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春香
「しかたないですよね。もう、自分の中に、歌う理由が、見つからないですから……」
アイドル引退だけではなく、彼女の土台とされている、大好きだった歌うことをやめてしまう。
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千早
「引退します。歌い手としてのキャリアに終止符を打ち、二度と人前には現れません」
春香同様、歌を辞めて自ら封じる。キャラ設定の土台から崩された結末となった。
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雪歩
「もったいなくないですよぉ。私なんて、消えたほうが、いーんです」
まだ復帰の可能性はほんのわずかだがあるらしい。芯の強さも、別れた後にPが聞いたすすり泣きで折れてしまったのだろうか…
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やよい
「そうですね。人間は、ちっぽけです。とくに、ライブでミスした私は、ホントにちっぽけ……」
元気娘の面影はなく、ネガティブになっていてやたらと自虐的。当日に張り切りすぎて熱を出してしまったらしい。
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律子
「ライブ失敗して、ファンの期待、裏切って、プロデューサーや社長の顔にドロぬって…… 黙って消えるのが、せめてもの、責任の取り方でしょ」
頭脳プレー+強気で押すスタイルを通していたが、プライドを完膚なきまでに砕かれてしまう。ほかのアイドルよりもキツイ結末。
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あずさ
「私なんかに、プロデューサーさんと話す資格は、ありません。――さようなら!」
全力を賭けて挑んだ運命のライブで大失敗。Pとは二度と会わないの発言が重すぎる。別離が色濃く描写されている。
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真
「プロデューサー、なんで、ついてくるんです?ボク、もう終わった人間なのに……」
衣装は記念にもらうことに。ボーイッッシュなミス・プリンスでさえ、失敗をひきずるほどのトラウマとなってしまう。
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伊織
「きっと、出会ったの間違いだったのね。私は、アンタに合わない人間だったんだわ。」
アイドルを辞めるったら、やめるやめるやめる!悲しすぎる、くぎゅボイス。「出会ったの間違い~」はZエンドを象徴するような一幕である。
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亜美&真美
「真美のイジワル、イジワル、イジワラー」
「んじゃね、兄ちゃん! ……亜美の下手っぴ、下手っぴ~!」
二人三脚で活動し、双子の絆は強いとされるのが常だが、喧嘩したまま。唯一、最後の選択肢が2つ。ライブ失敗は姉妹仲にも大きな影を落としてしまった。