ULTRAMAN(映画)

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ULTRAMAN(映画) - (2015/12/10 (木) 01:22:07) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/02/25(木) 01:30:35
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#center(){&font(#808080){コイツを倒す事…}
&font(#808080){それが俺の、}
&font(#808080){ラストミッションなんだ!}}





2004年に松竹で公開されたウルトラシリーズ劇場版。

初代『[[ウルトラマン]]』[[第1話>ウルトラ作戦第一号(ウルトラシリーズ)]]のリメイクであり、『[[ウルトラマンネクサス>ウルトラマンネクサス]]』の過去にあたる作品となっている。

主題歌はTMGの「NEVER GOOD-BYE」
 


【ストーリー】

愛する息子のために退官を決意した空自パイロット・真木舜一はスクランブル発進後、謎の赤い発光体と空中衝突する。
薄れゆく意識の中で彼が見たものは、銀色の巨人だった!

奇跡の生還を果たした真木は、防衛庁の対バイオテロ研究機関・BCSTによって身柄を拘束され、凶悪なビースト「ザ・ワン」と遭遇する。
BCSTの新兵器などものともせず、殺戮を続ける「ザ・ワン」。
これまでかと思われたその時、真木の身体がまばゆい光に包まれ、銀色の巨人へと変身した!

戦いの先にあるものは、果たして光か闇か…。
今、伝説の英雄(ヒーロー)が再び大空を舞う!!!
 


【登場人物】

・真木舜一
航空自衛隊のパイロット。
赤い発光体と衝突し、ネクストと融合。
妻と病気を抱えた息子を持つ、家族思いな男。

・水原沙羅
特務機関の女性。
ネクストと融合した真木の監視を命じられている。
有働の恋人。
後に『ネクサス』本編にも本作の登場人物で唯一登場する。

・倉島剛
真木と同じく航空自衛隊員。
真木とは親友の間柄であり、ザ・ワンとのラストバトルではネクストを援護した。
 


【登場キャラクター】

・[[ウルトラマン・ザ・ネクスト]]
ザ・ワンを追って現れた巨人。
真木と融合し、彼の体を借りてザ・ワンと戦う。しかし最後まで融合せず、弱体化状態の不完全体であり、姿も動きも弱々しさが目立つ。が、やっぱりかっこいい

・[[ザ・ワン>ザ・ワン(ULTRAMAN)]]
[[スペースビースト]]と呼ばれる怪物。
作中唯一の怪獣にしてラスボス。
海上自衛官の有働貴文の体を乗っ取り、地球に潜伏。
ウルトラマン第1話に登場した怪獣ベムラーのリメイクだが、様々な生物を取り込んでパワーアップしもはや別物となる。

ラストで倒されたザ・ワンの破片は、別のスペースビーストとなって発生。
『ネクサス』ではこれらのビーストが再びザ・ワンに回帰するために合体し、最強のビースト・[[イズマエル]]となった。
 




本作のCGに板野一郎が参加しており、[[板野サーカス]]を披露。
ネクストとザ・ワンが繰り広げる空中戦は最大の見所であり、もはや特撮と言うよりCGアニメーション。

また、音楽にB'zの松本孝弘が参加。
本作のテーマソングである「Theme from ULTRAMAN」等を手掛けている。

円谷の制作陣、プロのクリエーター達、自衛隊が一丸となって作り上げ、意欲的な作品に仕上がった。





…が


今までのウルトラとかなり異なる空気を持つ今作に対し、松竹の広報が「この路線では売れない」と難色を示し宣伝を怠ったため、興行は爆死(元々松竹は「いい映画は映画館でやっているだけで客が入る、わざわざ宣伝する必要はない」とあまり宣伝に力を入れない体質もあるが、コスモスの出演者逮捕騒動以降はウルトラ映画を警戒している傾向がある。)。

DVDの売り上げは好調だったものの、ネクサスが子供の支持を受けられなかった件も重なって、企画されていた続編『ULTRAMAN2 requiem』は中止に(板野一郎も「松竹で作るな」と釘を刺された、とアニメスタイルのトークイベントで発言している)。

また舞台となるはずだった神戸は、次回作『[[ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟]]』で舞台となった。
 
因みに『ネクサス』本編では、ネクストとザ・ワンの戦いは世界規模の記憶抹消によって、ほとんどの人間が忘れている事になっており、一連の事件も『新宿大災害』という形に隠蔽されている。

