JAS39 グリペン(戦闘機)

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JAS39 グリペン(戦闘機) - (2022/07/23 (土) 09:04:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/12/09(金) 15:08:43
更新日:2023/08/03 Thu 00:23:55
所要時間:約 3 分で読めます






僕らが空に夢見た
理想はこの翼では 届かない

もっと高く 遠くへ
羽ばたき続けるのなら

いつか掴める日が来るだろう


サーブ JAS39 グリペンはスウェーデンで生まれたエロゲーヒロインで多目的(マルチロール)戦闘機。

製造はSAAB社(現在経営再建中・政府は救済に乗り気じゃないが果たして…?)
初飛行は1988年。
愛称の『グリペン』とは有翼獅子のこと。

JAS39のJASはスウェーデン語のJakt(戦闘)Attack(攻撃)Spaning(偵察)の略、つまりグリペンちゃんは対空戦闘OK・対地攻撃OK・偵察活動OKな万能機体なのだ。



【概要】

グリペンちゃんが生まれたスウェーデンは、武装中立という政策を打ち立てていた(現在は中立政策を放棄している)

故に戦時は敵に先制攻撃を受ける可能性が高かった。
そのため先制攻撃を受けてもダメージが少なくてすむよう、グリペンちゃん達は空軍基地に配備するだけでなく各地に分散して配備され、通常は山をくりぬいて作ったシェルターなどに待機している。

そしてなんとグリペンちゃん達は作戦時、高速道路を使用して短距離の直線道路で離着陸(STOL)ができる。

想像してみよう。
生まれ故郷が敵の攻撃に晒されている危急の時。

山肌が開きシェルターから出撃準備を終えたグリペンちゃんが現れ、高速道路から敵を迎え撃つため発進する。

そんなグリペンちゃんマジグリペン。

また、先代機ビゲンお姉さまと違い、グリペンちゃんは安価で軽量、輸出にも積極的である。

運用している国は本国スウェーデンはもちろん、欧州数ヶ国、果ては南アフリカやタイまで行っている。
スイス空軍もF-5E/Fの後継としてグリペンEを採用した…のだが、2014年に行われた国民投票で調達が否決されてしまった…*1

ある意味、日本でも運用されたが…(後述)

2011年、リビア内戦においてスウェーデン空軍の機体が初の実戦を経験した模様。



【スペック】

乗員:1名(B/D型は2名)
全長:14.1 m(B型:14.8 m)
全幅:8.4 m
全高:4.5 m
翼面積:30.0 m2
空虚重量:6,620 kg
最大離陸重量:13,000 kg
戦闘航続距離:約800km
フェリー飛行時航続距離:約3,000km
上昇限度:15,240 m
最高速度:マッハ 2.0
エンジン:ボルボ・フリューグモートル社製 RM12(ゼネラル・エレクトリック F404
ベース) × 1基
ミリタリー出力:5,488 kgf
アフターバーナー出力:8,210 kgf
固定武装:BK-27 27mm機関砲 × 1



【ヒロイン】

さて、日本でグリペンちゃんが一躍脚光を浴びたのはやはりエロゲーヒロインの座を得たことであろうか。

lightが開発したエロゲー「群青の空を越えて」では内戦下の日本で主人公らの愛機として活躍している。


…だけではない。
なんとオープニングでは人間のヒロインを差し置いて全編に渡りグリペンちゃんがヒロインとして登場する。

white-ripsが歌う主題歌「アララト」と共に。

グリペンちゃんの製造元であるSAAB社も、本作のために直々に資料をくれたとか…

SAABェ…



現実では、グリペンちゃんが日本の空を舞うことがないと解っていても、やっぱり少し期待してしまうくらいグリペンちゃんは魅力溢れる戦闘機なのだ。

F-35?
F/A-18
EF-2000?

知らんがな。








追記・修正は
ヒロインの座を得てから
お願いします

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