G-3ガンダム

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G-3ガンダム - (2020/09/23 (水) 20:57:07) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/04/01 Sun 11:00:26
更新日:2024/04/07 Sun 22:51:06
所要時間:約 5 分で読めます




企画「MSV」、小説版「機動戦士ガンダム」などに登場する機体。


型式番号:RX-78-3
頭頂高:18.0m
本体重量:47.2t
パイロット:アムロ・レイ(小説版)、ジョルジョ・ミゲル、他

ガンダムの試作3号機で、ファーストロット系に属する。
サイド7にてジオンの襲撃を受けて小破してしまい、そのままホワイトベースに積まれ予備パーツとされていた。
オデッサ作戦後(ルナツーへの接触時期とも)に連邦軍に引き渡されてルナツーに移送され、マグネットコーティングの実験機となった。
これがあったからこそ、アムロの機体にもマグネットコーティングを施すことが出来たため、無くてはならない存在だったと言えよう。

ちなみにこの機体は当初プロトタイプガンダム、あるいはガンダム2号機と同じ規格だったようだが、
マグネットコーティングの実験機となる際に一部パーツや教育型コンピュータ等が最新式のものに換装されたらしい。
なお、アムロの機体にも後に同様の処理がされた。


その後、この機体は修復されたブランリヴァルに積まれてア・バオア・クー戦に投入されることが決定したが、
着いた瞬間被弾したジム2機と救助ランチの着艦時の事故で破損してしまった。
戦後、修復されてGアーマーとして出撃したらしい。

勘の良い方ならもうお気づきだろう。この時、着艦してきたジムはジャック・ザ・ハロウィン隊の物、
つまり「ガンダム・ザ・ライド」で私達を守るため奮戦した機体だったのである。なので、G-3の出番は奪われたものの一概には責められない。
G-3は犠牲になったのだ……。


漫画「若き彗星の肖像」にも登場。
時系列的に、ブランリヴァルではなくホワイトベースⅡの艦載機となっている。
ナナイ・ミゲルの兄で、連邦軍に潜入しているジオンのパイロットであるジョルジョ・ミゲルが搭乗し、スパイと悟られないためにシャア・アズナブル達と交戦している。
その後、カムジの高機動型ザクがマシンガン一発で行動不能にしてしまった。

一方、漫画「Gの影忍」では輸送中にジオン側の忍者集団の襲撃を受け強奪されてしまう。
機体は主君であるデギン・ソド・ザビに献上されるが、忍者の1人ヒュウガがこの機体そのものを欲したため褒美として下賜される。
しかしザビ家の誰かに売りつける算段でいた仲間の忍者と仲間割れを起こし、ヒュウガは忍者は全員倒せたものの、敵機と誤認されてジオン正規軍の砲撃を受け、致命傷を負う。
そして機体はヒュウガの弟リョウガの手に渡り、MS忍者”G”として宇宙世紀の歴史の陰に駆けることとなった。

なお、本機は元々小説版「機動戦士ガンダム」で登場した機体。
「G3」というのもコールナンバーで、形式番号ではない。ガンキャノンを「C-108」「C-109」と呼んだのと同じである。
こちらでは、もともとテスト用の予備機であったものを、予備パーツやジムのパーツで修復した機体。
その後、アムロが当初乗っていた二号機をテキサスコロニーで喪失したため、代替として配属されたのである。
(ちなみに「ジムのパーツ」といっても、部品の洗練具合で言えば「新型」なだけ落ち着いているらしい。
 ただし一部で言われるような「小説版のジムはガンダムより高性能な『正しい量産機』」などという評価は作中どこにもない
 むしろ「ジムはガンダムよりひどい出来」「新造のジムなどとは基礎が違うんだ」などといわれている。
 また本編の方でも後半になるとガンダムより性能が高いジムは普通に存在している。ジム・スナイパーⅡとか)。

受領後、アムロはこれに乗って戦い、マグネットコーティングを含めた圧倒的な機動力でビグ・ザムを瞬殺するなど、驚異的なスペックを発揮する。
しかし最後はシャアとの和解を母船に伝えようとした瞬間、ルロイ・ギリアムが乗るリック・ドムに撃墜され戦死してしまった。
上記の件と言い、G-3に乗って戦うと良くないことでもあるのだろうか。



[バリエーション機]

