G-SAVIOUR(ゲーム版)

「G-SAVIOUR(ゲーム版)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

G-SAVIOUR(ゲーム版) - (2013/12/28 (土) 01:07:55) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/07/17(日) 11:41:34
更新日:2024/04/01 Mon 20:02:22
所要時間:約 6 分で読めます




あのライトニング隊と闘り合って生きてるとわぁ










ラッキーボーイだぜぃ!



…と間違えた。


2002年に発売されたPS2用ガンダムシリーズのゲームソフトで、実写ドラマ『G-SAVIOUR』の後日談。
ドラマ版から引き続き登場するキャラクターはおらず、全て一新されている。


■物語
“ガイアの光事件”から1年が過ぎようとした宇宙世紀223年、セツルメント国家議会軍の過激派・バイス准将は地球の軍事政権を得る為の“プロジェクト・レイヴン”を発動、議会軍過激派の部隊とバイスが率いる特殊部隊“グレムリーシープ”が地球に差し向けられ、世界各地を制圧しようと企む。それを阻止すべく、イルミナーティは“ライトニング部隊”を派遣。
一方、“プロジェクト・レイヴン”の影では今後の兵器開発の要ともなり得るライシスという謎のパイロットが怪しく動いていた―


PS2初のガンダムゲームであり、ステージ2と最終ステージは1年戦争時のブリティッシュ作戦でオーストラリアに落下したコロニーが舞台、ステージ6はエンジェルハイロゥの残骸内が舞台という、思わずニヤリとさせられるステージがある。
よくよく見ると、ステージ2及び最終ステージには打ち捨てられた旧ザクとズゴックが、ステージ6にはアッガイやビグロのオブジェが確認できる。

尚、現在確認されている宇宙世紀ガンダム作品の中で最後期にあたり、この作品以降の宇宙世紀を舞台とした作品は今の所存在しない。



□登場人物
●リード・フォックス
本編の主人公で、“ライトニング部隊”の旗艦ライトニングに所属するパイロット。
実は正規軍人ではなく、プロのMSパイロット教官
ガイアの光事件時にマーク・カランが搭乗したGセイバーを引き継ぎ、戦場でかつての教育生と似た議会軍パイロットのライシスと出会い…。
『Gセイバーは伊達じゃないから!』

●アサカ・フィールド
日本人でライトニングのオペレーター。
リードに好意を寄せている。

●ベン・ボルト
パンチパーマとサングラス姿の厳つい黒人。
ライトニングの艦長であり、ライトニング部隊の指令。
クリアランクが最上級以外だと厳しい台詞が飛んでくる。

●バイス・バッシング
セツルメント国家議会軍の過激派で“プロジェクト・レイヴン”の提唱者。精鋭部隊“グレムリーシープ”を率いる。本編では名前のみの登場。

●クラウス・バーロード
ステージ1のリオ・デ・ジャネイロ宇宙港の防衛を務め、ボスMSであるスピアヘッドのパイロット。
『強い!何て強力なMSを…!』

●カイト・ゴールドマン
ステージ3のドライバレー基地の防衛を務め、ボスMSであるスピアヘッドBのパイロット。
リードに投降を呼びかけられるも、決死の玉砕を図る。
『この力…やはりイルミナーティは准将の脅威となり得る…!』

●ウィン・カーチス
ステージ5のキリマンジャロMW(モビルウェポン)研究施設の防衛を務め、ボスMSであるスピアヘッドCのパイロット。
『たった1機のMSに…!』

●リチャード・ライト
ステージ4と7で東京にてクーデターを起こしたグレムリーシープの副隊長。
ステージ7のボスMSである指揮官用ブグ2のパイロット。
『未熟なのは俺の方だったのか!HAHAHA…HAHAHAHAHA…!』

●レイス・パトリック
リードのかつての教育生。熱心なパイロットだったが、事故により死亡。

●ライシス
ステージ2と最終面のボスMSである可変MSレイヴンのパイロット。
何かとリードを付け狙い、その正体は…。
『サイナーラ!Gセイバー!』




□登場機体
●Gセイバー 宇宙型

ステージ1、2でのプレイヤー機体。
マークが搭乗していたものリードが引き継ぎ使用するが、システムトラブルにより宇宙空間用のまま地上戦に持ち込むことになり、ステージ2のストーリー展開上で強制的に大破。
サブウェポン(必殺技)も無く、機体性能は全プレイヤー機体中、最も低い。

●Gセイバー 陸戦型
地上戦用に換装した姿。
Gセイバー宇宙型で難易度最上に設定して全クリすると使用可能。
全プレイヤー機体中、歩行速度が最も速い。
サブウェポンは無し。

●G-3セイバー
ステージ3以降のプレイヤー機体。
ジースリーではなく、ジーサードと読む
Gセイバーを強化修理したもので、それと同じく3種の機体(後述)に換装できる。
確認されている中では宇宙世紀最後のガンダムタイプ

サブウェポンはビームライフルを高速連射する“ラピッドファイア”。

●G-3セイバー 重装型
両肩に長距離実弾砲を装備したタイプ。
機動性はノーマル型より若干劣る。
サブウェポンは破壊力が高い実弾砲。

●G-3セイバー 強襲型
左腋に大型ビーム砲、右腋にガトリング砲、左肩にミサイルポッド、ホバリングを廃する代わりに両足にローラーを装備したタイプ。
機動性はトップクラス。
サブウェポンは追尾機能付きミサイルポッド。

●Jセイバー
イルミナーティの主力機体。
伝統のジムタイプの機体だが、かなりスタイリッシュ。
裏技により全ステージで使用可能となり、宇宙空間用Gセイバーより性能は高い。
サブウェポンは無し。

●ブグ
ドラマ版から引き続き登場する、セツルメント国家議会軍の旧式MS。
ステージ1〜3までのザコメカ。

●ブグ2
ブグの後継機。
ステージ6よりザコメカとして登場、割と強い。
ステージ7のボスであるリチャードが搭乗する青い指揮官用機はホバリング機能を持ち、自機の攻撃が命中しにくい。

●スピアヘッド
ギャンの面影を持ち、ビームライフル兼大型ビームサーベルが武器。
ステージ1のボスMSであるが、ビームライフルのハメ殺しで撃破可。
ステージ3以降はザコメカ化。

●スピアヘッドB
ステージ3のボスMSで、両肩にビームキャノンを装備。
ビームライフルのハメ殺しで撃破可。

●スピアヘッドC
ステージ5のボスMS。
ビームキャノンと両肩の大きなシールドが特徴。
一定の無敵時間を持ち、迂闊に接近すれば突進で大ダメージを喰らう。

●レイド
ドラマ版に登場したレイの後継機。
ステージ2よりザコメカとして登場、ステージ4と6のボスMSでもある。
ボスは両肩のミサイルポッドを撃ち、ステージ6では2機を同時に相手しなければならない。

●レイヴン
ステージ2と最終ステージのボスMS。
その正体はレイスの記憶をコピーしたAIを持つMW。
最終ステージのボス戦は3段階構成であり、3段階目は可変して襲いかかるが、動きが読み易いので時間は掛かるものの攻略は簡単。
但し、一回でも触れると即死する罠がある。








裏技条件を除けば攻略が非常に簡単、ジャンプは出来ず、飛行も出来ず、舞台は地上のみ、更にG-SAVIOURという現在ではマイナーな作品ということもあり、魅力に乏しい評価をされている本作。
但し、音楽の評価は高い。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/