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くノ一

くノ一 - (2017/02/19 (日) 23:21:18) の編集履歴(バックアップ)

登録日：2011/11/18(金) 12:54:35
更新日：2024/04/15 Mon 20:15:55
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くノ一とは広義的には女性の忍者、厳密には女である事を利用する忍術を指す。
忍者と言うと服部半蔵、風魔小太郎と言った人物が史実でも大いに活躍しているが、くノ一と言うのは史実には殆ど登場しない。

明確に存在が確認されているのは、武田信玄に仕えた歩き巫女と言う集団くらい。
甲斐・信濃の身寄りの無い女性を集め、男を籠絡する為に舞踊や性技まで教え込まれていた模様。

この集団も「全身黒ずくめ」のような後世の創作による忍者の面影はなく、
多くの美女で構成され男を虜とし情報を集めた流浪の遊女集団と言ったところで暗殺・傷害まではしなかったのではと言われている。
ただしスパイ工作に関しては情報収集を中心に行っていたとされる。

歩き巫女という呼び名も元々上記のくノ一集団の名称でなく、定住せず各地を巡りながら神事・儀式の手伝いをして回る女性を指したものであったらしく、
比較的自由に国の間を移動できたことから、定住しない遊女や間者が歩き巫女を名乗って国をまたぎ、いつからかその俗称になっていたという説もあり、
彼女らくノ一に特別な呼び名があったかも定かではない。

このように史実では目立ったくノ一と言うのは少なかったが、皆無と言う訳でもなく存在はしていた模様。

戦国時代は男は農民でも武士でも土地に縛られ動くことが出来ないものであったが、女性は基本的にどこに行こうが誰と結婚しようが自由であった。
このような存在は諜報活動にはもってこいで、歩き巫女と言う集団が活動出来たのも納得である。

しかし、実際はスパイ先の男に本気で惚れ込んだり、逆に裏切ったりしていた。

余談だが、「平仮名とカタカナと漢字で構成された単語」と言うのは「くノ一」だけである。

このように歴史上の表舞台で活躍することはあまりなかったくノ一ではあるが、
後世の創作により忍者が人気を集めるにしたがってくノ一の存在も認知を広めていった。

くノ一（属性）の誕生である。

現在では海外で人気を博しているNARUTOの影響もあり、海外では忍者か侍になりたいオタクも急増している。

くノ一のデフォ衣装は上着だけ着て、下は何も履かず褌のみと言うものが多い。他には編みタイツを履いている場合もある。
この大きめの上着がスリットっぽくなって太ももや褌のチラリズムを生み出し、凛々しくも艶かしい絶妙な色気を醸し出す。
この素晴らしいコスプレは誰が創作したのだろうか？

エロゲにおいてもくノ一は大活躍である。

くノ一物の始祖である18禁映画がほぼ凌辱物しかないからか、抜きゲーに登場することが多く陵辱が殆ど。

スパイ工作開始→バレる→陵辱→くやしい…でも感じちゃう！→もっとぉぉぉぉぉ！

と言う様式美はエロゲに限らず、エロ漫画や薄い本でも良く見かける。
最後は大体牢に閉じ込められ肉便器になることが多い。結構媚薬も出てくる。