。
だが、その後も両津(と取り違えられてしまった葛飾署の交通課長)が左遷されるなど、何らかの形で存在しているようだ。

◆さいはて島

寺井曰く「さいはて署に行くくらいならクビになった方がマシ

さいはて島はさながらジャングルのように草木が伸びきっており道らしい道はなく、人工物も「さいはて署」しか見当たらない。
無人島で水や食料の確保は難しく、外にはツチノコやネッシーのような未確認生命体がちらほら散見する(両津はサイハテッシーと呼んでいる)。
そもそもこんな所でどんな業務をするのだろうか? 給料の支給の仕方も不明である。

◆作中での登場

原作

三大事件を引き起こした両津は警視庁から降格処分を受け最初は東銀座派出所に左遷された。だがそこでもトラブルを起こしてしまい(原因は両津では無い。)ニュース沙汰になり東銀座派出所も追放されさいはて署に左遷された。その後さいはて署は閉鎖となり両津は亀有公園前派出所に戻った。

アニメ版

アニメ版では両津は給料の大半を趣味のゲームやラジコンなどに費やし生活費が底をつきそうになった為、キャバクラの客寄せのバイトをしていた。
しかし何をトチ狂ったのか警官の制服姿で実行。市民の通報により部長にバレてしまい、いつもながら部長からは大目玉をくらう。

その後、部長の提案で署内の手伝いをすることになった。
手伝いの内容はパトカーの清掃とガソリンを満タンにする事で、一台あたり350円。
パトカー一台一台をガソリンの給油所まで運ぶのが面倒になった両津は消火用ホースを繋いで運ばないでいいようにした。

その後小町達に洗車代などで15750円(税込)を集ったりするも、部長に見つかり背負い投げの制裁を受け給油所にぶつかる。

しかし、その衝撃により給油所が破損しガソリンが大量に噴出、繋いでいたホースが暴走し両津と部長が押さえようとするが、署外及び署内に入りガソリンを巻き散らかす。
さらに運悪く外で不良がポイ捨てしたタバコがそのガソリンに引火して署は大爆発してしまい、両津と部長はその責任を取るために平に降格し「さいはて署」に左遷される事となった…………


追放されないように注意して追記・修正してください。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/