KOS-MOS

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KOS-MOS - (2015/12/10 (木) 01:58:01) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/05/29(金) 13:04:52
更新日:2024/01/12 Fri 06:56:40
所要時間:約 6 分で読めます




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※出典 deviantart



ゼノサーガシリーズ』通してのキーパーソンとなる女性型アンドロイド。

その名はもっこす!!




痛みは、私を満たしてくれますか────




CV.鈴木麻里子


主人公シオン・ウヅキの所属するヴェクター・インダストリ第一開発局による開発で、特徴の一つに『自然発生に頼らない完全なロボット』であるという点が挙げられる。
これはXenosagaの世界観においては非常に珍しい例であり、言わばクローンに近い人造人間である『レアリエン』が主流である当世では大変特殊な存在。


また、名前のKOS-MOS=「Kosmos Obey Strategical Multiple Operation Systems(秩序に従属する戦略的多目的制御体系)」とされるが、実はこれ、彼女自身を中核とした対グノーシス用戦闘システム全体を指す語の為、彼女固有の名前は無い。


劇中ではオーパーツ的に扱われている節があり、

  • マニュアル起動キーの入力無しで自律起動
  • リアクター無しで稼動
  • 開発主任のシオンですら知らない任務を勝手に遂行
  • 異常な高出力、正体不明の兵装、限界を超えた機構のダウンサイジング等、明らかなオーバーテクノロジー
  • 目的の不明な言動
  • シオンを無条件で護る

等々、極めて謎が多い 

それもKOS-MOS基幹システムの設計者が既に死亡しているせいであり、その答えの多くはコアモジュールに仕込まれた無数のブラックボックスに秘められている


■KOS-MOSのボディはコアモジュールを除いて換装が比較的容易である為、劇中では実に5種ものボディタイプが登場する
以下に記すが【KOS-MOSの躯体一覧】と【KOS-MOSの兵装一覧】も参照。

  • アーキタイプ
最初期のボディ
試作ではなく実験段階の為、ボディに表面処理がされておらず、髪は灰色でボサボサ、関節や内部機構の一部が剥き出しになっている
イメージソースは「球体関節人形」と「拘束具」

首が360度回るお茶目ボディ
表面処理されてない割に設定段階では乳首があったらしい
なおヘリを謎光線で撃ち落とし、腕で開発者を突き殺す等アグレッシブ

  • Ver.1
EP1開始時のボディ。
恐らく最も知名度が高い。

実動試験用筐体の為基本武装はほぼ全て搭載されているが、試験用コンデンサの容量が小さいらしい。

重量は92kgあり、ダイエットの必要性をシオンに指摘されていた。

大変卑猥な腹部拡散ビーム砲を搭載している。
…あの頃はよかった。

  • Ver.2
EP2で換装した、ヴェクター第二開発局の手による試作戦闘用筐体。
近接戦闘性能を重視しており、武装の充実が図られフォルムも大幅に変更された。

ダイエットにも成功したが、代わりに大切な何かを失った。

調整槽にタブバイクと呼ばれる高速移動モードが追加されたが、搭乗した際の姿勢が後に悲劇を呼ぶ。

邪しn…おや、誰か来たようだ。

  • Ver.3
EP3開始時のボディ。

Ver.2のマイナーチェンジ版である為仕様に変更は殆ど無いが、何か大切な物を取り戻した。

前作のラスボスと単体で戦わされたり、粗大ごみとしてポイされたり、挙句戦闘で大破したりと何かと不遇。

  • Ver.4
大破したVer.3に替わり作り出されたボディ。
故あってシオン達のお手製。
その風貌は戦女神を彷彿とさせる。

内部構造的にはVer.1とアーキタイプを足して2で割ったような作りになっており、Ver.1の時点でオミットされたと思しき胸部相転移砲が復活している。
ヘッドギアも復活したが、うさみみとかねこみみとか色々言われている。
可愛いから別に良い。

この姿でストーリーの結末を迎える為、思い入れのあるプレイヤーも多い。

デザイナーの麦谷興一(CHOCO)氏はVer.2、3系のイメージを更に洗練したデザインにしたかったようだが、Ver.2の悲劇により変更を余儀なくされたらしい。

また、注文を間違って解釈しデザインしたVer.4ボツデザインが存在する。
なんとツインテールである。



【以降ネタバレ】









元はケイオスの対存在であり、彼の力の安全装置であるマリアと呼ばれる女性。恐らくはマグダラのマリア。

KOS-MOSは、マリアが死んだ後にウーヌス・ムンドゥス・ネットワークに漂流拡散した彼女の精神を抽出し封じ込んだ仮の身体。


因みに元の肉体(遺体)はT-elosの筐体のベースに使われており、T-erosがKOS-MOSを狙うのはマリアの精神を回収する為。
KOS-MOSのコアモジュールはマリアの精神の器であり、シオンの防衛を最優先するのはマリアの意志である(理由に関してはシオン・ウヅキの項で解説)

