ESP Ra.De.

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ESP Ra.De. - (2019/12/08 (日) 22:27:04) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/06/02(火) 01:46:05
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ESP Ra.De (エスプレイド)


西暦2018年東京…

著しい湾岸都市計画によって海を埋め立てられ、東京湾に「鳳凰区、台場区、湾上区」というウォーターフロントが造り出され、人の生活の場を広げていた。
だが時代の裏側では「ESP者」と呼ばれる超能力者による犯罪が多発、それに対抗する手段も無く、人々は見えない恐怖に怯えていた。

そんな中「夜叉-YAKSA-」というESP者を束ねる犯罪組織が動き出し、経済・政界にまで潜り込んでいたためその力は世界を動かす程にまで発展していた。

夜叉は対抗組織の防止且つ自規模拡大の為に大捜査網を敷き、ESP者がPK使用時に出すDRIVE波を探知するレーダーで次々と組織のしもべを増やしていった。

あまりの危険に見かねた阪神国際警察は署内に対ESP犯罪機関JUDGEを設立、対応に乗り出した。
一方夜叉は自衛隊を支配下に置き「湾岸自衛隊」と称して首都圏を守らせたのであった。

帝都は城塞と化していたが、そこで生活する人々は何のことはなく何も知らずに普通の生活を送っていたのである。
 
そんな東京の鳳凰高校に通う主人公・相模祐介は幼い頃からESP者として覚醒していたものの、生まれ持った能力による苦い経験で能力を一切使わないと心に決めていたため、偶然にも夜叉の捜査網に触れず生活を続けていた。

そんなある日、クラスメイトの一人がいじめの被害をきっかけにいきなりESP者として覚醒してしまう。

何も知らずPKを使い続ける覚醒者「近江覚」。
その元にDRIVE波を探知した夜叉のスカウトマンが現れ、覚を連れ去ってしまう。

祐介は、幼い頃の経験から10年以上封印していた能力を解き放ち、夜叉に対し戦いを挑んだ。

予想だにしていなかった自分の能力の凄まじさ、夜叉とJUDGEの激しい戦いを目のあたりにし、祐介は重大かつ深刻な状況を思い知らされる事になる…




アトラスが1998年に販売した縦画面縦スクロール[[シューティングゲーム]]
ゲーム開発はケイブ

全5ステージ・1周エンド 
隠し要素として2・3ステージの選択がある
1ステージのみ各キャラクター対応のものからスタート

8方向レバーでプレイヤーの操作

Aボタン連打でショットを放つが、押し続けにより低速移動が出来る。
Bボタンで各キャラクター固有のパワーショットを全弾発射(15発)
基板設定で単発に切り替えることもできるがあまり意味がない。
パワーショットを当て、爆風が消えないうちに通常ショットで破壊するとその後の破壊対象の得点に倍率を掛けることができ、倍率は[[ケツイ 〜絆地獄たち〜]]のように一定時間保たれる。
ショットとの同時発射は祐介のみ

Cボタンはガードバリア
押している間バリアを展開、展開した時間と吸収した弾の量によりバリア後のアタックの威力が変化する


【アイテム】

・Pアイテム
特定の敵を倒すか、ガードバリアで弾消しすると出現
一定数取得でパワーアップする
最大まで強化すると以後、円アイテムに変化する
また被弾した際に大きなPアイテムが出現、一つ取得だけでパワーアップする

・円アイテム
Pアイテムがフルパワーに達すると出現
倍率掛けに成功すると現れる。
倍率に応じて落下速度と出現数が変わる
 
・Eアイテム
ガードバリア回復アイテム
円アイテム取得数の臨界時、バリアゲージが減少していると円アイテムがゼロになるまでEアイテムが出現し続ける

・ライフアップ
エクステンドできる
4面の列車最後部にありバリア発生中は取得できない



【プレイヤーキャラ】
・相模祐介
17歳の高校生で、鳳凰高校のバレー部に所属している。
7歳の時ESP者として覚醒、その後間もなく両親を亡くすが死因は不明。
叔父夫婦に引き取られ鳳凰区に住む。
超能力を絶対に使ってはいけない、と叔父から強く言われていて、自分でもこんな力に頼った生き方はしたくないと思っているため、10年間超能力を使わず夜叉のESP者捜索レーダーにかかる事なく生活していた。
正義感は強いが、それをはっきり示すことに照れを感じ、なかなか実行に移れない自分に不満を持っている。
狭い範囲に高威力のショットを撃つ。
パワーショットを同時に撃つことができ、レバーに応じて90度近く曲げることが可能
 
・JB-5th
14歳の少年で、ロシア政府が夜叉壊滅のために密入国させたESP兵器。
適任者としてESP者養成組織に連れられた時から幼少時の記憶を消され、冷血な殺人兵器としての洗脳を受けた。
コードネームは「ブラックピーターパン」
5方向に広がるショットと前面集中攻撃のパワーショットを持つ。

・美作いろり
11歳の少女で「JUDGE」の戦闘員。
出産時の難産で生命の危機を感じ、母体を破壊して生まれた。その後JUDGEの元で保護され、父親とは別居。
JUDGEの手で特別なあつかいで育てられたためか、まわりの人間に迷惑をかけまいと元気に明るく振る舞う自分と、特殊な能力を身に付けてしまい、成長するにつれて強大になってゆく力の恐怖に悩まされる自分とが複雑に絡み合い、感情が高ぶった時に理性が抑えられなくなったもう一人の自分が現れる、二重人格者となってしまった。
ストレートな通常ショットと少し曲がるパワーショットを持つ
 