余談であるが、今作の同名の漫画作品があるが、内容はウルトラマンを題材としている以外全くの別物であるので注意されたし。
ザ☆ウルトラマンみたいなものだと思えばOK。


追記、修正は空へ消えた銀色の流星の友達を思いながらお願いします。

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- >松竹は毎回ウルトラ映画のPRに本腰を入れない傾向がある 松竹はウルトラ映画に限らず、基本的にはどの映画のPRにも本腰入れない会社だよ。『いい映画はそこにあるだけで客が入る』と思っているくらいだし。  -- 名無しさん  (2013-08-20 23:27:06)
- 映画が娯楽の帝王だった時代ならいざしらず、多様化した今でその考えは時代錯誤もいいところだな。  -- 名無しさん  (2013-08-20 23:31:39)
- ノアがまともに喋った唯一の物語だよな  -- 名無しさん  (2013-09-07 10:04:06)
- 同年公開のゴジラファイナルウォーズが「興収10億か・・・まぁ怪獣冬の時代だからなぁ・・・」って言われてた影で興行収入1億5千万という大爆死を飾っていた悲劇の作品。まぁウルトラマン映画は基本的に興収10億行くことはないんだけどそれにしたって赤字の額が半端ない。  -- 名無しさん  (2013-11-30 11:05:54)
- 仮面ライダーとウルトラマンなぜ差が付いたのか  -- 名無しさん  (2013-11-30 11:09:48)
- ↑向こうは儲けようと頑張ってるからなぁ。そういう意味では円谷プロ力の入れどこがいろいろとまずいわけだけど  -- 名無しさん  (2013-11-30 11:12:44)
- ↑↑スケジュールや資金管理出来る人の有無…かな  -- 名無しさん  (2014-01-30 23:24:36)
- ↑円谷氏の影響が悪い面に出たと言えば出たか平成三部作は  -- 名無しさん  (2014-01-30 23:25:48)
- ↑4 やっぱ一番のネックは予算だね。等身大と巨大じゃどんなに工夫しても後者のが金かかるし。  -- 名無しさん  (2014-01-30 23:45:14)
- 「ウルトラマンは飛べる」という基本を、ここまで重視して扱った作品は無かったよな  -- 名無しさん  (2014-02-04 22:55:33)
- ↑方向性は違うが、コスモスもそうだぞ  -- 名無しさん  (2014-02-04 23:37:31)
- 漫画版では家族を人質にされたり、人体実験されたり、事故装ってウルトラマンを理由つけて殺そうとしたりとネクサスを意識してた  -- 名無しさん  (2014-02-23 09:12:41)
- もし「ULTRAMAN2 requiem」が製作されていたら、真木がどんな役回りで出たのか気になる。  -- 名無しさん  (2014-05-09 11:21:40)
- ↑主役は成長した息子の継夢くんで、孤門からノアの力を受け継ぐみたいな妄想が止まらん。  -- 名無しさん  (2014-09-27 16:56:58)
- デュナミストって基本人生に行き詰ってる人ばっかりだから世襲ウルトラマンみたいな展開はないと思うけどなあwもしなったらなったで継夢くんが幸せになってない証明になるしw  -- 名無しさん  (2014-09-27 18:07:57)
- 空中戦のクオリティが半端ない。10年前の映画ってことが信じられないくらいのクオリティ。脚本も役者の演技もハイクオリティだし、広報にさえ力を入れてればウルトラシリーズ屈指のヒット作になってたかも。  -- 名無しさん  (2014-12-21 15:38:53)
- ウルトラマン版仮面ライダーシン  -- 名無しさん  (2014-12-21 18:18:01)
- ↑↑↑そう考えると孤門自体異例のデュナミストなんだよな。彼もリコ関連とかトラウマはあるとはいえ、それを乗り越えてデュナミスト達と絆を紡いできたからこそ五番目になったわけだし  -- 名無しさん  (2015-04-18 20:33:17)
- 最後のアナウンサーの台詞にガツンとやられて泣いてしまったのは俺だけじゃないはず  -- 名無しさん  (2015-07-16 20:50:16)
- ULTRAMAN2、今でも待ってる  -- 名無し  (2015-08-03 17:46:45)
- ↑もしやってたら、真木が姫矢とどのように出会って、どんな経緯で姫矢を次のデュナミストに選択したのかをやる予定だったんだろうな  -- 名無しさん  (2015-11-04 21:11:18)
- ぼちぼち知名度の上でヒーローズのULTRAMANに抜かれそう…  -- 名無しさん  (2015-11-12 14:59:50)
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