フルアーマーガンダム(タイプB)
型番:FA-78-1B

「MSV-R」に登場。
単機で中規模以上の艦隊を相手にするため考案された機体であり、素体にはG-3ガンダムが使用されている。
また、ビームライフルも3連装になった他、背中にミサイルランチャーが追加されるなどさらに重装化した。
ビームサーベルは左腕の強化装甲に収容されている。

詳しい詳細は項目を参照



[ ガンプラ ]
古くからガノタに知られてきた機体ながら旧作では発売されていない。
塗装が当たり前の時代だったので、欲しいなら自分で作れや!な世界だったのだろう。

ようやくMGでガンダムのリカラーとして発売。後にVer.2.0でも同様に発売された。なお、この時に色が灰色と薄紫に変更されている。
HGUCではシャア専用リック・ドムとのセット、Ver.30thでは限定販売がなされた。



[ゲームでの活躍]

  • Gジェネ
ガンダムの開発先の一つがこれ。
基本性能は優秀で、さらにマグネットコーティングもあるので序盤あたりにお世話になった人は多いはず。

最も強いのは多分「魂」の時で、マグネットコーティングが強い上に武装も使い易いため、本家より強かった。
以降はガンダムに武装が追加されたのとマグネットコーティングの効果が変わったのもあって弱体化したが、使い易さは変わっていない。
「OW」ではジャべリンを頂戴したので再び差がなくなった。


プロトタイプガンダムのハンマー投げと並ぶ連邦軍陸上投擲部員。槍投げ部員。
ビームジャベリンを敵機に向かって投げつけるという荒々しいSPAを持つ。
だがこのジャベリン、そら恐ろしいほどの命中率を誇る。
MEPEを発動したF91、ALICEを発動したSガンダムすらも捉えるそのSPAはプレイヤーを驚愕させた。
投擲スピードもかなりのもので、障害物も貫通し、マップの反対側まで一瞬で到達するため、ほとんど回避は不可能
おまけに威力も最強レベルと、まさに 必 殺 技

障害物越しに発動すると 暗 殺 技 となる

性能もバランスが取れており、使いやすいが改造限界値はそこまで高くない。
しかし魔改造前の基本スペックが高めなので余り気にならない。
機体と命中だけ強化してグリプス戦役に引っ張り出しても何も問題ない。

ただ流石に第一次ネオ・ジオン抗争以降になるとガードを使う敵が増え、
オールレンジ攻撃持ちやらバ火力機体が普通になるので生き抜くのは厳しい。


コスト280の射撃型
REV.1では近距離戦型で当初は隠し機体であった。

射撃武器
ビームライフルA・B

Aは一発よろけ、Bは一発ダウンでロック距離が若干Aより短い
威力は大差ないが、最大射程はBの方が若干高い


サブ
ハイパーバズーカ・頭部バルカン砲

格闘
ビームサーベル

運動性は良く素早く移動出来るが、ロック範囲が狭く、また旋回速度も速いためか敵機を捉える事が難しい。
またブースト消費量も通常の25%から40%となっている非常に上級者向けの機体となっている。

反面、ロック範囲の狭さが偏差撃ちに向いているため、そういった点を活かした立ち回りがしやすい


  • ギレンの野望シリーズ
おそらくシミュレーション系ガンダムゲームでは、一番本機が輝くシリーズ。

一年戦争時の超高性能機で、適性の関係で(パイロット搭乗前提だが)大海原の覇者。
一年戦争までしかない作品は勿論、第二部以降がある作品でも、テラーズ紛争やグリプス戦役の中盤位まで現役で、その後は水中戦要員として使っていける

また、PSP系のシリーズからできるようになった改造で、プロトタイプガンダムから一気に本機になれるのもポイント。

開発レベルが進んでいるプレイヤーなら、ジオン本土上陸作戦時の最新鋭機はアレックスだが数が揃えられないので必然的に生産性が勝るこちらに軍配があがる。


シリーズ黎明期から2000年代中期くらいまでちょくちょく登場。
隠し機体で手に入る場合は本当にガンダムにマグネットコーティングしただけなのか?と思うほど強い。
『IMPACT』では条件次第で敵が繰り出した機体を鹵獲し運用することが可能で、上手く使えば中々の強機体として活躍可能。
おまけに旧世代機が改造で暴れ回る『IMPACT』においてすら微妙スペックのガンダムよりもG-3ガンダムが先に手に入るのだからガンダムとしては本当にたまったものではない。ハイパーハンマーの射程とか理不尽さすら感じる




追記、修正お願いします。

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