【攻略と稼ぎ】

パワーショットを当ててから通常ショットで敵を倒す「倍率掛け」が非常に重要な稼ぎ要素であり、最大の16倍を狙って敵を倒し続けること
中型機など硬めの敵にパワーショットを近接で当て、ショットを撃ち込むと狙いやすい。

ボスも部位破壊が出来るものや、形態が変わる者もあるため区切りを16倍で打つと高得点。
もちろんミスをしないことも重要である。

また、「端当て(または散らし当て)」と呼ばれるパワーショットの威力が弱い部分(特に最初の一発目)のみを当てひらすらの撃ち込み点を稼ぐ所謂炙り稼ぎもあるのだが、問題点はかなりの時間を有する事であり上手い人は稼ぎの為にひたすらボスパーツや硬い敵にパワーショットを撃ち込んで長時間プレイせざる得ない事になる。
その稼ぎの性質故に散らし当て稼ぎはかなりの不評要素であったが、[[バトルガレッガ]]同様にM2移植では「パワーショットは複数の敵に当たる事で撃ち込み点が入る」ように修正されている。


【ステージ】
・鳳凰高校
祐介の舞台
夜叉のスカウトマンにさらわれた近江覚を助け出すために祐介は夜叉に戦いを挑む。
敵の配置がコンボで狙いやすい配置に並んでいる。

BOSS.近江覚(CV.井上淳哉)

どこにでもいそうな、目立たない高校生。
周囲に流されやすく自我を出さないその性格が都合の良い便利屋として利用される原因にもなっている。
主人公の一人、祐介のクラスメイトであるが、互いの中にどこか共通している部分があると感じているものの接点があるわけではなく仲もそれほど良くはない。
イヴの日の終業式後、悪友達からの陰湿な嫌がらせと暴力に遇い、
いきなりESP者として覚醒してしまい、夜叉のスカウトマン達に連れ去られる。
しかし、今までの鬱積していた感情を吐き出すかのごとくPKを使い無差別攻撃を繰り返す覚醒者「近江覚」には、もはや善悪の判断さえもつかず級友の祐介によって葬り去られるのであった。
自らの肉体を鎧化した覚醒後の彼の姿はグロテスクであり悲痛感すら覚える。
ちなみに中の人が描いている漫画「おとぎ参り」でも運命は変わらなかった。

・ショッピングモール
夜叉幹部の演説中に暗殺をしかけるJB-5thのスタートステージ
全体的に敵が多く稼げるが無理をすると被弾しやすい。

BOSS.装甲車両・IZUNA


・ベイエリア
夜叉のミサイル攻撃から市民を守るいろりのスタートステージ
弾幕を張りながら動きまわるいやらしいが敵が存在するため画面をよく見るとよい

BOSS.ペラボーイ

 
・WANGAN RAPID LINE
地下鉄の線路での戦い
全体的に難易度が上がる
バリアの抱え落ちを無くし、ライフアップを取れればクリアに近づく

BOSS.機動装甲兵器・プレアデス


・夜叉本部
夜叉本部に到達
地下鉄よりも激しい攻撃が待ち受ける

BOSS.五行覚師


・夜叉本部内
断末魔に畏怖感を漂わせるアリスクローンが大量に出現
バリアを使えば円アイテム補充と突破が楽になる
ベランダから外に出、雪が舞う夜空の東京上空へ

BOSS.無敵の軍神アレス

ガラ夫人の操る石像の頭部
いかにもケイブらしい弾幕を張りまくる

BOSS.ガラ婦人
アレスを倒すとついに夜叉総帥との戦い
全5形態で第2形態からは羽根(通称・ガラウィング)を生やし、最終形態では扇状にばら撒く紫と、自機狙いの青い二種類の張り手弾幕で攻撃してくる(さらにガードバリアを放った際、全速力で画面外に逃げてガードバリアのダメージを軽減(逃げると言っても多少は当たっているので)その後自機狙いの張り手弾幕を放ちながら戻ってくる)。




【余談】
稼動から数十年経ったエスプレイドだが、遂に家庭用移植が決定!2019年12月19日発売。勿論移植は毎度お馴染みM2
そして例によってただの移植ではなく、上記の散らし当て等の修正やM2伝統のガジェット、そしてなんと各キャラに声の付いた「ARCADE PLUS」モードやM2版ケツイであった絆のカケラモードのようなやり込み要素「いろりの部屋」等相変わらずの豪華仕様である。
さらに、新キャラクターでアリスクローンのオリジナルである「小野亜莉水」が追加モードにて自機、そしてシークレットボスとして参戦する。
現状では不明だが、恐らくM2伝統の裏モードも……?







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- 祝移植確定、まさかTwitterのトレンドワードに乗るとは思わなかった  -- 名無しさん  (2018-11-19 09:51:39)
- M2STGによる移植なら、間違いはなさそうだね。このゲーム唯一の難点は、散らし稼ぎがつまらん事…w  -- 名無しさん  (2018-11-19 10:32:06)
- ↑師匠、不勉強で申し訳ない。散らし稼ぎとはなんぞや?  -- 名無しさん  (2018-11-19 14:35:06)
- ↑パワーショットを固い敵(通常はボス)にHITさせると、撃ち込み点がカリカリと回ります。で、パワーショットが何発重なってボスにHITしていても、撃ち込み点の加算ペースは一定です。結果、左右にレバーを振って1~2発のパワーショットをボスに途切れずボスに重ね続け、ストップウォッチを見ながらボス自爆寸前まで撃ち込み点を稼ぎ続けるという地獄の点稼ぎがあるんですわ…w  -- 名無しさん  (2018-11-19 18:13:24)
- 今日までのロケテ版では各キャラに虫姫さま程の感じだがボイスが付いたようで…  -- 名無しさん  (2019-08-20 23:38:32)
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