ひとくいばこ

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ひとくいばこ - (2017/10/18 (水) 11:32:23) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2013/03/06 (水) 16:55:34
更新日:2023/07/15 Sat 12:47:14
所要時間:約 5 分で読めます




ひとくいばことは、「ドラゴンクエスト」シリーズに登場するモンスターの一種。
上位種に「ミミック」、「パンドラボックス」がいる。
亜種では「トラップボックス」、「キングミミック」が存在する。


■概要

宝箱になり済まして、フタを開けた旅人に襲いかかる所謂トラップモンスター。
ほとんどのシリーズに登場するが、中でも初登場となるⅢでは、雑魚モンスター中最高かつ最凶クラスの攻撃力を誇っており、
多くの冒険者を屍に変えていった。
ピラミッドの1F内部の宝箱の大半はこのモンスターであり、低レベルの時に開けると全滅は免れない。

シリーズによってはギラを唱えたり、痛恨の一撃を放ったり、甘い息を吐いてくるものもいる。


◆ひとくいばこ系のモンスター

  • ミミック
ひとくいばこと同じくで初登場。
2回行動し、マホトラとザラキを連発してくる厄介なヤツ。
たまにラリホーやメラミも唱える。

ただ、世代が進むにつれてザラキがザキになったり、1~2回行動になったりと若干弱体化されている。
しかし、甘い息で眠らせてザキを連発することもあるのでやはり油断はできない。

Ⅸでは体力が上がった他、痛恨の一撃も繰り出してくる。

ちなみに「ミミック」(mimic)とは英単語で「ものまね師、真似る、擬態する」という意味。宝箱に擬態している、ということだろう。

  • パンドラボックス
で初登場。
恐らくトラップモンスターの中で最強かつ最凶の存在。
名前の由来である「パンドラの箱」の通り、決して開けてはいけない箱である。
完全2回行動でザラキ、マホトラ、甘い息、痛恨の一撃を連発する。
しかも体力と守備力、呪文抵抗力も高く、非常に戦いにくい。
先手を取られて全員眠らされたらもはやお手上げである。

にも登場。
隠しダンジョンである「竜神の道」に出現。
トラップとして待ち構えているほか、ときどき集団で襲ってくるので要注意。
行動はⅦと同じだが、攻撃力が高くなっている。

にも登場。
体力がⅦの時とほぼ同じになり、攻撃力がさらに凶悪化。
痛恨の一撃をまともに食らうと一瞬で体力が消し飛ぶ。

しかし、完全に2回行動しなくなったうえ、ザラキがザキになっている。


◆亜種モンスター

  • トラップボックス
Ⅷで初登場。
箱の中から骸骨のような魔物が出ており、両手に鋭利な刃物(牙?)が付いた半分に分かれたフタを持っている。

剣士像の洞窟の最深部に潜んでおり、宝を手にするにふさわしいか見極めるために試練として戦うことになる。
痛恨の一撃やヒャダルコで攻撃するほか、メダパニやラリホーで状態異常を狙う。

本人曰く、美しくないものは口に入れないらしいが、骸骨の方の口なのか宝箱の中のことを言っているのかは定かではない。

  • キングミミック
上記のトラップボックスの色違い。
元々は邪教の信徒達のただの宝箱で暗黒神の邪気をまとい、モンスターに生まれ変わったという。

痛恨の一撃を頻繁に繰り出すほか、ベホマラーで体力を回復し、メダパニでこちらを混乱させる。

  • あくまのつぼ
Ⅴで初登場。
ひとくいばこの壺バージョンと言ったような敵。
ラリホーマ、ザキ、マホキテといった嫌らしい呪文を使い、痛恨も出す。

Ⅵでは異常なほど守備力が高くなっている他、攻撃を頻繁にかわす。

Ⅶではヒャド、ギラを唱え、とびかかる攻撃を行う。
出現率は非常に低いが、野生として出現することもある。

上位種にツボックがいる。

  • あくまの書
Ⅶに登場。
本棚を調べると襲って来る、言わばひとくいばこの本バージョン。
ザキを使ってくる。

上位種にエビルバイブルあんこくきょうてん(リメイク版のみ)がいる。

  • しにがみのタル
Ⅶリメイク版に登場する。
ついに登場した樽バージョンひとくいばこ。
だが樽に化けているわけではなく、普通にエンカウントで登場する。
ラリホー、メラミ等を唱え、痛恨の一撃を繰り出す。

  • たんすミミック
Ⅹに登場した、ひとくいばこのタンスバージョン。
だが、タンスに化けず、フィールドをうろついている。
不思議な踊りを踊り、痛恨の一撃を繰り出す。

上位種にパンドラチェストがいる。



追記・修正はピラミッドで宝箱を開けてからお願いします。

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