Dark Revenger The Cageling

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Dark Revenger The Cageling - (2013/01/25 (金) 00:51:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/20(木) 11:23:33
更新日:2024/04/11 Thu 20:43:46
所要時間:約 6 分で読めます



「…奴を、奴を殺すまでは…死ねない」

ダーク・リベンジャーはダイソーのパソコンゲームのアクションRPGとして発売されたゲーム。前編と後編に別れておりそれぞれ価格は105円。ナンバリングは43、44。

105円という低価格の割にはクオリティが高く満足する事は間違いない。ストーリーは暗く鬱ゲーである。プレイ時間は6時間くらいだろうか。


システム

RPGと言っても街とかに行けるわけではなく、ドルアーガの塔のようにひたすら塔を登ってゆく。
さらにアクションというよりシュミレーションよりな戦闘システムである。
各ユニットの上には行動数が書かれており、歩いたり、攻撃したりスキルを使う事により減る。
プレイヤーが行動した後に同じ階に居る全てのユニットが行動する。
0になると一度行動出来なくなり、他のユニットが行動する。その後、行動数は元に戻りまた行動出来るようになる。

また、数に限りがあるが黒水晶を使うと、敵を洗脳し同時に最高四人まで仲間に出来る。


あらすじ

国に名が知られる暗殺者アレンは囚人として試練の迷宮に送られる。国の掟では迷宮を脱した者は無罪になる筈だった、しかし苦難の末に脱したアレンに対して、大教皇ジールは口封じの為に刺客を送り込む。



登場人物

アレン=ランカスター
赤い髪の主人公。暗殺者として国に名が知られる。今まで国の大臣等を暗殺してきたが今回ジール枢機卿にハメされ迷宮に送られる。迷宮から出たアレンは復讐する為、神判の塔に赴く。

謎の男
一人称はワシ。ジールが差し向けた刺客に苦戦するアレンを助けた男。ジールの所在と黒水晶を託す。目的は不明。

ジール
大教皇。元々枢機卿だったが、対抗する派閥のウェスト枢機卿の暗殺をアレンに依頼。全ての罪をアレンになすりつけ、自分は大教皇となり現在神判の塔に居る。

カール=ランカスター
アレンの兄。アレンとよく似ている。名門ランカスター家の名に相応しい国の近衛兵団長を勤める。誠実な人物であり多くの人に慕われる。両親の死後、弟が暗殺者となってしまった事に頭を悩ませる。国に魔物が徘徊するようになってから行方不明となる。

サーム
「俺、尊敬しているんです!本当です!」
カールの部下。団長のカールを深く尊敬しており絶対の信頼を置く騎士。ランカスター家の名を汚すアレンに憎悪する。また、後に聖騎士となりカールの部署から離れる。

マグナスト
「お前を、自慢の息子のように思っておるよ!」
カールの恩師。役職は将軍。自国の内政に不信感を募らせ、さらに燐国の魔族の侵入に危機感を抱く。既に老体の身だが夫妻の間に子供はおらず、カールを息子のように扱う。

シェラザード
「誓いなさい!カール・ランカスター!私だけのナイトになると」
愛称はシェラ。負けず嫌いな一国の王女。王位継承者の身でありながら剣の腕に自信がありカールに剣の稽古をつける。剣より魔法の才能に優れ魔導師になりカールと共に戦場に立つ事を希望する。



ソルジャー
兵士。物理能力はアレンを一回り弱体化させた感じで、耐性は若干あるが魔法能力は極めて低い。それなりに知能がある為、回復や魔法も使える。

スケルトン
ガイコツ戦士。ソルジャーに魔法能力を上げた能力だが物理回避は低い。麻痺光を使い3ターン行動不能にさせてくるため厄介。一階にいきなり出現する、プレイヤーキラー。


