どくどく(ポケモン)

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どくどく(ポケモン) - (2018/05/24 (木) 13:18:03) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/11/12(土) 23:03:30
更新日:2024/02/26 Mon 22:58:53
所要時間:約 3 分で読めます




ポケットモンスターシリーズに初代から存在する技。


※詳細
威力:-
命中:85(第五世代から90)
PP:10
タイプ:どく
分類:変化技
範囲:単体
接触:×

効果:相手を『猛毒』状態にする


相手ポケモンに通常の『毒』状態よりも強力な『猛毒』の状態異常を与える補助技。


通常の状態は毎ターン終了時に最大HPの1/8ものダメージを与えるという効果であるが、猛毒は初ターンのダメージが1/16と通常の毒状態と比べて低い。

しかし猛毒にはターンを重ねるごとに2/16、3/16…と与えるダメージが徐々に増加していくという効果があり最終的なダメージ量は通常の毒を凌駕する。

つまり時間が経てば経つ程ジワジワと確実な死が近づくという恐怖の技であり、ある意味最も毒タイプらしい技と言える。

ただし交代されると猛毒のダメージ増加は1ターン目にリセット、初代では通常の毒となる。

シリーズ通して技マシン06で覚える事の出来る技。
みがわり」と同様、技マシンが使えるポケモン全てが覚える事が出来る。毒タイプ涙目。
と言うより、どんなポケモンでもひねり出せる毒とは一体何なのだろうか……。

因みに初代ではセキチクシティジムリーダーキョウから貰う事が出来るのだが、彼曰く『我が忍者の家系に代々400年伝わる奥義』らしい。
つまり「どくどく」はキョウの家発祥の技。

主な採用理由は決定力が低い耐久型ポケモン等のダメージ源。
相手を猛毒にすれば後は耐久を活かした回復技や「まもる」「みがわり」等で時間稼ぎするだけの簡単なお仕事。

……なのだが、実は、初登場である初代ではむしろ 長期戦封じ の名目で採用されていた。
理由は簡単。 当時「かげぶんしん」がアホみたいに強かったから
当時の回避率の補正は 2段階上昇で命中50% と言う異常な数値であり、影分身合戦になったら最後。酷い時には100ターン経っても戦闘が終わらないなんてザラだったのだ。
オマケに当時の「わるあがき」は反動ダメージが与ダメージの1/4。終わりが見えない。
交代すれば普通のどく状態になる難点こそあったものの、これがあるか無いかだけで大幅に対戦時間の短縮になりえたのである。

現在でも、有効打の無いポケモンの決定打であったり、耐久型対策でアタッカーが採用する事も少なくない。



ただし回復技が「ねむる」のポケモンに対しては効果が薄いので注意(素眠りを誘えるとも言える為一概に不利とも言えないが)。



上記の通りアタッカーから耐久型までありとあらゆるポケモンの選択肢となる技。
「みがわり」と比べれば使い所は選ぶが、補助型や耐久型なら選択肢には上がる。
とりあえず技スペが余ったら適当に覚えさせてみてもそれなりに役に立つ。

また第五世代から地味に命中率が上がり、第六世代ではどくタイプが使えば必中となった。
空や地中に逃げても命中するという、特性「ノーガード」のような仕様に超強化。

因みに初代ではどくと「やどりぎのタネ」が同じ計算式で処理されており、
一緒に使うと宿り木の吸収ダメージまでどんどん上がって行くという仕様(バグ?)があった。
このコンボを利用し、HPをガンガン吸いながら一気に相手を毒殺するフシギバナが暴れていた。



当然だが毒の状態異常を無効化する鋼タイプや毒タイプ、特性「めんえき」持ちには効かない為注意。
「どくどく」をメインに戦う場合はこれらのポケモンに対して何らかの対策を。

みずびだし状態の・毒タイプに「どくどく」をすれば『猛毒』状態にすることができる。ちなみに、交換しても猛毒状態は継続する。

また無効化はしないが状態異常になる事で火力が上がる特性「こんじょう」持ちにも注意したい。間違って使うと相手によっては逆に起点にされてしまう可能性も。
特に素の火力が高いローブシンヘラクロスリングマ等には注意。

ネタ的な意味でカイリキー「が」使うと非常に嫌な技である。
かと言って、カイリキー「に」使うと、こんじょう持ちの場合、目も当てられぬ事態になる。

第七世代ではZワザとして使うと必中化に加えて自分の防御が1段階アップする追加効果が発生する。
耐久型のポケモンとは相性が良い効果である。


追記・修正御願いします。

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