どくどく(ポケモン)

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どくどく(ポケモン) - (2016/12/20 (火) 08:52:05) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/12(土) 23:03:30
更新日:2024/02/26 Mon 22:58:53
所要時間:約 3 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から存在する技。


※詳細
威力:-
命中:85(第五世代から90)
PP:10
タイプ:どく
分類:変化技

効果:相手を『猛毒』状態にする


相手ポケモンに通常の『毒』状態よりも強力な『猛毒』の状態異常を与える補助技。


通常の状態は毎ターン終了時に最大HPの1/8ものダメージを与えるという効果であるが、猛毒は初ターンのダメージが1/16と通常の毒状態と比べて低い。

しかし猛毒にはターンを重ねるごとに2/16、3/16…と与えるダメージが徐々に増加していくという効果があり最終的なダメージ量は通常の毒を凌駕する。

つまり時間が経てば経つ程ジワジワと確実な死が近づくという恐怖の技であり、ある意味最も毒タイプらしい技と言える。

ただし交代されると猛毒のダメージ増加は1ターン目にリセット、初代では通常の毒となる。


シリーズ通して技マシン06で覚える事の出来る技で、何故か技マシンが使えるポケモンのほぼ全てが覚える事が出来る。毒タイプ涙目。

因みに初代ではセキチクシティジムリーダーキョウから貰う事が出来るのだが、彼曰く『我が忍者の家系に代々400年伝わる奥義』らしい。
つまり「どくどく」はキョウの家発祥の技。

基本的な用途は決定力が低い耐久型ポケモン等のダメージ源。
相手を猛毒にすれば後は耐久を活かした回復技や「まもる」「みがわり」等で時間稼ぎするだけの簡単なお仕事。

また、その特性上場に長く居座り続けるタイプの耐久ポケモンにとっても逆に天敵と言える為、
最近ではアタッカー型のポケモンが耐久型のポケモンに対する役割破壊として持つ事も多い。

というか最近ではこの使い方のほうがメジャーな節もある。
特にソーナンスが流行っている環境では対策に持たせるトレーナーが続出したとか。


ただし回復技が「ねむる」のポケモンに対しては効果が薄いので注意。(素眠りを誘えるとも言える為一概に不利とも言えないが)



上記の通りアタッカーから耐久型までありとあらゆるポケモンの選択肢となる技で、何気に汎用性は「みがわり」と並んでトップクラス。
とりあえず技スペが余ったら適当に覚えさせてみてもそれなりに役に立つ。

また第五世代から地味に命中率が上がり、第六世代ではどくタイプが使えば必中となった。
空や地中に逃げても命中するという、特性「ノーガード」のような仕様に超強化。


因みに初代ではどくと「やどりぎのタネ」が同じ計算式で処理されており、
一緒に使うと宿り木の吸収ダメージまでどんどん上がって行くという仕様(バグ?)があった。
このコンボを利用し、HPをガンガン吸いながら一気に相手を毒殺するフシギバナが暴れていた。



当然だが毒の状態異常を無効化する鋼タイプや毒タイプ、特性「めんえき」持ちには効かない為注意。
「どくどく」をメインに戦う場合はこれらのポケモンに対して何らかの対策を。

みずびだし状態の・毒タイプに「どくどく」をすれば『猛毒』状態にすることができる。ちなみに、交換しても猛毒状態は継続する。

また無効化はしないが状態異常になる事で火力が上がる特性「こんじょう」持ちにも注意したい。間違って使うと相手によっては逆に起点にされてしまう可能性も。
特に素の火力が高いローブシンヘラクロスリングマ等には注意。

ネタ的な意味でカイリキー「が」使うと非常に嫌な技である。
かと言って、カイリキー「に」使うと、こんじょう持ちの場合、目も当てられぬ事態になる。


追記修正御願いします。

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