アーチャー
名前の通り弓を使う兵士。隣接していなくても四方向に長距離攻撃が出来る。HPと防御力が低い。二階より登場。

ナイト
槍を使う兵士。ステータスが高く。リーチの長い槍と魔法は炎、爆焔を使う為強敵。行動数が2しかないうえに魔法に弱いのが弱点たが、炎が使えないとアレンでは力負けする。序盤の仲間に向いてる。二階より登場。

ウィッチ
四階より登場。物理能力はほとんど無いが、回避能力は高い。名前の通り魔法能力に長ける。行動数は低くナイトと同じ2である。癒し、爆焔等多彩な魔法を使用する。

ボウマスター
六階から現れる。アーチャーの上位種。鎧を纏っており、防御力が高くスキルも覚えているため強くなった。

リザードマン
六階から出るトカゲ戦士。全体敵に能力が高く行動力が高く5もある。噛みつきを行い相手を麻痺させる。

ゴースト
七階より出現。混乱の風を主体に戦い、仲間の同士撃ちを狙う。敵に回すと厄介だが、味方にしてもすぐ死ぬ。

ロード
七階から出現するソルジャーの上位種。安定した高い能力があるが魔法は得意ではない。仲間にするのに最適。

パラディン
聖騎士。高い物理攻撃と高い魔法耐性を誇る。ジャンプ切り、泥の手等優秀な技を使う。物理防御は高くない為ロードに弱い。十一階から出現。

ソーサラー
十一階から登場するウィッチの上位種。強力な魔法を使える、プレイヤーキラー。やはり物理能力は皆無なので弓なので長距離攻撃すると良い。

ジェネラル
ナイトの上位種。魔法能力以外のステータスは完璧でリーチの長い槍を使用する。行動数が相変わらず2なのが難点。十三階から出現。

ソードマスター
ロードの上位種。物理能力がかなり高く、行動力が5、さらに豊富な技等仲間にしない理由は無い。魔法が使えない、魔法に対する能力がやや低いがそれでも強い。



以下ネタバレ










































ネタバレばっかり見てないで、たまには自分でクリアしたらどうですか?
(・A・)ネタバレイクナイ

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-アニヲタWiki-






























塔を登るごとに、アレンは身に覚えの無い記憶が蘇る。そこにはカールと彼を慕う人物達が写し出されていた。


この記憶は何なのか?
疑問を抱きながら登るアレンの前に現れるカールを慕う人物達。
彼らはアレンを激しく憎み戦いを挑んでいく…

容赦なく命を狙ってくる…アレンはやむなく彼らを殺害した…


さらに、カールの最愛の女性、シェラまでもがアレンに襲いかかる。

「シェラ?…待て!シェラ!!」

そして過去の記憶を巡る果てに何故か自身がコロサレタ、キオクガ…







以下、未プレイの人は見ないように

















アレンはついにジールの待つ最上階へとたどり着く。

「何故、俺は体験した事もないカールの記憶を思い出す?俺が死んでいた、あの記憶は何なんだ?」

「無理もない、2人分の記憶が混ぜ合わされているのだからな!」

「2人分!?」

「そう!2人分だよ【カール・ランカスター】!!」

「!!」

「あの時、お前は私がアレンを殺す所を見てしまった、私の真の姿をな!」

「アレンはウェストの依頼を受け、ワシを殺しに来ていた!ワシはお前達を使ってウェストに逆襲する事を思い付いた!」

「カールといえばこの国1番の剣の使い手だ!そいつに狙われれば誰も助かりはしない、とな。」


「だがカールとは、高貴な人物としても知られている。そんな奴が、暗殺などに手を染めはしまい?」
「そこでお前に、弟の記憶を植え付けたのだ!お前の弟の脳から、チュルチュルと吸い上げた暗殺者としてのアレンの記憶をな!!」

「俺が…カール?それじゃ、今まで俺が見て来た記憶は…」

「そうだ、お前の【カール】としての本来の記憶だ!!どうだ?後輩や上司、恋人までその手にかけた気分は?わはははははははは!!!!」




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