ストーリー終盤においてマリアの意識が覚醒し、感情(デレ分)を獲得。


エンディングで永劫回帰を回避する為に身を呈してケイオス達を護り、ロストエルサレム軌道上でその機能を停止している。





余談だが、冬に白い息を吐いていることから呼吸をしている様子……ロボ娘なのに…

また、エピソードⅠの彼女をしっかり見守(ストーカー)っていると、皿洗いに「ここ(流し台)は私だけで戦力は充分です」「力加減が、難しいですね」と悪戦苦闘している可愛らしい姿を拝める。


なお、彼女はロボット三原則に当てはまらない存在である。

そして、フリークスではまさかの猫耳装備。


figma等の高クオリティのフィギュアが多く、フィギュア愛好家から人気を博している。



NAMCO×CAPCOM』にも、Ver.1がM.O.M.O.と共に参戦(一部Ver.2の技も使う)。
時系列的にはⅠとⅡの間。

序盤の貴重なアタッカー&援護防御として活躍する。
中盤以降はF.G.SHOTに隙が出る為安定感は失われるが、ブーストで行動回数を増やせるのが強み。
というか、スキルを全て覚えると無双可能。
自己修復でHPと気絶値全快+ブーストで2回行動+敵弱体化+攻撃UPで敵を攻撃するとMPほぼ全快できる。



無限のフロンティア』及び『EXCEED>無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ』にもVer.4がゲスト参戦。
時系列はⅢの途中であり、T-elosやM.O.M.Oも一緒。
ナムカプの後なので零児小牟とは知り合い同士。


とりあえずエロい。
また、本作でもたまに「にゃ」と言い、装備には猫耳もある。
基本ツッコミだが、BL的会話を理解して突っ込みを入れる等、あの世界に変な意味で染まってしまったようである。

同じく味方でアンドロイドのアシェン・ブレイデルにライバル視されている。
そして、キュオン・フーリオン邪神呼ばわりされた。

因みに、ナムカプに引き続きOPアニメに登場している。


プロジェクト クロスゾーン』にはT-elosと一緒のペアユニットとして参戦。
ネコウイルスのバグは相変わらずで、とうとうT-elosにまでツッコミを入れられた。

またまたOPアニメ登場。

プロジェクト クロスゾーン2』にはフィオルン(ゼノブレイド)とのペアユニットとして参戦。
やはりバグは直っておらず、フィオルンもノポン族語尾で合わせる始末。
またマリアとメイナスがちょくちょく「中の人」同士でトークしている。

そしてまたまたまたOPアニメ登場。


ナムコの野球ゲーム『ファミスタシリーズ』にも2006年度以降、ナムコスターズの選手として登場し続けている。
選手としては投手で左投左打。左利きなのは作中で左手でナイフを扱っていたためか。後の作品では右投げに変更されているものも
またファミスタ2011にてチームのエース投手となった。

最速155キロの速球にフォーク、もしくはSFFの落ちる変化球が決め球。左右の変化球もそこそこ変化し、バランス高い能力をしている。
しかし長いイニングを投げる先発投手でありながら、スタミナが低いのが唯一の欠点。近年は改善されつつある。
ゲーム中のイベントでは彼女から「効率の良い投球」が出来る特訓をされて、その試合の先発投手のスタミナ消費量が半分になる。
ユニフォームはVer4の衣装をそのまま野球ユニフォームにしたようになっている

ちなみにナムコスターズの選手のグローブは、ナムコの「N」が記入されている中で、彼女だけグローブに「N」ではなく「KOS-MOS」と記入されている。
また登場時から背番号は13番であるが、13=死神=邪神とかけているとの噂も…
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※出典 ファミスタ2011公式サイト


スマホアプリ用のファミスタドリームマッチにてファミスタ2011以来、4年ぶりにシオンと共に参戦
決め球が今までの落ちる変化球から高速シュートに変更されて豪速球と組み合わせて打たせてとる投球スタイルに。
スタミナが従来どうり下げられてしまったが、起用方が先発タイプから抑えタイプに転向したため、致命的な弱点ではなくなった。

ユニフォームは前回同様にVer4を基準とした格好だが、赤色を基調としたカラーになっているので従来のイメージからは新鮮かも
※出典 ファミスタDM公式twitter

追記・修正は、私を満たしてくれますか?────にゃ。

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